ビジネス奮闘記

皆さまにとってAOM Visa Consultingが身近なサービスになるようにこのブログでは少しやわらかめのトピックスもふまえて発信していきたいと思います。 オーストラリアやニュージーランド関連のほか、ふだんの活動や関心ごと含めてレポートします。 ご意見・ご感想などございましたらお気軽にメールにてお送りください。 AOM Visa Consulting Official Web site は こちらへ
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2014年7月8日火曜日

続き~富裕層の教育事情について

昨日に引き続き、今日は教育事情についてお話したいと思います。今、海外移住を検討する上で、大きなウェイトを占めるのが「クオリティの高い教育」をいかに受けることができるか・・・という点です。 これはどのご家庭も、例として、富裕層でなく、一般家庭のみなさんも望む願いであり、お子様に少しでもよい教育を与えたい、と思うのはどの国も同じ、、と感じています。

最近ようやく日本でも「バカロレア」という教育システムもだいぶ認知度が上がってきました。 文部省もかなり積極的に日本国内でこのバカロレア資格をもつ学校を増やそうと必死です。 国際化の波を受けて、ようやく・・・という感じではありますが、とにかく日本も今、教育については過熱状態かと感じ、かつ、やっとグローバルの仲間入りをするために必死になってきた、という傾向は賛同したい次第です。

そんな中、クライアントさんのお子様の教育事情など最近いろいろな機会に伺うことがありました。もちろん、私の立場は現在オーストラリア、そしてニュージーランドの高等教育のすばらしさや、グローバルレベルで比較してもアメリカやイギリスに劣らず、評価が大変高い、と感じていますし、事実、大学ランキングなどは日本よりも多くトップ100に入っています。 
オセアニア留学への流れは、記憶に新しいことは3.11の震災後に「安全」そして「高等教育」ということから多くの富裕層がオセアニアへ避難&そしてお子様と親子留学が急増したのもとてもわかりやすい傾向です。

そうはいっても、投資家ビザのクライアントの皆様はやはり「グローバル」レベルにおいて時に他国への選択をしているようです。 身近にスイスに留学させていらっしゃる方のお話を伺って、目が飛び出るくらい本当にびっくりする話がつぎつぎとあり、、、本当に世の中は大変な世界もある、、とこのとこ痛感しています。

世界的にみても、スイスはセレブリティの集まる国でももちろん有名であり、かつそれらの子弟が留学する場所・・・・としても有名です。 学費が年間1000万!? ときいてまず驚きましたが、、学生ほぼ全員がセレブリティのため、やはり身なりやファッションなど、中学生でも全身グッチ…などはほぼあたりまえのようで、、さすがにこの環境にいる中で、小学校~中学時代に価値観がどのように形成されるのか、、というのがあるいみ不安になりました。

もちろん、世の中には様々な階級があり、様々な方がいらっしゃるのですが、とても「教育」というのもどこでバランスをとるべきか、というのが難しいと感じます。
裕福に育つことがよい教育、ではないと思う点、その反面、こういう社会における人脈もまた貴重なものであろう、という点、、、identityを形成するうえで、中学~高校という時代はとても重要かと思いますが、本当に富裕層のみなさんにとっては、「選択」は大変多いものの、この選択も非常に悩むもの、、とも感じました。

オーストラリアやニュージーランドはある意味、とても素朴であり、質素なのかも、、とも感じた次第です。競争の激しいアメリカでバイタリティもってがんばるか、伝統的なイギリスでじっくりと勉強していくか・・・、お国柄は多々あるので、その中で、そのご家族にとってもっともよい、というところをきっと選択されるのではないか、と思います。

こうしてみるとますます日本は本当に小さな世界であり、日本の教育事情もかなり危機感を感じる次第です。何が一番よいのか、ということに対する答えは様々ですが、まずは、いまの富裕層教育事情にただただ驚いた日でした・・・。

2014年3月28日金曜日

オーストラリア出張 ~シドニーでの講演~

季節はすっかり春を迎えるころになってしまいました。ようやく東京も暖かくなりつつあり、桜が咲くのが待ち遠しいです。
久しぶりにオーストラリアへ出張へいってまいりました。まだまだ日差しは夏のようで、それでも風はさわやか、、ととてもよい季節です。

