tag:blogger.com,1999:blog-36671949480839335922024-02-19T11:41:50.632+09:00AOM Visa Consulting Blogオーストラリア&ニュージーランドビザ サポート&コンサルティング
エキスパートとしてオーストラリアやニュージーランドにまつわるビザ情報とビジネス活動記をきままにつづっていますaomvisahttp://www.blogger.com/profile/11738123622218658137noreply@blogger.comBlogger242125tag:blogger.com,1999:blog-3667194948083933592.post-34368621580735171992015-12-17T16:29:00.001+09:002015-12-17T16:30:22.200+09:002015年を振り返って 早いもので、2015年もあと残り少なくなりました。皆様にとってはどのような1年でありましたでしょうか。今年は、何よりも、オセアニアのビジネスの話題は非常に活気ある1年であったのではないかと感じています。 特にオーストラリアについては1月15日のEPA発効から始まり、日本郵便によるTOLL社買収をはじめとして、数々の大型案件のM&A、ニュージーランドにおいても、伊藤ハムがANZCO (ニュージーランド食肉協会のような企業)の60%の株式取得、など、日本からの投資が活発化しました。また、10月5日にはようやくTPPの大筋合意となり、オーストラリア&ニュージーランド両国にとっては大きなステップとなりました。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjaVabfIJjRJ91sQdz6B5PvYVjw1_SJcW8_UN_HcNI1qtDu4R1CF34NPWxT8Nd6U2g0viUcdBJiSesGVo_ds7y8qn5XccQL3gy6ENNfjiytWhPJ0R-yoEtU8Ghqgo4SJyik1Z0fWRlRYXc/s1600/NH1.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="212" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjaVabfIJjRJ91sQdz6B5PvYVjw1_SJcW8_UN_HcNI1qtDu4R1CF34NPWxT8Nd6U2g0viUcdBJiSesGVo_ds7y8qn5XccQL3gy6ENNfjiytWhPJ0R-yoEtU8Ghqgo4SJyik1Z0fWRlRYXc/s320/NH1.jpg" width="320" /></a></div>
また、航空の面でも、8月にはカンタス航空がブリスベン線を就航、12月には全日空が16年ぶりのシドニー就航ということで、アクセスのよい羽田からのオセアニア路線もますます拡大することとなりました。観光やビジネスにおいて、航空路線のアクセスの良さは致命的であり、今回のこの進出はオーストラリアのみならず、ニュージーランドも歓迎していると感じています。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgE86W1VckHF-ThNwksM2lgjdKGNWhAa5Tm4fxkLcumJo-SvRPqyPMBFdHc5NHUFk1PFOCMrG630kNn_DbKJh-_LXRL_Hu-geX3lYE-dHFHHeu-PYp3NBG3KUlKz1n68w6Gr39OYHn7bEY/s1600/goromaru.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="200" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgE86W1VckHF-ThNwksM2lgjdKGNWhAa5Tm4fxkLcumJo-SvRPqyPMBFdHc5NHUFk1PFOCMrG630kNn_DbKJh-_LXRL_Hu-geX3lYE-dHFHHeu-PYp3NBG3KUlKz1n68w6Gr39OYHn7bEY/s200/goromaru.jpg" width="132" /></a></div>
そして、9月―11月はラグビーワールドカップに燃えた年でもありました。 目覚ましい日本選手の活躍に国民によるラグビーへの関心は高まり、そして、決勝戦はオーストラリア&ニュージーランド、というカードになり、南半球の存在感が非常に大きかったゲームとなりました。<br />
これから、五郎丸選手もオーストラリア レッズにてプレーすることがきまり、我々オーストラリアビジネスに関わる立場の人たちも、この決断を歓迎し、かつ、より多くの皆さんにラグビー、そしてオーストラリアやニュージーランドへ関心を持っていただきたい、と思うところです<br />
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年々、様々なイベントや出来事を振り返ってみますが、今年はこの数年にないくらい、オセアニアが注目された年であり、かつ、来年からさらに活性化にむけて、始動し始めた気がします。<br />
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半面、北半球では、フランスのテロ事件をはじめとして、多くのテロが世界各国で勃発し、本当に安全に普通の生活を過ごせる場所も限られてきているのではないか、とも感じるところでした。<br />
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南半球に位置するオーストラリア・ニュージーランドは若干北半球の情勢の流れとは異なる点もあり、企業をはじめとして、今後、リスクマネジメントをふまえての進出や選択はあると感じています。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgwmekC77HjK3LHCe2gSPIUFzkUq8W-2hWbMJjFyD1tIy2y_1VE6_j8ee1zKymYkjfjoFxn6aJrYEMoM3ES48ey5-kEBpdfvD_9YUBw4aURzgOK81mxBFkVVBEmfSN855mmUAe7wYjadpQ/s1600/nz+new+flag.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="112" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgwmekC77HjK3LHCe2gSPIUFzkUq8W-2hWbMJjFyD1tIy2y_1VE6_j8ee1zKymYkjfjoFxn6aJrYEMoM3ES48ey5-kEBpdfvD_9YUBw4aURzgOK81mxBFkVVBEmfSN855mmUAe7wYjadpQ/s200/nz+new+flag.jpg" width="200" /></a></div>
この年の瀬に話題になっていたのは、ニュージーランドの国旗について、ついに1つのデザインに絞られたようで、来年3月に現国旗との国民投票が実施されるようです。国としてのアイデンティティを問われる大きな選択になるかと思いますが、この話題にも注目が集まりました。<br />
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弊社AOMとしての1年は、季節やビジネスの流れに準じて、今年も大変多くの新しい出会いがありました。以上に述べた政治や外交の流れは確実にオセアニアと日本の関係がますます親密化されてくる要因になるかと思いますが。、弊社としてはぜひ、日本側からそれらのネットワークや橋渡しができるような存在にこれからも微力ながらなれたらと思う次第です。<br />
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人が動くことによる「ビザ」のニーズに応じて、サポートしているのが弊社のメインビジネスではありますが、これには本当に多くの出会いや人生があり、時にビジネスを作り上げたり、仲間を紹介したり、、、移住する方はこれからの新しい生活に不安もある中、様々なサポートをご紹介したり、、、と幅広い活動になってきているこの頃です<br />
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まだまだこれからチャレンジできる機会は多くあると感じていますので、ぜひまた新しい出会いを楽しみに来年を迎えたいと思います。<br />
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今年も大変多くの皆様にご支援いただきまして、ありがとうございました。<br />
皆様もどうぞ素敵なクリスマス&そしてお正月をお迎えくださいませ<br />
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<br />aomvisahttp://www.blogger.com/profile/11738123622218658137noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667194948083933592.post-70629978483374952652015-04-10T12:30:00.003+09:002015-04-13T23:51:32.760+09:00法務省へのパブリックコメントを提出 ~ 富裕層誘致への長期観光ビザ施行について~桜の季節はあっというまに東京では終わってしまいましたが、例年にないくらい、外国人観光客の存在を感じたこのごろでした。2月の春節もテレビのニュースになるほど、いよいよ日本は本格的な「観光立国」への戦略を開始したというのを肌で実感するところです。<br />
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どこの国も同じかと思いますが、入国への「ビザ」がキーでもあり、このプロセスの緩和により、より多くの方を誘致しやすくなるのは現実です。 日本も段階的にマレーシア、タイ、インドネシアなどなど、東南アジアを中心にすすめてきた政策は明らかに観光客増加に貢献しており、かつ、これらの国の人々にもより日本が近い国になったと思います。<br />
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これから2020年のオリンピックをみすえて、急ピッチで日本政府は様々な外国人に対する誘致および、おもてなしの国づくり、そして、裏方ともいえる外国人就労などなど、入国管理(ビザ)の面で、改正が大幅に必要となることが予測されます。<br />
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これらを反映して、省庁からのパブリックコメントの募集も最近大変活発になってきたと感じています。 もともと日本は「移民国家」ではないがゆえ、その入国管理の枠組みも「一時滞在」を基礎とし、かつ、移民誘致をするようなポリシーにできていない為、その考え方については移民国家の政策を参考にしていくことが有益と感じています。 少なくとも滞在することに対し、期間のみならず、その人に付与されるBenefitなども考慮している点は移民国家の大きな特徴といえます。<br />
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<a href="http://www.immigration-law.jp/" target="_blank"><b>イミグレーションロー実務研究会</b></a>を通じて、日本の入国管理法をよりよい国にしていくために、時代に合うような法律への提言を目的に海外の移民法を学ぶという非常に真摯な行政書士の皆様に多く出会い、長く外国移民法に触れている私の立場としては少しでも、オーストラリアやニュージーランドで実践している状況やそのインパクトなど、将来の日本にも十分参考になるような点が多々あるため、良い点をぜひ日本に取り入れていけるような提案ができればと切に願います。<br />
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そんな中、<a href="http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=300130083&Mode=0" target="_blank"><b>法務省からパブリックコメントの募集がありました。</b></a><br />
今回は「観光立国」をめざすべく、富裕層を対象として1年間(長期)の観光ビザの新設を検討するにあたっての意見募集となり、以下のような方に1年間の観光ビザを認可するという提案です。<br />
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対象となる申請者の要件は</div>
・18歳以上であること<br />
・短期滞在の際に査証免除となっている国籍<br />
・預貯金が3000万円以上<br />
・医療保険の加入をすること<br />
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大いにオセアニアの実践を活用できる点が多いと思い、さっそく実務経験から主に以下の意見を提出させていただきました。<br />
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1.申請の目的や期間、ビザ期限について<br />
審査は「目的」や「期間」によって審査されるべきであり、その内容によってビザ期限も決定するのが望ましいと考える。(3か月か1年か、ということではなく・・・)<br />
「観光ビザ」「投資ビザ」「退職者ビザ」の区別をつくるべき<br />
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2.資産3000万円以上について<br />
このビザは「観光促進」であり「投資家ビザ」ではないため、この線引きを明確にすべき。かつ、観光目的のために3000万円という金額は不要と感じ、もっと多くの方に「観光」を「歓迎」するような要件でなければ実際このビザを利用することは困難<br />
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3.国籍限定について<br />
パイロットとして、はじめに免除国からスタートするのは賛成だが、このビザは「観光」誘致目的のため、広範囲の国籍に奨励することがのぞましい<br />
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4.保険加入について<br />
基本日本の入管法ではこれら、健康診断や保険に関する要件が今まで存在しなかったという認識であるが、この点は非常に重要なポイントと感じる。ただし、観光目的であり、保険なしでもサポートできるような一定資産を確認できればあれば、高齢者に限ってこれらを義務付けたりしてもよいかと感じる。オーストラリアは高齢者(75歳以上)の渡航に際し、これらの要件が必要となる<br />
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5.外国人の滞在施設について<br />
これはビザとは異なるが、すでに政府の提案にも記載があるものの、日本の宿泊施設として「気軽に利用できるキッチン付のレジデンス」がほとんど存在しないことが致命的。海外の長期滞在はこれらの施設ありきの点が現実であるため、高級レジデンスタイプのみならず、欧米にあるようなモーテルなどを参考にこれらの施設建設などは急務と感じる。<br />
<br />
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何よりも大きな証明として、オーストラリア・ニュージーランドは先鋭的な「観光立国」であり、様々な政策面において、観光誘致ということを長年にわたり実践してきていることが重要なポイントです。<br />
日本のこの意見募集の背景は「観光促進」をさらに(長期滞在できるだけの資産をもつ)富裕層に広げたい、ということですが、、「投資誘致」ではなく、「観光誘致」という目的をまず、念頭におくのであれば、もっとマスの方を「歓迎」できる内容ではないと、意味がないというのが第一印象でした。 比較的入管法は「資産要件」や「給与水準」を提示することによって、要件をつくることが多いと感じていますが、このビザの目的が「観光」である、ということを理解したうえで、ぜひ他国の移民法も参考にしてほしい次第です。<br />
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まだまだ日本はこれらビザの緩和そして、様々なとりくみからもっと観光立国になれるポテンシャルは十分あると思います。<br />
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<br />aomvisahttp://www.blogger.com/profile/11738123622218658137noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667194948083933592.post-1008333498919627332015-04-09T20:58:00.002+09:002015-04-13T23:53:28.933+09:00ボッティチェリとルネサンス展 Money and Beauty<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjAtrNoB7TQaZUqTK9QEmC8tGU05Sg3nTLMBTzdO6n2SvFU6KgYy42hwBnd9rQGipln1m64yHY5lf0YHTHSlqEWlGvIuQvPWmwcfKI4efo5L4HPCVpbUFRgV-209IKG1_nZx5OVsyc_WFM/s1600/art4.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjAtrNoB7TQaZUqTK9QEmC8tGU05Sg3nTLMBTzdO6n2SvFU6KgYy42hwBnd9rQGipln1m64yHY5lf0YHTHSlqEWlGvIuQvPWmwcfKI4efo5L4HPCVpbUFRgV-209IKG1_nZx5OVsyc_WFM/s1600/art4.jpg" height="200" width="195" /></a></div>
4月にはいり、少し落ち着いてきたこの頃、大変久しぶりに美術展に仕事の合間をぬって出かけてきました。先日テレビでも特集していましたが、Bunkamuraで<a href="http://botticelli2015.jp/index.html" target="_blank"><b>「ボッティチェリとルネサンス展」</b></a>が先月下旬から開始されて、とても楽しみにしていた展覧会でした。<br />
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学生時代に、授業で美術史として触れたのが始めでしたが、私にとって、美術史上最も好きな時代であり、またその奥深さ、そして何よりも図像学の追及などに大変凝った学生時代でした。中世~ルネサンスへの過渡期は歴史的背景ならず、人間らしさが開花した時代でもあり、絵の中に描かれる人間たちはその筋肉の鼓動まで伝わってくるかのように、リアルさは絵画を超える躍動感としてその時代を映し出しているかのような衝撃でした。<br />
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音楽を勉強する身として、キリスト教思想の多大なる影響、教会から政治へ、そしてそれらをとりまく権力者たちの芸術への関心や貢献などヨーロッパの歴史は、壮大であり、あらゆる面からの理解や解釈を学ぶことは非常にエキサイティングだった記憶があります。 <br />
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今回の展覧会のテーマには「Money and Beauty」という視点も非常に興味深い点でした。メディチ家の台頭=労力を使うことで富を得るのではなく、Moneyという今までにはない手法で莫大な財産を築いた事から、その財を「正当化」するためにも教会(宗教)や芸術への投資を積極的に実施したことで、ルネサンス文化を加速化させた点は、後世への遺産ともいえることと感じます。<br />
そんな時代の中にも、本来つつましく生きる教会の信義にならう生き方から贅沢な風潮を否定的とし、贅沢禁止令をもうけたり、、、しかし、罰金?を支払うことで、その豪華な身なりや行動も正当化したり、と時代の中で、あふれる富の中で、いかに自身たちが忠実に生きているか。。。という点をあらゆる手法で示した時代でもあったようです。<br />
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その渦中に生きたボッティチェリの絵画はメディチ家の繁栄とともにどの絵も非常に透き通った、崇高な仕上がりで、多様な聖書物語を描いており、きっとどんな方でも心が落ち着くような感情を抱くのではないかと思います。基本、これらのパトロンや教皇、権力者からの依頼により多くの絵をしあげているわけですが、絶頂の時代に生きた芸術家として、人間の欲をもっとも身近に感じて生きた人でもあったのではないかと思います。人は富を得ると様々な面においてその欲の矛先が変わるものであり、それを良しとするか悪とするか、ある意味紙一重なのかもしれません。<br />
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フィレンツェに訪問したのはもうかれこれ学生時代までさかのぼるため、、、だいぶ昔ですが、ヨーロッパももうだいぶ長い間訪問しておらず、芸術からだいぶ遠くなっている危機感も感じるこの頃です。やはりヨーロッパの歴史の深さは時にまた没頭して勉強したいと思うところです。<br />
