ビジネス奮闘記

皆さまにとってAOM Visa Consultingが身近なサービスになるようにこのブログでは少しやわらかめのトピックスもふまえて発信していきたいと思います。 オーストラリアやニュージーランド関連のほか、ふだんの活動や関心ごと含めてレポートします。 ご意見・ご感想などございましたらお気軽にメールにてお送りください。 AOM Visa Consulting Official Web site は こちらへ

2012年1月30日月曜日

オーストラリアへ 中国観光客が急増

オーストラリアへの観光客についてのニュースがとても久しぶりに掲載されていました。ついに中国観光客は50万人を突破し、しかも3位の米国を追い抜いたということ・・・なんとも快挙です。
かつて、日本人のオーストラリアブームの際には80万人という華々しい数字でありましたが、現在は半分40万人も切って38,9万人と聞いています。 最近アメリカも中国への観光ビザ緩和化を発表しましたが、どの先進国も、この観光業は中国頼りになってきているのは間違いありません。

経済が急成長し、人々が皆海外へ旺盛になっていくこの姿は、日本にも、それに続いた韓国にもみられた姿であり、いよいよ中国が・・・という感じです。 それにしても50万人!?という数はさすがに驚きました。

理由はやはりアジア圏として欧米に比較して断然近距離であること、そして留学先としても非常に彼らには人気国でもあり、今後の経済圏を検討しても、やはり見逃す事はできない、ということが想定されます。

何はともあれ、「観光客が急増している」ということはオーストラリア国にとってはとても嬉しい事でああります。 半面、日本からの訪問客は減少傾向でありますので、この点を日本発信としてどのように魅力をアピールしていくべきか、ここも危機感は必要に感じます。
いろいろ問答があっても、オーストラリアにとって、日本は重要国であることは変わりない為、日豪の人物交流を活発化することは大きな課題です。

~ 観光客とはちょっと違う話題として、別の記事も非常に興味深かったのでご紹介します。
これは、オーストラリア、というより 「アジア圏を真の「内需」に」 という記事でした。 主にアセアンにおける経済活動を軸に、日本も今ままでのような「日本国内=内需」ということのみではなく、アジアもその領域として考慮する経済政策が重要である、ということ。 それには、投資、という形のみではなく、「人の移動=人物交流」が活発化することによって、さらなる経済活性化を生みだす、という理論を説いていたことです。 これは、私も常々伝えていきたい、特に法人の皆様にはぜひ検討いただきたい、と思う点ですが、この記事投稿 東大教授 柳川先生も同じように、人物交流=移民ということのみではなく、長期滞在就労や留学、という形態による、一時的な滞在も増やすことが活性化につながる、という理論は一致しています。

オーストラリアは今、同じことが必要とされている、と痛感しています。これは、待っているだけではなく、国としての姿勢、そして門戸開放、という形のプレゼンテ―ションをする事による増加は十分見込めるかと感じる次第です。 

圧倒的なアジアのパワーがあることを横目で見ながら、オーストラリアはこれらの活発な人物交流を自身の国に取り入れるための真の政策が問われると感じています。

2012年1月24日火曜日

アップル 決算最高益  ~スティーブ・ジョブスなきあとも~

先日、Founderである、スティーブジョブス亡きあと初めてアップルの決算発表が行われ、世界的にも注目のニュースでした。ふたをあければ、何と最高益であるということ、かつてのカリスマのあと、経営陣の存在がフォーカスされていましたが、そのような心配はよそに、堂々なる結果だったといえるでしょう。新製品がかなり好調であるということ。進み続ける、後継者ティム・クック氏も自信をみせていました。

年末からずっと読んでいたスティーブ・ジョブスの本がようやく読み終わり、なんともいえない脱力感にひたっった私です。 あまりメカに強くなく、そしてマックのことはさらにくわしくないのですが、この偉大な方の生き方はどんなものだったのか関心をもち、のみこまれるように読んでいきました。
・・・しかし、驚くことがあまりに多かったです。 なんとなくは聞いていましたが、「自己」表現、といいますか、自己実現への闘志はかなりのもので、まわりの人、一緒に働く人はどんなに大変だったか・・・・と思うばかりです。 まさにアーティスト的な感覚だったと思いますが、きっとそんなこだわりがある人でなければ、ここまでの偉大な作品を次々と世に送ることはなかったのではないか、とも思うばかりです。