今回は、JETRO SYDNEYより委託を受け、日豪ビジネス活性化のために就労ビザをわかりやすく解説したガイドブックを執筆させていただき、このガイドブックに伴い、ジェトロ・シドニー商工会議所主催のセミナーにて講演させていただきました。弊社にとっても初めて、オーストラリアの地で講演、ということもあり、とても光栄な機会でした。

オーストラリア国内にはもちろんMigration Agent といわれる同じ業務を実施している方が多くいらっしゃいますが、実際日本ではほぼ存在せず、まだまだビザは旅行会社がサポートすることが現状です。今回のガイドブックはオーストラリア大使館査証課勤務時代の元同僚である、Lester Associates Good Migration 所属 Migration agent である、ジェイコブ・ワイリーとともに共著で執筆、講演させていただきました。日系企業の方にとっても弊社共々初めての登壇であったのもあり、みなさんの関心は高く、また、テーマとして「ビザを活用する」という点におけるアプローチのプレゼンテーションは非常に皆様にとって新しい発見が多かったようで、ネットワーキングでも大変多くのよいフィードバックをいただきました。

このジェトロ出版のオーストラリア就労ビザガイドブックはどなたでもダウンロード可能ですので、ぜひご活用いただけますと幸いです。

私たちの思いとしては、移民省における経験があるがゆえに、もっと日豪ビジネスを活性化できる人物交流があってもよいのではないか、と思う次第です。オーストラリアは今後、世界的にも経済の中心はアジアパシフィックになることも想定範囲であり、アジアにおいて、欧米文化を持ち合わせるユニークな国でもあります。そのような地理的利点も活かし、日系企業にぜひ多く進出、そして、研修の地としても活用いただければと思います。

セミナー終了後に、懐かしい仲間3人で再会もかね、打ち合げをし、今後のビジネスの展望を語りました。

シドニーをあとにして、北上し、ゴールドコースト、そしてブリスベンを訪問しました。伝統的に日本人にとっては、ゴールドコーストをはじめとして、今もなお、多くのセレブリティ、そして、オーストラリア人にとってもゆったりとしたライフスタイルの魅力から、比較的富裕層の多い土地柄です。 80年代~90年代初めのオーストラリアブームは去ったといえども、いまでも、多くの著名人や富裕層もホリデーハウスを維持していたり、また投資活動として、日本からクイーンズランド州にいらっしゃる方も少なくありません。

だいぶ私もQLD州にネットワークが広がりました。ゴールドコーストをその昔から知り尽くしている方にお会いしたり、現在もバリバリと活躍している方、そして、ブリスベンでも日系ビジネスに精通している皆様にもお会いすることができ、多くのことをあらためて吸収し、帰国しました。日本側から、もっとオーストラリアを知っていただく機会を増やせれば、と思う次第です。

いろいろとまた多くの宿題を持ち帰ってきたわけですが、、あっというまに3月も終わりです。

1年で一番華やいだこの季節はとても好きです。なんとなく空を眺めてまた新しい年度への目標考えたいと思います・・・。

2013年12月20日金曜日

2013年をふりかえって ~今年も大変お世話になりました


早いもので2013年もあとわずか10日ほどになりました。AOM としても3年目を迎えて大変実り多き年に感じています。 今年を振り返り、様々な動きをふまえてまとめてみました。

1.投資家ビザへの需要が急増
2013年年始後に日本政府が発表した「2015年増税改正」をうけてか、年始から顕著な動きは、オーストラリア・ニュージーランド投資家ビザに対する関心が非常に高くなり、日本でもじわりとこれらの投資家ビザを検討する方が増えてきたということです。 日本経済も昨年末に安倍政権に交代した後、大幅な改革を経て「アベノミクス」として時間とともに、景気も上向きになってきている中、資産運用などを海外で実施する方が増加してきたことを実感する1年でした。これらに関する投資家ビザセミナーも多く開催させていただきました。

2.インターンシップへの関心も高まる
弊社の提供しているオーストラリアンインターンシップを活用した大学プログラムとしてお茶の水女子大に採択いただいたことがきっかけに、徐々に日本の学生にもこの「本格的なインターンシップ」への関心が大変高まってきました。 国立大学にて、全国で初めて大学プログラムとしてインターンシップを導入したこと、そして、これを機に、国立大学として、全国で初めて「単位認定」としてインターンシップを導入したことも画期的でした。 個人留学の学生も、アカデミックな留学というより、これら「インターンシップ」を中心とした留学にも関心が高まり、 今後、さらにみなさんのキャリアにつながるよいインターンシップを提供していくことができれば幸いです。