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これらのルネサンス絵画を多く目にふれる機会も最近全くなかったため、シンプルに心洗われた気もしました。<br />
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そういえば、来月からは<a href="http://www.expo2015.jp/" target="_blank"><b>「ミラノ万博」</b></a>がイタリアで開催となります。今回は日本の食を大々的にPRするようです。<br />
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イタリア芸術や文化はやはり自身の中で最も落ち着くため、ふらりと久々にイタリアに訪問したくなりました。。。<br />
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<br />aomvisahttp://www.blogger.com/profile/11738123622218658137noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667194948083933592.post-70097370640552963442015-02-21T10:25:00.003+09:002015-02-21T10:28:07.076+09:00イギリス移民法 -就労から投資家ビザについてのイミケンセミナー2015年になり、初めての<a href="http://www.immigration-law.jp/seminar/24gvf-eng/" target="_blank"><b>イミケンセミナー</b></a>が開催されました。昨年のIBA Conference で来日していたGross & Co Solicitors <a href="http://gross.co.uk/japenese-dept/profile-naomi-ogo/" target="_blank"><b>イギリス弁護士の大胡なおみ先生</b></a>をお迎えして、現在のイギリス移民法による就労ビザから投資家ビザまで、おもにビジネス活動をする方についてのビザセミナーをご講演いただきました。<br />
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オーストラリアはもちろんイギリス連邦の1つの国として、様々な点で、類似している制度は多く、また、かつてイギリスビザについてはほとんど勉強したことがなかったため、楽しみに参加いたしました。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhb1Kv8Y7NyB4N5zRYBNS0s1VqZyXXN5I66kjzWyR0U98e6RIi9R4jdj3YBmrxKVqWJetI4iGQi6Lg3W6E2mzTms5aOgrRTDGGIoNandkIQniCeIoI7cEjdqkxnz-sedLyqw4ovsmjUrjY/s1600/IMGP1081.JPG" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhb1Kv8Y7NyB4N5zRYBNS0s1VqZyXXN5I66kjzWyR0U98e6RIi9R4jdj3YBmrxKVqWJetI4iGQi6Lg3W6E2mzTms5aOgrRTDGGIoNandkIQniCeIoI7cEjdqkxnz-sedLyqw4ovsmjUrjY/s1600/IMGP1081.JPG" height="180" width="320" /></a></div>
ご存じ、現在はイギリスもEUの1か国としての存在はあるものの、唯一自国通貨をつらぬいている国でもあり、その立ち位置というのは常に微妙なものでもあります。また、もともと移民国家ではない、というところから発展した移民法については、オーストラリアや、ニュージーランド、そしてアメリカなど移民国家とはその背景も異なるという点は大きな違いかと思います。<br />
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そもそもいまのEUは? ・・・といところから今回は、大胡先生がとてもわかりやすく解説してくださいました。ギリシャ問題もまだまだ続きそうな昨今、このEUという一見とても理想的な経済共同体ではあるものの、経済的優位にある国々にとっては、後退している国々の面倒をみている、、、といういびつな構図になりつつある今、イギリスやドイツ、そしてフランスなどもふくめて、国民感情というのは非常に微妙なもののようです。 特に次々とEU加盟国が増え、ルーマニアやブルガリアなど、東欧圏の国々も入ってきている今、これらの人の移動が激しく経済国家に流れるのは明らかな状況であり、それらの中で、移民に対する反感や複雑な心境になる国民感情も理解できる気がします。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgmM32pel9NfDQ-CICD6_N7xY30hgtgx9d0y0m7rjeIikNTN1c-gtJzuwWliaz6jGxmPSbqA4g0mJ2ErP-AteeLtqEtq5wnXEEaAxbDY7zI4mdFuyL0PSyYmeRJ2NuN7KfDs-Hl6-12kLo/s1600/IMGP1082.JPG" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgmM32pel9NfDQ-CICD6_N7xY30hgtgx9d0y0m7rjeIikNTN1c-gtJzuwWliaz6jGxmPSbqA4g0mJ2ErP-AteeLtqEtq5wnXEEaAxbDY7zI4mdFuyL0PSyYmeRJ2NuN7KfDs-Hl6-12kLo/s1600/IMGP1082.JPG" height="180" width="320" /></a></div>
イギリスの制度で驚いたのはやはり昔から言われていますが「ゆりかごから墓場まで」といういわゆる社会保障の制度です。 医療費などは無料でほぼまかなうことができ、保険ということもほとんどの国民が考えていない? という状況のようですが、、、それだけ、もちろん国の財政は裏返せば破たん状態になっている・・・しかし、崇高な理念のもとに始めたが故、だれもこの改革に手を伸ばすことが難しい・・・・らしいです。 もちろんEU,,といっても社会保障制度が個々に異なる国を比較し、かつ「英語」が共通言語ということをふまえたら、イギリスに集中的に移民が集まるのも無理はない、、、しかし、印象として、永住権保持者に対する精査があまりない、ということで、社会保障制度も垂れ流し状況・・・というのがおおまかな印象でした。<br />
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ビザの制度については、就労ビザ、そして投資家ビザ、起業家ビザそれぞれの要件はあるものの、非常にオーストラリア、そして起業家ビザはニュージーランドの制度に近いと感じました。<br />
ポンドの強さもあり、資産要件もオセアニアよりはるかに高い状況ですが、それでも、流れはとても似ており、結局のところ、どの国も「富裕層」には門戸を開き、かつ経済効果を移民が生むことにより、潤滑にしたい、という目的には近いと思いました。<br />
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就労ビザについてはどうやらオーストラリアの制度をだいぶ参考にしているようです。イギリスにも職業リストがある、というのは初めてしりましたが、事細かに定義づけしているオーストラリア&ニュージーランドの制度を導入することで、比較しやすく、かつ定義からかけ離れていないか?という点で審査はもちろんしやすいのではないかと思います。<br />
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ただ、シェフなど技能職を海外から受け入れるのはほぼ無理のようで、、、この点はまだオセアニアは寛大と感じています。<br />
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投資家ビザについては、やはりどの国もそうですが、圧倒的に中国、そして近隣ということもあり、最近はロシアが多いこと、また、伝統的に中東からも多い、ということでした。。。日本人にとっては地理的な遠さは申請を検討する大きな要因かもしれません。<br />
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なんとなく、理解していたEUの現状とイギリスのおかれている立場、そして、現在のビザ制度など、包括的に知ることができ、非常に有意義なセミナーでした。<br />
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イギリスの社会保障制度はオセアニアにも反映させているとは思いますが、ニュージーランドのほうがこの傾向をいまだ継続している印象で、外国人にもやさしい社会保障制度がいくつか存在します。 オーストラリアは年々、社会保障、特に医療に対するBenefitは移民に対して、とても厳格になってきており、永住保持者でなければはっきりとその差を提示している点は、ドライと感じています。<br />
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非常に興味深いセミナーで、その後のいつもいくイタリアンも相変わらずとてもおいしい夜でした。<br />
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<br />aomvisahttp://www.blogger.com/profile/11738123622218658137noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667194948083933592.post-91605068366615399832015-02-18T14:06:00.000+09:002015-02-18T14:11:55.080+09:00ついに日本郵便も海外進出 ⇒ オーストラリアへ<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjgjmoMNCsS_S9X8ARGxHexm_G3Ua_hCC4AxdgKsFe9e3G6gLNmR8bEijfOvSPlWqvMQbVPyNZfQHWSHzh0k2ylM8kujBEPZasrS72uP9Aa_gTe4dXFC0wK2veIVFT-Qg04IzDysOYE1cc/s1600/20150217-00000091-reut-000-view.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjgjmoMNCsS_S9X8ARGxHexm_G3Ua_hCC4AxdgKsFe9e3G6gLNmR8bEijfOvSPlWqvMQbVPyNZfQHWSHzh0k2ylM8kujBEPZasrS72uP9Aa_gTe4dXFC0wK2veIVFT-Qg04IzDysOYE1cc/s1600/20150217-00000091-reut-000-view.jpg" /></a></div>
朝から大きなニュースが話題となりました。日本郵便も昔なら考えらなれなかったような構図に現在なってきているという印象で<b>、<a href="http://www.japanpost.jp/pressrelease/jpn/2015/20150218031705.html" target="_blank">今回オーストラリアの物流大手Tollを買収することが決まった</a></b>ようです。1月に日豪EPAが発効し、さっそくというわけではないですが、大きな案件としては非常に注目度の高いニュースと感じています。<br />
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何よりも、この「日本の物流」会社がオーストラリアへ進出することを喜びたい気持ちです。 <br />
日本は住んでいると感じないですが、世界的にみても、この物流システムの素晴らしさは海外からくる外国人には感激的であり、依頼した日時にしっかり届く、など、ニッポン人にとって普通のサービスが実は海外ではなかなか実現できなのは現実である。<br />
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEivqiRH7Dv3eL71Y6tiXJnc6c-FsDaDBJim7o6aTWtsXz_vDN1dxIYNNDvXuT0uplp8PATqM_pRdSovC6LAP_u-Rg2nJ0IpDGMwBf6RNsHJqR2BUS6K64ebyPdRuFtg9vEqSJkWWjM7i_U/s1600/toll_04.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEivqiRH7Dv3eL71Y6tiXJnc6c-FsDaDBJim7o6aTWtsXz_vDN1dxIYNNDvXuT0uplp8PATqM_pRdSovC6LAP_u-Rg2nJ0IpDGMwBf6RNsHJqR2BUS6K64ebyPdRuFtg9vEqSJkWWjM7i_U/s1600/toll_04.jpg" height="177" width="320" /></a></div>
そうはいっても、今回の最大の目的は、どちらかといえば、日本郵便がいまだできていない海外戦略をさらにアジアパシフィックへ強化すべく、この販路をもっているオーストラリアToll社が非常に魅力的だった…と思うのですが、 先進国の中でも、まだまだオセアニアはかなり「物流」は大きな課題と感じています。 <br />
<br />
現に、まだアマゾンも進出していない、、ということもそれを象徴している気がしています。<br />
<br />
宅配事業がオーストラリア進出するのもいつか可能性があるかも。。。?と本当に期待したいところですが、広い国土において、オペレーションしていく難しさはまだまだこれから、という印象でもあります。<br />
<br />
まずは、日本⇒オーストラリア、そしてアジアパシフィックへ、、、、とこの日本郵便の野望をじっくりと拝察したいところです。 <br />
<br />
ますます日本郵便が進出すれば、これにあわせて、様々な日本企業も物流観点からのイメージもよくなり、進出を検討する可能性もあるかも・・・と期待しています。<br />
<br />
<br />aomvisahttp://www.blogger.com/profile/11738123622218658137noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667194948083933592.post-76351884457191767852015-02-16T19:49:00.002+09:002015-02-16T19:55:25.270+09:00海外移住特集・・・今年は余波?<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi9zlBLDmigLRaWunWARGKFtAWRNiR4xJPEiTDypdkHwymFY1Zhg4y1mQVEsifkm25Xnu6v-l2niLOumeMejF40EMk-5LyElzkB6lpqzjbNQLUW8Z5_kyEJUfmrp3StniRCphzAEYT1rVs/s1600/02131013_54dd4fb2f3a69.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi9zlBLDmigLRaWunWARGKFtAWRNiR4xJPEiTDypdkHwymFY1Zhg4y1mQVEsifkm25Xnu6v-l2niLOumeMejF40EMk-5LyElzkB6lpqzjbNQLUW8Z5_kyEJUfmrp3StniRCphzAEYT1rVs/s1600/02131013_54dd4fb2f3a69.jpg" /></a></div>
JRの駅でふとキヨスクをみかけるとひときわ目立つ表紙が・・・「海外移住&資産運用」 と、今回の東洋経済の特集で、さっそく本屋にて購入してみました。<br />
<br />
この数年、いや、数か月といってもよいでしょうか、新聞でも日本がようやく「海外移住」というようなことをキーワードとして、掲載するようになったと常々感じるこの頃です。<br />
メディアを通じて、消費者は初めてふれる情報も多いかと思います。 定期的に、東洋経済や週間ダイヤモンド社などはこれらのトピックスを特集してきていると感じていますが、実際、やはりこれらのニーズが日本国内でも増えてきたことが実情ととらえています。<br />
<br />
前線でクライアントをサポートしている弊社としてもメディアの方がどのように各国をとらえて、そして分析しているのは非常に興味深い点でもあります。 これまでもいくつかこういった雑誌を見てきていますが、今回は比較的、以前よりもまして、オーストラリアやニュージーランド、つまりオセアニアの情報がしっかりと掲載されていたことが大きな印象でした。 オーストラリアの歴史を言えば、2001年ころまでは、いわゆるシニア層の「ロングステイ」が大ブーム、プラス、これに相応する「退職者ビザ」の要件が比較的低かったこともあり、特に、商社マンや海外駐在員を多く経験したリタイア層には大変な人気で、 東京の大使館でもこの退職者ビザは非常に人気でした。<br />
<br />
しかし、これに変わる「投資退職者ビザ」に移行した以降は、やはり一般のサラリーマンからの年金者にはかなりハードル高い要件となり、ここから大きな波がマレーシアやタイへ、、、と東南アジアへの波が始まったといえます。<br />
<br />
これらの「ロングステイ」や「シニア層」といわれる層とはまったく異なる 「超富裕層」の海外移住プランというのはこの数年の大きな波であることも事実であり、ここでは、どんな優先順位で国を選択するか?というのは大きな課題でもあります。 <br />
<br />
最近の傾向として、国選びのポイントは主に以下があげられます。 <br />
<br />
・高度な教育を提供している国か?<br />
・安全か?<br />
・住みやすいか?<br />
・そして税制など・・・・<br />
<br />
意外と、現地にいって体感するのは「気候」や「ライフスタイル」も実は重要な観点でもあります。<br />
ビザの要件のみでアジア方面に移住したあとに、帰国する方も多い、という話もよく聞く状況の中で、長期的に生活できる国か?そして、社会に溶け込み、特にお子さんたちが、のびのびと生きていける場所か? など、あらゆる観点からぜひ選択してほしいと思うところです。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgs_AoesBcuNucPZLC1fRs2VBD8nAeTXpUuDFNU6dIGO04BksgvzqTUpOSk0ndHtObCpSllZyTEqbMAS2xX-tLzt1JOFTzKSpInaHqA-OycR6FqK7mhhhcp1sgDu0ZJN-Z8GQRkGUyDBGY/s1600/7053e1e53de26ec330c0cd97cdcf6f25-269x300.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgs_AoesBcuNucPZLC1fRs2VBD8nAeTXpUuDFNU6dIGO04BksgvzqTUpOSk0ndHtObCpSllZyTEqbMAS2xX-tLzt1JOFTzKSpInaHqA-OycR6FqK7mhhhcp1sgDu0ZJN-Z8GQRkGUyDBGY/s1600/7053e1e53de26ec330c0cd97cdcf6f25-269x300.jpg" height="200" width="178" /></a></div>
また、最近、タレントの小島慶子さんは非常に<a href="http://nabasia.co.jp/jp/journal/jp/" target="_blank"><b>積極的にパースでの移住生活を実体験からご紹介</b></a>してくださっている点は個人的にはとても嬉しく感じています。オーストラリアも比較的、シドニーやゴールドコースト、という東海岸が注目されがちですが、もともとパースで育ったとも聞いていますが、自然豊かな国で生活し、そして何よりもお子様の教育のことを重視して選択した、という面も今後、オーストラリアを検討するファミリーにとっては説得力のある話ではないかと思います。<br />
<br />
<br />
弊社もこれまで多くの投資家の皆様をオーストラリア&ニュージーランドへサポートしてきていますが、こうしたメディアをきっかけに、少しでも情報提供役としてもお手伝いできることがあれば、と思う次第です。<br />
<br />
オーストラリアやニュージーランドに移り住む家族や駐在員、そして、学生などなど、大変多くの方たちを見てきていますが、皆さん本当に安心して、そして豊かなライフスタイルの中、生活をエンジョイされている姿を拝見している私にとって、やはりそれが最高の証明なのではないか、と思います。<br />
<br />
3月、4月とニュージーランド&オーストラリア投資家ビザセミナーなど開催も予定していますので、ご関心ある方はお問い合わせいただければと思います。<br />