人は、それぞれに個性があり、そして、その潜在能力をどのように表現、活かす事ができるか、とても興味深かったのは、やはりビル・ゲーツとの長い時間にわたる、互いの距離といいますか、ライバル関係かと。 きっとお互いにとってもロールモデルがあったからこそ、各会社の競争をさらに加速し、そして、次なるアイデアへの転身にもスピードがかかったかと思います。

どこまでも全く異なるこの二人の性格によって、世の中は、どんどんと進化し、そして、便利になったり・・・ととても不思議な運命すら感じました。 

家族についても彼自身の育ってきた環境は大変な影響をもっており、幼少時代の経験から、後に響くものは本当に大きい、ということも感じた次第です。

純粋に、彼の業績は心から感嘆するばかりですが、まさにアーティストだった・・・・と思いました。
世の中を変えることに命をかけていた、という姿があらためて実感できました。

~~ まったく業界もなすことももちろん異なりますが、こういう人間がいる、ということをあらためて感じたとてもインパクトのある読書時間でした・・・

2012年1月21日土曜日

海外留学6万人割れ・・・! オーストラリアは4位

先日大々的に東大の秋入学が発表となりましたが、 その後も大きくメディアには取り上げられ、さっそく慶応大学や東工大でもこの秋入学への積極的姿勢を見せています。 この動き、傍ら海外留学がついに6万人割れ、、、という激減、というニュースとともに、日本の大学の悲痛な状況はこのところ、さらに表面化している気がしています。

急激なグローバリゼーションの流れに反比例しているかのようなこのデータです・・企業はどんどん海外へ進出(せざるをえない)、 しかし、学生の海外留学生数は年々減少、というところです。
その中で、現状ふまえた苦肉の策として、秋入学への移行・・・という流れでしょうか。まず、足並みを世界基準に揃えることで、国内外へのキャリア形成を作りやすくする環境を整えはじめた、という理論は賛成です。

この海外留学生数の渡航先内訳をみれば、アメリカ(24842人)、 中国(15409人)、イギリス(3871人)、そしてオーストラリア(2701人)とオーストラリアはなんとか4位に牽引していることは嬉しいニュースでした。・・・が、この中国→イギリスの差は大きく、そしてオーストラリアはたった2000人近くしか日本からは学生として渡航していない、というのも事実です。 イギリスがあまりに少ない数字にも驚きましたが、それでも、この数字は学生が将来を見据えて、必要とする国への数字、ともいえるかもしれません。 オーストラリア留学についていえば、確かに、まだまだ社会的、特に企業の方にとって、オーストラリア大学の知名度はとても低いものでありますが、 それでも、大きな強みはその環境、そしてアジアにある地理的要件、 今後については、企業人にとっても、重要な国になる、ということです。 この点、ふまえれば、2000人という数字は確実に増加できる要素はあるかと感じてます。

何はともあれ、これが今の日本の現実です。 アジアパシフィックとという価値を今後どのように、みていくか、政府も企業も、ぜひ分析し、そして活用していってほしいと願うばかりです。

2012年1月20日金曜日

アメリカ ビザ 緩和方向へ ~ブラジル&中国~

20日にオバマ大統領がディズニーワールドから「米国を世界一の観光国へ」というキャッチフレーズで大々的に、世界からの観光客を誘致することを発表しました。 これは、特にいままでビザ審査でも厳しかった中国やブラジルなど、新興国向けの審査も経済状況をみて、緩和することで、観光業の活性化を狙うものです。 今や、これらの国の経済力そしてそのパワーはみなぎっており、購買力や消費力の旺盛さは先進国と比較しても対象的といえるでしょう。

わざわざオバマ大統領が、場所もディズニーワールドからの会見とは、かなりの政府の真剣度を感じました。 いま、世界ではフランスが最も観光客が多い国となっており、その観光業としての国家収益は大きな割合を占めます。 不景気の今、アメリカはあらゆる方策を掲げることで、なんとかこの不景気脱却をねらいたいのも事実です。