3.4月にオフィスを神谷町へ移転
弊社は青山のオフィスから神谷町へ移転をしました。 オーストラリア クイーンズランド州政府事務所の近くとなる、クイーンズランドビジネスセンター(QBC)へ入居することになりました。 QLD州を中心として、政府との連携もはかり皆様にさらに親和性の高いサービスを提供できるようになりました。またクライアントさんによっては、徒歩圏になったり、大変多くの方にお会いすることができるようになった点は非常に大きなポイントでした。 QBCを拠点に来年はさらにセミナーやネットワーキングなども開催していきたいと思います。

4.ニュージーランドにて講演、オーストラリア出張など
ニュージーランド オークランド商工会議所(二水会)のご後援により、日系企業向けにオセアニアのビザのしくみや現在の移住事情などの講演をさせていただきました。年々、日系企業進出のサポートをする機会も増え、さらに、今後は日本からの投資進出が増えるとみています。 すでに進出して、現場でご活躍されている企業駐在員の方とも再会などを通じて、日々日豪ビジネス・ 日ニュージーランドビジネスに貢献されている姿も非常に新鮮でした。今後ますます多様な業界が海外進出をしていく時代となり、来年はさらなる期待もしています。オーストラリアは労働党政権時代に就労ビザが大変厳格化したことをふまえて、これらのサポートの強化をしていきたいと実感しました。

5.エアライン留学&サポートを開始
オリンピックが2020年に東京開催が決定した9月、今後のエアライン業界のますますの需要をふまえて、エアライン留学を専門とするサイトを別途稼働開始しました。オーストラリア・ニュージーランド各国にあるトップスクールと連携し、さらにグローバルに活躍できる人材育成の一環として、実践的な留学をぜひ応援していきたいと考えています。 また日本では情報が少ないパイロット留学についてもあわせて提供開始しました。 今後については、プロフェッショナルの航空会社を対象に各国にある、トレーニング施設の提供などのサービスもあわせて検討していく予定です

6.クライアントとの出会い
年々、多様なクライアントの方とお会いする機会が増えてきました。 時にビザサポートをするにあたり、ビジネスプランを一緒に検討したり、そこから生まれるビジネスに対するネットワークをご紹介したり、と最近はビザのサポートの範囲を超えてのサービス提供も増えてきました。 日本の方にとっては、時に未知の世界であるオーストラリア・ニュージーランドの事情に際して、よい現場の方をご紹介することで、さらに現場におけるビジネスを広げていくことが可能炉なるケースがあります。多くの温かいご支援のもとで、これらの出会いも非常に嬉しい年でした。今後もオーストラリア・ニュージーランドへの活性化に微力ながら貢献できれば幸いです

7.イミケンの活動
イミグレーションロー実務研究会の活動も2年目となりました。こちらも定期的に様々な講師を迎えて、外国の移民法、およびこれからは日本の在留資格に対する改正もふまえてさらに積極的な勉強会を継続していければと思います。大きな出会いは、移民法や人口移動などを特化して研究されている先生がオーストラリアへ今回仕事の関係で赴任となり、今後はオーストラリア移民法についても活発な意見交換をすることができるようになったことです。他国にも多く滞在されたことがある先生が故、オーストラリア移民法を体感していただくことで、さらに研究のよい課題になるのではないかと感じています。 よい仲間に恵まれ、今後は執筆活動のほうにも少し精力的にしてみたいと考えています

~~来年へ~~
2014年はとても個人的ではありますが、さらにこれらを伸ばしていく機会の年として、さらに皆様によいサービスをご提供することができればと思います。 
ビザ申請や代行という部分はある意味、各国への滞在にむけての「過程」であり、皆様にとっては渡航後からが重要な展開となります。これらをふまえて、各国における情報提供やネットワークもできる限りご提供できるような機会を増やしていくことができればと思います。