<br />aomvisahttp://www.blogger.com/profile/11738123622218658137noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667194948083933592.post-81646737114505734612015-01-16T02:03:00.001+09:002015-01-16T02:24:49.597+09:00日豪EPA ついに発効 ・・・ 今後のゆくえ<div style="background-color: white; color: #333333; font-family: 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Pゴシック', sans-serif; line-height: 25.6000003814697px; margin-bottom: 0.8em; padding: 0px;">
<div class="separator" style="clear: both; font-size: 16px; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgzjOB8rDL9tvOpqsGGXC0LYfUGW8qjvGLX_iURmMx_F1EOPgtIZ9otHz5SUSq6A0a3EhQiWlpfs9MV8iqDuFW8wB2pV-qGZdRRWQYnJOnGSvBXQSkl5NXXblHPakI8mdcGLODuLF6gQRs/s1600/KIMG0029.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgzjOB8rDL9tvOpqsGGXC0LYfUGW8qjvGLX_iURmMx_F1EOPgtIZ9otHz5SUSq6A0a3EhQiWlpfs9MV8iqDuFW8wB2pV-qGZdRRWQYnJOnGSvBXQSkl5NXXblHPakI8mdcGLODuLF6gQRs/s1600/KIMG0029.jpg" height="180" width="320" /></a></div>
<span style="line-height: 25.6000003814697px;">今日は日豪関係にとって非常に感慨深い1日となりました。2007年から始まったこの交渉がいよいよ発効となり、これからは牛肉をはじめとして多くの面で関税引き下げ、また投資促進目的に制度緩和が見込まれることになります。</span></div>
<div style="background-color: white; color: #333333; font-family: 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Pゴシック', sans-serif; line-height: 25.6000003814697px; margin-bottom: 0.8em; padding: 0px;">
消費者にとっては生活の上での食品をはじめとしたオーストラリアからの輸入品、そして自動車分野の日本からの輸出など両国にとって、強い分野をさらに促進できる効果が大いに期待されることになります。</div>
<div style="background-color: white; color: #333333; font-family: 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Pゴシック', sans-serif; line-height: 25.6000003814697px; margin-bottom: 0.8em; padding: 0px;">
まだまだ一般的には比較的「観光」のイメージが強いオーストラリアですが、ビジネス面における広範囲の業界は目をみはるものがあり、今後、アジアパシフィックにおける欧米文化をもつ国として、存在感はますます高まると期待しています。</div>
<div style="background-color: white; color: #333333; font-family: 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Pゴシック', sans-serif; line-height: 25.6000003814697px; margin-bottom: 0.8em; padding: 0px;">
日本・オーストラリアのこれまでの歴史をみても、現在の安倍首相とアボット首相の関係は非常に緊密であり、昨年からの積極的な交渉および訪問の成果がまさに今年から実践される、という印象です。</div>
<div style="background-color: white; color: #333333; font-family: 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Pゴシック', sans-serif; line-height: 25.6000003814697px; margin-bottom: 0.8em; padding: 0px;">
日経新聞の中で、一番興味をもったのは<span style="line-height: 25.6000003814697px;">「投資規制の緩和で日本企業は豪州でのM&Aが容易になる」という点であり、</span><span style="line-height: 25.6000003814697px;">EPAの発効後は、日本企業による投資は10億7800万豪ドル(約1020億円)まで豪当局による審査が原則、不要となり、これまでの2億4800万豪ドル超の投資は当局の許可が必要であった事を考慮すれば、相当な緩和政策になり、日本企業もオーストラリアを投資先と検討する大きな要因となることが想定されます。 </span></div>
<div style="background-color: white; color: #333333; font-family: 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Pゴシック', sans-serif; line-height: 25.6000003814697px; margin-bottom: 0.8em; padding: 0px;">
日本からの企業進出の際に、人の移動の部分においてはこれまでも弊社は多くの企業の駐在員(就労ビザ 457)をサポートしてまいりましたが、今後、日豪EPAによって、さらに、多くの日本企業にもオーストラリアという投資環境をしっていただき、よりよいビジネスを日豪連携で、作り上げていくお手伝いを微力ながらさせていただければ幸いです。</div>
<div style="background-color: white; color: #333333; font-family: 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Pゴシック', sans-serif; line-height: 25.6000003814697px; margin-bottom: 0.8em; padding: 0px;">
大使館の多くの方がこれまでの間、このEPA交渉については本当に長い道のりであり、かつ、忍耐強く進めてきたことを認識している私としては、今日は本当に嬉しい日でした。</div>
<div style="background-color: white; color: #333333; font-family: 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Pゴシック', sans-serif; line-height: 25.6000003814697px; margin-bottom: 0.8em; padding: 0px;">
夜には大使館で、商工会議所の新年会をかねてこの日豪EPAを多くの方と祝福し、さらなる新しいチャレンジへの大きなモチベーションとなりました。 カンタス航空もブリスベン就航を決定し、航空路線の増加はビジネス活性化には重要なインフラとなると感じています。</div>
<div style="background-color: white; color: #333333; font-family: 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Pゴシック', sans-serif; line-height: 25.6000003814697px; margin-bottom: 0.8em; padding: 0px;">
今年は、この日豪EPAによる法人企業のビジネス活性化、そしてを個人投資家ビザに対するオーストラリア政府貿易促進庁の関与も顕著な変化となり、ある意味日本からオーストラリアへの投資がより一層積極的になることが期待され、どちらもビザが非常に重要なポイントになります。 EPAによる日豪政策として移民法の改正もじきに検討され、緩和方向になると予測しています。</div>
<div style="background-color: white; color: #333333; font-family: 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Pゴシック', sans-serif; line-height: 25.6000003814697px; margin-bottom: 0.8em; padding: 0px;">
そのような背景から、弊社の役割も単に実務をするのみならず、ビジネスのしやすい環境をサポートしたり、投資家の皆様に対するサービスなど包括的な面において、日本ベースでface to face によるサポートを実践していければと思います。 </div>
<div style="background-color: white; color: #333333; font-family: 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Pゴシック', sans-serif; line-height: 25.6000003814697px; margin-bottom: 0.8em; padding: 0px;">
また、この日豪EPAをきっかけにおとなりのニュージーランドもあわせてTPPについては今後ぜひよい方向に進むことを強く願います。 <span style="line-height: 25.6000003814697px;">これからの展開を楽しみにしたいと思います。</span></div>
aomvisahttp://www.blogger.com/profile/11738123622218658137noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667194948083933592.post-25070110105346123432014-12-18T20:33:00.000+09:002014-12-18T21:03:26.961+09:002014年をふりかえって・・・今年も大変お世話になりました<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgusd6_26qwCK607naA2P-ifDf9kv0mA93ZM-fxpGyyLzWKtBIpxq-sdxEm8EzLNTesIRoAXb6nKEoF-fLwPPuz6IURR8fGF72rmCxHFXYmFr1P5gP7ikB3aWMxczG-jN-j99eGeoQhejU/s1600/christmas-tree-wallpaper1024x768.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><br /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
今年もあと残すところわずかとなりました。 年々ブログ更新のスピードがスローになってしまっているのは反省すべき点です。 そして、ますます時が早く経過しているような気もしています。<br />
<br />
毎年この時期になると、今年の流れ、、と思い返してみますが、少し記述してみたいと思います。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgusd6_26qwCK607naA2P-ifDf9kv0mA93ZM-fxpGyyLzWKtBIpxq-sdxEm8EzLNTesIRoAXb6nKEoF-fLwPPuz6IURR8fGF72rmCxHFXYmFr1P5gP7ikB3aWMxczG-jN-j99eGeoQhejU/s1600/christmas-tree-wallpaper1024x768.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgusd6_26qwCK607naA2P-ifDf9kv0mA93ZM-fxpGyyLzWKtBIpxq-sdxEm8EzLNTesIRoAXb6nKEoF-fLwPPuz6IURR8fGF72rmCxHFXYmFr1P5gP7ikB3aWMxczG-jN-j99eGeoQhejU/s1600/christmas-tree-wallpaper1024x768.jpg" height="240" width="320" /></a></div>
<span style="background-color: white;"><span style="color: blue;"><br /></span></span>
<b style="background-color: white;"><span style="color: blue;">1.ニュージーランド政府主催投資家ビザセミナー 開催</span></b><br />
<br />
2014年からの大きな動きとして、ニュージーランド政府が初めて、本格的に日本マーケットにおいて投資家ビザセミナーを開始したことがあげられます。 弊社も2月の初セミナーにてサポートさせていただきました。日本においてニュージーランド移民局が正式にこれらのイベントに参加するのは初めてのことであり、新しい展開という意味では大きな年だったと思います。<br />
<br />
一般的にもニュージーランドビザというものが徐々に浸透し始めた年なのではないかと思います。<br />
ニュージーランド大使館側も、ウェブサイトの更新や情報提供が以前よりもずっと活発になりました。<br />
<br />
<b><span style="color: blue;">2.シドニーにてJETRO/JCCI 主催によるビザセミナー開催</span></b><br />
<br />
弊社としては初めてオーストラリアシドニーにおいて、 <a href="http://aomvisa.blogspot.jp/2014_03_01_archive.html" target="_blank"><b>3月にセミナー講演の機会を頂戴し、</b></a>1月に刊行したJETRO オーストラリア就労ビザガイドブックに関する セミナー講師として登壇させていただきました。JETROさんいわく、定期的にセミナーイベントはシドニーにて日系企業向けに開催されているようですが、このビザセミナーは大変な盛況ぶりで、かつ、多くの新しい発見もあったようで、非常にpositive feedback を頂けた点においては、弊社としても有難い次第でした。<br />
<br />
シドニー現地パートナーである、ジェイコブワイリーも日本語で全ての講演を担当し、情報内容としては今まで日系企業が利用していないビザクラス含めて、皆さんの関心度はとても高いものでした。少しでも、日系企業によるオーストラリア投資進出が促進されることを祈ります。<br />
<br />
<b><span style="color: blue;">3.オーストラリア大使館 主催によるセミナーにて登壇</span></b><br />
<br />
セミナーの話ばかりになってしまいますが、グローバル人材育成をみすえて、マーケティング事務所と連携し、日本の大学の皆様むけに <a href="http://aom-visa.com/2014/04/5-14-ghc/" target="_blank"><b>インターンシップの活用や効果などについて、講演</b></a>させていただきました。 これから、日本の大学は非常にこれらのプログラムを検討する上で、重要な時期にきています。実践した大学の学生さんの体験談をふまえての報告は、大学スタッフの皆さんに非常に大きな説得性を感じさせた内容となりました。<br />
<br />
あらためて、グローバル人材育成の場=アジアパシフィックの中のオーストラリアとして、存在感を実感した機会でした。<br />
<br />
<b><span style="color: blue;">4.オーストラリア クィーンズランド州政府 主催 投資家ビザセミナー</span></b><br />
<b><span style="color: blue;"><br /></span></b>
ニュージーランドと同様、オーストラリアも2012年からの投資家ビザクラスにおいて、セミナー活動が活発化した年でもありました。 本国から初めて州政府 移民審査官トップも来日し、講演を数日実施しました。 日本の市場におけるこれらの需要に伴い、 オーストラリア・ニュージーランド両政府ともに、誘致活動を積極的にしてきた年といえます。<br />
<br />
弊社も様々な場面で、州政府と連携し、クライアントサポートに従事しました。<br />
<br />
<b><span style="color: blue;">5.多くのクライアントさんとの出会い</span></b><br />
<br />
年々、弊社のクライアント層も幅広くなり、特に投資家関係の方や起業して進出しようとする方など、バイタリティーある方たちとの出会いは非常に刺激的でした。 各国において、それぞれの夢にむかって行動している姿はとてもさわやかで、「ビザ」という結果のみならず、今後のビジネス活動が非常に楽しみです。 <br />
<br />
<b><span style="color: blue;">6.ビジネス側のチームや仲間たち & JNZBCに参加</span></b><br />
<br />
オーストラリア・ニュージーランド共に徐々に共にサポートするビジネス側のよき仲間も多くなりました。弊社のビジネスは1社のみでは完結できないことが多く、弁護士や会計士、そして銀行や不動産会社など、多くの方との連携が必須です。これらのスムーズな連携が年々確立してきていることを実感しています。<br />
<br />
また、今年は初めて、日本・ニュージーランド経済委員会(JNZBC)に参加させていただき、あらためて、日本&ニュージーランドビジネスに関わる多くの方に出会う事ができ、非常に有益な機会でした。ニュージーランドも1年半ぶりの訪問でしたが、クライストチャーチの地震現場など、2011年以来初めて訪問し、様々な現状を目の当たりにしたこと、そして、ビジネス側はそういう状況であっても、チームNZとしての連帯感も実感しました。 やはり現場に時々訪問するのはとても重要である、ということを実感した次第です。<br />
<br />
<b><span style="color: blue;">7.事務所の移転</span></b><br />
<br />
虎ノ門地域開発の為、<b><a href="http://aom-visa.com/contact/access/" target="_blank">11月1日に事務所移転をしました</a>。</b> 弊社にとっては、オーストラリアクィーンズランド州政府事務所と同じビルになったことはビジネスをさらに促進できる環境となり、とても<br />
恵まれた環境となりました。 身近にいるビジネス仲間と共に、さらにオーストラリア&ニュージーランドビジネス促進を可能とする環境になったことは弊社にとって有難い次第です。 <br />
<br />
ビザ、という視点のみならず、今後の展開としては、その先にあるビジネスプランや、弊社の強みである現地におけるビジネスネットワークなどの構築含めて、皆さまのよりよいサポートができるようになれば、と思う次第です。<br />
<b><span style="color: blue;"><br /></span></b>
<b><span style="color: blue;">8.オーストラリア&ニュージーランドと日本</span></b><br />
<br />
最後に全般として、今年は特にオセアニアにとって非常に大きな転換期だったと思います。4月にアボット首相が来日し、FTA/EPA交渉がぐっと進み、そして、ついに牛肉の関税交渉など、過去の長期間交渉をふまえてもオーストラリア政府の悲願だったことに大きな前進をしました。 また、安全保障についてもより緊密に進むことになり、 現状今までで、もっとも特にオーストラリアとは近い関係になったと思います。 また、安倍首相による両国訪問も大きなニュースでした。<br />
<br />
年末になり、ついにカンタスがオーストラリア便を増便することが決定し、これから、この政策の結果、ますますビジネス循環が活発化することが期待され、この増便もビジネス側にとってまさに待ち望んでいたことが実現・・というところです。 来年からいよいよ、、やっと・・・というところでしょうか。 <br />
<br />
~~~~~~~~~~~~~<br />
<br />
毎年少しずつではありますが、、前進している気がします…。 最近は何に充実感を感じるのか、と思うと、やはり、弊社によるビザサポート完了、 という点のみならず、プランニングしているビジネスが実現することや、そのゴールにむかって、チームですすめていく過程が一番エキサイティングなのかもしれません。 それぞれの人生模様を感じつつ、時に共有して、という時間が楽しく感じるときもあります。<br />
<br />
来年はもう少し、ビジネスブレーンの方で、微力ながら、サポートできる機会を増やすことができれば幸いです。 そしてさらなる多くの出会いを楽しみにしたいと思います。<br />
<br />
<br />
今年も大変お世話になりまして、ありがとうございました。<br />
どうぞ皆様もよいクリスマス&お正月をお迎えくださいませ。 <br />