何よりもこれらの新興国の強さはその人口の多さとも感じます。 パワーみなぎる新興国頼りにいまは先進国も傾きかけている状況で、この発表はさて、日本政府はどのように受け止めるか、今後、刺激をうけて日本のビザのシステムや「観光立国」と宣言しているその戦略に注目したいところです。

2012年1月18日水曜日

東大 秋入学 全面移行へ

18日に大きく紙面に発表となりました。日本のトップ大学の決断はこれから、他大学、そして経済界にも影響すると予測しています。グローバル競争が過熱してきている今、日本の競争力を維持する為には大半の先進国の流れにそっていかなければ、日本は立ち遅れる・・・・という焦りすら見えます。個人的にはこの決定には賛成です。そして、日本のみならず、学生が真剣に世界を視野にいれなければならない、という危機感をもって学生生活を送ってほしい、と感じます。

ただ、半面とても気になる点は、この移行があったとして「ギャップイヤー」ができることにより、学生は個々の自由研究、ともいうべき期間が与えられます。 その中で、「どんな経験をしてきたか?」ということがまた就職活動の大きなポイントになるということです。もちろん、社会に出るまでの時間が延期になることは、それだけやりたいことを集中してみつけ、そして実践する、という行動力にも拍車がかかるので、歓迎したいところですが、今の日本の雰囲気からまた、ここでも多くの大人たちがマニュアル的に「これをすれば大丈夫!」のようなことが起きるのではないか、と不安です。

昨日は大学の先生とお話する機会があり、伺ったところ、今は大学で1年生から就職活動説明会をするそうです。自分の学生時代の状況とは本当に違うということを愕然としました。 確かに、将来の目標をたてて、どのようなことを志したいか、と検討することは必要ですが、予測するにいつエントリーシートをだして、いつまでにOB訪問して、人事部に会って・・・などの話であれば、少し残念です。 就職活動の違いを感じるだけでも、やはり多くの学生には海外に行って、同世代の学生たちと知り合い、そして自分たちの国でおきていることや行彼らはどんな視点で学生生活をすごしているか、などなど話をしてほしいです。 感じるのは、今は学生のみを責められず、家庭での教育、そして親、このあたりが非常に考えさせられる点です。 

欧米の学生はさておき、いま、新興国からの学生たちの意気込みを体感することは日本人にとって重要かと感じます。同じ年齢でもきっと描いているビジョンがあまりにも異なるということを痛感するでしょう。もっと危機感を持ち(この意味は、大企業に就職できないのでは?という危機感ではなく、頼らず、自分自身について)、そして刺激をうけていかなければ、大きくなれません。

人と違うことしてみたり、行動してみたり、若い!というのはある意味特権と感じます。もっともっと学生時代、時間を大切に活用し、多くの経験をしてほしいです。

私といえば、幼少のころから長ーく継続してきた音楽を1年間完全休止して、その頃、親しくなった留学生の提案もありアメリカに渡り、まったく異なる学生生活を1年間してみました。休学という形をとりましたが、帰国後、音楽の勉強ができるのはあと2年と痛感し、その頃に吸収した演奏技術やに曲の分析、知識は今も大きな価値と感じています。少し環境を変えてみたりすることで、自分が客観的にみえるものです。 そんなチャレンジ、ぜひしていってほしいと思います。

オーストラリアはそういう点においてきっとアジアンパワーを体感できる格好の場所と確信しています。昔と比較して、行動すればいくらでも自分の経験を深めることが可能な時代です。
インターンシップはよいツールとして活用することもビジネス抜きで、提案したいと思います。

2012年1月17日火曜日

全豪オープン 錦織圭の活躍!

いまはオーストラリアで全豪オープンまっさかりです!そして、毎日ニッポン人として嬉しいニュースが届き、あらためていま、スポーツ界における日本人選手の活躍はめざましい!と感激しています。4大大会初シードになった世界26位の錦織圭はこの大会において3勝目を挙げ、日本男子全豪最多勝に並び、記録ずくめの大会となっています。オーストラリアという注目度もアップで個人的には嬉しいです。昨年の女子サッカー、今、シーズンのアイススケート、ゴルフも若手がぞくぞく登場し、本当に今の日本選手は欧米系に比較して体格のハンディを思えば、スキルの高い選手がふえてきた、という印象を持ちます。