今年は9連休という方もいらっしゃるようですが、みなさまどうぞよいクリスマス&お正月をお迎え下さいませ。また、2014年度もどうぞよろしくお願い申し上げます






2013年7月28日日曜日

イミケンセミナー 「高度人材ポイント制と難民政策について」

行政書士の皆さまと実施している「イミグレーションロー実務研究会」において、今回初めて、日本の在留資格に関するセミナーを実施いたしました はじまって2年近くたちますが、日本をトピックスにし、実務に関わる行政書士の方とアカデミックの大学の先生方が一緒に今後の日本の在留資格を検討するとてもよい機会となりました。 大変多くの方がご参加下さり、行政書士からの実務面におけるご意見も非常に興味深いものでした。

「高度人材ポイント制」については施行はじまってまだ時間も経過していないこと、そして実際の予定以上に利用されている頻度があまりに低いところもあり、まだまだチャレンジは相当な期間継続しそうです。これらについて政府の委員会メンバーであった上智大学教授の大石奈々先生より、この資格制度の現状について、また、今後の課題などが発表されました。

大石先生は国連のILOにおいてもキャリアを積んできた国際派であり、あらゆる視点から日本の在留資格制度についての分析、そして統計に基づく検証から、いまある日本の大きな課題は「この在留資格制度のみを改善しても、受け入れる社会のほうのインフラ整備が重要課題」というところが最終的な結論でした。 日本はもともと「移民を受け入れる国」として法整備がされてきていない国であり、外国人=あくまでも一時的な在留、という認識が根強く法律の中には残っているのが現状です。 また、日本特有としては「社会保障制度」が「国民皆保険制度」にみられるように、日本人のみならず、日本に居住している外国人に対してもこれらの恩恵はうけられる制度になっており、それがゆえに、「永住」を取得しなくても、これらのベネフィットがある、という点は永住のメリットがかえってみえない、というところも大きな点です。 いわゆる先進国にみられる移民国家においての「永住」の定義はこれらの社会保障制度にアクセスできるようになったり、教育制度において授業料がその国民と同様に扱われ、安価なサービスがうけられるようになったり、、と税金の面とも大きく関わっています。 根本的な問題は、日本はここの点における政策と在留資格は連動したものではないため、税金の使われ方、、、から変えていくのは非常に長期的なプランとなります。

そして、高度人材においての最大の焦点は「雇用」の点です。これらにおいて、日本社会における「高度人材」の扱い方=非常にドライにいえば、給与面において、諸外国に比較しても劣る点は、まったく魅力あるもの、とはみえないのが現状です。 日本の雇用制度、少しは改善されつつある年功序列、そして、給与昇給制度、 また、企業における外国人の割合、、などなど、メリットを追求すれば、、海外のほうが魅力的に映ってしまうこの現状はいなめません。

これらの法整備を検討する省庁の連携も必須であり、この政策プロセスにおいても横のつながりをもって、何が国家にとって有益となるか、そして、どんな国家にしたいのか、というビジョンをもたなければ、本当に難しい、、というのが総合的な私の感想でした。

高度人材と平行して、日本にはいま「人口減少」に対しての具体的政策がほぼ、ない、、、状況であり、この点も深刻に検討する時期にきています。 日本は日本人だけでつくっていくことはほぼ限界にきているのも現状である、というところを政府が危機感をもたなければ、、この問題はつねに空回りする状況であり、その間にどんどん高度人材は流出する可能性も大きい、ということです。

識者としてのご意見を述べつつ、その難しさも痛感しました。
法務省サイトにこれらの「高度人材ポイント制」に関する見直し案のpdfも拝読し、まだまだチャレンジは長期的となりそうです・・・・

名古屋大学の浅川晃広先生からは、高度人材とは真逆ともいえる「難民政策」について日本xオーストラリアの比較を交えて発表がありました。 日本は先進国の中でも最も難民受け入れに消極的というのは有名な話ですが、それでも、参与員になられた浅川先生のコメントは興味深く、「実際に難民としての痛切な雰囲気を感じない」難民申請者も多い、、という事実もあるようです。
オーストラリアは戦後かつて、人口増大のために大量にインドシナ難民を受入れ、永住者⇒国籍取得のキャンペーンも実施し、オーストラリア人としのアイデンティティを多くの移民たちに浸透させる政策もしてきた国です。 そうはいっても、近年は、ボートピープルがまた増加し、これらの制御に国は難民申請に対する厳格化、傾向にまたなりつつあります。

難民条約に加盟している国家はさまざまなジレンマを感じつつ、これらのプロセスについてはどの国も難題となっているようで、、、今後の在り方については、包括的に検討していかなければならない、、という状況のようです。 