<br />aomvisahttp://www.blogger.com/profile/11738123622218658137noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667194948083933592.post-68460020883701780012014-09-29T08:32:00.002+09:002014-09-29T08:54:07.997+09:00富裕層による旅先ランキングでニュージーランドが1位!<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjt-OXJeQ4Vqkn-Z27JflxTC0YsPcEQywBjfcsHLFZ6X1bii6Ajr5qsvV0HI9rpUdRVy2TkQzpbpSBfqpqjCDDn-2XlWhxzFWSbLP0VZ1j7XE9MbYHxhruDA0Gqtm2QBthowQSiYYMTYR0/s1600/slide-1-matakauri-lodge.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjt-OXJeQ4Vqkn-Z27JflxTC0YsPcEQywBjfcsHLFZ6X1bii6Ajr5qsvV0HI9rpUdRVy2TkQzpbpSBfqpqjCDDn-2XlWhxzFWSbLP0VZ1j7XE9MbYHxhruDA0Gqtm2QBthowQSiYYMTYR0/s1600/slide-1-matakauri-lodge.jpg" height="112" width="320" /></a></div>
これから南半球は一番よい半年を迎えることになり、最も活気のある時期です。先月、アメリカの富裕層向け旅行会社Virtuoso による恒例の旅先としての人気ランキングが発表され、なんと<a href="http://www.tourismnewzealand.com/sector-marketing/premium/marketing-activity/2014/09/nz-number-one-on-us-luxury-travel-agency-hot-list/" target="_blank"><strong>ニュージーランドが堂々1位となりました</strong></a><strong>。</strong>最近ニュージーランドはアメリカ人にとって人気上昇中、、、ときいていましたが、この伸びも前年比196%という驚異的数字です。しかもこの関心あるのが「富裕層」というところが大きなポイントで、これは日本にとっても非常に関心高い数字と感じました。<br />
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ちなみにこのランキングは以下になります。オーストラリアも牽引しています!<br />
<br />
<span style="background-color: #f3f3f3;"><span style="background-color: white;"> </span></span><br />
<span style="background-color: #f3f3f3;"><span style="background-color: white;"></span></span><strong><span style="background-color: white; color: blue;">1位 ニュージーランド(+196%)</span></strong><br />
<span style="background-color: white; color: black;">2位 チリ (+103%)</span><br />
3位 インドネシア(+103%)<br />
4位 ハンガリー(+86%)<br />
5位 香港(+72%)<br />
6位 クロアチア(+68%)<br />
<strong><span style="color: blue;">7位 オーストラリア(+58%)</span></strong><br />
8位 エクアドル(+57%)<br />
9位 ギリシャ(+57%)<br />
10位 ノルウェー(+54%)<br />
<br />
<br />
かつて、ニュージーランドは80年代後半~90年代後半が日本人にとって最大のブームだったともいえます。あのころは、海外挙式がさかんになり、オセアニアは特に人気で、ニュージーランドも多くのハネムーンがいらしていたことが記憶に新しいです。私も滞在していた90年代後半の客層はまさにそんな時代でした。以来、日本人のニュージーランドへの旅はやはり自然を求めるトレッキングなどのシニア層が多くしめているのが現状です。<br />
<br />
ニュージーランドにおける富裕層たちの目的地は南島きってのリゾートタウン「クィーンズタウン」そして数々の素晴らしいゴルフコースです。私もかつてクイーンズタウンに居住していた背景から思い入れは強い街であり、2年前に訪問した際にも、街が非常に洗練され、変化を感じました。<br />
<br />
日本人にとって、富裕層はやっぱりヨーロッパがとても人気あるそうです。そして伝統的ではありますがハワイなど・・・。今後この流れはきっと変わってくる、という雰囲気も確信した次第です。<br />
<br />
ニュージーランドはつい先日、浅田真央選手がクィーンズタウンに訪問する<a href="http://www.tv-tokyo.co.jp/official/asada-trygo/" target="_blank"><strong>旅番組を放映</strong></a>していましたが、自然の美しさのみならず、プライベートロッジやヘリコプターでしか到達できないテントロッジなど、、、と非常に洗練されたアコモデーションも魅力的です。自然と調和しながら至福の時を過ごすリゾート地として、今後、まだあまり知られてない点をふまえて、日本人富裕層にも十分関心が高まるのではないか、と思います。<br />
ニュージーランド政府観光局も本格的に「プレミアセクター」として富裕層をターゲットとする数々の旅行の提案を紹介するようになっています。特に、最近は「投資家ビザ」への関心も非常に高まり、視察もかねて、ぜひ一度訪問の機会を・・・と検討する場合は最高の機会と思います。<br />
<br />
まだまだ、国内旅行会社における情報も少ないことから、弊社も多様なこれらのサービスをふまえて情報提供をしておりますので、少しでも多くの方に関心をもっていただければ幸いです。<br />
このシーズンはぜひニュージーランドへ!<br />
<br />aomvisahttp://www.blogger.com/profile/11738123622218658137noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667194948083933592.post-80021039416010101012014-07-23T01:01:00.000+09:002014-07-25T01:03:39.512+09:00KEA Kick Off event @ Google Japan最近とてもニュージーランドづいておりますが今夜はニュージーランド人 グローバルネットワークである<a href="http://www.keanewzealand.com/" target="_blank"><strong>Kea </strong></a>のキックオフイベントがあるということで参加してきました。 この団体は世界中に居住しているキウイをコネクトしよう、ということから始まったコミュニティのようですが、今まで、Japan Chapter がなかったようで、今回こうしてめでたく始動したようです。<br />
<br />
会場にいくと知り合いも多く、そこはすっかりニュージー関係でいっぱいでした。 このイベントにかける意気込みも感じられます。何人かKey Note Speaker が様々な話をしてくださいましたが、印象的だったのはあのバリュークリックの創立者である <span lang="EN-US" style="color: #606060; font-family: "Helvetica","sans-serif"; mso-ansi-language: EN-US; mso-bidi-language: AR-SA; mso-fareast-font-family: "MS Pゴシック"; mso-fareast-language: JA; mso-font-kerning: 0pt;">Jonathan Hendriksen </span><span lang="EN-US" style="color: #606060; font-family: "Helvetica","sans-serif"; mso-ansi-language: EN-US; mso-bidi-language: AR-SA; mso-fareast-font-family: "MS Pゴシック"; mso-fareast-language: JA; mso-font-kerning: 0pt;"> がニュージーランド人って、初めてしりました。 よくニュージーランドは「起業しやすい国」 トップとしても評価されていますが、まさに、こういう方がいらしゃるのか、、と遅ればせながら、、勉強になりました。</span><br />
<span lang="EN-US" style="color: #606060; font-family: "Helvetica","sans-serif"; mso-ansi-language: EN-US; mso-bidi-language: AR-SA; mso-fareast-font-family: "MS Pゴシック"; mso-fareast-language: JA; mso-font-kerning: 0pt;"></span><br />
<span lang="EN-US" style="color: #606060; font-family: "Helvetica","sans-serif"; mso-ansi-language: EN-US; mso-bidi-language: AR-SA; mso-fareast-font-family: "MS Pゴシック"; mso-fareast-language: JA; mso-font-kerning: 0pt;">このKeaはニュージーランド人のみならず、どなたでもメンバーになれるということで、、さっそく登録しました。 ふと、サイトを拝見したら、<a href="http://www.nzherald.co.nz/business/news/article.cfm?c_id=3&objectid=11296969&ref=rss" target="_blank"><strong>ニュージーランドへの移住者急増!</strong></a>というニュースがあり、これも大変興味深い点です。 つい最近、金融機関経由でこの情報をきいていましたが、11年ぶりの急増だそうです・・・。様々な要因が考えられますが、他国における移民政策の厳格化なども十分理由にもあると思います。 それにしても中国とインド人が圧倒的です。 実際に、ニュージーランドに居住してみると北島の都市部は確かに移民が大変多いですが、南島は比較的まだまだ欧米色が強いのはかわりません。 来月移民局の方にもお会いするので、また状況を聞いてみようと思います</span><br />
<span lang="EN-US" style="color: #606060; font-family: "Helvetica","sans-serif"; mso-ansi-language: EN-US; mso-bidi-language: AR-SA; mso-fareast-font-family: "MS Pゴシック"; mso-fareast-language: JA; mso-font-kerning: 0pt;"></span><br />
<span lang="EN-US" style="color: #606060; font-family: "Helvetica","sans-serif"; mso-ansi-language: EN-US; mso-bidi-language: AR-SA; mso-fareast-font-family: "MS Pゴシック"; mso-fareast-language: JA; mso-font-kerning: 0pt;">イベントはまずまずといった感じで盛り上がりました。 ニュージーの良い点は時に、小国がゆえに、ネットワークを非常に作りやすい点かと思います。 ビジネスの動きも迅速になるし、何よりも連帯感がとても強いと思います。これらをうまく活用すれば、日本人投資家が現地に渡航しても様々なネットワークつくりから着実にすれば、非常に大きな経済効果を生み出すことも十分可能と思います</span><br />
<span lang="EN-US" style="color: #606060; font-family: "Helvetica","sans-serif"; mso-ansi-language: EN-US; mso-bidi-language: AR-SA; mso-fareast-font-family: "MS Pゴシック"; mso-fareast-language: JA; mso-font-kerning: 0pt;"></span><br />
<span lang="EN-US" style="color: #606060; font-family: "Helvetica","sans-serif"; mso-ansi-language: EN-US; mso-bidi-language: AR-SA; mso-fareast-font-family: "MS Pゴシック"; mso-fareast-language: JA; mso-font-kerning: 0pt;">少しずつではありますが、ニュージーランド関係のイベントにも顔を出して、いろいろな方とネットワーキングできればと考えています。</span><br />
<span lang="EN-US" style="color: #606060; font-family: "Helvetica","sans-serif"; mso-ansi-language: EN-US; mso-bidi-language: AR-SA; mso-fareast-font-family: "MS Pゴシック"; mso-fareast-language: JA; mso-font-kerning: 0pt;"></span><br />
<span lang="EN-US" style="color: #606060; font-family: "Helvetica","sans-serif"; mso-ansi-language: EN-US; mso-bidi-language: AR-SA; mso-fareast-font-family: "MS Pゴシック"; mso-fareast-language: JA; mso-font-kerning: 0pt;">・・・話はとびますが、、、グーグルのオフィスはまさに!? 元リーマンオフィスの同じ場所で、非常に多くのことを思い出した時間でもありました・・・。 受付も「バークレー」が華々しく掲げられており、あのときのままま、、と複雑でした。</span><br />
<span lang="EN-US" style="color: #606060; font-family: "Helvetica","sans-serif"; mso-ansi-language: EN-US; mso-bidi-language: AR-SA; mso-fareast-font-family: "MS Pゴシック"; mso-fareast-language: JA; mso-font-kerning: 0pt;">六本木ヒルズにきたもの大変久しぶりではありましたが、意外とオフィスがないとそんなに頻繁に来る機会もぐっと減り、、、不思議なものです。あれからもう6年か・・と時の早さを痛感します。 あれ以来の入館で、じーんときた瞬間でもありました。 日経新聞で昨年リーマンショック5年経過したその後、という特集を日曜に連載していましたが、本も刊行しており、先週ちょうどよんでいたこともダブルで重なった状況です。 あらためて、あの時代をふりかえった時間でもありました。 また、本については別途感想文を記したいと思います。</span><br />
<span lang="EN-US" style="color: #606060; font-family: "Helvetica","sans-serif"; mso-ansi-language: EN-US; mso-bidi-language: AR-SA; mso-fareast-font-family: "MS Pゴシック"; mso-fareast-language: JA; mso-font-kerning: 0pt;"></span><br />
<span lang="EN-US" style="color: #606060; font-family: "Helvetica","sans-serif"; mso-ansi-language: EN-US; mso-bidi-language: AR-SA; mso-fareast-font-family: "MS Pゴシック"; mso-fareast-language: JA; mso-font-kerning: 0pt;">まずはKea イベントとてもよかったです。</span><br />
<span lang="EN-US" style="color: #606060; font-family: "Helvetica","sans-serif"; font-size: 11.5pt; mso-ansi-language: EN-US; mso-bidi-language: AR-SA; mso-fareast-font-family: "MS Pゴシック"; mso-fareast-language: JA; mso-font-kerning: 0pt;"></span><br />
<span lang="EN-US" style="color: #606060; font-family: "Helvetica","sans-serif"; font-size: 11.5pt; mso-ansi-language: EN-US; mso-bidi-language: AR-SA; mso-fareast-font-family: "MS Pゴシック"; mso-fareast-language: JA; mso-font-kerning: 0pt;">.</span>aomvisahttp://www.blogger.com/profile/11738123622218658137noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667194948083933592.post-2726969389574290352014-07-19T23:55:00.002+09:002014-07-20T00:08:51.067+09:00フランス国立リヨン管弦楽団 ~フランス特集<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhjdLucceqXojvrr8ICOo_dyZFdTwN7iyRN_wanrgIOc8egLYTCPhR7kSp2FCWGV1agOP1kmyrwPYeh1-wX3mPvFKn6_VakBPirttL2dAc9woh9geJbMiDOBJt0_j2-YyQy2i9W-z7CJZw/s1600/lyon_245.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhjdLucceqXojvrr8ICOo_dyZFdTwN7iyRN_wanrgIOc8egLYTCPhR7kSp2FCWGV1agOP1kmyrwPYeh1-wX3mPvFKn6_VakBPirttL2dAc9woh9geJbMiDOBJt0_j2-YyQy2i9W-z7CJZw/s1600/lyon_245.jpg" height="320" width="224" /></a></div>
久しぶりにコンサートにでかけました。なかなかゆっくりと演奏会に行く時間も最近はめっきりと減ってしまったものの、年に一度は演奏の機会をなんとかつくっているので、刺激になります。ふと新聞で、今日の演奏会を見つけてどれも過去に演奏したことがあった曲であり、かつどれもとても好きな曲で即予約。<a href="http://www.geigeki.jp/wp-content/uploads/2014/01/lyon.pdf" target="_blank"><strong>フランス国立リヨン管弦楽団</strong></a>の日本ツアー最終日で、フランス特集でとても楽しみにでかけました。<br />
<br />
ラヴェル/ 組曲『マ・メール・ロワ』 <br />
ピアノ協奏曲 ト長調 ピアノ 小菅 優<br />
サン=サーンス/交響曲第3番 作品78 「オルガン付き」 <span class="f_size80">(オルガン:石丸 由佳)</span><br />
<span class="f_size80"></span><br />
<span class="f_size80">会場は東京芸術劇場だったのですが、最近リニューアルし、初めての訪問でした。パイプオルガンもフランス製らしく、「アールヌーボー」的な非常にインパクトあるオルガンでした。会場もほぼ満席で、このプログラムに対する期待を大いに感じ演奏会は始まりました。</span><br />
<span class="f_size80"></span><br />
<span class="f_size80">・・・・っと会場でオケメンバーにばったり!先週に引き続き、よく知り合いにあいますが、やっぱりこのプログラムとオケに関心高く、開演前に盛り上がりました。</span><br />