テニスは少々、かつて近所のスクールに通ったものの、まだまだ玉突きレベルで、上手になったら本当に楽しい・・・と思うばかりです。日本は気軽にコートもとれないので、これも残念です。

最近の運動としては、スキーもだいぶ遠のいてしまい、ニュージーランド以来トレッキングが一番お気に入りのリフレッシュかもしれません。やはり自然の中で「ゆっくり」歩くのはとても気持ちがよく、奥多摩など美しいところがたくさんあります。
・・・少し脱線しましたが、錦織選手の動向も楽しみにしたいと思います。

2012年1月16日月曜日

イミグレーションロー実務研究会 ~アメリカ編~

昨年からはじまったイミケンの3回目が開催されました。
毎回、参加者が徐々に増えているのは嬉しいことです。やはりアメリカへの関心度はとても高い・・・と開始前から実感しました。 今回の講師は、私同様、かつて政府 査証課にて実務をされていた方、ということでこの道、もう30年以上!と、この長さに圧倒されました。特にアメリカについては、日本にとってはビジネスパートナーとして最重要国、そして、このビザの歴史においても、難関ともいえる国であり、誰もが関心高い移民法です。 そんな事からも行政書士の皆様の意気込みを感じられました。

テンプル大学にてアメリカ移民法を受講していたことを思い出しましたが、アメリカは政府管轄がアメリカ国内(Department of Homeland and Security - DHS)とアメリカ国外 (U.S Citizenship and Immigration Service- USCIS)、と区別されます。これはまさに日本が採用していますが、日本では国外=外務省、 国内=法務省が管轄しているというしくみです。実際、USCIS(アメリカ市民・移民業務局)はDHS(国土安全保障省)の1部となっています。端的にいえば、ビザというのは日本から渡航し、アメリカ入国時までのものであり、この入国審査で実際の滞在期限などの審査が実施、決定される、というしくみのようです。 そのため、この入国審査官の権限が大きい、ということをお話ししていました。 この点、オーストラリアは管轄がDepartment of Immigration and Citizenship( DIAC) という1つになっており、国外、国内かかわらず、世界中ビザに関することはここの省庁で管轄しています。 この統一性は実務の上では、非常に効率的であり、情報共有が全てできている、という点はアメリカと大きな違いかと感じています。

ビザのクラスは移民・非移民の2種類に分別され、それぞれの目的に準じて、このビザクラスが存在します。この中でEといわれるビザクラスは協定国に限定されたビザであり、駐在員や投資家などに多く利用されるクラスです。審査機関が在外公館のみという点で逆にいえば、ローカルの実務者にとっては最も実務を現実的に実施しやすいビザクラスである、という点は興味深い点でした。

このビザはオーストラリアでいえば457(就労ビザ)に非常に近いしくみであり、理論も似ています。

アメリカ移民法はかつて勉強した時にも、いつもしっくりこなかった点は、法律が明快な文面をあえて使わず、グレーな部分が多いという点です。これは、つまり、領事の裁量が非常に大きく、拒否された場合も、説得性のある理由か、という点においては、なかなか理解しにくい点があるといのも事実です。 これは、あえてそのように構築している、という認識ですがオーストラリア移民法に慣れている自分にとってはなかなか申請者の立場からは理解が難しい、と感じています。
この点も少し日本の入管法は「あいまいさ」があるため、似ているかもしれません。

1つ、クリアになったことは、根本として、申請者は「移民する意志がある」ということを大前提に審査をするため、この観点から、本当に帰国する理由や意志があるか、という考え方のため、時にそのビザ審査が厳しいようです。

考え方は「移民国家」のため、理論はオーストラリアとほぼ同じですが、行政書士の皆様はどのようにお感じになられたのか、またいろいろディスカッションしていきたいと思います。 

アフター講義のイタリアンディナーがとても美味しくてなかなか感激でした!次回は2月のシンガポール編です。

2012年1月12日木曜日

東京のオージー&ニュージー グルメスポット

何気にぼーっと聞いていたニュースですが春に表参道に「東急プラザ」という商業施設がオープンすることこと・・・場所もかなり人気ということもあり、今回はいろいろ新しいお店が入るそうです。その中で、オーストラリア発の「世界一おいしい朝食!」と絶賛されている Billsがオープンするとのこと!これは今から楽しみです。 (しかし、まだいったことがないのですが・・・)以前横浜に行ったときに超長蛇の列をなしていたこのお店をふと思い出しました。「オーシャンビュー」がポリシーだったようですが、今回は海も見えない都心への出店ということで、今からの人気度もかなり期待できます。 オーストラリア=朝食のイメージがすっかり定着した気もします・・・やはりEgg Benedict でしょうか・・・このお店で人気になったのもなんだか嬉しいです。