大石先生は9月からメルボルン大学へ着任されるということで、個人的にはこのような識者の方がオーストラリア移民法を「体感」することで、日本の在留資格も客観的に検証していくきっかけになれば、、と期待するところです。 あまりにもオーストラリアはシステマティックに確立されているため、これを100%取り入れることはほぼ不可能ですが、少しでも、多くの気づきから将来的に在留資格改正のエッセンスになれば、、と感じます。

おふたりともオーストラリアに関わるアカデミックの方として、今後のご活躍をますます楽しみにしております。 

2013年3月10日日曜日

アメリカ  IT人材にビザ拡大

今日の日経に大きく、アメリカビザについての緩和政策について掲載されていました。 オバマ大統領は不法移民に対する政策について多く語ってきましたが、傍ら、重要産業ともいえるIT人材について、現行としてはH-1ビザというもので、年間発給数が決まっているが故に、慢性的な人材不足である、という背景もあり、経済活性化もふまえて、この点を大きく改正する方向のようです。 特にインド人をはじめとして、台湾系や中国からの留学生など、優秀な人材は卒業後のキャリアとしてこれらの道をアメリカで模索するものの、今までは発給数の問題もあり、人材確保を効果的にできていなかった部分もあるようです。 数だけを見れば、今後ほぼ、倍にあたる6万5千から11万5千という数になる予定で、技術者にとっては朗報となり、今後のアメリカ留学へも拍車がかかりそうです。 

国がこうして、具体的な目的、ある一定の分野の雇用確保などを念頭にビザを活用して経済効果を生むしくみをつくっていくような方向性が日本にも今後必要ということをこれらのニュースをみると痛感します。 IT技術者=いわゆる高度人材として位置づけられますが、日本はいまどんな産業を強化したいのか、外国人を活用することにより、もっと効果を生める方策は何か。など、ターゲットを明確化することで、具体的な結果につながるのではないか、と思う日々です。 

各国は今、優秀な人材確保に必死になっているというのをこれらの法改正からも感じます。 日本は、他国の動きも緊迫してみながらスピード感をもって、政策を示していかなければ、どんどんグローバル化したこの中で、外国人の高度人材確保のみならず、日本人の優秀な人材流出が懸念されます。 その国で就労することによる魅力やインセンティブというものを国家レベルで検討する、という方策がもっと在留資格に反映されていってもよい時期と、これらのニュースからあらためて感じました。

2013年3月6日水曜日

アジア・太平洋地域への高度人材移民に対するチャレンジ ワークショップ

今週はスタディウィークといえるほど連日ワークショップに参加しました。どれも興味深いトピックスでしたが、本日は、上智大学で開催されたアジア・太平洋地域への高度人材移民に対するチャレンジ ワークショップ (The Challenges of Highly Skilled Migration in Asia and the Pacific)に参加しました。 日本では、なかなかこういう「移民」関係のトピックスを話題とするワークショップが少なく、かつ英語でのものは今まで在勤時代の法務省会議でしか経験がなかったため、非常に楽しみに参加しました。 タイトルの名前とおり、今時代は「グローバル化」しており、各国は高度人材確保に対しても非常に競争の時代を迎えています。 常に、高度人材と言われている人々はよい仕事を求めて移住する傾向でもあり、どれだけ、この、人材を国家で確保できるか、ということが近年の関心ごとにもなっているのが現状です。

そんな中で、昨年日本も「高度人材」確保を意識して、ポイント制が導入されたことにより、この傾向が明確化してきていますが、実際のところ、施行後、まだまだ課題は山積みです。 そのような中で、まわりのアジア各国、そしてオーストラリアを含めて、各国のとりくみについて各識者が参加し、活発なディスカッションが開催されました。 

オーストラリアからも移民省から多くの研究を依頼されている著名な教授が参加予定だったのですが、残念ながら急きょ来日できなくなったそうで、とても残念でした…。なかなか実務をしていても、研究者の声を聞く機会も少ないため、またの機会を期待したい次第です。