<span class="f_size80"></span><br />
<span class="f_size80">マ・メールロアも大好きな曲の1つです。非常にフランス的なニュアンスが多くあり、やはり最後の曲がいつきいてもじーん、、とします。やはりフランス人で演奏するとそんな雰囲気も感じつつ・・・</span><br />
<span class="f_size80">相変わらず素敵な曲でした。</span><br />
<span class="f_size80"><span class="f_size80"></span></span><br />
<span class="f_size80"><span class="f_size80">2曲目はコンチェルト。ピアノは今若手でも大変活躍されている小菅優さん・・・一度彼女の演奏を聴いたことがありますが、大変ダイナミックかつ情熱的で、迫力に圧巻だったのを覚えています。このラベルG:は「のだめ」でも大変話題になった曲で、非常にジャズ的な要素が含まれています。</span></span><br />
<span class="f_size80"><span class="f_size80">意外とクラシック漬けの人はジャズがときに難題となるのですが、小菅さんは相変わらず、パワフルかつ、リズムもノリノリで、オケとの掛け合いがエキサイティングでした。彼女はなんかほかの日本人のピアニストとちょっと雰囲気が異なり、ユニークさを感じます。この曲は練習ピアニストをしたことがあるのですが、本当に難しい~です、でもノッてくるとかなり楽しい曲であり、かつメランコリックな点もいかにもフランス的です。練習ピアニスト、、、であってもついつい真剣に練習し、何もかも忘れて没頭したあの必死だった時間も懐かしいです。あのころは指がもっと動いたのですが、、、</span></span><br />
<span class="f_size80"><span class="f_size80"></span></span><br />
<span class="f_size80"><span class="f_size80">そして最後のサンサーンス、これも本当に思い出深い曲で、、、かつパワーをもらえる曲です。</span></span><br />
<span class="f_size80"><span class="f_size80">忘れもしない、、、、あのリーマンショック1週間後に本番があった、、、という曲でした。2008年~なので、もうかれこれ6年前にもなります。この曲はオケの曲でも比較的ピアノがはいる曲で、連弾になります。なんといってもクライマックスの3楽章はパイプオルガンの重厚さとバッハのようなフーガも重なり、演奏への達成感は格別な曲です。 いろんなことを思い出させる曲でもありますが、本場の方たちの演奏も、さすがに3楽章はすごかった・・・。オルガン奏者は石丸由佳さんという若手オルガ二ストで少しやわらかく感じましたが、オケの迫力はすばらしかった!</span></span><br />
<span class="f_size80"><span class="f_size80"></span></span><br />
<span class="f_size80"><span class="f_size80">また、オケのみなさんにとっても今日は日本ツアー最終日というのもあり、非常にパワフルかつ、達成感に満ちた印象を感じました。 フランスオケによるフランス特集はとても贅沢な時間で、大満足の演奏会でした。 会場には指揮者 大友直人さんもいらっしゃっており、関心度の高さを実感しました。</span></span><br />
<span class="f_size80"><span class="f_size80"></span></span><br />
<span class="f_size80"><span class="f_size80">帰宅して、過去の演奏DVDをまたみてひたってしまった。プロにはまったくかないませんが、気迫と演奏に対する真剣度は感じつつ、ひさしぶりにまた演奏したくなりました。 なかなか音楽が遠い世界になってしまっているため、、ときにルーツに戻る時間も大切にしたいと思います。</span></span><br />
<span class="f_size80"><span class="f_size80"></span></span><br />
<span class="f_size80"><span class="f_size80"></span></span><br />
<span class="f_size80"><span class="f_size80"></span></span><br />
<span class="f_size80"><span class="f_size80"></span></span><br />aomvisahttp://www.blogger.com/profile/11738123622218658137noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667194948083933592.post-32037076234268366292014-07-13T21:39:00.001+09:002014-07-20T00:09:12.213+09:00Dufy 展 最近まったく美術館からも足が遠のいておりましたが、どうしてもこの企画展には…と思い、ようやく時間ができひさしぶりにゆっくりとでかけました。<br />
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhe7C9tasYZyk9cohojsPif2x00lG1739cec3fdOzX4Qmtfus2JoepfHnD5h73vYKFjwGPLemJPTAoy9JNOsdO7FFq7g_8FpjLF6Rg4zs8L_U008-MbX2OY6xODOH1DXPfym17czusxCYg/s1600/yellow.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhe7C9tasYZyk9cohojsPif2x00lG1739cec3fdOzX4Qmtfus2JoepfHnD5h73vYKFjwGPLemJPTAoy9JNOsdO7FFq7g_8FpjLF6Rg4zs8L_U008-MbX2OY6xODOH1DXPfym17czusxCYg/s1600/yellow.jpg" height="320" width="280" /></a></div>
Bunkamuraで現在フランス画家 <a href="http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/14_dufy/exhibition.html" target="_blank"><strong>Dufy 展</strong></a>が開催されています。ちょうどマティス~シャガールの間の時期くらいに活躍した画家で、日本人にも大変人気のある画家です。なんといっても、その色彩感覚はパステルカラー調が多く、鑑賞する人にとってはなんとなく幸せを与えてくれる作品が多いと感じます。 特にDufyは音楽を大変親しんでいたこともあり、多くのオーケストラや数々の作曲家のオマージュを描いており、この点も私にとってはとても親しみやすく、かつほっとする点です。<br />
<br />
日曜日なので、渋谷は大変な人でしたが、遅い午後からの入館はまあまあゆっくりと鑑賞できるスペースはありました。多くの展覧会がそうであるように歴史の流れに準じて作品が流れるように飾ってありました。 今回あらためてじっくりとDufyをしるよい機会となりましたが、時代時代で影響をうけたキーパーソンがおり、その出会いに準じて、作品も変化に富んでいました。<br />
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg-aQ9zLrTw_JG6MTeiiNlAqGytFYRdsGuOs8sxFFrAhAhiLDYtJZlFLpTRewQstHcGkHcmTNihHma0sEXclyD6KTLSfe4BxCCZY6Tw3_PJCtBKSGHvgOtNrn5OJtz10Sb38-59tPihOFM/s1600/20140612004408.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg-aQ9zLrTw_JG6MTeiiNlAqGytFYRdsGuOs8sxFFrAhAhiLDYtJZlFLpTRewQstHcGkHcmTNihHma0sEXclyD6KTLSfe4BxCCZY6Tw3_PJCtBKSGHvgOtNrn5OJtz10Sb38-59tPihOFM/s1600/20140612004408.jpg" height="248" width="320" /></a></div>
一番印象的だったのは、彼が版画に強く関心をもち、その後、デザイナーのポールポワレに出会うことにより、このモチーフからテキスタイル、その後においてはファッションデザインまでに発展したことです。ここの時代については全くしらなかった背景であり、でも版画の木彫りの流れがその後テキスタイルに通じたところはとても洗練されたものでした。 もともと個人的にテキスタイルはとても好きで、繰り返す模様はとても素敵である。 マティスにも通じるが、色彩も明るく、かつかわいらしい。彼のテキスタイルでデザインされたドレスもいくつか展示されていたが、とても洗練されていた。<br />
<br />
1つ驚いたのは島根県にある石見美術館がこの木版画集は多く収蔵していること。日本にこんな美術館があり、これほどDufy作品を収蔵しているのか、、とびっくりした。<br />
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ふと、思い出したが、パリでも人気の<a href="http://www.samiro.net/index1.html" target="_blank"><strong>柚木沙弥郎</strong></a>先生も民芸から影響うけつつ、版画~染物とテキスタイルのような雰囲気はやはりあるかも、、と版画とテキスタイルの流れを感じた。<br />
<br />
その後、集大成というべき、明るい色彩による多彩な作品がバラエティ多く展示されていた。特にレガッタや競馬などの作品も青が基調で、どの絵もちょっとかわいらしく、かつ人に明るさをもたらせてくれるような作品が多い。<br />
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjdeqUq8o6IM6gF01deP11m2r3ErLqNy4DrKYY96HlgxhVi0bMBHT0HYlRW2Gr1J8PO4PghELHPn1V0c80HGO5HAiu_1q7bc7mBdIGa2P2FNwrqdt9Yk_XcsoaxwWA1LoaOp_Q1tfeEjUE/s1600/KIMG0145.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjdeqUq8o6IM6gF01deP11m2r3ErLqNy4DrKYY96HlgxhVi0bMBHT0HYlRW2Gr1J8PO4PghELHPn1V0c80HGO5HAiu_1q7bc7mBdIGa2P2FNwrqdt9Yk_XcsoaxwWA1LoaOp_Q1tfeEjUE/s1600/KIMG0145.jpg" height="200" width="175" /></a></div>
想像以上に大変充実した展覧会に大満足し、bunkamuraで開催していた「ドゥマゴパリ祭」というイベントで、なかなかかわいいピンブローチを発見し、かなり満足で展覧会を出ると…クライアントさんにばったり!? その後お茶してあっという間に時がたってしまいました。<br />
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<br />aomvisahttp://www.blogger.com/profile/11738123622218658137noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667194948083933592.post-22038330870165461552014-07-12T21:03:00.000+09:002014-07-13T21:06:01.136+09:00久しぶりにイミケン開催 ~アメリカビザ編~定期的に参加している<a href="http://www.immigration-law.jp/seminar/2014-7-12/" target="_blank"><strong>イミグレーションロー実務研究会</strong></a>が開催されました。土曜日という週末にも関わらず、みなさんとても熱心で25名近くの参加者がいらっしゃいました。 シリーズ化しているアメリカEビザについてですが、 いわゆる、日本の駐在員が現地アメリカに派遣される際に多く利用されるビザになります。<br />
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg7EB2knpxZgkkeRtg_17Xo51rTgO0Sf_JyvqhrSYyYrZPwk8lp6rH0FVePEGl8B3tJo_nYUAOsHFlpw7pgFS1q6J3ZdnQBlLMTjKqn5BNa3CK_fnUZ78DXRyuBmSFzI1gdfemO5JFiCPw/s1600/IMGP0643.JPG" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg7EB2knpxZgkkeRtg_17Xo51rTgO0Sf_JyvqhrSYyYrZPwk8lp6rH0FVePEGl8B3tJo_nYUAOsHFlpw7pgFS1q6J3ZdnQBlLMTjKqn5BNa3CK_fnUZ78DXRyuBmSFzI1gdfemO5JFiCPw/s1600/IMGP0643.JPG" height="179" width="320" /></a></div>
アメリカは本国側と在外大使館側と管轄が分かれていることもあり、2重チェックのしくみを持っています。大半のビザは本国側で認可されなければならないものの、このEビザは在外大使館で完結できる数少ないビザのクラスであり、かつ大変需要の高いビザでもあります。<br />
<br />
歴史的にもちろんアメリカは日系企業進出数が世界最大であり、そのマーケットは巨大ともいえます。そのため、日本でもこのEビザをメインにサポートしているビザコンサルティングはいくつか存在しています。 弊社から考察すれば、オーストラリアの就労ビザのしくみに非常に類似していること、また、考え方としても移民国家として、その理論を理解する点においては納得することが多々あります。しいていえば、オーストラリアには会社の「国籍」という考え方がないので、これらのようなビザは対日に対しては存在しません。<br />
<br />
また、アメリカの大変特徴的な点としては、赴任候補者がときにアメリカ国籍やグリーンカードを保持しているケースもあり、このような場合は、家族は「永住者」としてグリーンカードを申請しなければならない、というふしぎなルールもあります。 家族であっても、これらに該当する場合、ケースによって1年くらい渡航できないケースもあり、ときに理解に苦しむ点もあります・・・<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiMl92vZhxhR_QB7HW0qxvYZU7GnkLN80OoLcP4w94WrbYqeXAgqbQK5JSjjiRCKfIf4n322z_w094TDt9S5aiDutAfcphgzWoYnOG9EQLiG6-9jNfZyUYASzPqOpBicCL0P3ub6N1rpQY/s1600/IMGP0640.JPG" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiMl92vZhxhR_QB7HW0qxvYZU7GnkLN80OoLcP4w94WrbYqeXAgqbQK5JSjjiRCKfIf4n322z_w094TDt9S5aiDutAfcphgzWoYnOG9EQLiG6-9jNfZyUYASzPqOpBicCL0P3ub6N1rpQY/s1600/IMGP0640.JPG" height="179" width="320" /></a></div>
経験豊かな元アメリカ大使館査証課にいらした船曳先生の話題満載のレクチャーで、興味深い点も多くありました。<br />
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集まるみなさんもとても熱心な方が多く、ビジネスとは別に時に刺激になります。<br />
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大半が行政書士のみなさんですが、最近は特に、海外からの観光誘致や、人材受け入れ、など、多くの点で在留資格に関する法改正が急速に進み始めているのも事実です。<br />
もともと移民国家ではないですが、時代に合った法改正はもうしていかなければならない時期にきており、かつ急務とも感じています。<br />
<br />
国家として2020年のオリンピックという大きな課題ができた今となっては、大変多くの点で、門戸を開き、人材活用、および観光立国になる最大の機会と感じます。<br />
<br />
これらの状況をふまえ、改正するためにはアジア隣国の事情や類似したとりくみ、そして行政書士など実務者からの意見、また、欧米などの移民国家が実践する政策もふまえて、日本が柔軟に変化していくことを大いに期待したい次第です。<br />
<br />
急務として挙げられているのは特に建設業関係など「外国人労働者の受け入れ」です。<br />
日本は今後「日本側」の観点のみならず、申請者となる「外国人」がどのように日本の制度を考えるか、という点も検討していかなければならないと思います。<br />
<br />
申請者となる方にとっては、日本は数か国あるうちの1つのオプションに過ぎず、他国に魅力があれば、もちろん他国を選択するのがふつうであり、いかに外国人労働者にとって「魅力ある」国か、ということを提示できる点は大きいと思います。<br />
<br />
まずは、イミケンとしても多くの在留資格エキスパート、しかも国籍別にスペシャリストがいらっしゃるので、これらをふまえて、少しでもよりよい日本の制度作りに少しでも支援することができれば、、と願います。aomvisahttp://www.blogger.com/profile/11738123622218658137noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667194948083933592.post-79298241890860589622014-07-08T21:19:00.000+09:002014-07-08T21:19:00.003+09:00続き~富裕層の教育事情について昨日に引き続き、今日は教育事情についてお話したいと思います。今、海外移住を検討する上で、大きなウェイトを占めるのが「クオリティの高い教育」をいかに受けることができるか・・・という点です。 これはどのご家庭も、例として、富裕層でなく、一般家庭のみなさんも望む願いであり、お子様に少しでもよい教育を与えたい、と思うのはどの国も同じ、、と感じています。<br />
<br />
最近ようやく日本でも「バカロレア」という教育システムもだいぶ認知度が上がってきました。 文部省もかなり積極的に日本国内でこのバカロレア資格をもつ学校を増やそうと必死です。 国際化の波を受けて、ようやく・・・という感じではありますが、とにかく日本も今、教育については過熱状態かと感じ、かつ、やっとグローバルの仲間入りをするために必死になってきた、という傾向は賛同したい次第です。<br />
<br />
そんな中、クライアントさんのお子様の教育事情など最近いろいろな機会に伺うことがありました。もちろん、私の立場は現在オーストラリア、そしてニュージーランドの高等教育のすばらしさや、グローバルレベルで比較してもアメリカやイギリスに劣らず、評価が大変高い、と感じていますし、事実、大学ランキングなどは日本よりも多くトップ100に入っています。 <br />
オセアニア留学への流れは、記憶に新しいことは3.11の震災後に「安全」そして「高等教育」ということから多くの富裕層がオセアニアへ避難&そしてお子様と親子留学が急増したのもとてもわかりやすい傾向です。<br />
<br />
そうはいっても、投資家ビザのクライアントの皆様はやはり「グローバル」レベルにおいて時に他国への選択をしているようです。 身近にスイスに留学させていらっしゃる方のお話を伺って、目が飛び出るくらい本当にびっくりする話がつぎつぎとあり、、、本当に世の中は大変な世界もある、、とこのとこ痛感しています。<br />
<br />
世界的にみても、スイスはセレブリティの集まる国でももちろん有名であり、かつそれらの子弟が留学する場所・・・・としても有名です。 学費が年間1000万!? ときいてまず驚きましたが、、学生ほぼ全員がセレブリティのため、やはり身なりやファッションなど、中学生でも全身グッチ…などはほぼあたりまえのようで、、さすがにこの環境にいる中で、小学校~中学時代に価値観がどのように形成されるのか、、というのがあるいみ不安になりました。<br />
<br />
もちろん、世の中には様々な階級があり、様々な方がいらっしゃるのですが、とても「教育」というのもどこでバランスをとるべきか、というのが難しいと感じます。<br />
裕福に育つことがよい教育、ではないと思う点、その反面、こういう社会における人脈もまた貴重なものであろう、という点、、、identityを形成するうえで、中学~高校という時代はとても重要かと思いますが、本当に富裕層のみなさんにとっては、「選択」は大変多いものの、この選択も非常に悩むもの、、とも感じました。<br />
<br />
