早いもので、2015年もあと残り少なくなりました。皆様にとってはどのような1年でありましたでしょうか。今年は、何よりも、オセアニアのビジネスの話題は非常に活気ある1年であったのではないかと感じています。 特にオーストラリアについては1月15日のEPA発効から始まり、日本郵便によるTOLL社買収をはじめとして、数々の大型案件のM&A、ニュージーランドにおいても、伊藤ハムがANZCO (ニュージーランド食肉協会のような企業)の60%の株式取得、など、日本からの投資が活発化しました。また、10月5日にはようやくTPPの大筋合意となり、オーストラリア&ニュージーランド両国にとっては大きなステップとなりました。
また、航空の面でも、8月にはカンタス航空がブリスベン線を就航、12月には全日空が16年ぶりのシドニー就航ということで、アクセスのよい羽田からのオセアニア路線もますます拡大することとなりました。観光やビジネスにおいて、航空路線のアクセスの良さは致命的であり、今回のこの進出はオーストラリアのみならず、ニュージーランドも歓迎していると感じています。
そして、9月―11月はラグビーワールドカップに燃えた年でもありました。 目覚ましい日本選手の活躍に国民によるラグビーへの関心は高まり、そして、決勝戦はオーストラリア&ニュージーランド、というカードになり、南半球の存在感が非常に大きかったゲームとなりました。
これから、五郎丸選手もオーストラリア レッズにてプレーすることがきまり、我々オーストラリアビジネスに関わる立場の人たちも、この決断を歓迎し、かつ、より多くの皆さんにラグビー、そしてオーストラリアやニュージーランドへ関心を持っていただきたい、と思うところです
年々、様々なイベントや出来事を振り返ってみますが、今年はこの数年にないくらい、オセアニアが注目された年であり、かつ、来年からさらに活性化にむけて、始動し始めた気がします。
半面、北半球では、フランスのテロ事件をはじめとして、多くのテロが世界各国で勃発し、本当に安全に普通の生活を過ごせる場所も限られてきているのではないか、とも感じるところでした。
南半球に位置するオーストラリア・ニュージーランドは若干北半球の情勢の流れとは異なる点もあり、企業をはじめとして、今後、リスクマネジメントをふまえての進出や選択はあると感じています。
この年の瀬に話題になっていたのは、ニュージーランドの国旗について、ついに1つのデザインに絞られたようで、来年3月に現国旗との国民投票が実施されるようです。国としてのアイデンティティを問われる大きな選択になるかと思いますが、この話題にも注目が集まりました。
弊社AOMとしての1年は、季節やビジネスの流れに準じて、今年も大変多くの新しい出会いがありました。以上に述べた政治や外交の流れは確実にオセアニアと日本の関係がますます親密化されてくる要因になるかと思いますが。、弊社としてはぜひ、日本側からそれらのネットワークや橋渡しができるような存在にこれからも微力ながらなれたらと思う次第です。
人が動くことによる「ビザ」のニーズに応じて、サポートしているのが弊社のメインビジネスではありますが、これには本当に多くの出会いや人生があり、時にビジネスを作り上げたり、仲間を紹介したり、、、移住する方はこれからの新しい生活に不安もある中、様々なサポートをご紹介したり、、、と幅広い活動になってきているこの頃です
まだまだこれからチャレンジできる機会は多くあると感じていますので、ぜひまた新しい出会いを楽しみに来年を迎えたいと思います。
今年も大変多くの皆様にご支援いただきまして、ありがとうございました。
皆様もどうぞ素敵なクリスマス&そしてお正月をお迎えくださいませ
オーストラリア&ニュージーランドビザ サポート&コンサルティング エキスパートとしてオーストラリアやニュージーランドにまつわるビザ情報とビジネス活動記をきままにつづっています
ビジネス奮闘記
皆さまにとってAOM Visa Consultingが身近なサービスになるようにこのブログでは少しやわらかめのトピックスもふまえて発信していきたいと思います。 オーストラリアやニュージーランド関連のほか、ふだんの活動や関心ごと含めてレポートします。 ご意見・ご感想などございましたらお気軽にメールにてお送りください。 AOM Visa Consulting Official Web site は こちらへ
2015年12月17日木曜日
2014年12月18日木曜日
2014年をふりかえって・・・今年も大変お世話になりました
毎年この時期になると、今年の流れ、、と思い返してみますが、少し記述してみたいと思います。
1.ニュージーランド政府主催投資家ビザセミナー 開催
2014年からの大きな動きとして、ニュージーランド政府が初めて、本格的に日本マーケットにおいて投資家ビザセミナーを開始したことがあげられます。 弊社も2月の初セミナーにてサポートさせていただきました。日本においてニュージーランド移民局が正式にこれらのイベントに参加するのは初めてのことであり、新しい展開という意味では大きな年だったと思います。
一般的にもニュージーランドビザというものが徐々に浸透し始めた年なのではないかと思います。
ニュージーランド大使館側も、ウェブサイトの更新や情報提供が以前よりもずっと活発になりました。
2.シドニーにてJETRO/JCCI 主催によるビザセミナー開催
弊社としては初めてオーストラリアシドニーにおいて、 3月にセミナー講演の機会を頂戴し、1月に刊行したJETRO オーストラリア就労ビザガイドブックに関する セミナー講師として登壇させていただきました。JETROさんいわく、定期的にセミナーイベントはシドニーにて日系企業向けに開催されているようですが、このビザセミナーは大変な盛況ぶりで、かつ、多くの新しい発見もあったようで、非常にpositive feedback を頂けた点においては、弊社としても有難い次第でした。
シドニー現地パートナーである、ジェイコブワイリーも日本語で全ての講演を担当し、情報内容としては今まで日系企業が利用していないビザクラス含めて、皆さんの関心度はとても高いものでした。少しでも、日系企業によるオーストラリア投資進出が促進されることを祈ります。
3.オーストラリア大使館 主催によるセミナーにて登壇
セミナーの話ばかりになってしまいますが、グローバル人材育成をみすえて、マーケティング事務所と連携し、日本の大学の皆様むけに インターンシップの活用や効果などについて、講演させていただきました。 これから、日本の大学は非常にこれらのプログラムを検討する上で、重要な時期にきています。実践した大学の学生さんの体験談をふまえての報告は、大学スタッフの皆さんに非常に大きな説得性を感じさせた内容となりました。
あらためて、グローバル人材育成の場=アジアパシフィックの中のオーストラリアとして、存在感を実感した機会でした。
4.オーストラリア クィーンズランド州政府 主催 投資家ビザセミナー
ニュージーランドと同様、オーストラリアも2012年からの投資家ビザクラスにおいて、セミナー活動が活発化した年でもありました。 本国から初めて州政府 移民審査官トップも来日し、講演を数日実施しました。 日本の市場におけるこれらの需要に伴い、 オーストラリア・ニュージーランド両政府ともに、誘致活動を積極的にしてきた年といえます。
弊社も様々な場面で、州政府と連携し、クライアントサポートに従事しました。
5.多くのクライアントさんとの出会い
年々、弊社のクライアント層も幅広くなり、特に投資家関係の方や起業して進出しようとする方など、バイタリティーある方たちとの出会いは非常に刺激的でした。 各国において、それぞれの夢にむかって行動している姿はとてもさわやかで、「ビザ」という結果のみならず、今後のビジネス活動が非常に楽しみです。
6.ビジネス側のチームや仲間たち & JNZBCに参加
オーストラリア・ニュージーランド共に徐々に共にサポートするビジネス側のよき仲間も多くなりました。弊社のビジネスは1社のみでは完結できないことが多く、弁護士や会計士、そして銀行や不動産会社など、多くの方との連携が必須です。これらのスムーズな連携が年々確立してきていることを実感しています。
また、今年は初めて、日本・ニュージーランド経済委員会(JNZBC)に参加させていただき、あらためて、日本&ニュージーランドビジネスに関わる多くの方に出会う事ができ、非常に有益な機会でした。ニュージーランドも1年半ぶりの訪問でしたが、クライストチャーチの地震現場など、2011年以来初めて訪問し、様々な現状を目の当たりにしたこと、そして、ビジネス側はそういう状況であっても、チームNZとしての連帯感も実感しました。 やはり現場に時々訪問するのはとても重要である、ということを実感した次第です。
7.事務所の移転
虎ノ門地域開発の為、11月1日に事務所移転をしました。 弊社にとっては、オーストラリアクィーンズランド州政府事務所と同じビルになったことはビジネスをさらに促進できる環境となり、とても
恵まれた環境となりました。 身近にいるビジネス仲間と共に、さらにオーストラリア&ニュージーランドビジネス促進を可能とする環境になったことは弊社にとって有難い次第です。
ビザ、という視点のみならず、今後の展開としては、その先にあるビジネスプランや、弊社の強みである現地におけるビジネスネットワークなどの構築含めて、皆さまのよりよいサポートができるようになれば、と思う次第です。
8.オーストラリア&ニュージーランドと日本
最後に全般として、今年は特にオセアニアにとって非常に大きな転換期だったと思います。4月にアボット首相が来日し、FTA/EPA交渉がぐっと進み、そして、ついに牛肉の関税交渉など、過去の長期間交渉をふまえてもオーストラリア政府の悲願だったことに大きな前進をしました。 また、安全保障についてもより緊密に進むことになり、 現状今までで、もっとも特にオーストラリアとは近い関係になったと思います。 また、安倍首相による両国訪問も大きなニュースでした。
年末になり、ついにカンタスがオーストラリア便を増便することが決定し、これから、この政策の結果、ますますビジネス循環が活発化することが期待され、この増便もビジネス側にとってまさに待ち望んでいたことが実現・・というところです。 来年からいよいよ、、やっと・・・というところでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~
毎年少しずつではありますが、、前進している気がします…。 最近は何に充実感を感じるのか、と思うと、やはり、弊社によるビザサポート完了、 という点のみならず、プランニングしているビジネスが実現することや、そのゴールにむかって、チームですすめていく過程が一番エキサイティングなのかもしれません。 それぞれの人生模様を感じつつ、時に共有して、という時間が楽しく感じるときもあります。
来年はもう少し、ビジネスブレーンの方で、微力ながら、サポートできる機会を増やすことができれば幸いです。 そしてさらなる多くの出会いを楽しみにしたいと思います。
今年も大変お世話になりまして、ありがとうございました。
どうぞ皆様もよいクリスマス&お正月をお迎えくださいませ。
2014年4月8日火曜日
感慨深いオーストラリア首相来日
非常に歴史的な数日だった。オーストラリア政府に長くかかわった立場として今回のアボット首相来日に対する思いは強く、結果として、オーストラリアが大いに第一歩を踏み出すことになった。
日本は特に農業においての交渉は非常に困難を伴い、TPP交渉の件含めて、様々な要因が今回の結果を生み出したと思う。 2007年の交渉開始したのも安倍政権時代であったというのも不思議な縁である。 また、その間にBSE問題などが発端となり、一気にオージービーフに好機がきたことも懐かしい・・・・あのころはマックもアメリカビーフだったのに・・・、その当時のマッカーシー大使がオージービーフのCM出演もこなし、そしてマックは今となってはオージービーフが基本となった・・・。すでに交渉以前に日本の輸入牛肉シェアはオーストラリアのほうが優位であったことも、忍耐強いオーストラリア政府の交渉と品質改良、そしてマーケティングなどなど、、、。
一方日本側は自動車において譲歩したが、オーストラリアでは本当に高い。少しでも日本車が安価に手に入ることになれば、トヨタは撤退を決めたが、それでもブランド力はさらに維持できると期待したい。
今後、個人的な見解として、農業という面で、もっと日本はセールスの立場でオーストラリアに進出できると思う。すでに、伊藤園さんのお茶生産などもよい事例だが、「季節が逆」という点を生かして、日本とは別のサイクルで、生産が可能であり、年間供給が可能になること、すでに、「さぬきうどん」「おそば」生産もかなり浸透している。
そして、やっぱり日本の強みは「技術力」のため、おいしい野菜、甘い果物、また、シーフードも日本人好みのものだけを扱うのではなく、その養殖技術を日本から提供したりすることで、中国やアジアへ日豪連携して輸出事業をする、などなど、もっと潜在的な点は多くあると感じる。
工業は日本は得意なので、農業のテクニカルな面をもっとセールスできる点=人材やノウハウをmonetize していく、ということが可能なのではないか、と思う。
オーストラリアで日本ビジネスをするうえでやはり国全体が「親日家」である点は非常に大きいと思う。「クール・ジャパン」としての戦略をフランス方面とはまた若干異なるかもしれないが、特に「食」に関してはもっと多くのチャンスがあると感じる。 (個人的にはレストランなどもよいが、、、スーパーなどにて扱うレトルトやスープ関係、乾燥食材など・・・あと、冷凍食品も)
また、サービス産業については、ジェトロ・シドニー事務所も後押ししているが、今後もっと活発な市場になると感じている。ビザガイドブックに続いて、「シドニー・スタイル」というなかなか素敵な冊子が今回刊行された。今までの出版物とは全く違う雰囲気で、とても読みやすく、日本からもサービス産業への参入への期待が大いに見られた。
~~~
何はともあれ、大使館の皆様、大変お疲れ様でした!Team Australia として非常に有意義な結果になり、今後もますます日豪ビジネス活性化のために、微力ながら弊社もサポートできれば、、と思います。
日本は特に農業においての交渉は非常に困難を伴い、TPP交渉の件含めて、様々な要因が今回の結果を生み出したと思う。 2007年の交渉開始したのも安倍政権時代であったというのも不思議な縁である。 また、その間にBSE問題などが発端となり、一気にオージービーフに好機がきたことも懐かしい・・・・あのころはマックもアメリカビーフだったのに・・・、その当時のマッカーシー大使がオージービーフのCM出演もこなし、そしてマックは今となってはオージービーフが基本となった・・・。すでに交渉以前に日本の輸入牛肉シェアはオーストラリアのほうが優位であったことも、忍耐強いオーストラリア政府の交渉と品質改良、そしてマーケティングなどなど、、、。
一方日本側は自動車において譲歩したが、オーストラリアでは本当に高い。少しでも日本車が安価に手に入ることになれば、トヨタは撤退を決めたが、それでもブランド力はさらに維持できると期待したい。
今後、個人的な見解として、農業という面で、もっと日本はセールスの立場でオーストラリアに進出できると思う。すでに、伊藤園さんのお茶生産などもよい事例だが、「季節が逆」という点を生かして、日本とは別のサイクルで、生産が可能であり、年間供給が可能になること、すでに、「さぬきうどん」「おそば」生産もかなり浸透している。
そして、やっぱり日本の強みは「技術力」のため、おいしい野菜、甘い果物、また、シーフードも日本人好みのものだけを扱うのではなく、その養殖技術を日本から提供したりすることで、中国やアジアへ日豪連携して輸出事業をする、などなど、もっと潜在的な点は多くあると感じる。
工業は日本は得意なので、農業のテクニカルな面をもっとセールスできる点=人材やノウハウをmonetize していく、ということが可能なのではないか、と思う。
オーストラリアで日本ビジネスをするうえでやはり国全体が「親日家」である点は非常に大きいと思う。「クール・ジャパン」としての戦略をフランス方面とはまた若干異なるかもしれないが、特に「食」に関してはもっと多くのチャンスがあると感じる。 (個人的にはレストランなどもよいが、、、スーパーなどにて扱うレトルトやスープ関係、乾燥食材など・・・あと、冷凍食品も)
また、サービス産業については、ジェトロ・シドニー事務所も後押ししているが、今後もっと活発な市場になると感じている。ビザガイドブックに続いて、「シドニー・スタイル」というなかなか素敵な冊子が今回刊行された。今までの出版物とは全く違う雰囲気で、とても読みやすく、日本からもサービス産業への参入への期待が大いに見られた。
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何はともあれ、大使館の皆様、大変お疲れ様でした!Team Australia として非常に有意義な結果になり、今後もますます日豪ビジネス活性化のために、微力ながら弊社もサポートできれば、、と思います。
ラベル:
アボット首相,
オーストラリア,
オーストラリア, ビジネス,
外交,
日豪関係
2013年12月20日金曜日
2013年をふりかえって ~今年も大変お世話になりました
1.投資家ビザへの需要が急増