・・・と今日はふといろいろ今気になるお店をご紹介したいと思います。
東京はあまりにも多くの美食店が並ぶため、オーストラリアやニュージーランドのレストラン・・・というと、目立たないものの、これらは結構今人気かと思います。まだ私も全ては伺えてないのですが、時間みつけて伺いたいです。

TWO ROOMS - Omotesando
昨年夏にワイン会をかねてディナーに行きましたが、何よりもテラスはとっても気持ちよく、夏は最高です。グリルがメインですが、インテリアもかなりこだわりで、ニュージーランドからの材木を利用して家具をつくっています。パートナーがオージー&キウイのコンビで、ゆったりとした雰囲気はとても素敵です。もちろんワインもかなり充実しており、いつも外国人も多く賑わっています。
個人的にはインテリアがとても気に入っています。

WAKANUI - Higashi Azabu
ここはニュージーランドビーフを専門に扱うお店で、ANZCOの経営するお店です。日本ではどうしてもオージービーフのほうが認知度高いですが、このお店の評判はかなり高ランクと伺っています。ランチは特にバーガーもありますので、気軽に立ち寄れそうです。
オーストラリア大使館からすぐ近くです。

Salt - Marunouchi
もうだいぶこのお店の認知度も定着したかと思います。オーストラリアにあるレストランの東京店であり、新丸ビルにあります。ここのラムチョップは絶賛!と伺ってます。

~ おまけ Did you know? ご存知ですか? ~

オージービーフのサイト
皆さんもよくなじみあるオージービーフですが、ホームページにはとても幅広いレシピが掲載されています。何より鉄分が多いそう=今は女性にぜひもっと身近に頂いて元気になってほしい!ということです。 また、様々な料理教室のイベントなども随時掲載しているので、結構活用できます

ニュージーランドの乳製品
これは先日私も初めて知りました…実はニュージーランドは世界一乳製品輸出国ということで、世界シェアの30%を占めています。日本ですとオランダやデンマークなど、ヨーロッパのほうがなんとなくイメージが大きいですね。 


個人的な印象ですが、いま、オーストラリアやニュージーランドのセンスは東京においてとても洗練されたものが活かされている点があるのではないかと感じています。今後のnew spotがまた楽しみです。

2012年1月9日月曜日

震災復興を思う・・・

新年は明けたものの、ほとんどの日本人にとっては、復興への想いをあらたにしたのもこの新年だったのではないかと感じています。今年から本格的に復興事業始まるにあたり、元旦の新聞にはとても詳細にわたる復興に関する情報が掲載されていました。政府は19兆円と見込み、このうちほとんどを「復興税」として法人+個人所得税から増税することで徴収、そして復興債として国債を本格的に販売予定、あとはJTなどの株売却など・・・というところです。そして、被災地を「復興特区」と位置づけ、ここに進出した企業などには法人税免除など含め、様々な優遇措置をとる予定ということです。経済活性化にはこの「特区」制度は個人的には賛成です。 

世界中から超多額の義援金がすでに日本赤十字などには集まっているものの、このゆくえは・・・という感じで、実際国民にはほとんどこの状況がわからないのも現状です。 そして世界中の人もきっとどのように利用されているのか、と思っているのではないかと感じてしまいます・・・。
そんな中、NHK スペシャルで復興にあたり、なぜ、これだけ遅れているのか、また国と地方との関係などを分析をしていました。 