オーストラリアやニュージーランドはある意味、とても素朴であり、質素なのかも、、とも感じた次第です。競争の激しいアメリカでバイタリティもってがんばるか、伝統的なイギリスでじっくりと勉強していくか・・・、お国柄は多々あるので、その中で、そのご家族にとってもっともよい、というところをきっと選択されるのではないか、と思います。<br />
<br />
こうしてみるとますます日本は本当に小さな世界であり、日本の教育事情もかなり危機感を感じる次第です。何が一番よいのか、ということに対する答えは様々ですが、まずは、いまの富裕層教育事情にただただ驚いた日でした・・・。<br />
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aomvisahttp://www.blogger.com/profile/11738123622218658137noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667194948083933592.post-37885046210069104652014-07-06T20:22:00.000+09:002014-07-06T20:22:39.654+09:00富裕層の移住先すっかりブログが遠のいていましたが、明日から安倍首相がオーストラリア訪問ということもあり、久しぶりに最近の状況などを記したいと思います。<br />
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日本もアベノミクスの影響もあり、6月に多く実施された株主総会も各会社は多くの利益もあり、景気はようやくリーマンショック以前に戻りつつあります。日本が元気になってきた…というのも日々少しずつ感じるようになりました。<br />
日中韓の関係は微妙ではあるものの、その影響もあり、東南アジアへの進出が目覚ましいこのごろです。 その中で、弊社も多くの富裕層の方たちと接する中で様々なご意見をうかがう機会が増えました。 ビジネス目的もふまえてではありますが、シンガポールへの進出がとにかく目覚ましいこの頃です。 理由はとても明確であり、法人税の圧倒的低さ、そして、アジア各国への進出をふまえたら、このロケーションはまさにハブとしておおいに活用でき、かつ、アジア諸国の中でも法整備などの点において、最も欧米に近いともいえるビジネス環境でもあります。こうしたところから、法人、そして法人のみならず、資産も一緒に…という形で、個人富裕層のシンガポール移住はこの数年日本からは激増したともいえます。<br />
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傍ら、いまだ、これに比較してオーストラリアやニュージーランドはそこまでの過熱ぶりはない…と感じています。明らかに、「アジア中心」のビジネスを目的とすれば、これは仕方ないという気持ちもありますが、しかし弊社クライアントを含めて、人生計画を長期的に検討している方は、そうは言ってもやはり欧米への行先を真剣に検討している方が多い、と感じています。<br />
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まだまだ、日本において、オーストラリアやニュージーランドはきっと80年代~90年代にあった観光ブームのなごり、、、もふまえて、あの時代に多く存在したリタイアメントのイメージがだいぶ強い、と感じています。 また、2011年の震災以降激増したのは「安全」な土地を求めての、親子による留学先としてオセアニアはゆるぎない存在感をいまでも持っていると思います。<br />
<br />
富裕層たちの移住先・・として最近いろいろと話題も多くなりましたが、金融機関の方たちからよくきいている事情として、「シンガポールには多く移住したものの、最近顕著に家族のみなさんが日本へ帰国している」ということです。 理由としてやはり気候の暑さは大きい要因のようで、かつ、かえって日本にも近い、という点から、シンガポールのライフスタイルと日本を比較して出した選択のようです。 これらの意見はとても意外でした・・・。<br />
<br />
一般的に、オーストラリアやニュージーランドはやはりライフスタイルの素晴らしさから、比較的、一度住み始めるとそのまま居住する方が大半で、駐在員の方でも、ときに、家族がオーストラリアやニュージーランドに残り、お父様のみが任期終了後、日本へ帰国するケースも少なくありません。<br />
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実際に、投資家ビザで移住した皆様は大変満足した生活を過ごしているお話を多く伺います。 ある意味、日本ではメディア含めて、アジアが中心の移住ブーム。。。かもしれませんが、これからは少しずつ長期的利点に気づき始めた富裕層がオーストラリアやニュージーランドへ移住していくと感じています。 世界的にみても実は富裕層が多く移住している両国である、ということはあまりしられていません。<br />
<br />
世の中は日本人が思う以上にずっとグローバルに物事が進んでいます。 これからは家族が目的に応じて、様々な国へ住む人も増えていくと思いますし、人生にチョイスが必要になってくると感じています。情報は日本を一歩でるともっと多くの選択があり、もっと多くの生き方がある、ということをアジアフォーカスしている富裕層の方にもぜひ知っていただければ幸いです。<br />
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明日から、安倍首相のオセアニア訪問、じっくりと期待したい次第です。aomvisahttp://www.blogger.com/profile/11738123622218658137noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667194948083933592.post-80954732372348479742014-04-08T23:15:00.001+09:002014-04-08T23:24:01.017+09:00感慨深いオーストラリア首相来日<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgaguExMPkQaMMsDvJxXzlPOehvvoYJidy4AmwpgvlPmYYMvq7Nj76SsER67hF9MBpUCNOW8oYFLnb_PwOrw4bxhecJmT2ZTqnhuGhQN8hBj4Io0wB7tA79jz0lw0F8Iz6gL4LCSVenFjs/s1600/2014040701002217-450.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgaguExMPkQaMMsDvJxXzlPOehvvoYJidy4AmwpgvlPmYYMvq7Nj76SsER67hF9MBpUCNOW8oYFLnb_PwOrw4bxhecJmT2ZTqnhuGhQN8hBj4Io0wB7tA79jz0lw0F8Iz6gL4LCSVenFjs/s1600/2014040701002217-450.jpg" height="200" width="181" /></a></div>
非常に歴史的な数日だった。オーストラリア政府に長くかかわった立場として今回のアボット首相来日に対する思いは強く、結果として、オーストラリアが大いに第一歩を踏み出すことになった。<br />
日本は特に農業においての交渉は非常に困難を伴い、TPP交渉の件含めて、様々な要因が今回の結果を生み出したと思う。 2007年の交渉開始したのも安倍政権時代であったというのも不思議な縁である。 また、その間にBSE問題などが発端となり、一気にオージービーフに好機がきたことも懐かしい・・・・あのころはマックもアメリカビーフだったのに・・・、その当時のマッカーシー大使がオージービーフのCM出演もこなし、そしてマックは今となってはオージービーフが基本となった・・・。すでに交渉以前に日本の輸入牛肉シェアはオーストラリアのほうが優位であったことも、忍耐強いオーストラリア政府の交渉と品質改良、そしてマーケティングなどなど、、、。<br />
<br />
一方日本側は自動車において譲歩したが、オーストラリアでは本当に高い。少しでも日本車が安価に手に入ることになれば、トヨタは撤退を決めたが、それでもブランド力はさらに維持できると期待したい。<br />
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今後、個人的な見解として、農業という面で、もっと日本はセールスの立場でオーストラリアに進出できると思う。すでに、伊藤園さんのお茶生産などもよい事例だが、「季節が逆」という点を生かして、日本とは別のサイクルで、生産が可能であり、年間供給が可能になること、すでに、「さぬきうどん」「おそば」生産もかなり浸透している。<br />
そして、やっぱり日本の強みは「技術力」のため、おいしい野菜、甘い果物、また、シーフードも日本人好みのものだけを扱うのではなく、その養殖技術を日本から提供したりすることで、中国やアジアへ日豪連携して輸出事業をする、などなど、もっと潜在的な点は多くあると感じる。 <br />
<br />
工業は日本は得意なので、農業のテクニカルな面をもっとセールスできる点=人材やノウハウをmonetize していく、ということが可能なのではないか、と思う。<br />
<br />
オーストラリアで日本ビジネスをするうえでやはり国全体が「親日家」である点は非常に大きいと思う。「クール・ジャパン」としての戦略をフランス方面とはまた若干異なるかもしれないが、特に「食」に関してはもっと多くのチャンスがあると感じる。 (個人的にはレストランなどもよいが、、、スーパーなどにて扱うレトルトやスープ関係、乾燥食材など・・・あと、冷凍食品も)<br />
<br />
また、サービス産業については、ジェトロ・シドニー事務所も後押ししているが、今後もっと活発な市場になると感じている。ビザガイドブックに続いて<a href="http://www.jetro.go.jp/world/oceania/au/reports/07001649" target="_blank"><strong>、「シドニー・スタイル」</strong></a>というなかなか素敵な冊子が今回刊行された。今までの出版物とは全く違う雰囲気で、とても読みやすく、日本からもサービス産業への参入への期待が大いに見られた。<br />
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~~~<br />
何はともあれ、大使館の皆様、大変お疲れ様でした!Team Australia として非常に有意義な結果になり、今後もますます日豪ビジネス活性化のために、微力ながら弊社もサポートできれば、、と思います。aomvisahttp://www.blogger.com/profile/11738123622218658137noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667194948083933592.post-25241307393082705312014-03-28T20:23:00.001+09:002014-03-28T20:28:50.066+09:00オーストラリア出張 ~シドニーでの講演~<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhFmSWtOnf-xwmI9cIxOZ3j3aKvsshXElB7vzMdtGSm1v5yQ4Dde8PdCpyuIaylJSbB3cZZuUhHNXfxYMp3OAh5Jzt2qw2uiVw_l5Hu06eNyLC1BUjId-igyKapfGY6cC_untnW8zqf9L4/s1600/Sydney+seminar.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; cssfloat: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" closure_lm_938619="null" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhFmSWtOnf-xwmI9cIxOZ3j3aKvsshXElB7vzMdtGSm1v5yQ4Dde8PdCpyuIaylJSbB3cZZuUhHNXfxYMp3OAh5Jzt2qw2uiVw_l5Hu06eNyLC1BUjId-igyKapfGY6cC_untnW8zqf9L4/s1600/Sydney+seminar.jpg" height="248" uta="true" width="320" /></a></div>
季節はすっかり春を迎えるころになってしまいました。ようやく東京も暖かくなりつつあり、桜が咲くのが待ち遠しいです。<br />
久しぶりにオーストラリアへ出張へいってまいりました。まだまだ日差しは夏のようで、それでも風はさわやか、、ととてもよい季節です。<br />
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今回は、JETRO SYDNEYより委託を受け、日豪ビジネス活性化のために就労ビザをわかりやすく解説したガイドブックを執筆させていただき、このガイドブックに伴い、ジェトロ・シドニー商工会議所主催のセミナーにて講演させていただきました。弊社にとっても初めて、オーストラリアの地で講演、ということもあり、とても光栄な機会でした。<br />
<br />
オーストラリア国内にはもちろんMigration Agent といわれる同じ業務を実施している方が多くいらっしゃいますが、実際日本ではほぼ存在せず、まだまだビザは旅行会社がサポートすることが現状です。今回のガイドブックはオーストラリア大使館査証課勤務時代の元同僚である、Lester Associates Good Migration 所属 Migration agent である、<a href="http://aom-visa.com/about/partner/">ジェイコブ・ワイリー</a>とともに共著で執筆、講演させていただきました。日系企業の方にとっても弊社共々初めての登壇であったのもあり、みなさんの関心は高く、また、テーマとして「ビザを活用する」という点におけるアプローチのプレゼンテーションは非常に皆様にとって新しい発見が多かったようで、ネットワーキングでも大変多くのよいフィードバックをいただきました。<br />
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この<a href="http://www.jetro.go.jp/world/oceania/au/reports/07001584">ジェトロ出版のオーストラリア就労ビザガイドブック</a>はどなたでもダウンロード可能ですので、ぜひご活用いただけますと幸いです。<br />
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私たちの思いとしては、移民省における経験があるがゆえに、もっと日豪ビジネスを活性化できる人物交流があってもよいのではないか、と思う次第です。オーストラリアは今後、世界的にも経済の中心はアジアパシフィックになることも想定範囲であり、アジアにおいて、欧米文化を持ち合わせるユニークな国でもあります。そのような地理的利点も活かし、日系企業にぜひ多く進出、そして、研修の地としても活用いただければと思います。<br />
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セミナー終了後に、懐かしい仲間3人で再会もかね、打ち合げをし、今後のビジネスの展望を語りました。<br />
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シドニーをあとにして、北上し、ゴールドコースト、そしてブリスベンを訪問しました。伝統的に日本人にとっては、ゴールドコーストをはじめとして、今もなお、多くのセレブリティ、そして、オーストラリア人にとってもゆったりとしたライフスタイルの魅力から、比較的富裕層の多い土地柄です。 80年代~90年代初めのオーストラリアブームは去ったといえども、いまでも、多くの著名人や富裕層もホリデーハウスを維持していたり、また投資活動として、日本からクイーンズランド州にいらっしゃる方も少なくありません。<br />
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だいぶ私もQLD州にネットワークが広がりました。ゴールドコーストをその昔から知り尽くしている方にお会いしたり、現在もバリバリと活躍している方、そして、ブリスベンでも日系ビジネスに精通している皆様にもお会いすることができ、多くのことをあらためて吸収し、帰国しました。日本側から、もっとオーストラリアを知っていただく機会を増やせれば、と思う次第です。<br />
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いろいろとまた多くの宿題を持ち帰ってきたわけですが、、あっというまに3月も終わりです。<br />
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1年で一番華やいだこの季節はとても好きです。なんとなく空を眺めてまた新しい年度への目標考えたいと思います・・・。<br />
<br />aomvisahttp://www.blogger.com/profile/11738123622218658137noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667194948083933592.post-16451082859468565062013-12-20T02:21:00.001+09:002013-12-20T09:01:37.319+09:002013年をふりかえって ~今年も大変お世話になりました<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEha83AZw_ykNQogcOcujbYWq6Z09YY_Mut_30s3TOZkedx4Z4DvaDNNBivbaiD0an1giJgFVuNSzTNPDSOwbwh5TinKlEKtXHdzqMP9wNxPR3dUGYXP7ULBsMPcZkysKUAkKXSjQ0w7S6U/s1600/merry-christmas-card-thekilonsparkles.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEha83AZw_ykNQogcOcujbYWq6Z09YY_Mut_30s3TOZkedx4Z4DvaDNNBivbaiD0an1giJgFVuNSzTNPDSOwbwh5TinKlEKtXHdzqMP9wNxPR3dUGYXP7ULBsMPcZkysKUAkKXSjQ0w7S6U/s320/merry-christmas-card-thekilonsparkles.jpg" width="273" /></a></div>
早いもので2013年もあとわずか10日ほどになりました。AOM としても3年目を迎えて大変実り多き年に感じています。 今年を振り返り、様々な動きをふまえてまとめてみました。<br />
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<span style="background-color: white;"><strong><span style="color: blue;">1.投資家ビザへの需要が急増</span></strong></span><br />
2013年年始後に日本政府が発表した「2015年増税改正」をうけてか、年始から顕著な動きは、オーストラリア・ニュージーランド投資家ビザに対する関心が非常に高くなり、日本でもじわりとこれらの投資家ビザを検討する方が増えてきたということです。 日本経済も昨年末に安倍政権に交代した後、大幅な改革を経て「アベノミクス」として時間とともに、景気も上向きになってきている中、資産運用などを海外で実施する方が増加してきたことを実感する1年でした。これらに関する投資家ビザセミナーも多く開催させていただきました。<br />
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<strong><span style="background-color: white; color: blue;">2.インターンシップへの関心も高まる</span></strong><br />
弊社の提供しているオーストラリアンインターンシップを活用した大学プログラムとしてお茶の水女子大に採択いただいたことがきっかけに、徐々に日本の学生にもこの「本格的なインターンシップ」への関心が大変高まってきました。 国立大学にて、全国で初めて大学プログラムとしてインターンシップを導入したこと、そして、これを機に、国立大学として、全国で初めて「単位認定」としてインターンシップを導入したことも画期的でした。 個人留学の学生も、アカデミックな留学というより、これら「インターンシップ」を中心とした留学にも関心が高まり、 今後、さらにみなさんのキャリアにつながるよいインターンシップを提供していくことができれば幸いです。<br />
<br />
<strong><span style="color: blue;">3.4月にオフィスを神谷町へ移転</span></strong><br />
弊社は青山のオフィスから神谷町へ移転をしました。 オーストラリア クイーンズランド州政府事務所の近くとなる、クイーンズランドビジネスセンター(QBC)へ入居することになりました。 QLD州を中心として、政府との連携もはかり皆様にさらに親和性の高いサービスを提供できるようになりました。またクライアントさんによっては、徒歩圏になったり、大変多くの方にお会いすることができるようになった点は非常に大きなポイントでした。 QBCを拠点に来年はさらにセミナーやネットワーキングなども開催していきたいと思います。<br />