2013年年始後に日本政府が発表した「2015年増税改正」をうけてか、年始から顕著な動きは、オーストラリア・ニュージーランド投資家ビザに対する関心が非常に高くなり、日本でもじわりとこれらの投資家ビザを検討する方が増えてきたということです。 日本経済も昨年末に安倍政権に交代した後、大幅な改革を経て「アベノミクス」として時間とともに、景気も上向きになってきている中、資産運用などを海外で実施する方が増加してきたことを実感する1年でした。これらに関する投資家ビザセミナーも多く開催させていただきました。
2.インターンシップへの関心も高まる
弊社の提供しているオーストラリアンインターンシップを活用した大学プログラムとしてお茶の水女子大に採択いただいたことがきっかけに、徐々に日本の学生にもこの「本格的なインターンシップ」への関心が大変高まってきました。 国立大学にて、全国で初めて大学プログラムとしてインターンシップを導入したこと、そして、これを機に、国立大学として、全国で初めて「単位認定」としてインターンシップを導入したことも画期的でした。 個人留学の学生も、アカデミックな留学というより、これら「インターンシップ」を中心とした留学にも関心が高まり、 今後、さらにみなさんのキャリアにつながるよいインターンシップを提供していくことができれば幸いです。
3.4月にオフィスを神谷町へ移転
弊社は青山のオフィスから神谷町へ移転をしました。 オーストラリア クイーンズランド州政府事務所の近くとなる、クイーンズランドビジネスセンター(QBC)へ入居することになりました。 QLD州を中心として、政府との連携もはかり皆様にさらに親和性の高いサービスを提供できるようになりました。またクライアントさんによっては、徒歩圏になったり、大変多くの方にお会いすることができるようになった点は非常に大きなポイントでした。 QBCを拠点に来年はさらにセミナーやネットワーキングなども開催していきたいと思います。
4.ニュージーランドにて講演、オーストラリア出張など
ニュージーランド オークランド商工会議所(二水会)のご後援により、日系企業向けにオセアニアのビザのしくみや現在の移住事情などの講演をさせていただきました。年々、日系企業進出のサポートをする機会も増え、さらに、今後は日本からの投資進出が増えるとみています。 すでに進出して、現場でご活躍されている企業駐在員の方とも再会などを通じて、日々日豪ビジネス・ 日ニュージーランドビジネスに貢献されている姿も非常に新鮮でした。今後ますます多様な業界が海外進出をしていく時代となり、来年はさらなる期待もしています。オーストラリアは労働党政権時代に就労ビザが大変厳格化したことをふまえて、これらのサポートの強化をしていきたいと実感しました。
5.エアライン留学&サポートを開始
オリンピックが2020年に東京開催が決定した9月、今後のエアライン業界のますますの需要をふまえて、エアライン留学を専門とするサイトを別途稼働開始しました。オーストラリア・ニュージーランド各国にあるトップスクールと連携し、さらにグローバルに活躍できる人材育成の一環として、実践的な留学をぜひ応援していきたいと考えています。 また日本では情報が少ないパイロット留学についてもあわせて提供開始しました。 今後については、プロフェッショナルの航空会社を対象に各国にある、トレーニング施設の提供などのサービスもあわせて検討していく予定です
6.クライアントとの出会い
年々、多様なクライアントの方とお会いする機会が増えてきました。 時にビザサポートをするにあたり、ビジネスプランを一緒に検討したり、そこから生まれるビジネスに対するネットワークをご紹介したり、と最近はビザのサポートの範囲を超えてのサービス提供も増えてきました。 日本の方にとっては、時に未知の世界であるオーストラリア・ニュージーランドの事情に際して、よい現場の方をご紹介することで、さらに現場におけるビジネスを広げていくことが可能炉なるケースがあります。多くの温かいご支援のもとで、これらの出会いも非常に嬉しい年でした。今後もオーストラリア・ニュージーランドへの活性化に微力ながら貢献できれば幸いです
7.イミケンの活動
イミグレーションロー実務研究会の活動も2年目となりました。こちらも定期的に様々な講師を迎えて、外国の移民法、およびこれからは日本の在留資格に対する改正もふまえてさらに積極的な勉強会を継続していければと思います。大きな出会いは、移民法や人口移動などを特化して研究されている先生がオーストラリアへ今回仕事の関係で赴任となり、今後はオーストラリア移民法についても活発な意見交換をすることができるようになったことです。他国にも多く滞在されたことがある先生が故、オーストラリア移民法を体感していただくことで、さらに研究のよい課題になるのではないかと感じています。 よい仲間に恵まれ、今後は執筆活動のほうにも少し精力的にしてみたいと考えています
~~来年へ~~
2014年はとても個人的ではありますが、さらにこれらを伸ばしていく機会の年として、さらに皆様によいサービスをご提供することができればと思います。
ビザ申請や代行という部分はある意味、各国への滞在にむけての「過程」であり、皆様にとっては渡航後からが重要な展開となります。これらをふまえて、各国における情報提供やネットワークもできる限りご提供できるような機会を増やしていくことができればと思います。
今年は9連休という方もいらっしゃるようですが、みなさまどうぞよいクリスマス&お正月をお迎え下さいませ。また、2014年度もどうぞよろしくお願い申し上げます
2013年10月31日木曜日
国際人口の新たな局面 ~ 厚生セミナーに参加して
久しぶりに国立社会保障・人口問題研究所の1日セミナーに参加しました。 私にとっては初めての「人口学」に関するセミナーで大興味深いものでした。
今日本は、「人口減」が25万人といわれるようになり、にわか、この人口論が社会的にも関心が高くなってきていると思います。 移民政策関係をしていると、この人口論、そして経済政策とのつながりは深く、これらを連動することで将来的な国家政策を検討していくことができる枠組みがあるかと思うのですが、どうもこれは、長くオーストラリアにかかわっている経験からの感覚であり、日本は実はまだまだ、、ということを実感した1日でもありました。
今回もっとも関心があったのは、オーストラリアからアデレード大学教授である、Graeme HUGO氏が基調講演されたことです。人口学の権威でもあるようで、今回の講演となったようですが、先生は、オーストラリア移民政策においても、移民省との連携にて、政策についてもかかわっている方です。日本において、オーストラリア移民政策についてトピックスになる機会がほぼ皆無である現状、個人的には、参加している日本の研究者および、聴衆の方にとって、どんな印象をもたれるのか、という点が非常に興味深い私でした。
オーストラリアは歴史的に、そして伝統的に「移民国家」であるがゆえ、日本とは比較しにくい国ではありますが、人口が少ない国が故に、自然増と移民増を考慮して、いかに国益になるように経済政策を人口政策・移民政策と連動して検討しているか、そして、詳細なるデータ分析から、毎年の政策をたてているか、という点は、日本も少しは遠い将来を検討するうえで、事例として参考になったのではないか、と思います。
先生のほかは主に、「人口学」を研究されている先生による講演でしたが、普段はあまりうかがうことのないトピックスが多かったこと、そして、どちらかといえば、海外からの日本への流入する外国人について、また、日本における外国人との「国際結婚」についてが焦点となっており、移民政策=日本では在留資格になりますが、この点との関連性は弱く感じました。
しかしながら、パネリストの皆様が、オーストラリア移民法や国家としてのチャレンジに対しては非常に新鮮だったようで、どの先生からもこれらの政策についての関心の高さは少し嬉しい点でした。オーストラリアは歴史が浅い点や人口が少ないがゆえに、システマティックにできるのかもしれませんが、アメリカに比較しても、着実に移民政策を人口政策と経済効果に反映している先鋭的モデルと日々感じています。
日本において、地図からいかに外国人が偏って分布しており、特に東海地方・そして関東近辺に集中していることもあらためて、実感しました。 外国人に限らず、日本の現状は、都市に人口が集中しすぎており、地方都市への政策はまだまだ弱く感じます。
日本の研究者の方はRSMS(地方都市に移民することでボーナスポイントまたは優位に永住できるタイプ)の存在にもとても新鮮だったようですが、セミナーをきいていて、少し思いついたのは、やはり、日本の現状制度で法改正のスピードが遅いため、「特区」制度を活用し、その土地に合う労働力を呼び寄せるのも1つの手かもしれません。
たとえば、日本は今、2020年のオリンピックを目標として、ますます観光立国として早いスピードでサービス改善もしていかなければなりません。地方の魅力、そして外国語の提供が薄いエリアに、特区とし、これらの地区やニーズに必要とする雇用=外国人の労働力を活用し、かつ、自国の人へのプロモーターにもなりうる立場として、海外への新しい発信の仕方も検討できるのではないかと思います。
ヒューゴ教授もおっしゃっていましたが、日本はまだまだこれから多くの点で人口政策の上で、活用できる機会は大きいと思います。 「多文化共生」というキーワードが随分語られていましたが、人口移動を検討するうえで、人口学・移民(在留資格)政策、そして外国人に対する社会保障制度、労働市場、という点はリンクして検討していくことが今後重要であり、特に「長期的に日本へ滞在する」外国人を視野にいれるのであれば、 共存していくうえで、必須の課題と感じます。
今日の参加者はほとんどが人口学の研究者だったと思いますが、オーストラリア移民政策がどのように映ったのか、今回は、オーストラリアのようなモデルが存在している、ということを広く知っていただくために、大きな機会だったと思います。
日本において、オーストラリア移民法について関わる数少ない1人として、日本がよりよい国になるために、問題提議の1つの意見として微力ながら、これらの制度について紹介することができればと思います。
今日本は、「人口減」が25万人といわれるようになり、にわか、この人口論が社会的にも関心が高くなってきていると思います。 移民政策関係をしていると、この人口論、そして経済政策とのつながりは深く、これらを連動することで将来的な国家政策を検討していくことができる枠組みがあるかと思うのですが、どうもこれは、長くオーストラリアにかかわっている経験からの感覚であり、日本は実はまだまだ、、ということを実感した1日でもありました。
今回もっとも関心があったのは、オーストラリアからアデレード大学教授である、Graeme HUGO氏が基調講演されたことです。人口学の権威でもあるようで、今回の講演となったようですが、先生は、オーストラリア移民政策においても、移民省との連携にて、政策についてもかかわっている方です。日本において、オーストラリア移民政策についてトピックスになる機会がほぼ皆無である現状、個人的には、参加している日本の研究者および、聴衆の方にとって、どんな印象をもたれるのか、という点が非常に興味深い私でした。
オーストラリアは歴史的に、そして伝統的に「移民国家」であるがゆえ、日本とは比較しにくい国ではありますが、人口が少ない国が故に、自然増と移民増を考慮して、いかに国益になるように経済政策を人口政策・移民政策と連動して検討しているか、そして、詳細なるデータ分析から、毎年の政策をたてているか、という点は、日本も少しは遠い将来を検討するうえで、事例として参考になったのではないか、と思います。
先生のほかは主に、「人口学」を研究されている先生による講演でしたが、普段はあまりうかがうことのないトピックスが多かったこと、そして、どちらかといえば、海外からの日本への流入する外国人について、また、日本における外国人との「国際結婚」についてが焦点となっており、移民政策=日本では在留資格になりますが、この点との関連性は弱く感じました。
しかしながら、パネリストの皆様が、オーストラリア移民法や国家としてのチャレンジに対しては非常に新鮮だったようで、どの先生からもこれらの政策についての関心の高さは少し嬉しい点でした。オーストラリアは歴史が浅い点や人口が少ないがゆえに、システマティックにできるのかもしれませんが、アメリカに比較しても、着実に移民政策を人口政策と経済効果に反映している先鋭的モデルと日々感じています。
日本において、地図からいかに外国人が偏って分布しており、特に東海地方・そして関東近辺に集中していることもあらためて、実感しました。 外国人に限らず、日本の現状は、都市に人口が集中しすぎており、地方都市への政策はまだまだ弱く感じます。
日本の研究者の方はRSMS(地方都市に移民することでボーナスポイントまたは優位に永住できるタイプ)の存在にもとても新鮮だったようですが、セミナーをきいていて、少し思いついたのは、やはり、日本の現状制度で法改正のスピードが遅いため、「特区」制度を活用し、その土地に合う労働力を呼び寄せるのも1つの手かもしれません。
たとえば、日本は今、2020年のオリンピックを目標として、ますます観光立国として早いスピードでサービス改善もしていかなければなりません。地方の魅力、そして外国語の提供が薄いエリアに、特区とし、これらの地区やニーズに必要とする雇用=外国人の労働力を活用し、かつ、自国の人へのプロモーターにもなりうる立場として、海外への新しい発信の仕方も検討できるのではないかと思います。
ヒューゴ教授もおっしゃっていましたが、日本はまだまだこれから多くの点で人口政策の上で、活用できる機会は大きいと思います。 「多文化共生」というキーワードが随分語られていましたが、人口移動を検討するうえで、人口学・移民(在留資格)政策、そして外国人に対する社会保障制度、労働市場、という点はリンクして検討していくことが今後重要であり、特に「長期的に日本へ滞在する」外国人を視野にいれるのであれば、 共存していくうえで、必須の課題と感じます。
今日の参加者はほとんどが人口学の研究者だったと思いますが、オーストラリア移民政策がどのように映ったのか、今回は、オーストラリアのようなモデルが存在している、ということを広く知っていただくために、大きな機会だったと思います。
日本において、オーストラリア移民法について関わる数少ない1人として、日本がよりよい国になるために、問題提議の1つの意見として微力ながら、これらの制度について紹介することができればと思います。
2013年9月9日月曜日
2020年東京オリンピック決定とオーストラリア選挙
この週末は話題満載の週末でした。日本では何よりも2020年のオリンピック開催地のゆくえを決定する重要なプレゼン+決定日となり、国民が一体となってこの日に臨んだ気持ちです。
日本チームによるプレゼンテーションも生中継で、じっくり拝見でき、この45分間にかけたその想いは非常に大きなものであるということを実感しました。 はじめから最後まで釘づけの私でしたが、各プレゼンターが登壇し、様々なアングルからこの東京招致に対する説得する姿は本当に日本国民としてのチームを強固に感じた次第です。 一番初めの高円宮妃のプレゼンテーションも本当に素晴らしかった・・・。皇室として初めての試みということではありましたが、一人の日本国民としてのメッセージ、そしてどのような立場で支援しているか、など流暢なフランス語と英語でとくとくと語っていらっしゃいました。 また、間にはいる映像を交えて、次々とプレゼンターがかわっていく演出やその、映像の美しい効果や印象は誰もが日本に行きたくなる!ような気にもなったと思います。
そして、最後のほうで、安倍首相が長いスピーチをしました。この直前までG20の出席をしていたにも関わらず、このオリンピックへのメッセージは大変意味深く、非常に重みを感じ、長文の英語によるメッセージは本当に驚いた次第です。 全般的に日本人があまり得意としない表現の部分において、どの方もその感情的なメッセージは心打たれるもので、本当に感激しました。 あ~日本の心や日本人としての誇り、そして日本人として、これからしていきたいこと、などチーム一丸となって皆さんの必死さや真剣さがテレビでも伝わってきました
東京決定は圧倒的な大差で実現し、本当にうれしい限りです。自分の生きている間にこのような素晴らしいイベントが体感できることに幸せを感じた週末でした。
~一方、オーストラリアについては、この選挙日にむかうにつれて、日々、どんどん野党の支持が強まり、結果的に、ほぼ予想通りではありましたが、6年ぶりに自由保守党が返り咲きとなり、アボット氏が首相となります。 6月末の急なラッド首相就任も驚くニュースではありましたが、結局のところ、国民はこの効果より自由保守党を選択しました。
この6年間、労働党が与党して、移民政策においては本当に就労ビザが劇的に厳格化し、これは私たち実務の立場の人のみならず、経済界にもかなりの大きな影響を及ぼしたと予想しています。
今後の展開にぜひ期待したいところです。 今、資源経済も失速しているオーストラリアにおいて、次の打開策は必須となっています。 まずは、今後の状況を傍観していきたいと思います。
日本チームによるプレゼンテーションも生中継で、じっくり拝見でき、この45分間にかけたその想いは非常に大きなものであるということを実感しました。 はじめから最後まで釘づけの私でしたが、各プレゼンターが登壇し、様々なアングルからこの東京招致に対する説得する姿は本当に日本国民としてのチームを強固に感じた次第です。 一番初めの高円宮妃のプレゼンテーションも本当に素晴らしかった・・・。皇室として初めての試みということではありましたが、一人の日本国民としてのメッセージ、そしてどのような立場で支援しているか、など流暢なフランス語と英語でとくとくと語っていらっしゃいました。 また、間にはいる映像を交えて、次々とプレゼンターがかわっていく演出やその、映像の美しい効果や印象は誰もが日本に行きたくなる!ような気にもなったと思います。
