1.投資家ビザへの需要が急増
2013年年始後に日本政府が発表した「2015年増税改正」をうけてか、年始から顕著な動きは、オーストラリア・ニュージーランド投資家ビザに対する関心が非常に高くなり、日本でもじわりとこれらの投資家ビザを検討する方が増えてきたということです。 日本経済も昨年末に安倍政権に交代した後、大幅な改革を経て「アベノミクス」として時間とともに、景気も上向きになってきている中、資産運用などを海外で実施する方が増加してきたことを実感する1年でした。これらに関する投資家ビザセミナーも多く開催させていただきました。
2.インターンシップへの関心も高まる
弊社の提供しているオーストラリアンインターンシップを活用した大学プログラムとしてお茶の水女子大に採択いただいたことがきっかけに、徐々に日本の学生にもこの「本格的なインターンシップ」への関心が大変高まってきました。 国立大学にて、全国で初めて大学プログラムとしてインターンシップを導入したこと、そして、これを機に、国立大学として、全国で初めて「単位認定」としてインターンシップを導入したことも画期的でした。 個人留学の学生も、アカデミックな留学というより、これら「インターンシップ」を中心とした留学にも関心が高まり、 今後、さらにみなさんのキャリアにつながるよいインターンシップを提供していくことができれば幸いです。
3.4月にオフィスを神谷町へ移転
弊社は青山のオフィスから神谷町へ移転をしました。 オーストラリア クイーンズランド州政府事務所の近くとなる、クイーンズランドビジネスセンター(QBC)へ入居することになりました。 QLD州を中心として、政府との連携もはかり皆様にさらに親和性の高いサービスを提供できるようになりました。またクライアントさんによっては、徒歩圏になったり、大変多くの方にお会いすることができるようになった点は非常に大きなポイントでした。 QBCを拠点に来年はさらにセミナーやネットワーキングなども開催していきたいと思います。
4.ニュージーランドにて講演、オーストラリア出張など
ニュージーランド オークランド商工会議所(二水会)のご後援により、日系企業向けにオセアニアのビザのしくみや現在の移住事情などの講演をさせていただきました。年々、日系企業進出のサポートをする機会も増え、さらに、今後は日本からの投資進出が増えるとみています。 すでに進出して、現場でご活躍されている企業駐在員の方とも再会などを通じて、日々日豪ビジネス・ 日ニュージーランドビジネスに貢献されている姿も非常に新鮮でした。今後ますます多様な業界が海外進出をしていく時代となり、来年はさらなる期待もしています。オーストラリアは労働党政権時代に就労ビザが大変厳格化したことをふまえて、これらのサポートの強化をしていきたいと実感しました。
5.エアライン留学&サポートを開始
オリンピックが2020年に東京開催が決定した9月、今後のエアライン業界のますますの需要をふまえて、エアライン留学を専門とするサイトを別途稼働開始しました。オーストラリア・ニュージーランド各国にあるトップスクールと連携し、さらにグローバルに活躍できる人材育成の一環として、実践的な留学をぜひ応援していきたいと考えています。 また日本では情報が少ないパイロット留学についてもあわせて提供開始しました。 今後については、プロフェッショナルの航空会社を対象に各国にある、トレーニング施設の提供などのサービスもあわせて検討していく予定です
6.クライアントとの出会い
年々、多様なクライアントの方とお会いする機会が増えてきました。 時にビザサポートをするにあたり、ビジネスプランを一緒に検討したり、そこから生まれるビジネスに対するネットワークをご紹介したり、と最近はビザのサポートの範囲を超えてのサービス提供も増えてきました。 日本の方にとっては、時に未知の世界であるオーストラリア・ニュージーランドの事情に際して、よい現場の方をご紹介することで、さらに現場におけるビジネスを広げていくことが可能炉なるケースがあります。多くの温かいご支援のもとで、これらの出会いも非常に嬉しい年でした。今後もオーストラリア・ニュージーランドへの活性化に微力ながら貢献できれば幸いです
7.イミケンの活動
イミグレーションロー実務研究会の活動も2年目となりました。こちらも定期的に様々な講師を迎えて、外国の移民法、およびこれからは日本の在留資格に対する改正もふまえてさらに積極的な勉強会を継続していければと思います。大きな出会いは、移民法や人口移動などを特化して研究されている先生がオーストラリアへ今回仕事の関係で赴任となり、今後はオーストラリア移民法についても活発な意見交換をすることができるようになったことです。他国にも多く滞在されたことがある先生が故、オーストラリア移民法を体感していただくことで、さらに研究のよい課題になるのではないかと感じています。 よい仲間に恵まれ、今後は執筆活動のほうにも少し精力的にしてみたいと考えています
~~来年へ~~
2014年はとても個人的ではありますが、さらにこれらを伸ばしていく機会の年として、さらに皆様によいサービスをご提供することができればと思います。
ビザ申請や代行という部分はある意味、各国への滞在にむけての「過程」であり、皆様にとっては渡航後からが重要な展開となります。これらをふまえて、各国における情報提供やネットワークもできる限りご提供できるような機会を増やしていくことができればと思います。
今年は9連休という方もいらっしゃるようですが、みなさまどうぞよいクリスマス&お正月をお迎え下さいませ。また、2014年度もどうぞよろしくお願い申し上げます