<br />
<span style="color: blue;"><strong>4.ニュージーランドにて講演、オーストラリア出張など</strong></span><br />
ニュージーランド オークランド商工会議所(二水会)のご後援により、日系企業向けにオセアニアのビザのしくみや現在の移住事情などの講演をさせていただきました。年々、日系企業進出のサポートをする機会も増え、さらに、今後は日本からの投資進出が増えるとみています。 すでに進出して、現場でご活躍されている企業駐在員の方とも再会などを通じて、日々日豪ビジネス・ 日ニュージーランドビジネスに貢献されている姿も非常に新鮮でした。今後ますます多様な業界が海外進出をしていく時代となり、来年はさらなる期待もしています。オーストラリアは労働党政権時代に就労ビザが大変厳格化したことをふまえて、これらのサポートの強化をしていきたいと実感しました。<br />
<br />
<strong><span style="color: blue;">5.エアライン留学&サポートを開始</span></strong><br />
オリンピックが2020年に東京開催が決定した9月、今後のエアライン業界のますますの需要をふまえて、エアライン留学を専門とするサイトを別途稼働開始しました。オーストラリア・ニュージーランド各国にあるトップスクールと連携し、さらにグローバルに活躍できる人材育成の一環として、実践的な留学をぜひ応援していきたいと考えています。 また日本では情報が少ないパイロット留学についてもあわせて提供開始しました。 今後については、プロフェッショナルの航空会社を対象に各国にある、トレーニング施設の提供などのサービスもあわせて検討していく予定です<br />
<br />
<strong><span style="color: blue;">6.クライアントとの出会い</span></strong><br />
年々、多様なクライアントの方とお会いする機会が増えてきました。 時にビザサポートをするにあたり、ビジネスプランを一緒に検討したり、そこから生まれるビジネスに対するネットワークをご紹介したり、と最近はビザのサポートの範囲を超えてのサービス提供も増えてきました。 日本の方にとっては、時に未知の世界であるオーストラリア・ニュージーランドの事情に際して、よい現場の方をご紹介することで、さらに現場におけるビジネスを広げていくことが可能炉なるケースがあります。多くの温かいご支援のもとで、これらの出会いも非常に嬉しい年でした。今後もオーストラリア・ニュージーランドへの活性化に微力ながら貢献できれば幸いです<br />
<br />
<strong><span style="color: blue;">7.イミケンの活動</span></strong><br />
イミグレーションロー実務研究会の活動も2年目となりました。こちらも定期的に様々な講師を迎えて、外国の移民法、およびこれからは日本の在留資格に対する改正もふまえてさらに積極的な勉強会を継続していければと思います。大きな出会いは、移民法や人口移動などを特化して研究されている先生がオーストラリアへ今回仕事の関係で赴任となり、今後はオーストラリア移民法についても活発な意見交換をすることができるようになったことです。他国にも多く滞在されたことがある先生が故、オーストラリア移民法を体感していただくことで、さらに研究のよい課題になるのではないかと感じています。 よい仲間に恵まれ、今後は執筆活動のほうにも少し精力的にしてみたいと考えています<br />
<br />
<strong><span style="background-color: white; color: blue;">~~来年へ~~</span></strong><br />
2014年はとても個人的ではありますが、さらにこれらを伸ばしていく機会の年として、さらに皆様によいサービスをご提供することができればと思います。 <br />
ビザ申請や代行という部分はある意味、各国への滞在にむけての「過程」であり、皆様にとっては渡航後からが重要な展開となります。これらをふまえて、各国における情報提供やネットワークもできる限りご提供できるような機会を増やしていくことができればと思います。<br />
<br />
今年は9連休という方もいらっしゃるようですが、みなさまどうぞよいクリスマス&お正月をお迎え下さいませ。また、2014年度もどうぞよろしくお願い申し上げます<br />
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<br />aomvisahttp://www.blogger.com/profile/11738123622218658137noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667194948083933592.post-17418298588076802222013-10-31T23:41:00.001+09:002013-10-31T23:41:28.949+09:00国際人口の新たな局面 ~ 厚生セミナーに参加して久しぶりに<a href="http://www.ipss.go.jp/seminar/program.html" target="_blank"><strong>国立社会保障・人口問題研究所の1日セミナー</strong></a>に参加しました。 私にとっては初めての「人口学」に関するセミナーで大興味深いものでした。<br />
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今日本は、「人口減」が25万人といわれるようになり、にわか、この人口論が社会的にも関心が高くなってきていると思います。 移民政策関係をしていると、この人口論、そして経済政策とのつながりは深く、これらを連動することで将来的な国家政策を検討していくことができる枠組みがあるかと思うのですが、どうもこれは、長くオーストラリアにかかわっている経験からの感覚であり、日本は実はまだまだ、、ということを実感した1日でもありました。<br />
<br />
今回もっとも関心があったのは、オーストラリアからアデレード大学教授<span style="color: black;">である、<span class="style3">Graeme HUGO氏が基調講演されたことです。人口学の権威でもあるようで、今回の講演となったようですが、先生は、オーストラリア移民政策においても、移民省との連携にて、政策についてもかかわっている方です。日本において、オーストラリア移民政策についてトピックスになる機会がほぼ皆無である現状、個人的には、参加している日本の研究者および、聴衆の方にとって、どんな印象をもたれるのか、という点が非常に興味深い私でした。</span></span><br />
<span style="color: black;"><span class="style3"></span></span><br />
<span style="color: black;"><span class="style3">オーストラリアは歴史的に、そして伝統的に「移民国家」であるがゆえ、日本とは比較しにくい国ではありますが、人口が少ない国が故に、自然増と移民増を考慮して、いかに国益になるように経済政策を人口政策・移民政策と連動して検討しているか、そして、詳細なるデータ分析から、毎年の政策をたてているか、という点は、日本も少しは遠い将来を検討するうえで、事例として参考になったのではないか、と思います。</span></span><br />
<span style="color: black;"><span class="style3"></span></span><br />
<span style="color: black;"><span class="style3">先生のほかは主に、「人口学」を研究されている先生による講演でしたが、普段はあまりうかがうことのないトピックスが多かったこと、そして、どちらかといえば、海外からの日本への流入する外国人について、また、日本における外国人との「国際結婚」についてが焦点となっており、移民政策=日本では在留資格になりますが、この点との関連性は弱く感じました。</span></span><br />
<span style="color: black;"><span class="style3"></span></span><br />
<span style="color: black;"><span class="style3">しかしながら、パネリストの皆様が、オーストラリア移民法や国家としてのチャレンジに対しては非常に新鮮だったようで、どの先生からもこれらの政策についての関心の高さは少し嬉しい点でした。オーストラリアは歴史が浅い点や人口が少ないがゆえに、システマティックにできるのかもしれませんが、アメリカに比較しても、着実に移民政策を人口政策と経済効果に反映している先鋭的モデルと日々感じています。</span></span><br />
<span style="color: black;"><span class="style3"></span></span><br />
<span style="color: black;"><span class="style3">日本において、地図からいかに外国人が偏って分布しており、特に東海地方・そして関東近辺に集中していることもあらためて、実感しました。 外国人に限らず、日本の現状は、都市に人口が集中しすぎており、地方都市への政策はまだまだ弱く感じます。</span></span><br />
<span style="color: black;"><span class="style3"></span></span><br />
<span style="color: black;"><span class="style3">日本の研究者の方はRSMS(地方都市に移民することでボーナスポイントまたは優位に永住できるタイプ)の存在にもとても新鮮だったようですが、セミナーをきいていて、少し思いついたのは、やはり、日本の現状制度で法改正のスピードが遅いため、「特区」制度を活用し、その土地に合う労働力を呼び寄せるのも1つの手かもしれません。</span></span><br />
<span style="color: black;"><span class="style3"></span></span><br />
<span style="color: black;"><span class="style3">たとえば、日本は今、2020年のオリンピックを目標として、ますます観光立国として早いスピードでサービス改善もしていかなければなりません。地方の魅力、そして外国語の提供が薄いエリアに、特区とし、これらの地区やニーズに必要とする雇用=外国人の労働力を活用し、かつ、自国の人へのプロモーターにもなりうる立場として、海外への新しい発信の仕方も検討できるのではないかと思います。 </span></span><br />
<span style="color: black;"><span class="style3"></span></span><br />
<span style="color: black;"><span class="style3">ヒューゴ教授もおっしゃっていましたが、日本はまだまだこれから多くの点で人口政策の上で、活用できる機会は大きいと思います。 「多文化共生」というキーワードが随分語られていましたが、人口移動を検討するうえで、人口学・移民(在留資格)政策、そして外国人に対する社会保障制度、労働市場、という点はリンクして検討していくことが今後重要であり、特に「長期的に日本へ滞在する」外国人を視野にいれるのであれば、 共存していくうえで、必須の課題と感じます。</span></span><br />
<span style="color: black;"><span class="style3"></span></span><br />
<span style="color: black;"><span class="style3">今日の参加者はほとんどが人口学の研究者だったと思いますが、オーストラリア移民政策がどのように映ったのか、今回は、オーストラリアのようなモデルが存在している、ということを広く知っていただくために、大きな機会だったと思います。</span></span><br />
<span style="color: black;"><span class="style3"></span></span><br />
<span style="color: black;"><span class="style3">日本において、オーストラリア移民法について関わる数少ない1人として、日本がよりよい国になるために、問題提議の1つの意見として微力ながら、これらの制度について紹介することができればと思います。</span></span>aomvisahttp://www.blogger.com/profile/11738123622218658137noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667194948083933592.post-59407937907151813242013-09-09T09:08:00.001+09:002013-09-09T09:08:21.181+09:002020年東京オリンピック決定とオーストラリア選挙この週末は話題満載の週末でした。日本では何よりも2020年のオリンピック開催地のゆくえを決定する重要なプレゼン+決定日となり、国民が一体となってこの日に臨んだ気持ちです。<br />
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日本チームによるプレゼンテーションも生中継で、じっくり拝見でき、この45分間にかけたその想いは非常に大きなものであるということを実感しました。 はじめから最後まで釘づけの私でしたが、各プレゼンターが登壇し、様々なアングルからこの東京招致に対する説得する姿は本当に日本国民としてのチームを強固に感じた次第です。 一番初めの高円宮妃のプレゼンテーションも本当に素晴らしかった・・・。皇室として初めての試みということではありましたが、一人の日本国民としてのメッセージ、そしてどのような立場で支援しているか、など流暢なフランス語と英語でとくとくと語っていらっしゃいました。 また、間にはいる映像を交えて、次々とプレゼンターがかわっていく演出やその、映像の美しい効果や印象は誰もが日本に行きたくなる!ような気にもなったと思います。<br />
<br />
そして、最後のほうで、安倍首相が長いスピーチをしました。この直前までG20の出席をしていたにも関わらず、このオリンピックへのメッセージは大変意味深く、非常に重みを感じ、長文の英語によるメッセージは本当に驚いた次第です。 全般的に日本人があまり得意としない表現の部分において、どの方もその感情的なメッセージは心打たれるもので、本当に感激しました。 あ~日本の心や日本人としての誇り、そして日本人として、これからしていきたいこと、などチーム一丸となって皆さんの必死さや真剣さがテレビでも伝わってきました<br />
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東京決定は圧倒的な大差で実現し、本当にうれしい限りです。自分の生きている間にこのような素晴らしいイベントが体感できることに幸せを感じた週末でした。<br />
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~一方、オーストラリアについては、この選挙日にむかうにつれて、日々、どんどん野党の支持が強まり、結果的に、ほぼ予想通りではありましたが、6年ぶりに自由保守党が返り咲きとなり、アボット氏が首相となります。 6月末の急なラッド首相就任も驚くニュースではありましたが、結局のところ、国民はこの効果より自由保守党を選択しました。<br />
<br />
この6年間、労働党が与党して、移民政策においては本当に就労ビザが劇的に厳格化し、これは私たち実務の立場の人のみならず、経済界にもかなりの大きな影響を及ぼしたと予想しています。<br />
今後の展開にぜひ期待したいところです。 今、資源経済も失速しているオーストラリアにおいて、次の打開策は必須となっています。 まずは、今後の状況を傍観していきたいと思います。aomvisahttp://www.blogger.com/profile/11738123622218658137noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667194948083933592.post-9321002498653694822013-08-17T23:10:00.000+09:002013-08-17T23:32:00.709+09:00緒方貞子さん~UNHCRにおける体験<a href="http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0817/index.html" target="_blank"><strong>NHKでちょうど特集</strong></a>をしていたのだが、終りのほうだけ少し拝見しました。<br />
日本人は国連の職員としてまだまだ大変少ないことは周知のことですが、緒方さんほど世界中に知られている日本人国連職員はいらっしゃらないのではないか、と思う。10年間もUNHCRのトップに在任されたということですが、この10年間は冷戦終了後ということもあり、各国における紛争が数多く勃発し、明らかに冷戦前とは異なり、世界的に難民が大量に発生した期間であり、かつ、内紛による難民発生、そして、その措置に対して数多くの難題に取り組んできたことをあらためて実感しました。<br />
<br />
インタビューの中で、メッセージとしておっしゃっていたのは、「多様性を認め、共存していくということ」「人間の安全保障( Human Security ) 」 - 実に重い言葉である。 緒方さんの在任時代は、特に民族紛争が多く勃発した時期でもあり、自分と異なる民族との多様性、そしてともに生きていくことの大切さなどをひたすら訴え続けてきました。 単一民族で生まれ育った弁務官が、先頭に立ち、共存の重要性を身をもってリードしてきている姿は本当に圧巻と感じました。<br />
<br />
日本では「難民」という話題はなんとなく、いつも非常に遠く感じます。 しかし、在勤時代に移民政策の中で、最も自身に響いたのは難民に関することであり、日本では住んでいても会う機会はほとんどないような難民の方のお会いして彼らの訴えを聞いたりしたことは非常に重く、また、日本とオーストラリアの難民政策の歴史やスピード感の違いを実に多く感じさせられました。 印象的だったのは、コソボ紛争のときに、即刻オーストラリア政府が一時的にコソボ難民をオーストラリアへ避難させるために「<a href="http://www.immi.gov.au/about/reports/annual/1998-99/html/safe.htm" target="_blank"><strong>Save Heaven Visa</strong></a>」というものを実施し、帰還できるようになるまで、多くのコソボ難民を受け入れられるような政策をとったことです。 オーストラリア政府は 沈静化したら国へ帰還できるような状況である、と判断したため、このビザは永住できるものではありませんでしたが、それでも、迅速にこれらのビザを施行したことは非常に印象的でした。<br />
<br />
各国の利害関係も含め、国連における難民政策の解決への道は途方もない道のりでもあります。<br />
ただ、こうした緒方さんの実践してきた経験から語られるメッセージはどれも考えさせられる内容であり、国際関係における共存の重要性を感じました。<br />
<br />
また、今は随分認知度もあがった<a href="http://jmun.org/" target="_blank"><strong>「模擬国連」</strong></a>について、これは緒方さんが将来の国連職員を目指す学生のために始めたプログラムということも初めてしりました。 若い人たちへの教育にも熱心であり、本当に日本を代表する真の国際派であると思いました。<br />
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番組内における長いインタビューのメッセージは心に響きました。<br />
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<br />aomvisahttp://www.blogger.com/profile/11738123622218658137noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667194948083933592.post-80030407662911254082013-07-28T12:04:00.000+09:002013-07-28T13:04:37.165+09:00イミケンセミナー 「高度人材ポイント制と難民政策について」行政書士の皆さまと実施している<a href="http://www.immigration-law.jp/category/seminar/" target="_blank"><strong>「イミグレーションロー実務研究会」において、今回初めて、日本の在留資格に関するセミナーを実施いたしました</strong></a><strong>。</strong> はじまって2年近くたちますが、日本をトピックスにし、実務に関わる行政書士の方とアカデミックの大学の先生方が一緒に今後の日本の在留資格を検討するとてもよい機会となりました。 大変多くの方がご参加下さり、行政書士からの実務面におけるご意見も非常に興味深いものでした。<br />