そして、最後のほうで、安倍首相が長いスピーチをしました。この直前までG20の出席をしていたにも関わらず、このオリンピックへのメッセージは大変意味深く、非常に重みを感じ、長文の英語によるメッセージは本当に驚いた次第です。 全般的に日本人があまり得意としない表現の部分において、どの方もその感情的なメッセージは心打たれるもので、本当に感激しました。 あ~日本の心や日本人としての誇り、そして日本人として、これからしていきたいこと、などチーム一丸となって皆さんの必死さや真剣さがテレビでも伝わってきました
東京決定は圧倒的な大差で実現し、本当にうれしい限りです。自分の生きている間にこのような素晴らしいイベントが体感できることに幸せを感じた週末でした。
~一方、オーストラリアについては、この選挙日にむかうにつれて、日々、どんどん野党の支持が強まり、結果的に、ほぼ予想通りではありましたが、6年ぶりに自由保守党が返り咲きとなり、アボット氏が首相となります。 6月末の急なラッド首相就任も驚くニュースではありましたが、結局のところ、国民はこの効果より自由保守党を選択しました。
この6年間、労働党が与党して、移民政策においては本当に就労ビザが劇的に厳格化し、これは私たち実務の立場の人のみならず、経済界にもかなりの大きな影響を及ぼしたと予想しています。
今後の展開にぜひ期待したいところです。 今、資源経済も失速しているオーストラリアにおいて、次の打開策は必須となっています。 まずは、今後の状況を傍観していきたいと思います。
2013年7月28日日曜日
イミケンセミナー 「高度人材ポイント制と難民政策について」
行政書士の皆さまと実施している「イミグレーションロー実務研究会」において、今回初めて、日本の在留資格に関するセミナーを実施いたしました。 はじまって2年近くたちますが、日本をトピックスにし、実務に関わる行政書士の方とアカデミックの大学の先生方が一緒に今後の日本の在留資格を検討するとてもよい機会となりました。 大変多くの方がご参加下さり、行政書士からの実務面におけるご意見も非常に興味深いものでした。
「高度人材ポイント制」については施行はじまってまだ時間も経過していないこと、そして実際の予定以上に利用されている頻度があまりに低いところもあり、まだまだチャレンジは相当な期間継続しそうです。これらについて政府の委員会メンバーであった上智大学教授の大石奈々先生より、この資格制度の現状について、また、今後の課題などが発表されました。
大石先生は国連のILOにおいてもキャリアを積んできた国際派であり、あらゆる視点から日本の在留資格制度についての分析、そして統計に基づく検証から、いまある日本の大きな課題は「この在留資格制度のみを改善しても、受け入れる社会のほうのインフラ整備が重要課題」というところが最終的な結論でした。 日本はもともと「移民を受け入れる国」として法整備がされてきていない国であり、外国人=あくまでも一時的な在留、という認識が根強く法律の中には残っているのが現状です。 また、日本特有としては「社会保障制度」が「国民皆保険制度」にみられるように、日本人のみならず、日本に居住している外国人に対してもこれらの恩恵はうけられる制度になっており、それがゆえに、「永住」を取得しなくても、これらのベネフィットがある、という点は永住のメリットがかえってみえない、というところも大きな点です。 いわゆる先進国にみられる移民国家においての「永住」の定義はこれらの社会保障制度にアクセスできるようになったり、教育制度において授業料がその国民と同様に扱われ、安価なサービスがうけられるようになったり、、と税金の面とも大きく関わっています。 根本的な問題は、日本はここの点における政策と在留資格は連動したものではないため、税金の使われ方、、、から変えていくのは非常に長期的なプランとなります。
そして、高度人材においての最大の焦点は「雇用」の点です。これらにおいて、日本社会における「高度人材」の扱い方=非常にドライにいえば、給与面において、諸外国に比較しても劣る点は、まったく魅力あるもの、とはみえないのが現状です。 日本の雇用制度、少しは改善されつつある年功序列、そして、給与昇給制度、 また、企業における外国人の割合、、などなど、メリットを追求すれば、、海外のほうが魅力的に映ってしまうこの現状はいなめません。
これらの法整備を検討する省庁の連携も必須であり、この政策プロセスにおいても横のつながりをもって、何が国家にとって有益となるか、そして、どんな国家にしたいのか、というビジョンをもたなければ、本当に難しい、、というのが総合的な私の感想でした。
高度人材と平行して、日本にはいま「人口減少」に対しての具体的政策がほぼ、ない、、、状況であり、この点も深刻に検討する時期にきています。 日本は日本人だけでつくっていくことはほぼ限界にきているのも現状である、というところを政府が危機感をもたなければ、、この問題はつねに空回りする状況であり、その間にどんどん高度人材は流出する可能性も大きい、ということです。
識者としてのご意見を述べつつ、その難しさも痛感しました。
法務省サイトにこれらの「高度人材ポイント制」に関する見直し案のpdfも拝読し、まだまだチャレンジは長期的となりそうです・・・・
名古屋大学の浅川晃広先生からは、高度人材とは真逆ともいえる「難民政策」について日本xオーストラリアの比較を交えて発表がありました。 日本は先進国の中でも最も難民受け入れに消極的というのは有名な話ですが、それでも、参与員になられた浅川先生のコメントは興味深く、「実際に難民としての痛切な雰囲気を感じない」難民申請者も多い、、という事実もあるようです。
オーストラリアは戦後かつて、人口増大のために大量にインドシナ難民を受入れ、永住者⇒国籍取得のキャンペーンも実施し、オーストラリア人としのアイデンティティを多くの移民たちに浸透させる政策もしてきた国です。 そうはいっても、近年は、ボートピープルがまた増加し、これらの制御に国は難民申請に対する厳格化、傾向にまたなりつつあります。
難民条約に加盟している国家はさまざまなジレンマを感じつつ、これらのプロセスについてはどの国も難題となっているようで、、、今後の在り方については、包括的に検討していかなければならない、、という状況のようです。
大石先生は9月からメルボルン大学へ着任されるということで、個人的にはこのような識者の方がオーストラリア移民法を「体感」することで、日本の在留資格も客観的に検証していくきっかけになれば、、と期待するところです。 あまりにもオーストラリアはシステマティックに確立されているため、これを100%取り入れることはほぼ不可能ですが、少しでも、多くの気づきから将来的に在留資格改正のエッセンスになれば、、と感じます。
おふたりともオーストラリアに関わるアカデミックの方として、今後のご活躍をますます楽しみにしております。
「高度人材ポイント制」については施行はじまってまだ時間も経過していないこと、そして実際の予定以上に利用されている頻度があまりに低いところもあり、まだまだチャレンジは相当な期間継続しそうです。これらについて政府の委員会メンバーであった上智大学教授の大石奈々先生より、この資格制度の現状について、また、今後の課題などが発表されました。
大石先生は国連のILOにおいてもキャリアを積んできた国際派であり、あらゆる視点から日本の在留資格制度についての分析、そして統計に基づく検証から、いまある日本の大きな課題は「この在留資格制度のみを改善しても、受け入れる社会のほうのインフラ整備が重要課題」というところが最終的な結論でした。 日本はもともと「移民を受け入れる国」として法整備がされてきていない国であり、外国人=あくまでも一時的な在留、という認識が根強く法律の中には残っているのが現状です。 また、日本特有としては「社会保障制度」が「国民皆保険制度」にみられるように、日本人のみならず、日本に居住している外国人に対してもこれらの恩恵はうけられる制度になっており、それがゆえに、「永住」を取得しなくても、これらのベネフィットがある、という点は永住のメリットがかえってみえない、というところも大きな点です。 いわゆる先進国にみられる移民国家においての「永住」の定義はこれらの社会保障制度にアクセスできるようになったり、教育制度において授業料がその国民と同様に扱われ、安価なサービスがうけられるようになったり、、と税金の面とも大きく関わっています。 根本的な問題は、日本はここの点における政策と在留資格は連動したものではないため、税金の使われ方、、、から変えていくのは非常に長期的なプランとなります。
そして、高度人材においての最大の焦点は「雇用」の点です。これらにおいて、日本社会における「高度人材」の扱い方=非常にドライにいえば、給与面において、諸外国に比較しても劣る点は、まったく魅力あるもの、とはみえないのが現状です。 日本の雇用制度、少しは改善されつつある年功序列、そして、給与昇給制度、 また、企業における外国人の割合、、などなど、メリットを追求すれば、、海外のほうが魅力的に映ってしまうこの現状はいなめません。
これらの法整備を検討する省庁の連携も必須であり、この政策プロセスにおいても横のつながりをもって、何が国家にとって有益となるか、そして、どんな国家にしたいのか、というビジョンをもたなければ、本当に難しい、、というのが総合的な私の感想でした。
高度人材と平行して、日本にはいま「人口減少」に対しての具体的政策がほぼ、ない、、、状況であり、この点も深刻に検討する時期にきています。 日本は日本人だけでつくっていくことはほぼ限界にきているのも現状である、というところを政府が危機感をもたなければ、、この問題はつねに空回りする状況であり、その間にどんどん高度人材は流出する可能性も大きい、ということです。
識者としてのご意見を述べつつ、その難しさも痛感しました。
法務省サイトにこれらの「高度人材ポイント制」に関する見直し案のpdfも拝読し、まだまだチャレンジは長期的となりそうです・・・・
名古屋大学の浅川晃広先生からは、高度人材とは真逆ともいえる「難民政策」について日本xオーストラリアの比較を交えて発表がありました。 日本は先進国の中でも最も難民受け入れに消極的というのは有名な話ですが、それでも、参与員になられた浅川先生のコメントは興味深く、「実際に難民としての痛切な雰囲気を感じない」難民申請者も多い、、という事実もあるようです。
オーストラリアは戦後かつて、人口増大のために大量にインドシナ難民を受入れ、永住者⇒国籍取得のキャンペーンも実施し、オーストラリア人としのアイデンティティを多くの移民たちに浸透させる政策もしてきた国です。 そうはいっても、近年は、ボートピープルがまた増加し、これらの制御に国は難民申請に対する厳格化、傾向にまたなりつつあります。
難民条約に加盟している国家はさまざまなジレンマを感じつつ、これらのプロセスについてはどの国も難題となっているようで、、、今後の在り方については、包括的に検討していかなければならない、、という状況のようです。
大石先生は9月からメルボルン大学へ着任されるということで、個人的にはこのような識者の方がオーストラリア移民法を「体感」することで、日本の在留資格も客観的に検証していくきっかけになれば、、と期待するところです。 あまりにもオーストラリアはシステマティックに確立されているため、これを100%取り入れることはほぼ不可能ですが、少しでも、多くの気づきから将来的に在留資格改正のエッセンスになれば、、と感じます。
おふたりともオーストラリアに関わるアカデミックの方として、今後のご活躍をますます楽しみにしております。
2013年7月5日金曜日
オーストラリア 就労ビザ457厳格化へ
7月1日は例年、オーストラリアは会計年度スタートということで、様々なことが改正になります。6月末にはついに、与党である労働党において、ギラード首相から党首がラッド元首相へと引継ぎされました・・・。2009年に労働党が政権をとって以来、多様なことがオーストラリア国内では変革があり、その一方、この労働党内における内紛?も落ち着かない事態が慢性的に持続していたことも事実です。
当の国民にとっては、物価が高騰し、人件費や労働条件の整備など、本当に多くのことが緻密化され、外国人はもとより、オーストラリア人にとっても住みにくい国になっているのではないかと感じざるを得ません。
そんな中、外国からの人材むけに存在する就労ビザ(457)の法改正が今回実施されました。 2月の時点ですでに「7月以降厳格化予定」と発表される、という異例の状況でもあり、その際に日経新聞にも取材をうけましたが、、ふたをあけてみれば、、それはもう本当に「厳格化」の一言で、私たち、ビザコンサルタントにとっても大変衝撃的な結果に、ただただ茫然としてしまいました・・・。
概要ではありますが日本語で簡単にホームページ上にご案内しました⇒ こちらへ
日本人にとって最もハードルが高くなったのは「英語力」の要件でしょう。 6月までは、いろいろあっても、ほとんどの職業においてはこの英語力要件は免除されていましたが、今後、ほぼすべての就労者はIETLS 5.0の取得が必須となります。 日本からは、もちろん大変多くの企業が進出しており、駐在員としての立場で、現地にて就労していますが、これらの方ももちろん該当します
構図として、「国内の労働市場の保護」が大きな理由ですが、それでも、極端な締め付けがはたしてよい経済効果になるかは疑問です。企業進出の足止めにならないような形にしてほしいと願います。
年々、申請プロセスも段階的に効率重視となり、今後就労ビザはすべてインターネットのみの申請となり、初進出のケースは、スポンサー期限も12か月と短縮され、これから、進出しようとする日系企業へのインパクトは思っていた以上に発生しそうです。
サポートする立場としては、これらの影響は外国企業に対しては、まず、Negative に感じざるを得ません。 真に、オーストラリア政府の目指している方向というものに対して、どうも疑問が残ります。
これからどうなっていくのか、、、9月には選挙も控え、ほぼアボット氏率いる自由保守党への支持が大きいとされていましたが、この時点でラッド氏が台頭したことにより、そのゆくえは秋までの選挙戦に託されるのかと感じています。
当の国民にとっては、物価が高騰し、人件費や労働条件の整備など、本当に多くのことが緻密化され、外国人はもとより、オーストラリア人にとっても住みにくい国になっているのではないかと感じざるを得ません。
そんな中、外国からの人材むけに存在する就労ビザ(457)の法改正が今回実施されました。 2月の時点ですでに「7月以降厳格化予定」と発表される、という異例の状況でもあり、その際に日経新聞にも取材をうけましたが、、ふたをあけてみれば、、それはもう本当に「厳格化」の一言で、私たち、ビザコンサルタントにとっても大変衝撃的な結果に、ただただ茫然としてしまいました・・・。
概要ではありますが日本語で簡単にホームページ上にご案内しました⇒ こちらへ
日本人にとって最もハードルが高くなったのは「英語力」の要件でしょう。 6月までは、いろいろあっても、ほとんどの職業においてはこの英語力要件は免除されていましたが、今後、ほぼすべての就労者はIETLS 5.0の取得が必須となります。 日本からは、もちろん大変多くの企業が進出しており、駐在員としての立場で、現地にて就労していますが、これらの方ももちろん該当します
構図として、「国内の労働市場の保護」が大きな理由ですが、それでも、極端な締め付けがはたしてよい経済効果になるかは疑問です。企業進出の足止めにならないような形にしてほしいと願います。
年々、申請プロセスも段階的に効率重視となり、今後就労ビザはすべてインターネットのみの申請となり、初進出のケースは、スポンサー期限も12か月と短縮され、これから、進出しようとする日系企業へのインパクトは思っていた以上に発生しそうです。
サポートする立場としては、これらの影響は外国企業に対しては、まず、Negative に感じざるを得ません。 真に、オーストラリア政府の目指している方向というものに対して、どうも疑問が残ります。
これからどうなっていくのか、、、9月には選挙も控え、ほぼアボット氏率いる自由保守党への支持が大きいとされていましたが、この時点でラッド氏が台頭したことにより、そのゆくえは秋までの選挙戦に託されるのかと感じています。
2013年3月6日水曜日
アジア・太平洋地域への高度人材移民に対するチャレンジ ワークショップ
今週はスタディウィークといえるほど連日ワークショップに参加しました。どれも興味深いトピックスでしたが、本日は、上智大学で開催されたアジア・太平洋地域への高度人材移民に対するチャレンジ ワークショップ (The Challenges of Highly Skilled Migration in Asia and the Pacific)に参加しました。 日本では、なかなかこういう「移民」関係のトピックスを話題とするワークショップが少なく、かつ英語でのものは今まで在勤時代の法務省会議でしか経験がなかったため、非常に楽しみに参加しました。 タイトルの名前とおり、今時代は「グローバル化」しており、各国は高度人材確保に対しても非常に競争の時代を迎えています。 常に、高度人材と言われている人々はよい仕事を求めて移住する傾向でもあり、どれだけ、この、人材を国家で確保できるか、ということが近年の関心ごとにもなっているのが現状です。