現実問題として、国が財政の統括をしているがゆえに、地方で貧窮状態になっていても、すべて申請制度として、実際現場におりてくるまでに膨大な申請ステップがあり、書類の多さ、せっかく許可、されたとしても、この申請手続きの面倒さから、根を上げる人もいる、、、ということで、そもそも必要としているところに、迅速に資金投入・・・ということは本当に程遠い状況があからさまになりました。 そうはいっても過去の歴史もあわせて紹介していましたが、過去には特に三陸沖は明治時代から何度か津波等大きな災害を体験している事も事実であり、現在と何が異なるか、という点において、やはり政治のリーダーシップの強さが物語っていました。 断固として実現という目標にむかっての姿勢、そして行動力が、実際スピードを生み、そして「減災」という考えのもと、次回の災害には状況を改善し、災害を減らす、という考えのもとに、数多く実行していることもわかりました。
結論から言えば、「過去は復興へのスピードも早く、かつ強力なリーダーシップで全力にて実施、そして成功していた」ということです。

このような経験を伺うと、ますます現在の状況は危惧してしまいます。 これが日本ではなく、アメリカに同じような状況が発生したら、一体どんな措置をとったのだろうか、など、先進国での対処の予想などをすれば、日本の状況は今、さすがに世界からもその動向について非常に注目されていると感じています。

義援金含め、多額の資金はある程度集まっても、この投入が遅れることにより、さらなる被害につながったり、人口減少を引き起こしたり、深刻です。
番組で特集することにより、政府にも問いかけているという印象でした。

別の番組でも女川を特集していましたが、やはり東京の現実とはあまりにもとおい現実がそのシーンにはあり、中央政治家からは程遠い・・・と感じてしまいました。

今の生活が必要な人たちに迅速に対応できるような申請手順などの簡素化なども十分検討内かと感じています。

2012年1月6日金曜日

あけましておめでとうございます ~2012年~

神田明神
あけましておめでとうございます。東京の新年はお天気に恵まれ、とてもおだやかな3が日でした。皆さまはいかがお過ごしでしたか?今日から私もシゴトはじめです。このお正月はのんびりと過ごしました。日程的に短いお正月でしたが、私といえば、投資ビザの原稿書きと個人的ハイライトは読書・・・もう少しで読み終わるのですが、アップルの創立者 スティーブジョブスの伝記です。この読書感想文はまた別途書かせていただければと思いますが・・・やはり、奇才は違う!?のひとことです。あっという間にのめり込んで読んでますがまた読破した際にあらためてお話したいと思います。

4日のテレビで、大半のビジネスマンが仕事始めだったこの日、こぞって初詣にいっているシーンが報道されていました。なかでも、丸の内から近い「神田明神」がクローズアップされていて、ここは商売繁盛の祈願場所として有名だそうで、場所柄、ビジネスマンで長蛇の列になってました。 
今日は私もシゴト始めということで、このシーンが印象深く、この神田明神にいってみました。

もう夕方だったのですが、まだまだ黒山の人だかり・・・・しかもびっくりするくらい・・男性・男性・男性の嵐で、女性はたぶん10%いるか・・・・というほど。こんなに男性ばっかりひしめく姿も滑稽に感じましたが、秋葉原が近いのもあるのか、いや、やはり商売繁盛ということで真剣にビジネスマンが同僚たちといらしている、という感じの風景が圧倒的でした。 入口付近はなんとも風情ある感じで、すでにオジサマたちが甘酒やちょっとしたお酒で屋台風のところでくつろいでました。もちろん全員男性でしたが・・・。 いろいろあっても、日本人はこの初詣、結構大切にしているものです。 
会社でこぞって参列しているのをみると、少し平和だなぁという気持ちにもなります。

恵比寿様 商売繁盛の神様
テレビによると今年は「龍年」 = 過去の統計から龍年は景気上向きになったり、縁起はよく、特に韓国をはじめとして中国などでは「60年に1度の黒龍」 の年にあたるらしく、この年は大変縁起がよいそうです。 生まれた子供は出世する、というので、今年中に出産できるか、という問い合わせまで病院にあるそうで、なんとも中国らしいなぁと驚きです。 それでも縁起がよい、といわれてしまうと、やはりお祈りしよう、という気持ちにもなりますね。 神田明神も例年より早いペースで特大熊手は早々に売り切れたそうです。
もう1つびっくりしたことは、お守りの種類が多種多様なこと・・・キティちゃん含めて、70種類くらいあってこれには本当にびっくりしました。

1年の計は元旦にあり・・・ということで、私もいろいろとお願い事をしました。 
まずは何より家族みんなが健康でそして、平和な1年を過ごす事ができますように。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。