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「高度人材ポイント制」については施行はじまってまだ時間も経過していないこと、そして実際の予定以上に利用されている頻度があまりに低いところもあり、まだまだチャレンジは相当な期間継続しそうです。これらについて政府の委員会メンバーであった上智大学教授の大石奈々先生より、この資格制度の現状について、また、今後の課題などが発表されました。<br />
<br />
大石先生は国連のILOにおいてもキャリアを積んできた国際派であり、あらゆる視点から日本の在留資格制度についての分析、そして統計に基づく検証から、いまある日本の大きな課題は「この在留資格制度のみを改善しても、受け入れる社会のほうのインフラ整備が重要課題」というところが最終的な結論でした。 日本はもともと「移民を受け入れる国」として法整備がされてきていない国であり、外国人=あくまでも一時的な在留、という認識が根強く法律の中には残っているのが現状です。 また、日本特有としては「社会保障制度」が「国民皆保険制度」にみられるように、日本人のみならず、日本に居住している外国人に対してもこれらの恩恵はうけられる制度になっており、それがゆえに、「永住」を取得しなくても、これらのベネフィットがある、という点は永住のメリットがかえってみえない、というところも大きな点です。 いわゆる先進国にみられる移民国家においての「永住」の定義はこれらの社会保障制度にアクセスできるようになったり、教育制度において授業料がその国民と同様に扱われ、安価なサービスがうけられるようになったり、、と税金の面とも大きく関わっています。 根本的な問題は、日本はここの点における政策と在留資格は連動したものではないため、税金の使われ方、、、から変えていくのは非常に長期的なプランとなります。<br />
<br />
そして、高度人材においての最大の焦点は「雇用」の点です。これらにおいて、日本社会における「高度人材」の扱い方=非常にドライにいえば、給与面において、諸外国に比較しても劣る点は、まったく魅力あるもの、とはみえないのが現状です。 日本の雇用制度、少しは改善されつつある年功序列、そして、給与昇給制度、 また、企業における外国人の割合、、などなど、メリットを追求すれば、、海外のほうが魅力的に映ってしまうこの現状はいなめません。<br />
<br />
これらの法整備を検討する省庁の連携も必須であり、この政策プロセスにおいても横のつながりをもって、何が国家にとって有益となるか、そして、どんな国家にしたいのか、というビジョンをもたなければ、本当に難しい、、というのが総合的な私の感想でした。<br />
<br />
高度人材と平行して、日本にはいま「人口減少」に対しての具体的政策がほぼ、ない、、、状況であり、この点も深刻に検討する時期にきています。 日本は日本人だけでつくっていくことはほぼ限界にきているのも現状である、というところを政府が危機感をもたなければ、、この問題はつねに空回りする状況であり、その間にどんどん高度人材は流出する可能性も大きい、ということです。<br />
<br />
識者としてのご意見を述べつつ、その難しさも痛感しました。<br />
法務省サイトにこれらの<a href="http://www.moj.go.jp/content/000112007.pdf" target="_blank"><strong>「高度人材ポイント制」に関する見直し案のpdf</strong></a>も拝読し、まだまだチャレンジは長期的となりそうです・・・・<br />
<br />
名古屋大学の浅川晃広先生からは、高度人材とは真逆ともいえる「難民政策」について日本xオーストラリアの比較を交えて発表がありました。 日本は先進国の中でも最も難民受け入れに消極的というのは有名な話ですが、それでも、参与員になられた浅川先生のコメントは興味深く、「実際に難民としての痛切な雰囲気を感じない」難民申請者も多い、、という事実もあるようです。<br />
オーストラリアは戦後かつて、人口増大のために大量にインドシナ難民を受入れ、永住者⇒国籍取得のキャンペーンも実施し、オーストラリア人としのアイデンティティを多くの移民たちに浸透させる政策もしてきた国です。 そうはいっても、近年は、ボートピープルがまた増加し、これらの制御に国は難民申請に対する厳格化、傾向にまたなりつつあります。<br />
<br />
難民条約に加盟している国家はさまざまなジレンマを感じつつ、これらのプロセスについてはどの国も難題となっているようで、、、今後の在り方については、包括的に検討していかなければならない、、という状況のようです。 <br />
<br />
大石先生は9月からメルボルン大学へ着任されるということで、個人的にはこのような識者の方がオーストラリア移民法を「体感」することで、日本の在留資格も客観的に検証していくきっかけになれば、、と期待するところです。 あまりにもオーストラリアはシステマティックに確立されているため、これを100%取り入れることはほぼ不可能ですが、少しでも、多くの気づきから将来的に在留資格改正のエッセンスになれば、、と感じます。<br />
<br />
おふたりともオーストラリアに関わるアカデミックの方として、今後のご活躍をますます楽しみにしております。 aomvisahttp://www.blogger.com/profile/11738123622218658137noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667194948083933592.post-72132601427504454552013-07-06T11:39:00.000+09:002013-07-06T11:46:43.397+09:00LEAN IN ~サンドバーグ氏の本を読んで<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgmFIqDGqCeBZkTbilnW6dcB7R_qCu64IXtWL6ds1N3b1FumDnnZBnDJUAzU8JKTwQq3_YOwhc_rAsuhwAHSGZfBxTVjwpJ-dby9QbW-J1zlPYZYZK85nvvcKDrHK6r7Vh1DQUjS2Lymjc/s1600/41WNP2PD8wL__SL500_AA300_.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="200" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgmFIqDGqCeBZkTbilnW6dcB7R_qCu64IXtWL6ds1N3b1FumDnnZBnDJUAzU8JKTwQq3_YOwhc_rAsuhwAHSGZfBxTVjwpJ-dby9QbW-J1zlPYZYZK85nvvcKDrHK6r7Vh1DQUjS2Lymjc/s200/41WNP2PD8wL__SL500_AA300_.jpg" width="200" /></a></div>
最近発売になった本で、話題になっている「LEAN IN 」をさっそく読みました。 著者である、シェリル・サンドバーグ女史は最近日本にも来日していたようで、日経新聞にも大きく特集されていました。 現在は、フェイスブックのCOOとして活躍しています。 彼女が今まで経てきたキャリアおよび私生活にの中で感じてきたことが実直につづられているような印象でした。<br />
<br />
それにしても華やかなキャリアの数々・・誰もがこの方のように進める状況ではないですが、社会の上にいけばいくほど、女性における社会のハンディがとても大きい、、、ということを実体験を通じて感じているようでした。 <br />
<br />
学業をハーバードにて、、というところから既に雲の上の状況ですが、、そのあとも、政府系に進み、世界銀行、マッキンゼー、そしてグーグル、フェイスブック・・・・とこの流れだけでも、ため息がでます。 ハーバードは学生時代から既に過酷な競争社会ときいていますが、まさに社会において自分の活躍できる場を求めて、切磋琢磨してきた光景が浮かびます。<br />
<br />
しかし彼女が感じた社会の現実は、女性ということにおけるハンディがまだまだ大きい、そしてこれを世の中にしってほしい、、というところから(公的にある)徹底したデータ分析のもとに文章はつづっていました。 アメリカは日本のビジネス社会よりはるかに、オープンかつ、受け入れられる文化がある、という印象がありましたが、本人の体験から意外とアメリカでもなかなか大変なのである、ということを実感しています。 <br />
<br />
誰もがサンドバーグ氏のようなキャリアをつづることは困難ですが、伝えたかったのは、社会における女性の評価がどうしても男性とは異なるアングルから発生し、これらを克服するために、「一歩踏み出してみましょう」 という激励だったようです。<br />
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg_y9ajdnYwaE4YCGZywFGiWxfuOmLmc665m0-zs1Aj95rPjtKo5UNpqC7pMJXVHz1isMZCtwdOJa1cOcBhaLwNiu2U0FKTXF7kFcVRG2-sc0X65DyXalJso32-E4avCgVK4pHHjudiYRM/s1600/51f0qQJI9DL__SS400_.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="200" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg_y9ajdnYwaE4YCGZywFGiWxfuOmLmc665m0-zs1Aj95rPjtKo5UNpqC7pMJXVHz1isMZCtwdOJa1cOcBhaLwNiu2U0FKTXF7kFcVRG2-sc0X65DyXalJso32-E4avCgVK4pHHjudiYRM/s200/51f0qQJI9DL__SS400_.jpg" width="200" /></a></div>
少し話はそれますが、きのうテレビで林真理子さんが出演されていて最近執筆した「野心のすすめ」という本とご自身のご経験を語っていました。 やはり自分の夢やもっと上を目指している人は「野心家」でなければできない、、ということで、彼女も一歩一歩ほしいものを得てきた経緯がとても具体的で面白かったです。 常に現状満足ではなく、先をみている、ということでした。<br />
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キャリアも家庭も公私ともにバランスよく保ち、そして自分の存在価値を社会においてPRしていくのは簡単なことではありません。 ケースは異なりますが、このお二人ともに、それぞれに努力はまだまだ延々と続くものなのだ。。と思いました<br />
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ふと自身の環境をふりかえれば、、いまはかなり自由なワークライフを送っており、自分でプランをたて、時間を作り、そして次のビジネスプランを考える・・・と今はあまり「女性だから」不利になったり、ハンディと感じることはまだあまりありません。 もちろんこれは、企業や政府などに勤務していた時代とは大きく異なる環境です。 「一人で働く」というより今は、その時々に必要となる人たちや仲間と「チーム」を作り、プロジェクトやクライアントをサポートする、という体系に変化しています。<br />
<br />
もちろん、ミーティングをしてまわりをみると「100%男性」も多いのが実情ですが、まだまだ、自身の触れる世界もそこまでに到達していないからかもしれません・・・。しかし、明らかにどこかで勤務していた時代に知り合う人たちとは異なる人たちに多く出会う機会が増えたことで刺激をうけることが多く、自身をもっと向上させなければならない。。。。と感じざるを得ない状況なっていることは確かです。<br />
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ワークライフバランス…は本当に重要と思います。今はちょっとワークの比重が多すぎて、これを機に今年後半はせめて「ライフ」バランスを変えたい次第です。aomvisahttp://www.blogger.com/profile/11738123622218658137noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667194948083933592.post-83188563309218523782013-07-05T10:55:00.001+09:002013-07-05T10:57:48.524+09:00オーストラリア 就労ビザ457厳格化へ7月1日は例年、オーストラリアは会計年度スタートということで、様々なことが改正になります。6月末にはついに、与党である労働党において、ギラード首相から党首がラッド元首相へと引継ぎされました・・・。2009年に労働党が政権をとって以来、多様なことがオーストラリア国内では変革があり、その一方、この労働党内における内紛?も落ち着かない事態が慢性的に持続していたことも事実です。<br />
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当の国民にとっては、物価が高騰し、人件費や労働条件の整備など、本当に多くのことが緻密化され、外国人はもとより、オーストラリア人にとっても住みにくい国になっているのではないかと感じざるを得ません。<br />
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そんな中、外国からの人材むけに存在する就労ビザ(457)の法改正が今回実施されました。 2月の時点ですでに「7月以降厳格化予定」と発表される、という異例の状況でもあり、その際に日経新聞にも取材をうけましたが、、ふたをあけてみれば、、それはもう本当に「厳格化」の一言で、私たち、ビザコンサルタントにとっても大変衝撃的な結果に、ただただ茫然としてしまいました・・・。<br />
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<strong>概要ではありますが日本語で簡単にホームページ上にご案内しました⇒ </strong><a href="http://aom-visa.com/2013/07/2013-7-1-457-change/" target="_blank"><strong><span style="color: blue;">こちらへ</span></strong></a><br />
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日本人にとって最もハードルが高くなったのは「英語力」の要件でしょう。 6月までは、いろいろあっても、ほとんどの職業においてはこの英語力要件は免除されていましたが、今後、ほぼすべての就労者はIETLS 5.0の取得が必須となります。 日本からは、もちろん大変多くの企業が進出しており、駐在員としての立場で、現地にて就労していますが、これらの方ももちろん該当します<br />
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構図として、「国内の労働市場の保護」が大きな理由ですが、それでも、極端な締め付けがはたしてよい経済効果になるかは疑問です。企業進出の足止めにならないような形にしてほしいと願います。<br />
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年々、申請プロセスも段階的に効率重視となり、今後就労ビザはすべてインターネットのみの申請となり、初進出のケースは、スポンサー期限も12か月と短縮され、これから、進出しようとする日系企業へのインパクトは思っていた以上に発生しそうです。<br />
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サポートする立場としては、これらの影響は外国企業に対しては、まず、Negative に感じざるを得ません。 真に、オーストラリア政府の目指している方向というものに対して、どうも疑問が残ります。<br />
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これからどうなっていくのか、、、9月には選挙も控え、ほぼアボット氏率いる自由保守党への支持が大きいとされていましたが、この時点でラッド氏が台頭したことにより、そのゆくえは秋までの選挙戦に託されるのかと感じています。aomvisahttp://www.blogger.com/profile/11738123622218658137noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667194948083933592.post-63533345335375067282013-06-23T14:12:00.003+09:002013-06-23T14:14:30.072+09:00投資家むけのビザ~日本も検討へかなりのブランクをおいてしまい、季節はすっかり梅雨になってしまいました。日本の人事異動の多い4月、そして、5月はオーストラリア・ニュージーランドと長期海外出張にでかけ、6月はそのしわ寄せと7月法改正前の駆け込み…と時があっという間にすぎてしまい、ブログもキャッチアップしたい次第です。<br />
<br />
少し時間はたってしまいましたが、5月は現場、オーストラリア・ニュージーランドにてじっくり投資家向けのビザについて多くの方とディスカッションする機会がありました。両国ともに、今、投資家誘致にはかなり積極的政策をとっており、オーストラリアはニュージーランドに追従して、昨年11月よりSiginificant Investor Visa (SIV) という初めて年齢制限のない永住ビザを構築しました。 この背景が実はニュージーランドがすでに2009年から実施している投資家ビザ(インベスタープラス)がきっかけ、ということをオーストラリア本土の人はほぼ「知らない」という事実にも今回大変驚きました。 いろいろな面で、オーストラリアは自国のほうがニュージーランドよりも進んでいる…と自負しがちですが、移民政策については双方追従傾向でもあり、この点、特に「個人」投資家むけの誘致はニュージーランドは確実に成功例としてあげられると感じます<br />
<br />
日本ではまだあまりこのビザについての内容が日本語で伝えられる機会も少ないため<a href="http://media.yucasee.jp/posts/index/13507?la=0002" target="_blank"><strong>、先日メディアから取材を受け、少しですが記事となりました</strong></a><strong>。</strong>今の日本マーケットにおける課題は、少しでもこの両国が実施している個人投資家向けのビザについて、知っていただく機会を増やすことができればと考えています。<br />
<br />
また、最近日経メディアで報道されましたが、「<a href="http://www.nikkei.com/article/DGXNASGC1401H_V10C13A6NN1000/" target="_blank"><strong>日本もついに海外富裕層に長期の日本滞在資格 を政府が来日促進策として検討しはじめた</strong></a><strong>」</strong>ということです。これは、かなり大胆な前進であり、非常に印象的なニュースでした。 今、日本は観光立国になるべく、あれこれと対策を練っていますが、その中でも、「ビザ緩和」というのはもっともハードルが低くんる絶対的効果がある、ということを実践の中から、政府も実感していることと感じます。 <br />
<br />
これから、短期ビザもタイやマレーシアに対して、免除となる方向のようで、この次のステップとして、長期滞在者向けのビザ緩和は非常に大きな効果を期待できます<br />
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オーストラリアは年々「投資」する、というかなりドライな政策になっていますが、今の好例はマレーシアのMM2Hかと思います。 日本政府もこのビザのしくみをどのように構築するかがキーポイントですが、「外貨誘致」という考え方として、資金運用できるようなしくみを作ると、経済効果も大きなものになります。<br />
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たぶん、今まで「ビザ」というのは「在留資格」という観念が強いため、この点を「運用する」という方向性にはなかったと思いますが、もっと他国の事例を比較し、早いスピードで改革することにより、多くの外国人誘致につながると思います。<br />
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反面、今よく報道されているのは「不動産購入」についての規制が外国人に対してほぼない・・・ということも大きな問題かと思います。 この点を上手に精査していかなければ、多くの外国人はこれらの投資をかなり現実に検討している、ということを念頭にしませんと、多くの問題が予測されます<br />
外国人誘致=観光のみではない、ということで、投資面のしくみやシステムを構築する必要は今後でてくると予想しています<br />
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昨年4月に行政書士の会報(東京行政書士協会)にて<a href="http://aom-visa.com/2012/04/puente/" target="_blank"><strong>投資ビザについての寄稿</strong></a>をさせていただきましたが、これらを含めて、日本におけるしくみを真剣に検討する時期に来ていると思いますaomvisahttp://www.blogger.com/profile/11738123622218658137noreply@blogger.com0