そんな中で、昨年日本も「高度人材」確保を意識して、ポイント制が導入されたことにより、この傾向が明確化してきていますが、実際のところ、施行後、まだまだ課題は山積みです。 そのような中で、まわりのアジア各国、そしてオーストラリアを含めて、各国のとりくみについて各識者が参加し、活発なディスカッションが開催されました。
オーストラリアからも移民省から多くの研究を依頼されている著名な教授が参加予定だったのですが、残念ながら急きょ来日できなくなったそうで、とても残念でした…。なかなか実務をしていても、研究者の声を聞く機会も少ないため、またの機会を期待したい次第です。
国は香港・シンガポール・オーストラリア・韓国・台湾・中国、そして日本の挑戦という各国の状況を次々に発表されました。 日本は歴史的・文化的にみても、特に韓国や中国、そして台湾などのとりくみは非常に比較材料としても有益でもあり、私自身もほぼ初めてきく内容も多く、大変興味深い状況でした。 これらの国でもっとも興味深い内容であったのは、台湾です。 台湾は中国と、歴史的に非常に複雑な時代もあったものの、現代については時とともにその政策はずいぶん歩み寄りの道をたどっています。そんな中で、台湾⇒アメリカに多く留学した学生たちがその後、自国のために貢献するしくみとして、特にITーシリコンバレー帰りの学生を優遇した政策が長く継続していたようです。その恩恵と、国家的プロジェクトとして、台湾のシリコンバレーのような街も整備し、そして、現に台湾においてはIT/テクノロジー産業は急成長したようです。 今の流れは、巨大市場として、そして、同じ文化圏でもある中国を視野に入れ、優秀な中国人を多く採用できるようなしくみを作り上げているようです。この中で、また興味深い内容だったのは台湾では中国籍の人を雇うことが法的にできない、ということです。そのため、多くのR&D センターを中国国内に配置することで、ここに採用した中国人を設置し、中国市場を開拓していく、という構図でした。 ここから学べる点は、国として、人材が他国へ流出しないように、戻ってくるしくみ、そして、隣国への市場開拓へもうまく、同じ文化圏の人材を活用する、という形で国家政策として作り上げている点です。
はたして日本は・・・といろいろアイデアを巡らせました。日本は歴史的に中国や韓国・台湾とも大きなつながりがありますが、何か特化した産業を検討し、人材育成、、、という点で、これらのしくみは特に構築されていない気がします。 少し思いつきになってしまいますが、 たとえば、今、日本は「観光立国」になるべく多くの課題をかかえ、そして国家的プロジェクトともいえるほどの重要課題になっています。 が、この人材育成の受け皿、そしてその発展性にむけての戦略はいまいち響くものは見当たらない印象です。
「観光大国」としていま、近隣諸国で見渡せば、オーストラリアはアジア隣国において突出したその基盤、歴史、教育背景を持っています。また、事実として来日観光客としてのオーストラリアの数字次は毎年上昇傾向、かつ、彼らの興味深い点は日本に観光産業をつぎつぎと起業する人もおり、これがきっかけで、グローバルに認知度を高める効果さえ生んでいます。
もし日本が真剣に観光立国になるという目標を立てるのであれば、必須言語である英語、そして、その観光産業の実態、しくみ、など日豪が連携することで、人材育成拠点としても活用し、そしてリターンしてくる人材を日本各地に配置することにより、効果を期待できるのではないか、と思いました。 人材育成、そして高度人材を作り上げるためには「教育」そして「現場」が必要です。 台湾のIT産業フォーカス、というヒントからふと思った次第ですが、 日本も「観光」を産業と位置付け、このように国家レベルでパートナーシップをつくることで迅速に観光立国になるレールを増やすことができるのではないか、と思いました。 ビザ面からもワーキングホリデーという「就労」でき、長期にわたり、滞在できるビザの活用はもっと政府レベルでプロモーションすべきであり、なぜ、11カ国も協定があるのにほとんど魅力的に活用されていないのか、という原因も追究すべきと思います。
今回のテーマである「Highly Skilled =高度人材」 とは?というのがもう1つの課題と思います。
日本という国にとってどんな人が高度人材なのか、以下が私が考える人材です。
<高度人材>
・高度な技術をもっているもの
・これらの人材がくることにより国に有益となる=経済効果を生む
・日本のことを十分に理解し、(言語・文化含めて)かつこれらの慣習をもってビジネス活動を他国言語・他国の文化(=つまり外国人にとって自国)にて対応できる人
・高度=誰もがもっていないため、不足しがちな職業
時に、結果としてこの層は収入が高い人たちになりますが、常にそういうわけではなく、「高収入=高度人材」ということのみではなく、そのバロメーターは決して給与金額のみではない、というのが印象です。
ファシリテーターの大石奈々先生は社会的な環境の分析から今おかれている日本の現状をふまえて、その日本独特のチャレンジがある、という点を多くご指摘されており、まったくの共感でした。
なかなか、日本はまだビザの種類をつくったとしても、それを応用するための生活環境がおいついていない、というのが大きなチャレンジになっているということです。
長年実務をしてきた自分にとっては、熱心なカ国の研究者のみなさんの発表は非常に新鮮であり、また、本当によく分析されている、というのが印象でした。最近はイミケンを通じて、日本の在留資格について多く考える機会もあり、またどのように発展できるか、既存のしくみをどのように効果的に活用できるか、という点については、オーストラリアが既にときにビザクラスの「プロモーション」として実施してきた多くの成功例を実務者の立場として体感しているため、これらをふまえて、もっと「具体的なビザクラスをPRする」という手法は、既存のものを応用できる点において日本には導入できる点が多くあると感じています。
少なくても、日本でこのようなワークショップが開催され、また、参加者の多くの人も多様な問題意識をもちながらかなり活発な意見が交わされ、日本政府の方も場を共有していたことは、今まで参加した中で、もっともエキサイティングなものでした。
最後には、法人からアメリカ商工会議所、リクルートエージェンシー、そして、政府からも法務省・経産省の方もプレゼンされ、それぞれの立場からの意見も非常に興味深いものでした。
終了後、法務省の方でかつて、在勤時代に参加していた東アジア会議にてお世話になった方で、嬉しい再会もあり、とても充実した1日で、久しぶりにじっくりと Migration ということについて考えた1日でした。 ぜひまたこのような機会があれば、参加したいと思います。
そんな中で、昨年日本も「高度人材」確保を意識して、ポイント制が導入されたことにより、この傾向が明確化してきていますが、実際のところ、施行後、まだまだ課題は山積みです。 そのような中で、まわりのアジア各国、そしてオーストラリアを含めて、各国のとりくみについて各識者が参加し、活発なディスカッションが開催されました。
オーストラリアからも移民省から多くの研究を依頼されている著名な教授が参加予定だったのですが、残念ながら急きょ来日できなくなったそうで、とても残念でした…。なかなか実務をしていても、研究者の声を聞く機会も少ないため、またの機会を期待したい次第です。
国は香港・シンガポール・オーストラリア・韓国・台湾・中国、そして日本の挑戦という各国の状況を次々に発表されました。 日本は歴史的・文化的にみても、特に韓国や中国、そして台湾などのとりくみは非常に比較材料としても有益でもあり、私自身もほぼ初めてきく内容も多く、大変興味深い状況でした。 これらの国でもっとも興味深い内容であったのは、台湾です。 台湾は中国と、歴史的に非常に複雑な時代もあったものの、現代については時とともにその政策はずいぶん歩み寄りの道をたどっています。そんな中で、台湾⇒アメリカに多く留学した学生たちがその後、自国のために貢献するしくみとして、特にITーシリコンバレー帰りの学生を優遇した政策が長く継続していたようです。その恩恵と、国家的プロジェクトとして、台湾のシリコンバレーのような街も整備し、そして、現に台湾においてはIT/テクノロジー産業は急成長したようです。 今の流れは、巨大市場として、そして、同じ文化圏でもある中国を視野に入れ、優秀な中国人を多く採用できるようなしくみを作り上げているようです。この中で、また興味深い内容だったのは台湾では中国籍の人を雇うことが法的にできない、ということです。そのため、多くのR&D センターを中国国内に配置することで、ここに採用した中国人を設置し、中国市場を開拓していく、という構図でした。 ここから学べる点は、国として、人材が他国へ流出しないように、戻ってくるしくみ、そして、隣国への市場開拓へもうまく、同じ文化圏の人材を活用する、という形で国家政策として作り上げている点です。
はたして日本は・・・といろいろアイデアを巡らせました。日本は歴史的に中国や韓国・台湾とも大きなつながりがありますが、何か特化した産業を検討し、人材育成、、、という点で、これらのしくみは特に構築されていない気がします。 少し思いつきになってしまいますが、 たとえば、今、日本は「観光立国」になるべく多くの課題をかかえ、そして国家的プロジェクトともいえるほどの重要課題になっています。 が、この人材育成の受け皿、そしてその発展性にむけての戦略はいまいち響くものは見当たらない印象です。
「観光大国」としていま、近隣諸国で見渡せば、オーストラリアはアジア隣国において突出したその基盤、歴史、教育背景を持っています。また、事実として来日観光客としてのオーストラリアの数字次は毎年上昇傾向、かつ、彼らの興味深い点は日本に観光産業をつぎつぎと起業する人もおり、これがきっかけで、グローバルに認知度を高める効果さえ生んでいます。
もし日本が真剣に観光立国になるという目標を立てるのであれば、必須言語である英語、そして、その観光産業の実態、しくみ、など日豪が連携することで、人材育成拠点としても活用し、そしてリターンしてくる人材を日本各地に配置することにより、効果を期待できるのではないか、と思いました。 人材育成、そして高度人材を作り上げるためには「教育」そして「現場」が必要です。 台湾のIT産業フォーカス、というヒントからふと思った次第ですが、 日本も「観光」を産業と位置付け、このように国家レベルでパートナーシップをつくることで迅速に観光立国になるレールを増やすことができるのではないか、と思いました。 ビザ面からもワーキングホリデーという「就労」でき、長期にわたり、滞在できるビザの活用はもっと政府レベルでプロモーションすべきであり、なぜ、11カ国も協定があるのにほとんど魅力的に活用されていないのか、という原因も追究すべきと思います。
今回のテーマである「Highly Skilled =高度人材」 とは?というのがもう1つの課題と思います。
日本という国にとってどんな人が高度人材なのか、以下が私が考える人材です。
<高度人材>
・高度な技術をもっているもの
・これらの人材がくることにより国に有益となる=経済効果を生む
・日本のことを十分に理解し、(言語・文化含めて)かつこれらの慣習をもってビジネス活動を他国言語・他国の文化(=つまり外国人にとって自国)にて対応できる人
・高度=誰もがもっていないため、不足しがちな職業
時に、結果としてこの層は収入が高い人たちになりますが、常にそういうわけではなく、「高収入=高度人材」ということのみではなく、そのバロメーターは決して給与金額のみではない、というのが印象です。
ファシリテーターの大石奈々先生は社会的な環境の分析から今おかれている日本の現状をふまえて、その日本独特のチャレンジがある、という点を多くご指摘されており、まったくの共感でした。
なかなか、日本はまだビザの種類をつくったとしても、それを応用するための生活環境がおいついていない、というのが大きなチャレンジになっているということです。
長年実務をしてきた自分にとっては、熱心なカ国の研究者のみなさんの発表は非常に新鮮であり、また、本当によく分析されている、というのが印象でした。最近はイミケンを通じて、日本の在留資格について多く考える機会もあり、またどのように発展できるか、既存のしくみをどのように効果的に活用できるか、という点については、オーストラリアが既にときにビザクラスの「プロモーション」として実施してきた多くの成功例を実務者の立場として体感しているため、これらをふまえて、もっと「具体的なビザクラスをPRする」という手法は、既存のものを応用できる点において日本には導入できる点が多くあると感じています。
少なくても、日本でこのようなワークショップが開催され、また、参加者の多くの人も多様な問題意識をもちながらかなり活発な意見が交わされ、日本政府の方も場を共有していたことは、今まで参加した中で、もっともエキサイティングなものでした。
最後には、法人からアメリカ商工会議所、リクルートエージェンシー、そして、政府からも法務省・経産省の方もプレゼンされ、それぞれの立場からの意見も非常に興味深いものでした。
終了後、法務省の方でかつて、在勤時代に参加していた東アジア会議にてお世話になった方で、嬉しい再会もあり、とても充実した1日で、久しぶりにじっくりと Migration ということについて考えた1日でした。 ぜひまたこのような機会があれば、参加したいと思います。
2013年3月5日火曜日
TABLE FOR TWO - ANZCCJ Event
以前からずっと興味があったTable For Twoのfounder である小暮さんがANZCCJイベントにて講演されるということで参加してみました。 個人的にはJ-Waveにてよく拝聴しているため、この団体のこともよく存じ上げているのですが、実はオーストラリアの大学出身者というのは今回初めて知り、非常に驚いた次第です。 そのような意味で、とても興味深く、あらためて、そのスキームについて伺うよい機会となりました。
今、世界は2極化しており、肥満で困っている人、傍ら、地球の裏側では、貧困にあえいでいる子供たちがいることをふまえて、自分の食事を少し寄付、という形により子供たちの支援金へ、というしくみから、活動がはじまったということです。 メディアでも大変多く取り上げられているため、社員食堂や、大学、 そして今は民間のレストランやコンビニ、自動販売機などでも活動は広がっているようです。 また、国際会議などの機会においてもこれらの活動が広く広報されているようで、活動開始から6年しか経過していないにも関わらず、これらの活動の幅広さにはただただ圧巻でした。また、日本のみではなく、アメリカや香港、韓国そのほかどんどんこの活動は広がっているようです。 たしかに非常にスマートなしくみだな、、と以前から感じていました。 苦労話として、はじめ、企業の人たちにこの活動の意義などを認知していただくまでが本当に大変だった、、ましてNGOなどの立場の場合、理解してもらうのも大変だったということでした。。。継続は力なり・・・とまさにいいますが、本当に映像から伝わるそのグローバル展開のすごさは本当に、すごい!と思いました。。ちょっとおもしろかったのは、かなりの国から今は認知され、活動も広がっているにも関わらず、小暮さんの第二の故郷ともいえるオーストラリアではまだ、まったく活動が開始されていない、、ということでした。 今回の場をきっかけにぜひ、商工会議所も積極的となり、これらの活動が実際にオーストラリア国内にて広がることを大きく期待したいところです。 大学の食堂などはまさにこれらのスキームにぴったりと思います。
何はともあれ、オーストラリア大学出身者がこんな発想で、成功していることを知る機会になっただけでも大変有意義でした。 ぜひ今後の発展を楽しみにしたいと思います。
今、世界は2極化しており、肥満で困っている人、傍ら、地球の裏側では、貧困にあえいでいる子供たちがいることをふまえて、自分の食事を少し寄付、という形により子供たちの支援金へ、というしくみから、活動がはじまったということです。 メディアでも大変多く取り上げられているため、社員食堂や、大学、 そして今は民間のレストランやコンビニ、自動販売機などでも活動は広がっているようです。 また、国際会議などの機会においてもこれらの活動が広く広報されているようで、活動開始から6年しか経過していないにも関わらず、これらの活動の幅広さにはただただ圧巻でした。また、日本のみではなく、アメリカや香港、韓国そのほかどんどんこの活動は広がっているようです。 たしかに非常にスマートなしくみだな、、と以前から感じていました。 苦労話として、はじめ、企業の人たちにこの活動の意義などを認知していただくまでが本当に大変だった、、ましてNGOなどの立場の場合、理解してもらうのも大変だったということでした。。。継続は力なり・・・とまさにいいますが、本当に映像から伝わるそのグローバル展開のすごさは本当に、すごい!と思いました。。ちょっとおもしろかったのは、かなりの国から今は認知され、活動も広がっているにも関わらず、小暮さんの第二の故郷ともいえるオーストラリアではまだ、まったく活動が開始されていない、、ということでした。 今回の場をきっかけにぜひ、商工会議所も積極的となり、これらの活動が実際にオーストラリア国内にて広がることを大きく期待したいところです。 大学の食堂などはまさにこれらのスキームにぴったりと思います。
何はともあれ、オーストラリア大学出身者がこんな発想で、成功していることを知る機会になっただけでも大変有意義でした。 ぜひ今後の発展を楽しみにしたいと思います。
2013年2月11日月曜日
オーストラリア大使館のチャンレジ
最近、日経新聞にはオーストラリア政府の試みがいくつか話題として取り上げており、関わるものとしては嬉しい限りです。 先日、グローバル人材育成についての記事が1面に大きく掲載されましたが、今日は、大使館も出張して若者に対しての講義などを積極的におこなっている、という紹介記事を掲載していました。アメリカ大使館も現在の大使であるルース大使就任以降、特に起業家支援に対しても非常に積極的で、かつて少し私も関わりいろいろとイベントをサポートさせ頂きましたが、今も、変わらず、定期的にリーダーシップ育成など、セミナーをしているようです。
一方、オーストラリア大使館は2011年よりブルース・ミラー大使が就任して以来、日本語堪能、そして多様な日本通でもいらっしゃる点を活用し、大学でも精力的に講演をしているようです。 ミラー大使は私もかつて在勤時代公使でいらっしゃったこともあり、非常になじみのある大使で、そして、その幅広い知識にはいつも圧倒されます。 学生との対話を多くもつことで、オーストラリアをもっと身近に感じていただける機会が増えたら、、、と本当に願います。
ご自身もかつて日本に留学していた留学生体験もしていることもふまえて、日豪のパートナーシップの重要性を自らの体験から語ってくださると思います。
また、別の記事で、円安による外国人観光客が増加!というニュースもあわせて興味深く拝見しました。 オーストラリア人にとって日本の冬=スキーのメッカとして、一時ブームとなったニセコをはじめ、最近は長野の白馬に冬は圧倒的にこのオーストラリア人の人口が増えるそうです。 ニュースでも「外国人が」というのではなく「オーストラリア人が・・・」といわれるほど、どこも見渡すとオージーのようです。 たしかに、白馬は何よりも東京からもアクセスがよく、便利で、リゾートと都会を両方エンジョイするにはニセコよりもよいのかもしれません。 面白い現象は、結構オージーの人たちは起業家精神旺盛で、これらの白馬にはオーストラリア人が経営するロッジやレストランなどなど、増加傾向であり、まさに国に浸透してビジネスを起こすバイタリティーある人も多いのが印象的です。
今は、大使館も大使が大きな広告塔になるほど日本びいきですので、この機会を通じて、もっと日本政府も特に教育・そして観光エリアについては、日豪パートナーシップを強化できると感じています。
今後のミラー大使のご活躍をさらに楽しみにしております。
一方、オーストラリア大使館は2011年よりブルース・ミラー大使が就任して以来、日本語堪能、そして多様な日本通でもいらっしゃる点を活用し、大学でも精力的に講演をしているようです。 ミラー大使は私もかつて在勤時代公使でいらっしゃったこともあり、非常になじみのある大使で、そして、その幅広い知識にはいつも圧倒されます。 学生との対話を多くもつことで、オーストラリアをもっと身近に感じていただける機会が増えたら、、、と本当に願います。
ご自身もかつて日本に留学していた留学生体験もしていることもふまえて、日豪のパートナーシップの重要性を自らの体験から語ってくださると思います。
また、別の記事で、円安による外国人観光客が増加!というニュースもあわせて興味深く拝見しました。 オーストラリア人にとって日本の冬=スキーのメッカとして、一時ブームとなったニセコをはじめ、最近は長野の白馬に冬は圧倒的にこのオーストラリア人の人口が増えるそうです。 ニュースでも「外国人が」というのではなく「オーストラリア人が・・・」といわれるほど、どこも見渡すとオージーのようです。 たしかに、白馬は何よりも東京からもアクセスがよく、便利で、リゾートと都会を両方エンジョイするにはニセコよりもよいのかもしれません。 面白い現象は、結構オージーの人たちは起業家精神旺盛で、これらの白馬にはオーストラリア人が経営するロッジやレストランなどなど、増加傾向であり、まさに国に浸透してビジネスを起こすバイタリティーある人も多いのが印象的です。
今は、大使館も大使が大きな広告塔になるほど日本びいきですので、この機会を通じて、もっと日本政府も特に教育・そして観光エリアについては、日豪パートナーシップを強化できると感じています。
今後のミラー大使のご活躍をさらに楽しみにしております。
2013年2月9日土曜日
海外不動産投資セミナー
今年にはいってから政権交代もあり、アベノミクスの影響は確実にでていることを日々感じています。何よりも新年からのメディアにおける税制改正の話題はやまず、明らかに富裕層向けへの増税対策が今後の日本における富裕層へ非常に大きな打撃?になることが予測できます。
日本の根本的な考え方として、多額の借金をなんとか国民の税金からあてたい、という政策は昔から変わらす、この改革が特にこの近年加速していることを肌で感じています。加えて、国民も年々情報収集に非常に長けてきており、海外投資への波は今後もずっと広がると予測しています。
そんな中、今日は海外不動産投資セミナーを開催している「アジア太平洋大家の会」というところでケアンズの不動産セミナーが開催されましたので、私も勉強がてら参加してみました。こんな会があるのか、、とこれもびっくりしましたが、海外不動産投資に関心あるかた、または実践している方などが情報交換の場として定期的に集まっているようです。 メディアからわかることは、いまアジアへの海外投資は非常に盛んであり、特にシニア層に関していえば、リタイア後のライフスタイルを海外で過ごす、という選択もふまえて、ビザと不動産は多くの関心をよせているようです。
まだまだ私自身はこの不動産のしくみなどは勉強中の身でもありますので、皆さまの情報交換は非常に有意義でした。
今回はケアンズと直接スカイプを結んで、現地からの最新情報そして、具体的な物件や制度など、非常に興味深く拝見させていただきました。オーストラリアは州によっても若干法律が異なるため、その州に特化した不動産会社からの情報が確実かと思います。全般的にいまオーストラリアはとにかく物価が高く、不動産も上昇傾向ですが、その中でもケアンズはまさに「買い時」といえるほど国内でも価格は買いやすいそうです。 なるほど~・・・といろいろ勉強になりました。
後半は、今日は参加者のつもりでお伺いしたのですが、、いろいろ関心も高いようでしたので、少しオーストラリアとニュージーランドのビザ制度について皆さまにご説明させていただきました。 漠然ときいているものの永住権には?という点においては少し現実的な点をご説明できたかと思います。
今、日本人たちの関心ごと、そしてメディアの影響もかなりありますが、圧倒的な「アジア」への関心は強く、マレーシアを筆頭に、シンガポール、タイ、フィリピン、、、と本当に情報も多々あるようです。雑誌をみてもこれらの情報が圧倒的な地位を占めてますが、個人的に感じるのはやはり「どんんな目的」で、そして「どのくらい居住したいか」「永住権を取得目的か」などで、その選択は変わってくると思います。
総合的にみて、オセアニアは今、アメリカ、欧州らがリスクが高まってきている影響もあるため、消去法からいっても、かなり先進国の上で「優位」つまり、経済面におけるカントリーリスクも低いので、その評価がたかまってきていると感じています。
日本人の富裕層もその資産価格によっていくつかカテゴリーが分けられると思いますが、ニュージーランド投資家ビザにアメリカ人が殺到しているところをみれば、先進国の税制の厳しさを懸念して移動する人が増加していることも統計から理解できると思います。
日本人の富裕層の分布は他国に比較して圧倒的に「高齢者」=つまり60歳以上が大半というところが他国と大きな違いになりますが、それでも、バイタリティーのある40代、50代は今後の人生を真剣に検討するならば、実はいろいろな生き方があり、そして、多くの選択もある、と考え始めていると思います。
AOMもこれらをふまえて、個々の皆さまにとって適格な情報提供を皆さまにしていきたいと思います。 とても関心高い人たちが多い、というのを実感したセミナーでした。
日本の根本的な考え方として、多額の借金をなんとか国民の税金からあてたい、という政策は昔から変わらす、この改革が特にこの近年加速していることを肌で感じています。加えて、国民も年々情報収集に非常に長けてきており、海外投資への波は今後もずっと広がると予測しています。
そんな中、今日は海外不動産投資セミナーを開催している「アジア太平洋大家の会」というところでケアンズの不動産セミナーが開催されましたので、私も勉強がてら参加してみました。こんな会があるのか、、とこれもびっくりしましたが、海外不動産投資に関心あるかた、または実践している方などが情報交換の場として定期的に集まっているようです。 メディアからわかることは、いまアジアへの海外投資は非常に盛んであり、特にシニア層に関していえば、リタイア後のライフスタイルを海外で過ごす、という選択もふまえて、ビザと不動産は多くの関心をよせているようです。
まだまだ私自身はこの不動産のしくみなどは勉強中の身でもありますので、皆さまの情報交換は非常に有意義でした。
今回はケアンズと直接スカイプを結んで、現地からの最新情報そして、具体的な物件や制度など、非常に興味深く拝見させていただきました。オーストラリアは州によっても若干法律が異なるため、その州に特化した不動産会社からの情報が確実かと思います。全般的にいまオーストラリアはとにかく物価が高く、不動産も上昇傾向ですが、その中でもケアンズはまさに「買い時」といえるほど国内でも価格は買いやすいそうです。 なるほど~・・・といろいろ勉強になりました。
後半は、今日は参加者のつもりでお伺いしたのですが、、いろいろ関心も高いようでしたので、少しオーストラリアとニュージーランドのビザ制度について皆さまにご説明させていただきました。 漠然ときいているものの永住権には?という点においては少し現実的な点をご説明できたかと思います。
今、日本人たちの関心ごと、そしてメディアの影響もかなりありますが、圧倒的な「アジア」への関心は強く、マレーシアを筆頭に、シンガポール、タイ、フィリピン、、、と本当に情報も多々あるようです。雑誌をみてもこれらの情報が圧倒的な地位を占めてますが、個人的に感じるのはやはり「どんんな目的」で、そして「どのくらい居住したいか」「永住権を取得目的か」などで、その選択は変わってくると思います。
総合的にみて、オセアニアは今、アメリカ、欧州らがリスクが高まってきている影響もあるため、消去法からいっても、かなり先進国の上で「優位」つまり、経済面におけるカントリーリスクも低いので、その評価がたかまってきていると感じています。
日本人の富裕層もその資産価格によっていくつかカテゴリーが分けられると思いますが、ニュージーランド投資家ビザにアメリカ人が殺到しているところをみれば、先進国の税制の厳しさを懸念して移動する人が増加していることも統計から理解できると思います。
日本人の富裕層の分布は他国に比較して圧倒的に「高齢者」=つまり60歳以上が大半というところが他国と大きな違いになりますが、それでも、バイタリティーのある40代、50代は今後の人生を真剣に検討するならば、実はいろいろな生き方があり、そして、多くの選択もある、と考え始めていると思います。
AOMもこれらをふまえて、個々の皆さまにとって適格な情報提供を皆さまにしていきたいと思います。 とても関心高い人たちが多い、というのを実感したセミナーでした。
2013年1月7日月曜日
2013年の幕開け
新年あけましておめでとうございます。東京は元旦から素晴らしい快晴となり、特に三が日は気温も高く、とても穏やかなお天気でした。皆さまはどのようなお正月をお過ごしになられましたか?
年末に自民党への政権交代と2012年最後の大きなニュースとともに、あらたな気持ちで、今年を迎えた次第です。経済界はかなりの期待から株価も震災以前に戻り、急速に円安が進んでいます。オーストラリアドルも一気に90円を超えて、ちょっとこの急伸ぶりには驚いています。製造業にとっては大きな前進になるのかと思いますが、、、留学する人たちにとってはちょっと大変な状況でもあります。 特にオーストラリア&ニュージーランドドルはこれらのマーケットに対する反応が大きいため、これからの動向をじっくりと観察していきたいところです。 安倍政権発足し、首相もかなりの意気込みで、次々とデフレ脱却策ともいえる提案を出し、ぜひ実践へと期待は高まります。
リーマンショック以降、民主党政権下、基本この4年近くは本当に低迷していたと思います。小泉政権の勢いが懐かしい次第ですが、この時代に活躍された竹中氏が今回の政権においても、大きな存在になると感じています。 何はともあれ、もっと世界を状況を深刻に観察し、経済活性化につながる方策をぜひ実行してほしい次第です。
予想としては、経済活性化すれば、さらに日本から海外へもっと日本企業のグローバル化は進む、いや、もうその道しかないと感じています。 その点において、税金がからむFTA/EPAそしてTPPを検討したうえでの進出は必須であり、いかに効率よく海外で収益を上げるか、日本は開国しなければ、その道は狭まるばかりと感じています。 この政策が大きく動くと、もちろんオセアニアにも大きな影響がありますので、その点を期待したいものです。
~~~~
私自身もひさしぶりにゆっくりとすごしたお正月でした。ベタではありますが、紅白も観賞し、そして最近お気に入りの「ジルベスターコンサート」では「威風堂々」カウントダウンがばっちりと決まり、やっぱりクラシックでの年明けは心地よいもの・・・と晴れやかな気持ちになりました。
3日には初詣で、初めて日枝神社にいってみました。 どこも大変な混雑の初詣に比較して、ゆったりじっくりとお参りできたのはとてもよかったです。 お願い事は多く・・・しかし、まずは家族含めてみんなが健康でありますように。
4日には、秋にNYへ訪問した際にお会いしたアメリカ移民弁護士の方とランチをしました。 日本でもアメリカビザをしている会社はいくつかありますが、また現場の状況は異なるものです。国は異なりますが、アメリカ、オーストラリアともに、邦人も世界の中では最も多い国(アメリカ)と3番目(オーストラリア)であります。お互いに、共有できる部分多くのよき情報交換ができ、今後の北米方面の企業の動向も見ていきたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
年末に自民党への政権交代と2012年最後の大きなニュースとともに、あらたな気持ちで、今年を迎えた次第です。経済界はかなりの期待から株価も震災以前に戻り、急速に円安が進んでいます。オーストラリアドルも一気に90円を超えて、ちょっとこの急伸ぶりには驚いています。製造業にとっては大きな前進になるのかと思いますが、、、留学する人たちにとってはちょっと大変な状況でもあります。 特にオーストラリア&ニュージーランドドルはこれらのマーケットに対する反応が大きいため、これからの動向をじっくりと観察していきたいところです。 安倍政権発足し、首相もかなりの意気込みで、次々とデフレ脱却策ともいえる提案を出し、ぜひ実践へと期待は高まります。
リーマンショック以降、民主党政権下、基本この4年近くは本当に低迷していたと思います。小泉政権の勢いが懐かしい次第ですが、この時代に活躍された竹中氏が今回の政権においても、大きな存在になると感じています。 何はともあれ、もっと世界を状況を深刻に観察し、経済活性化につながる方策をぜひ実行してほしい次第です。
予想としては、経済活性化すれば、さらに日本から海外へもっと日本企業のグローバル化は進む、いや、もうその道しかないと感じています。 その点において、税金がからむFTA/EPAそしてTPPを検討したうえでの進出は必須であり、いかに効率よく海外で収益を上げるか、日本は開国しなければ、その道は狭まるばかりと感じています。 この政策が大きく動くと、もちろんオセアニアにも大きな影響がありますので、その点を期待したいものです。
~~~~
私自身もひさしぶりにゆっくりとすごしたお正月でした。ベタではありますが、紅白も観賞し、そして最近お気に入りの「ジルベスターコンサート」では「威風堂々」カウントダウンがばっちりと決まり、やっぱりクラシックでの年明けは心地よいもの・・・と晴れやかな気持ちになりました。
3日には初詣で、初めて日枝神社にいってみました。 どこも大変な混雑の初詣に比較して、ゆったりじっくりとお参りできたのはとてもよかったです。 お願い事は多く・・・しかし、まずは家族含めてみんなが健康でありますように。
4日には、秋にNYへ訪問した際にお会いしたアメリカ移民弁護士の方とランチをしました。 日本でもアメリカビザをしている会社はいくつかありますが、また現場の状況は異なるものです。国は異なりますが、アメリカ、オーストラリアともに、邦人も世界の中では最も多い国(アメリカ)と3番目(オーストラリア)であります。お互いに、共有できる部分多くのよき情報交換ができ、今後の北米方面の企業の動向も見ていきたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2012年12月18日火曜日
2012年を思う
今年も残すところあとわずかとなりました。震災から1年、スカイツリーの開業、ロンドンオリンピック、そして最後に政権交代・・・などなどいろいろありましたが皆さまはどのような2012年でしたか?
だいたい年末になると、その1年についてふと振り返り、様々な出来事や出会った方が浮かびます。思い返すと、今年は本当に多くの方との出会いがあったと思います。AOM としての活動も少しずつですが、広がってまいりまして、大変多くの方からの温かいご支援を頂きました。少しトピックスごとに記しておきたいと思います。
<オセアニアの動き>
昨年からニュージーランドも開始したこともあり、オーストラリア・ニュージーランド両国の動きをみていくようになりました。今、世界はユーロ危機からの影響はまだまだ引きずっており、人口移動も含めて、労働市場のあるところへと移住や避難、という形で、急速にヨーロッパからの脱出は増加傾向です。このような点で、世界経済も不安な雰囲気はまだ変わらず、比較的安定しているオセアニアへの関心は今後ももっと高くなると予測しています。 企業についても日本も円高から今年は過去最高のM&Aが実施されたようです。オセアニアも例外ではなく、多様な業種のM&Aのニュースは非常に関心高く拝見していました 。 AOMもオセアニア方面の法人案件を少しお手伝いさせていただき、ビジネスや経済の流れ、そしてグローバル展開というものを肌で感じて、時にエキサイティングな年でありました。 ビザはあくまでもその人の移動に関わる点ですが、これらの先陣切って現場で活躍している姿はとても刺激となりました。
来年以降は予測されることはTPPの動向によって明らかにその進出企業や現場でのビジネス展開の方向性が変わってくると感じています。 オセアニアにとってTPPは非常に重要な政策であり、今後の動向をじっくり見ていきたいと思います。
<オーストラリア>
移民法からの観点でいえば、まさに「劇的な」変化=つまり大きな法改正の年だったといえます。学生は全般的に緩和傾向へ、受け入れる政策として、留学生誘致のために方向性が明確になったこと、これとは対象的に、永住ビザについては 「高度人材→ だれでも受け入れる、ということではなく、労働市場にマッチする方を優遇」という理論のもとに、①雇用主がみつかってない→ ポイント制はかなりハードル高く ②雇用主がみつかっている→ 就労ビザからは緩和傾向、 という済み分けが明確となりました。 そして、さらに投資家→誘致 という方向ですが、「超」投資の人をターゲットとすべく、ぐっとこれらの要件はあがり、誰でもが投資ビザを申請するのは難しくなった状況です。 原則として、「移民省」が優先順位もコントロールすることで、バランスよく移民を精査する、という超ドライな政策へと転換した大きな年でした。11月に発表になったSignificant Investor Visa =500万ドルを投資するビザですが、中国人にとってラッキーナンバーである「888」をビザクラス番号にするほど・・・大クライアントである中国人へのアピールは明確です。
来年はこれらの法改正の現実がいろいろとみえてくる年となるといえます。
<ニュージーランド>
ニュージーランドの大きな出来事はなんといっても「東京の大使館」での審査が終了してしまい、10月から上海での審査へ変更となったこと。これによって、申請ステップは変更し、そして、やはり国内に直接質問できるところもなくなり、不便さは感じます。 予測していたよりはだいぶスムーズに手続きはされているため、意外とうまくいくもの、、、ということも感じています。
そして、もう1つ今後注目している点は、オーストラリアの投資ビザ関連の要件がぐっとあがったこともあり、今後、ニュージーランドを検討する人が増加するのではないか、と感じていることです。 先進国において移民候補先としてはこれらオーストラリア、ニュージーランド、カナダなどの英連邦、そしてアメリカが挙げられますが、富裕層にとって大敵である税金の問題とからめると多様な面においてニュージーランドの優位性がわかります。 まだまだ社会的にはだいぶマイナーな知識ではありますが、事実、現在ニュージーランド投資ビザの申請者第一位はなんとアメリカ国籍です。 先進国の中でも税制のメリットを理解した人たち、そして政治の安定性や安全面を考慮してニュージーランドへと移住してきているようです。 日本人で最近、珍しくこれらのニュージーランドの投資永住ビザについて本を出された方がいらして、このような状況は今後、もっと検討範囲内になるのではないか、と予測しています。
昨年の震災以来、これらのような富裕層の動きは劇的に変わったと思います。プラス、日本の税務法改正への予測もできている今、時間を考慮してかなり早いスピードで日本の富裕層たちも永住権というものを考える人が増えてきていると実感しています。
10月にクレディスイスから発表になったグローバルウェルネスレポートによれば、日本人はなんと世界2位の富裕層です。このレポートは非常に興味深く、今後の日本を検討する上で、富裕層たちの行動は明らかに変化していくと、感じています。
<カナダ>
5月に急きょカナダ大使館のビザセクションが閉鎖してしまい、現在マニラへの申請と変更になったことをきっかけにAOM もサポートを開始しました。 しかし、まだニュージーランドに比較してもカナダの申請はなかなか苦戦・・・・。印象としてはどうしても現場の審査官が日本のカルチャーやビジネスなどにあまり慣れていないのではないか、ということを感じています。 オーストラリア・ニュージーランド・カナダとすべて英連邦ではありますが、移民法の解釈方法はカナダはだいぶ異なり、申請する上で学ぶことは多くありました。
ビザセクションは英連邦において早々に「閉鎖」という形を取り始めましたが、今後大使館自身も英連邦は各国と連携して建物なども共有することで、経費削減につなげる。。。。というほどのプランを発表したのも今年です。 オーストラリアも本当にそうなるのか、、とますます心配になりました。来年にまた動きがあるかもしれません。
<インターンシップ>
昨年、オーストラリア政府が掲げた「グローバル人材育成先=オーストラリア」ということからAOMもインターンシップ事業を開始し、今年は大学で講義をしたり、学生と知り合う機会が多くでき、とても有意義でした。 今学生のみなさんは「就職活動」という大きな壁に早くからぶつかっており、自由な学生生活も少し保守的になっている人も少なくありません。 さまざまなことを考えている学生たちと接し、もっと広い視野、そして、もっとチャレンジングな機会をぜひ作ってほしいと思います。
来年から本格的に学生さんを中心としてインターンシップに参加していただくことになります。 ぜひ多くの経験をして、また後輩たちにも自身の経験をぜひ伝えていってほしいと思います。
<現場>
2月にニュージーランド、11月にオーストラリアへと訪問しました。 日本でオペレーションしているものの、現場に行き、多くの方からジャパンビジネスの現状や現地にある日本政府のとりくみ、そして実際のライフスタイルなどなど、現場にいくと多くの発見がありました。 どちらの国も長い間訪問していなかったこともあり、非常に現地のヒアリングは新鮮でした。 現地に進出してきている日系企業の業界も年々変化してきているようで、これは、今後ますます政策によっても考えられることです。 オーストラリア=資源 ニュージーランド=木材などの資源 というような伝統的なビジネスから今後はもっとジャパンクールといえるようなビジネス参入は十分考えられるのではないか、と期待します。 アグリビジネス(農業)やサービス産業は注目したいエリアです。
AOMの来年の目標としては、日豪・日ニュージーランドネットワークを活用し、これらのようなジャパンビジネスのお手伝いできるようなしくみづくりを構築したいと思います。 現場にいる弁護士や会計士との連携、そして、これは日本人のみならず、オーストラリア人やニュージーランド人でも日本ビジネスにたけている方は多く存在するのも事実です。 ビザのみならず、総合的なプロフェッショナルチームとして、現場の方と連携していくことにより、企業進出のお手伝いができればと思います。
また、現地で感じたことは、個人の皆さまはこのようなImmigraton service についての情報がとても少ないということも痛感しました。 最近は日本からもオーストラリアやニュージーランド現場にいる方のサポートをする機会も増え、こうした皆さまに対して安心して、かつ個々のコミュニティにも有益となるネットワークをどんどんご紹介していくことができればと考えています。
<イミグレーションロー実務研究会>
最後に、ビジネスとは別の活動として昨年から行政書士の皆さまと始めた移民法の勉強会について、おかげさまで1年を迎える事ができました。 定期的にチームでこの勉強会を構成してきて、外国の移民法についての気づきや日本の在留資格に対する将来の展望など、同じ移民法を取り扱うみなさんとの交流はとても有意義でした。メンバーみんなが感じていることは今後の日本をみすえてよりよい社会を作っていくためにいつの日か、移民法観点から在留資格への提言などをしていくことができれば、と思う次第です。オーストラリアやニュージーランド移民法のよい点や合理的な点などをご紹介することで少しでもヒントになれば、と思います。 来年も引き続き活動を進めてまいりたいと思います。
・・・いろいろと長くなりましたが、来年の目標がこの1年の活動からだいぶ明確になりました。
少しずつではありますが、新しい年を迎えるにあたり、ちょっとは前進しているかな、と思います。今年も大変多くの方にご支援をいただきましてありがとうございました。 留学がきまったり、お仕事がきまり、就労ビザがとれたり、そして永住権がとれたりして、見送る私の立場として、新しい国でぜひみなさんには最大限チャレンジしてほしいと願います。
少し早いですが皆さまもどうぞよいクリスマス&お正月をお迎えくださいませ。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
だいたい年末になると、その1年についてふと振り返り、様々な出来事や出会った方が浮かびます。思い返すと、今年は本当に多くの方との出会いがあったと思います。AOM としての活動も少しずつですが、広がってまいりまして、大変多くの方からの温かいご支援を頂きました。少しトピックスごとに記しておきたいと思います。
<オセアニアの動き>
昨年からニュージーランドも開始したこともあり、オーストラリア・ニュージーランド両国の動きをみていくようになりました。今、世界はユーロ危機からの影響はまだまだ引きずっており、人口移動も含めて、労働市場のあるところへと移住や避難、という形で、急速にヨーロッパからの脱出は増加傾向です。このような点で、世界経済も不安な雰囲気はまだ変わらず、比較的安定しているオセアニアへの関心は今後ももっと高くなると予測しています。 企業についても日本も円高から今年は過去最高のM&Aが実施されたようです。オセアニアも例外ではなく、多様な業種のM&Aのニュースは非常に関心高く拝見していました 。 AOMもオセアニア方面の法人案件を少しお手伝いさせていただき、ビジネスや経済の流れ、そしてグローバル展開というものを肌で感じて、時にエキサイティングな年でありました。 ビザはあくまでもその人の移動に関わる点ですが、これらの先陣切って現場で活躍している姿はとても刺激となりました。
来年以降は予測されることはTPPの動向によって明らかにその進出企業や現場でのビジネス展開の方向性が変わってくると感じています。 オセアニアにとってTPPは非常に重要な政策であり、今後の動向をじっくり見ていきたいと思います。
<オーストラリア>
移民法からの観点でいえば、まさに「劇的な」変化=つまり大きな法改正の年だったといえます。学生は全般的に緩和傾向へ、受け入れる政策として、留学生誘致のために方向性が明確になったこと、これとは対象的に、永住ビザについては 「高度人材→ だれでも受け入れる、ということではなく、労働市場にマッチする方を優遇」という理論のもとに、①雇用主がみつかってない→ ポイント制はかなりハードル高く ②雇用主がみつかっている→ 就労ビザからは緩和傾向、 という済み分けが明確となりました。 そして、さらに投資家→誘致 という方向ですが、「超」投資の人をターゲットとすべく、ぐっとこれらの要件はあがり、誰でもが投資ビザを申請するのは難しくなった状況です。 原則として、「移民省」が優先順位もコントロールすることで、バランスよく移民を精査する、という超ドライな政策へと転換した大きな年でした。11月に発表になったSignificant Investor Visa =500万ドルを投資するビザですが、中国人にとってラッキーナンバーである「888」をビザクラス番号にするほど・・・大クライアントである中国人へのアピールは明確です。
来年はこれらの法改正の現実がいろいろとみえてくる年となるといえます。
<ニュージーランド>
ニュージーランドの大きな出来事はなんといっても「東京の大使館」での審査が終了してしまい、10月から上海での審査へ変更となったこと。これによって、申請ステップは変更し、そして、やはり国内に直接質問できるところもなくなり、不便さは感じます。 予測していたよりはだいぶスムーズに手続きはされているため、意外とうまくいくもの、、、ということも感じています。
そして、もう1つ今後注目している点は、オーストラリアの投資ビザ関連の要件がぐっとあがったこともあり、今後、ニュージーランドを検討する人が増加するのではないか、と感じていることです。 先進国において移民候補先としてはこれらオーストラリア、ニュージーランド、カナダなどの英連邦、そしてアメリカが挙げられますが、富裕層にとって大敵である税金の問題とからめると多様な面においてニュージーランドの優位性がわかります。 まだまだ社会的にはだいぶマイナーな知識ではありますが、事実、現在ニュージーランド投資ビザの申請者第一位はなんとアメリカ国籍です。 先進国の中でも税制のメリットを理解した人たち、そして政治の安定性や安全面を考慮してニュージーランドへと移住してきているようです。 日本人で最近、珍しくこれらのニュージーランドの投資永住ビザについて本を出された方がいらして、このような状況は今後、もっと検討範囲内になるのではないか、と予測しています。
昨年の震災以来、これらのような富裕層の動きは劇的に変わったと思います。プラス、日本の税務法改正への予測もできている今、時間を考慮してかなり早いスピードで日本の富裕層たちも永住権というものを考える人が増えてきていると実感しています。
10月にクレディスイスから発表になったグローバルウェルネスレポートによれば、日本人はなんと世界2位の富裕層です。このレポートは非常に興味深く、今後の日本を検討する上で、富裕層たちの行動は明らかに変化していくと、感じています。
日本についての分析
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日本の家計の富は前年比1.3%増加の約28兆ドルで世界第2位を維持
- 世界の富の増加における日本の貢献度は第3位<カナダ>
5月に急きょカナダ大使館のビザセクションが閉鎖してしまい、現在マニラへの申請と変更になったことをきっかけにAOM もサポートを開始しました。 しかし、まだニュージーランドに比較してもカナダの申請はなかなか苦戦・・・・。印象としてはどうしても現場の審査官が日本のカルチャーやビジネスなどにあまり慣れていないのではないか、ということを感じています。 オーストラリア・ニュージーランド・カナダとすべて英連邦ではありますが、移民法の解釈方法はカナダはだいぶ異なり、申請する上で学ぶことは多くありました。
ビザセクションは英連邦において早々に「閉鎖」という形を取り始めましたが、今後大使館自身も英連邦は各国と連携して建物なども共有することで、経費削減につなげる。。。。というほどのプランを発表したのも今年です。 オーストラリアも本当にそうなるのか、、とますます心配になりました。来年にまた動きがあるかもしれません。
<インターンシップ>
昨年、オーストラリア政府が掲げた「グローバル人材育成先=オーストラリア」ということからAOMもインターンシップ事業を開始し、今年は大学で講義をしたり、学生と知り合う機会が多くでき、とても有意義でした。 今学生のみなさんは「就職活動」という大きな壁に早くからぶつかっており、自由な学生生活も少し保守的になっている人も少なくありません。 さまざまなことを考えている学生たちと接し、もっと広い視野、そして、もっとチャレンジングな機会をぜひ作ってほしいと思います。
来年から本格的に学生さんを中心としてインターンシップに参加していただくことになります。 ぜひ多くの経験をして、また後輩たちにも自身の経験をぜひ伝えていってほしいと思います。
<現場>
2月にニュージーランド、11月にオーストラリアへと訪問しました。 日本でオペレーションしているものの、現場に行き、多くの方からジャパンビジネスの現状や現地にある日本政府のとりくみ、そして実際のライフスタイルなどなど、現場にいくと多くの発見がありました。 どちらの国も長い間訪問していなかったこともあり、非常に現地のヒアリングは新鮮でした。 現地に進出してきている日系企業の業界も年々変化してきているようで、これは、今後ますます政策によっても考えられることです。 オーストラリア=資源 ニュージーランド=木材などの資源 というような伝統的なビジネスから今後はもっとジャパンクールといえるようなビジネス参入は十分考えられるのではないか、と期待します。 アグリビジネス(農業)やサービス産業は注目したいエリアです。
AOMの来年の目標としては、日豪・日ニュージーランドネットワークを活用し、これらのようなジャパンビジネスのお手伝いできるようなしくみづくりを構築したいと思います。 現場にいる弁護士や会計士との連携、そして、これは日本人のみならず、オーストラリア人やニュージーランド人でも日本ビジネスにたけている方は多く存在するのも事実です。 ビザのみならず、総合的なプロフェッショナルチームとして、現場の方と連携していくことにより、企業進出のお手伝いができればと思います。
また、現地で感じたことは、個人の皆さまはこのようなImmigraton service についての情報がとても少ないということも痛感しました。 最近は日本からもオーストラリアやニュージーランド現場にいる方のサポートをする機会も増え、こうした皆さまに対して安心して、かつ個々のコミュニティにも有益となるネットワークをどんどんご紹介していくことができればと考えています。
<イミグレーションロー実務研究会>
最後に、ビジネスとは別の活動として昨年から行政書士の皆さまと始めた移民法の勉強会について、おかげさまで1年を迎える事ができました。 定期的にチームでこの勉強会を構成してきて、外国の移民法についての気づきや日本の在留資格に対する将来の展望など、同じ移民法を取り扱うみなさんとの交流はとても有意義でした。メンバーみんなが感じていることは今後の日本をみすえてよりよい社会を作っていくためにいつの日か、移民法観点から在留資格への提言などをしていくことができれば、と思う次第です。オーストラリアやニュージーランド移民法のよい点や合理的な点などをご紹介することで少しでもヒントになれば、と思います。 来年も引き続き活動を進めてまいりたいと思います。
・・・いろいろと長くなりましたが、来年の目標がこの1年の活動からだいぶ明確になりました。
少しずつではありますが、新しい年を迎えるにあたり、ちょっとは前進しているかな、と思います。今年も大変多くの方にご支援をいただきましてありがとうございました。 留学がきまったり、お仕事がきまり、就労ビザがとれたり、そして永住権がとれたりして、見送る私の立場として、新しい国でぜひみなさんには最大限チャレンジしてほしいと願います。
少し早いですが皆さまもどうぞよいクリスマス&お正月をお迎えくださいませ。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
2012年12月1日土曜日
2年ぶりのオーストラリア
気がつけば暦の上ではすでに師走!・・・ということでもうすぐ2012年も終わりです。今年はまさにMarketing Year であった、、という感じです。 2月にはニュージーランドにも訪問し、多くの現場をみてきました。 そして今回11月中旬から2年ぶりにオーストラリアへ訪問してきました。
短い期間ではありましたが、ブリスベン+シドニーと訪問し、多くのジャパンビジネスに関連する方にお会いしてきました。 ブリスベンは初訪問だったのですが、、なんと嵐(Storm)にも遭遇してしまい、、大変でした・・・(ミーティングする予定だった方の家の窓が全壊し、、、結局家からでられなく、ミーティングはキャンセルになった) が、翌日にはすっかり晴れて、なんとか、、、というところです。 ブリスベンはこじんまりとしたシティですが、夏も感じるさわやかな街でした。 最近クイーンズランド州はとても活発で、日本によくみなさんいらしていたので、すっかりチームとして親しいメンバーがそろいましたが、現地では、元クライアント、そしてこれから赴任予定の方、ビジネス仲間などとみなさんでネットワークかねてのディナーなどもさせていただき、とても楽しいひと時でした。
また、ブリスベン日本商工会議所を訪問した際に、最近ビジネスマンのみならず、日豪ビジネスに関心ある学生向けに学生メンバーを募集始めた、ということで、ちょうど訪問した日に学生向けのプレゼンがありましたので、参加させていただきました。 ほとんど日本からの留学生でしたが、驚くほどみなさんモチベーション高く、そして優秀な人がそろっていて、本当に彼らが将来日豪ビジネスに関わるのかもしれない、、とも思ったくらいです。 そういう意味で、若いうちから商工会議所にてビジネスの空気に触れる、という機会は非常に大きいと感じました。 Arrow Dynamics というコーチングの会社により基礎的なビジネスネットワークのレクチャーがあり、これもとても有益な内容でした。とにかく、QLD州メンバーはいつも活発です。 そんな空気を感じながらシドニーへと向かいました。
シドニーは2年前に独立してまもない頃Migraton Agent Conference に参加するために訪問して以来でしたが、前回知り合った方も含めて、元クライアントで現在シドニーで活躍している方や現在のクライアント、そして日本・オーストラリア政府などなどシドニーにいるビジネスパートナー&元同僚であるジェイコブワイリーとともに日豪ビジネスに関するトピックスをメインに大変多くの方にお会いしました。 やはり、現場にいくと多くのことを知ることができる、というのが今回の率直な感想です。日本側からではみえない部分も大変多くあり、特にJETRO所長様とは大変有意義な意見交換をすることができました。 日本側からはマーケットは要は世界中にあり、その中で、いかにオーストラリアに魅力をもち、企業進出していただけるかが鍵です。 今後、明らかに世界のマーケットの中心はアジアパシフィックになると予測される中、オーストラリアの存在価値をどれだけ説得できるか重要です。 税金のこともふまえて多くのことを考えさせられました。
弊社はもちろんビザ代行がサービスになりますが、やはりほかにはない大きな点は、単に代行をすることのみではなく、ソリューションを提供できるということです。 ビザをうまく活用することにより、以下に一時滞在を効果的にするか、これは「グローバル人材育成=オーストラリア」の活動にもつながりますが、 人的交流が増えることにより ビジネス活性化につながる点は大きく、これらをふまえてコンサルテーションを日本側+オーストラリア側双方からできること、そして日本人+オーストラリア人というチームにより可能であることは大きなポイントと実感しました。
最後にシドニーのショッピング中心街ともいえるWestfieldに来週くらいにオープンするラーメン「一風堂」さんを見学してきました。2008年のニューヨークオープンを皮切りにすでにアジアでは4カ国位に進出し、かなりの成功をされている企業で、今回初めてオーストラリア進出となります。 これは、単にこの企業のことのみならず、現在JETROでは、伝統的な製造業などとは別に、これらのようなサービス(飲食など)・小売産業の進出促進に積極的支援をしているがゆえ、大きなビジネスモデルともなる期待があります。 まだオーストラリアはモスバーガー、味千(ラーメン)くらいしか日本の飲食店は進出していないため、ぜひ今後の展開に注目したい次第です。 どうもとんこつラーメンはかなり欧米の人には人気があるようです。
とても短い滞在ではありましたが、来年の方向性を明確にした大きな機会となりました。
みなさん、数年居住する、そして永住する人もいるわけで、弊社としてはビザ代行+発行のお手伝いするのみではなく、その後のビジネス活性化、そして個々の人生において現地の素敵な仲間をよい形でご紹介していくことで、よりよいお手伝いができれば幸いと存じます。
あらためて、現地にて多くの方に歓待いただきまして、大変お世話になりました。心より御礼申し上げます。 来年はもっと頻繁に訪問したいと思います。
2012年最後に非常に有意義な旅となりました。
短い期間ではありましたが、ブリスベン+シドニーと訪問し、多くのジャパンビジネスに関連する方にお会いしてきました。 ブリスベンは初訪問だったのですが、、なんと嵐(Storm)にも遭遇してしまい、、大変でした・・・(ミーティングする予定だった方の家の窓が全壊し、、、結局家からでられなく、ミーティングはキャンセルになった) が、翌日にはすっかり晴れて、なんとか、、、というところです。 ブリスベンはこじんまりとしたシティですが、夏も感じるさわやかな街でした。 最近クイーンズランド州はとても活発で、日本によくみなさんいらしていたので、すっかりチームとして親しいメンバーがそろいましたが、現地では、元クライアント、そしてこれから赴任予定の方、ビジネス仲間などとみなさんでネットワークかねてのディナーなどもさせていただき、とても楽しいひと時でした。
また、ブリスベン日本商工会議所を訪問した際に、最近ビジネスマンのみならず、日豪ビジネスに関心ある学生向けに学生メンバーを募集始めた、ということで、ちょうど訪問した日に学生向けのプレゼンがありましたので、参加させていただきました。 ほとんど日本からの留学生でしたが、驚くほどみなさんモチベーション高く、そして優秀な人がそろっていて、本当に彼らが将来日豪ビジネスに関わるのかもしれない、、とも思ったくらいです。 そういう意味で、若いうちから商工会議所にてビジネスの空気に触れる、という機会は非常に大きいと感じました。 Arrow Dynamics というコーチングの会社により基礎的なビジネスネットワークのレクチャーがあり、これもとても有益な内容でした。とにかく、QLD州メンバーはいつも活発です。 そんな空気を感じながらシドニーへと向かいました。
シドニーは2年前に独立してまもない頃Migraton Agent Conference に参加するために訪問して以来でしたが、前回知り合った方も含めて、元クライアントで現在シドニーで活躍している方や現在のクライアント、そして日本・オーストラリア政府などなどシドニーにいるビジネスパートナー&元同僚であるジェイコブワイリーとともに日豪ビジネスに関するトピックスをメインに大変多くの方にお会いしました。 やはり、現場にいくと多くのことを知ることができる、というのが今回の率直な感想です。日本側からではみえない部分も大変多くあり、特にJETRO所長様とは大変有意義な意見交換をすることができました。 日本側からはマーケットは要は世界中にあり、その中で、いかにオーストラリアに魅力をもち、企業進出していただけるかが鍵です。 今後、明らかに世界のマーケットの中心はアジアパシフィックになると予測される中、オーストラリアの存在価値をどれだけ説得できるか重要です。 税金のこともふまえて多くのことを考えさせられました。
弊社はもちろんビザ代行がサービスになりますが、やはりほかにはない大きな点は、単に代行をすることのみではなく、ソリューションを提供できるということです。 ビザをうまく活用することにより、以下に一時滞在を効果的にするか、これは「グローバル人材育成=オーストラリア」の活動にもつながりますが、 人的交流が増えることにより ビジネス活性化につながる点は大きく、これらをふまえてコンサルテーションを日本側+オーストラリア側双方からできること、そして日本人+オーストラリア人というチームにより可能であることは大きなポイントと実感しました。
最後にシドニーのショッピング中心街ともいえるWestfieldに来週くらいにオープンするラーメン「一風堂」さんを見学してきました。2008年のニューヨークオープンを皮切りにすでにアジアでは4カ国位に進出し、かなりの成功をされている企業で、今回初めてオーストラリア進出となります。 これは、単にこの企業のことのみならず、現在JETROでは、伝統的な製造業などとは別に、これらのようなサービス(飲食など)・小売産業の進出促進に積極的支援をしているがゆえ、大きなビジネスモデルともなる期待があります。 まだオーストラリアはモスバーガー、味千(ラーメン)くらいしか日本の飲食店は進出していないため、ぜひ今後の展開に注目したい次第です。 どうもとんこつラーメンはかなり欧米の人には人気があるようです。
とても短い滞在ではありましたが、来年の方向性を明確にした大きな機会となりました。
みなさん、数年居住する、そして永住する人もいるわけで、弊社としてはビザ代行+発行のお手伝いするのみではなく、その後のビジネス活性化、そして個々の人生において現地の素敵な仲間をよい形でご紹介していくことで、よりよいお手伝いができれば幸いと存じます。
あらためて、現地にて多くの方に歓待いただきまして、大変お世話になりました。心より御礼申し上げます。 来年はもっと頻繁に訪問したいと思います。
2012年最後に非常に有意義な旅となりました。
2012年11月5日月曜日
日本の食品ロボットのすごさ
世界に羽ばたく!ニッポンの技術第6弾 日本食ブーム!陰の主役・食品ロボット!というタイトルで、どれどれ・・・という気持ちで見てみましたが、オーストラリアがフォーカスされていたので、さらに興味深く番組をみることに。いまは世界どこでもブーム・・・といわれているお寿司ですが、特にオーストラリアでの「巻き寿司」ブームがとまらない!ということで、この裏側ともいえる、ロボットの活躍ぶりが特集されました。
確かに、海外は圧倒的にいわゆるにぎり寿司よりも巻き寿司のほうがポピュラーです。いろいろ理由は有ると思いますが、基本、鮮魚も限られた種類しかはいってこないこともありますし、この巻き寿司は食べやすい、そして、安い!というのも大きな理由のようです。
長くオーストラリアに渡航していないため、私自身の記憶も薄れていますが、番組からはこれらの裏方ともいえる、巻き寿司ロボットの活躍が紹介されていました。 信じられないほど繊細に、ごはんの量を選別して、その巻くためのごはんシートの長さや厚さなども調整できるようです。しみじみ、この日本の技術力はすごい!とただただ圧巻でした。 これらのロボットの活躍により、ふつうは長期にわたり修行が必要な技術力もなにも必要とせず、学生のアルバイトでも、簡単に巻き寿司ができる、ということです。 確かに超合理的であり、かつコスト安でできる、という点においても注目のビジネスです。 オーストラリア国内における「スシ・トレイン」という回転すしやさんの盛況ぶり、そして、フードビジネス関連の展示会におけるお寿司の人気度、についてもほんとにすごい活性ぶりです。
この食品ロボットを扱う企業、鈴茂さんの紹介も多くしていましたが、ただただ驚くばかりでした。これもれっきとした1つのクールジャパンビジネスである、と感じます。ロボットにもいろいろな工夫がされていて、一番印象的だったのはおひつの形をしているしゃり作りロボットで、これが、本当におひつから手作りでしゃりをつくっているかのような形などの配慮をしている点が非常に日本的繊細さを感じました。
~オーストラリアのこのお寿司ブームはまだまだ続きそうです。 それにしても、この巻き寿司のサイズはどうみても、日本人にとっては節分にいただく「恵方巻き」な感じがしてしまいます。
メルボルン大学内で販売している巻き寿司に行列をつくっているものをみると、意外と、おにぎり文化はまだそれほどではないんだな。。。。と思ったりもしました。 なぜか、このお寿司のほうがたべにくくても圧倒的地位を確立しているようです。
今月に2年ぶりにオーストラリアへ行くので、ぜひうろうろと観察してこようと思います。
何はともあれ、これも大きなビジネス、日本の技術力のすごさ、そして食文化の圧倒的人気は本当に大きなビジネスかと思います。 製造業=車だけではないこの世界に、ぜひ注目して、海外進出をもっとしていってほしいと思いました。
確かに、海外は圧倒的にいわゆるにぎり寿司よりも巻き寿司のほうがポピュラーです。いろいろ理由は有ると思いますが、基本、鮮魚も限られた種類しかはいってこないこともありますし、この巻き寿司は食べやすい、そして、安い!というのも大きな理由のようです。
長くオーストラリアに渡航していないため、私自身の記憶も薄れていますが、番組からはこれらの裏方ともいえる、巻き寿司ロボットの活躍が紹介されていました。 信じられないほど繊細に、ごはんの量を選別して、その巻くためのごはんシートの長さや厚さなども調整できるようです。しみじみ、この日本の技術力はすごい!とただただ圧巻でした。 これらのロボットの活躍により、ふつうは長期にわたり修行が必要な技術力もなにも必要とせず、学生のアルバイトでも、簡単に巻き寿司ができる、ということです。 確かに超合理的であり、かつコスト安でできる、という点においても注目のビジネスです。 オーストラリア国内における「スシ・トレイン」という回転すしやさんの盛況ぶり、そして、フードビジネス関連の展示会におけるお寿司の人気度、についてもほんとにすごい活性ぶりです。
この食品ロボットを扱う企業、鈴茂さんの紹介も多くしていましたが、ただただ驚くばかりでした。これもれっきとした1つのクールジャパンビジネスである、と感じます。ロボットにもいろいろな工夫がされていて、一番印象的だったのはおひつの形をしているしゃり作りロボットで、これが、本当におひつから手作りでしゃりをつくっているかのような形などの配慮をしている点が非常に日本的繊細さを感じました。
~オーストラリアのこのお寿司ブームはまだまだ続きそうです。 それにしても、この巻き寿司のサイズはどうみても、日本人にとっては節分にいただく「恵方巻き」な感じがしてしまいます。
メルボルン大学内で販売している巻き寿司に行列をつくっているものをみると、意外と、おにぎり文化はまだそれほどではないんだな。。。。と思ったりもしました。 なぜか、このお寿司のほうがたべにくくても圧倒的地位を確立しているようです。
今月に2年ぶりにオーストラリアへ行くので、ぜひうろうろと観察してこようと思います。
何はともあれ、これも大きなビジネス、日本の技術力のすごさ、そして食文化の圧倒的人気は本当に大きなビジネスかと思います。 製造業=車だけではないこの世界に、ぜひ注目して、海外進出をもっとしていってほしいと思いました。
2012年11月3日土曜日
アボリジニアート展@代々木上原
毎年この時期に、代々木上原でアボリジニアート展が開催されているようで、このたび、レセプションにあわせてお伺いしました。
赤土色のイメージが強いこれらのアート・・・ということで、私もオレンジxブラックでファッションもそろえてみました・・・・。
先日、初めてこちらの主催者である内田真弓さんにお会いして、このアボリジニアートにかけるパッションを熱く語られ、想像以上に、すごい!と思いました。2008年に新国立美術館で開催されたアボリジニアート展が私にとっては非常に強烈に残る展覧会でもあり、いままでのイメージとははるかに変わり、「進化したアボリジニアート」という雰囲気です。 内田さんのセンスも大きくかかわっていると思いますが、今回も楽しみに・・・。

さすがに初日ということもあり、オーストラリア関連にかかわる方々も多くいらしていました。私自身も、アート関係の友人をいろいろとお誘いして、それぞれをご紹介したり、よいアートネットワーキングの機会になればと思いました。
アボリジニアートはもちろん、集落などに住むかれらによって作品が作られますが、オーストラリアはアートに関して言えば、メルボルンはその発信地として重要な都市でもあり、内田さんもメルボルンでご活躍です。 ・・・が、いまだ私は訪問できておらず、、、大学関係含めて、知り合いは多く増えたものの、足を踏み入れていないことも少し残念です。 来年はぜひ!いろいろな方にお会いすることも含めてメルボルン訪問プランをミッションとして、掲げたいものです。
とても温かいレセプションで、また、ゆっくり開催中にふらりとお出かけしたいと思います。
赤土色のイメージが強いこれらのアート・・・ということで、私もオレンジxブラックでファッションもそろえてみました・・・・。
先日、初めてこちらの主催者である内田真弓さんにお会いして、このアボリジニアートにかけるパッションを熱く語られ、想像以上に、すごい!と思いました。2008年に新国立美術館で開催されたアボリジニアート展が私にとっては非常に強烈に残る展覧会でもあり、いままでのイメージとははるかに変わり、「進化したアボリジニアート」という雰囲気です。 内田さんのセンスも大きくかかわっていると思いますが、今回も楽しみに・・・。

さすがに初日ということもあり、オーストラリア関連にかかわる方々も多くいらしていました。私自身も、アート関係の友人をいろいろとお誘いして、それぞれをご紹介したり、よいアートネットワーキングの機会になればと思いました。
アボリジニアートはもちろん、集落などに住むかれらによって作品が作られますが、オーストラリアはアートに関して言えば、メルボルンはその発信地として重要な都市でもあり、内田さんもメルボルンでご活躍です。 ・・・が、いまだ私は訪問できておらず、、、大学関係含めて、知り合いは多く増えたものの、足を踏み入れていないことも少し残念です。 来年はぜひ!いろいろな方にお会いすることも含めてメルボルン訪問プランをミッションとして、掲げたいものです。
とても温かいレセプションで、また、ゆっくり開催中にふらりとお出かけしたいと思います。
2012年10月29日月曜日
豪、日本語などアジア言語の教育強化 「アジアの世紀」白書 発表
28日付で、オーストラリア政府が今後の国家政策の1つとして「アジアの世紀」白書を今回まとめ、特にアジアにおける人材育成の強化をしていくことを発表しました。 (オーストラリア政府公式はこちら)今、世界の中心にもなりうるほど、このアジア圏の重要性は日々高まっており、各国がこぞってベトナム、タイ、ミャンマー、インドネシアなどなど進出は絶えません。この文化圏におけるオーストラリアの地理的存在、そして歴史的にも長く、これらの国々からみれば、理想国として人材育成先として東南アジアからは多くのエリート、外国政府高官を派遣し、教育をうけてきた事例が多くあります。
これらをオーストラリアとしても最重要課題とし、今後、ますますオーストラリア国内においてもアジア言語による教育の強化、特に学校で優先的に学ぶべき言語として日本と中国、インド、インドネシアの4カ国の言葉を指定しました。 日本語はかつて80年代から90年代がピークだったかもしれまsんが、小学校でも義務教育として指導していた時代もあり、その頃、「日本語教師」としての永住も非常に人気のあったことが記憶に残っています。 その後、中国の台頭により、日本語の優位性はしばし、遠ざかっていましたが、ここで再び正式に取り上げられ、今後の日豪ビジネスにも大きな影響力があると期待します。
これらをふまえて、日本企業もオーストラリアの人材教育環境をぜひ検討してほしい次第です。実際、オーストラリアのユニークなところは、多く、ベトナムやインドネシアに大学の付属英語学校が次々と進出しており、つまりそれらの国々において、オーストラリアの高水準の英語教育の受講が可能になる、というシステムを構築しています。 日本企業はもちろん、現場を体感することが今、非常に重要ではありますが、これらの中において、アジアビジネスに長く経験をもつオーストラリアの意義を考えてみてはいかがかと思います。
これらもふまえ、11月14日にHRカンファレンスという会議にてオーストラリア政府とともに企業研修の活用法などを講演させていただきます。 ぜひ多くの企業人事の皆様にお越しいただければ幸いです。
これらをオーストラリアとしても最重要課題とし、今後、ますますオーストラリア国内においてもアジア言語による教育の強化、特に学校で優先的に学ぶべき言語として日本と中国、インド、インドネシアの4カ国の言葉を指定しました。 日本語はかつて80年代から90年代がピークだったかもしれまsんが、小学校でも義務教育として指導していた時代もあり、その頃、「日本語教師」としての永住も非常に人気のあったことが記憶に残っています。 その後、中国の台頭により、日本語の優位性はしばし、遠ざかっていましたが、ここで再び正式に取り上げられ、今後の日豪ビジネスにも大きな影響力があると期待します。
これらをふまえて、日本企業もオーストラリアの人材教育環境をぜひ検討してほしい次第です。実際、オーストラリアのユニークなところは、多く、ベトナムやインドネシアに大学の付属英語学校が次々と進出しており、つまりそれらの国々において、オーストラリアの高水準の英語教育の受講が可能になる、というシステムを構築しています。 日本企業はもちろん、現場を体感することが今、非常に重要ではありますが、これらの中において、アジアビジネスに長く経験をもつオーストラリアの意義を考えてみてはいかがかと思います。
これらもふまえ、11月14日にHRカンファレンスという会議にてオーストラリア政府とともに企業研修の活用法などを講演させていただきます。 ぜひ多くの企業人事の皆様にお越しいただければ幸いです。
2012年10月12日金曜日
北海道大学でセミナーを開催しました
秋も少しずつ深まる中、北海道札幌へ行ってきました。今回は、ニューサウスウェルズ大学付属語学学校 校長 マーク・ウィードン・ニューステッド先生、留学プロフェッショナルのメルボルンエデュケーションセンター 山下様 と東京から訪問しました。 夏前に一度お伺いした際にインターンシップについてもご関心を持って下さり、この流れから、今回のセミナーが実現しました。
現在、北海道大学は今後のグローバル人材育成にもその体制に非常に強化しており、つい最近「新渡戸カレッジ」というものが創設されたということが発表になったばかりです。 これらをふまえて、今後、留学やそして、インターンシップなどの就業体験を海外で実践することにより、その後のキャリアへもつなげていただければと思う次第です。
これらをふまえて、学生の皆さんに、オーストラリア留学+インターンシップセミナーを開催させていただきました。 札幌地元からは協力なサポーターとしてオーストラリア総領事館よりその、オーストラリア留学の魅力を語って頂きました。 少し感じたことは、土地柄でしょうか、北海道は伝統的にロシアやカナダとの関係が深いようです。 そんな中で、オーストラリアの新鮮さもぜひ感じてほしいと思います。
今回、ニューサウスウェルズ大学付属語学学校により「STEP AHEAD」という語学留学+インターンシップ の新しいプログラムを構築しました。 これにより10週間英語+そして10週間インターンシッププログラムが実現できます。 ビジネスの中心であるシドニーに学校があるという地理的環境は、その後のインターンシップにも非常に有益と感じています。
~また、この日に北海学園大学、というところでも授業を利用させていただき、学生の皆さんにオーストラリア留学+インターンシップについて、ご案内させていただきました。 まだまだオーストラリアについての情報が少ないためか、多くの質疑応答が行われ、学生の皆さんの関心度の高さを感じる事ができました。 東京には多くの情報があふれているのが現状ですが、やはり、日本でも地方になると情報が少ない、ということも今回あらためて実感した次第で、私たちもよい勉強の機会となりました。
最後は美味しい海鮮料理をいっぱい頂き、マーク先生、そして山下さんとの最近の留学事情やトレンド、そして今後についてなど多くの情報交換もでき、とても充実した札幌ステイになりました。
現在、北海道大学は今後のグローバル人材育成にもその体制に非常に強化しており、つい最近「新渡戸カレッジ」というものが創設されたということが発表になったばかりです。 これらをふまえて、今後、留学やそして、インターンシップなどの就業体験を海外で実践することにより、その後のキャリアへもつなげていただければと思う次第です。
これらをふまえて、学生の皆さんに、オーストラリア留学+インターンシップセミナーを開催させていただきました。 札幌地元からは協力なサポーターとしてオーストラリア総領事館よりその、オーストラリア留学の魅力を語って頂きました。 少し感じたことは、土地柄でしょうか、北海道は伝統的にロシアやカナダとの関係が深いようです。 そんな中で、オーストラリアの新鮮さもぜひ感じてほしいと思います。
今回、ニューサウスウェルズ大学付属語学学校により「STEP AHEAD」という語学留学+インターンシップ の新しいプログラムを構築しました。 これにより10週間英語+そして10週間インターンシッププログラムが実現できます。 ビジネスの中心であるシドニーに学校があるという地理的環境は、その後のインターンシップにも非常に有益と感じています。
~また、この日に北海学園大学、というところでも授業を利用させていただき、学生の皆さんにオーストラリア留学+インターンシップについて、ご案内させていただきました。 まだまだオーストラリアについての情報が少ないためか、多くの質疑応答が行われ、学生の皆さんの関心度の高さを感じる事ができました。 東京には多くの情報があふれているのが現状ですが、やはり、日本でも地方になると情報が少ない、ということも今回あらためて実感した次第で、私たちもよい勉強の機会となりました。
最後は美味しい海鮮料理をいっぱい頂き、マーク先生、そして山下さんとの最近の留学事情やトレンド、そして今後についてなど多くの情報交換もでき、とても充実した札幌ステイになりました。
2012年10月1日月曜日
神田外語大学で講義させていただきました
台風一過ですっかりまた夏日のようになった今日、神田外国大学の学生の皆さんの授業で、企業研究 「オーストラリア企業インターンシップ」というテーマで講演させていただきました。 まだ夏休みから戻ってきた皆さんにとっては少しウォーミングアップも含めて、視点をかえてよい機会になれば・・・と思ってお伺いしました。
学生の皆さんは国際コミュニケーション学科の国際ビジネスキャリア専攻・・・とふだんは英語で授業をされているそうです。大学のうちからキャリア形成について語る授業があるのも新鮮でしたが、私にとってもその昔に教育実習!?以来教壇に立つ機会となり、とても楽しみでした。
学生さんはざっと男女半々くらいでしょうか。2年生が対象ということで大学時代もちょうどターニングポイントのこの時期、いろいろと方向性を考えると思います。この専攻の学生は「インターンシップ」が必修となっているようで、理想は国内で1企業、 海外で1企業ということを念頭にプログラムが実施されているようですので、少し、海外インターンシップを検討する際に、オーストラリアを知ってもらえたら、をいう思いで、いろいろな面からお話してみました。 アジアの中に位置するオーストラリアは長い歴史からもアジアとの関係は非常に強固であり、昔から大変多くの留学生がアジア諸国から来ています。 これがいまはオーストラリアの強みでもあり、アジアビジネスへの経験度の高さは欧米においても群をぬいています。日本企業は今、まったなしでアジアをはじめとする新興国への進出が目覚ましい今、こうしたビジネスセンスを磨く為にもグローバル人材育成先としてオーストラリアを活用することが有益と考えています。 また、多様なインターンシップのポジションがあるということも、大きな利点であり、皆さんにも来年以降のプランを想像しながらぜひ考えるきっかけになればと思いました。
また、先生のご要望もあり、僭越ではありますが、私自身のキャリアや今の自分に至るまでの大学からの歩みをご紹介させていただきました。 今は、就活熱があまりにも白熱している日本で、ちょっとその方向性には疑問すら感じています。 マニュアルに従ってエントリーシート書いたり、新卒入社がすべてではなく、その後にはいろんな道があり、そして多くの人との出会いや自分の経験でそのチャンスもつかんだり、方向性が変えられるということをぜひ知ってほしいと思います。 もちろん自身が就職した時代とは今は大学の数も多いため、激戦になっていることも十分認識しているつもりですが、それでも、情報は昔以上にたくさんあり、選択も非常に幅広いということが今は恵まれていると感じています。 私自身が体感してきて感じることはわりとシンプルですが、どんな人でも近い2-3年先の「目標」を設定し、その為に、やるべきことをこなしていく、ということで、時間は無駄になっていないと思います。 そして、私もそうでしたが、年齢や気持、時期によって関心のある分野は変わるものであり、常にその方向に進んでいくことで、また別の道が開かれる、ということです。 そして、ぜひどんどん海外に出かけてほしいと思います。旅行もよいですし、バックパッカー、そして、留学、インターンシップ、日本を客観的にみる事は多くの事を考えさせられます。
私に関して言えば、ほとんどの大学の友人は音楽関係の仕事をしていますので、我ながらですが。。。かなりまれな選択をしてきた、ということは事実ですが、その後も、キャリアとは別に、ルーツである音楽活動をずっと継続してきている事が非常に人生を豊かにしています。今は、課外活動としてオーケストラという場でピアノ演奏する事でリハビリ・・・となっているものの、ここでの多くのメンバーたちとの交流はまた別の形で派生していくものです。 就職ということにあまりフォーカスしすぎずに、何かプラスアルファにスポーツでも、趣味などをもってその仲間も大切にしてほしいと思います。
個人的な体験から感じている事は
20代 なんでもチャレンジする時期 そしてやりなおしもたくさん可能 道を決める上でいろいろ模索する時期
30代 ある程度したいことが決まり、このキャリアを追求する時期。社会にも慣れて、自分を磨き、次のさらにステップを考える時期
40代 人生半分にくる時期=いまは40歳定年を推奨する人もでてきていますが、この意味は、30代までに構築したキャリアなどを振り返り、残りの半分をどう生きるか、と考える時期
さらに新しいチャレンジも違う形で可能なのかと・・・
~とざっとこんな感じで、自身はすごしてきました。 トータル、仕事で出会った人、趣味で出会った人、そして大学時代の仲間や、いろんなコミュニティをもつことで、そこからの出会いで学ぶ事が非常に大きいと常に感じています。
若いうちからロールモデルを見つけることも大きいと思います。こんな人になりたい、こんな生き方したい、みたいな人をもっていると自分のことを現実的に考えられます。また、幅広い年齢の人との交流をもつこともとても重要です。一期一会がとても私にとっては重要と感じています。
少し印象的だったのは、女性の学生さんからたくさん質問をしてくださったことです。みなさん、それぞれしたいことなど考えていると思いますし、やはり同性なので距離が近いと思います。そんなところからかと思いますが、男性学生さんもぜひ、少しでも今日のお話から、こういう人もいる、という感じで受け止めて、残りの大学時代を充実したものにしてほしいと願います。
私自身大変楽しいひとときでした。先生をはじめとして大学の皆様のご協力に心より感謝申し上げます。 今月はこれからちょこちょこ大学での講義機会がありますので、また多くの学生さんにお会いするのを楽しみにしております。
学生の皆さんは国際コミュニケーション学科の国際ビジネスキャリア専攻・・・とふだんは英語で授業をされているそうです。大学のうちからキャリア形成について語る授業があるのも新鮮でしたが、私にとってもその昔に教育実習!?以来教壇に立つ機会となり、とても楽しみでした。
学生さんはざっと男女半々くらいでしょうか。2年生が対象ということで大学時代もちょうどターニングポイントのこの時期、いろいろと方向性を考えると思います。この専攻の学生は「インターンシップ」が必修となっているようで、理想は国内で1企業、 海外で1企業ということを念頭にプログラムが実施されているようですので、少し、海外インターンシップを検討する際に、オーストラリアを知ってもらえたら、をいう思いで、いろいろな面からお話してみました。 アジアの中に位置するオーストラリアは長い歴史からもアジアとの関係は非常に強固であり、昔から大変多くの留学生がアジア諸国から来ています。 これがいまはオーストラリアの強みでもあり、アジアビジネスへの経験度の高さは欧米においても群をぬいています。日本企業は今、まったなしでアジアをはじめとする新興国への進出が目覚ましい今、こうしたビジネスセンスを磨く為にもグローバル人材育成先としてオーストラリアを活用することが有益と考えています。 また、多様なインターンシップのポジションがあるということも、大きな利点であり、皆さんにも来年以降のプランを想像しながらぜひ考えるきっかけになればと思いました。
また、先生のご要望もあり、僭越ではありますが、私自身のキャリアや今の自分に至るまでの大学からの歩みをご紹介させていただきました。 今は、就活熱があまりにも白熱している日本で、ちょっとその方向性には疑問すら感じています。 マニュアルに従ってエントリーシート書いたり、新卒入社がすべてではなく、その後にはいろんな道があり、そして多くの人との出会いや自分の経験でそのチャンスもつかんだり、方向性が変えられるということをぜひ知ってほしいと思います。 もちろん自身が就職した時代とは今は大学の数も多いため、激戦になっていることも十分認識しているつもりですが、それでも、情報は昔以上にたくさんあり、選択も非常に幅広いということが今は恵まれていると感じています。 私自身が体感してきて感じることはわりとシンプルですが、どんな人でも近い2-3年先の「目標」を設定し、その為に、やるべきことをこなしていく、ということで、時間は無駄になっていないと思います。 そして、私もそうでしたが、年齢や気持、時期によって関心のある分野は変わるものであり、常にその方向に進んでいくことで、また別の道が開かれる、ということです。 そして、ぜひどんどん海外に出かけてほしいと思います。旅行もよいですし、バックパッカー、そして、留学、インターンシップ、日本を客観的にみる事は多くの事を考えさせられます。
私に関して言えば、ほとんどの大学の友人は音楽関係の仕事をしていますので、我ながらですが。。。かなりまれな選択をしてきた、ということは事実ですが、その後も、キャリアとは別に、ルーツである音楽活動をずっと継続してきている事が非常に人生を豊かにしています。今は、課外活動としてオーケストラという場でピアノ演奏する事でリハビリ・・・となっているものの、ここでの多くのメンバーたちとの交流はまた別の形で派生していくものです。 就職ということにあまりフォーカスしすぎずに、何かプラスアルファにスポーツでも、趣味などをもってその仲間も大切にしてほしいと思います。
個人的な体験から感じている事は
20代 なんでもチャレンジする時期 そしてやりなおしもたくさん可能 道を決める上でいろいろ模索する時期
30代 ある程度したいことが決まり、このキャリアを追求する時期。社会にも慣れて、自分を磨き、次のさらにステップを考える時期
40代 人生半分にくる時期=いまは40歳定年を推奨する人もでてきていますが、この意味は、30代までに構築したキャリアなどを振り返り、残りの半分をどう生きるか、と考える時期
さらに新しいチャレンジも違う形で可能なのかと・・・
~とざっとこんな感じで、自身はすごしてきました。 トータル、仕事で出会った人、趣味で出会った人、そして大学時代の仲間や、いろんなコミュニティをもつことで、そこからの出会いで学ぶ事が非常に大きいと常に感じています。
若いうちからロールモデルを見つけることも大きいと思います。こんな人になりたい、こんな生き方したい、みたいな人をもっていると自分のことを現実的に考えられます。また、幅広い年齢の人との交流をもつこともとても重要です。一期一会がとても私にとっては重要と感じています。
少し印象的だったのは、女性の学生さんからたくさん質問をしてくださったことです。みなさん、それぞれしたいことなど考えていると思いますし、やはり同性なので距離が近いと思います。そんなところからかと思いますが、男性学生さんもぜひ、少しでも今日のお話から、こういう人もいる、という感じで受け止めて、残りの大学時代を充実したものにしてほしいと願います。
私自身大変楽しいひとときでした。先生をはじめとして大学の皆様のご協力に心より感謝申し上げます。 今月はこれからちょこちょこ大学での講義機会がありますので、また多くの学生さんにお会いするのを楽しみにしております。
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