国は香港・シンガポール・オーストラリア・韓国・台湾・中国、そして日本の挑戦という各国の状況を次々に発表されました。 日本は歴史的・文化的にみても、特に韓国や中国、そして台湾などのとりくみは非常に比較材料としても有益でもあり、私自身もほぼ初めてきく内容も多く、大変興味深い状況でした。 これらの国でもっとも興味深い内容であったのは、台湾です。 台湾は中国と、歴史的に非常に複雑な時代もあったものの、現代については時とともにその政策はずいぶん歩み寄りの道をたどっています。そんな中で、台湾⇒アメリカに多く留学した学生たちがその後、自国のために貢献するしくみとして、特にITーシリコンバレー帰りの学生を優遇した政策が長く継続していたようです。その恩恵と、国家的プロジェクトとして、台湾のシリコンバレーのような街も整備し、そして、現に台湾においてはIT/テクノロジー産業は急成長したようです。 今の流れは、巨大市場として、そして、同じ文化圏でもある中国を視野に入れ、優秀な中国人を多く採用できるようなしくみを作り上げているようです。この中で、また興味深い内容だったのは台湾では中国籍の人を雇うことが法的にできない、ということです。そのため、多くのR&D センターを中国国内に配置することで、ここに採用した中国人を設置し、中国市場を開拓していく、という構図でした。 ここから学べる点は、国として、人材が他国へ流出しないように、戻ってくるしくみ、そして、隣国への市場開拓へもうまく、同じ文化圏の人材を活用する、という形で国家政策として作り上げている点です。

はたして日本は・・・といろいろアイデアを巡らせました。日本は歴史的に中国や韓国・台湾とも大きなつながりがありますが、何か特化した産業を検討し、人材育成、、、という点で、これらのしくみは特に構築されていない気がします。 少し思いつきになってしまいますが、 たとえば、今、日本は「観光立国」になるべく多くの課題をかかえ、そして国家的プロジェクトともいえるほどの重要課題になっています。 が、この人材育成の受け皿、そしてその発展性にむけての戦略はいまいち響くものは見当たらない印象です。 

「観光大国」としていま、近隣諸国で見渡せば、オーストラリアはアジア隣国において突出したその基盤、歴史、教育背景を持っています。また、事実として来日観光客としてのオーストラリアの数字次は毎年上昇傾向、かつ、彼らの興味深い点は日本に観光産業をつぎつぎと起業する人もおり、これがきっかけで、グローバルに認知度を高める効果さえ生んでいます。 

もし日本が真剣に観光立国になるという目標を立てるのであれば、必須言語である英語、そして、その観光産業の実態、しくみ、など日豪が連携することで、人材育成拠点としても活用し、そしてリターンしてくる人材を日本各地に配置することにより、効果を期待できるのではないか、と思いました。 人材育成、そして高度人材を作り上げるためには「教育」そして「現場」が必要です。 台湾のIT産業フォーカス、というヒントからふと思った次第ですが、 日本も「観光」を産業と位置付け、このように国家レベルでパートナーシップをつくることで迅速に観光立国になるレールを増やすことができるのではないか、と思いました。 ビザ面からもワーキングホリデーという「就労」でき、長期にわたり、滞在できるビザの活用はもっと政府レベルでプロモーションすべきであり、なぜ、11カ国も協定があるのにほとんど魅力的に活用されていないのか、という原因も追究すべきと思います。

今回のテーマである「Highly Skilled =高度人材」 とは?というのがもう1つの課題と思います。
日本という国にとってどんな人が高度人材なのか、以下が私が考える人材です。

<高度人材>  
・高度な技術をもっているもの
・これらの人材がくることにより国に有益となる=経済効果を生む
・日本のことを十分に理解し、(言語・文化含めて)かつこれらの慣習をもってビジネス活動を他国言語・他国の文化(=つまり外国人にとって自国)にて対応できる人
・高度=誰もがもっていないため、不足しがちな職業

時に、結果としてこの層は収入が高い人たちになりますが、常にそういうわけではなく、「高収入=高度人材」ということのみではなく、そのバロメーターは決して給与金額のみではない、というのが印象です。

ファシリテーターの大石奈々先生は社会的な環境の分析から今おかれている日本の現状をふまえて、その日本独特のチャレンジがある、という点を多くご指摘されており、まったくの共感でした。
なかなか、日本はまだビザの種類をつくったとしても、それを応用するための生活環境がおいついていない、というのが大きなチャレンジになっているということです。

長年実務をしてきた自分にとっては、熱心なカ国の研究者のみなさんの発表は非常に新鮮であり、また、本当によく分析されている、というのが印象でした。最近はイミケンを通じて、日本の在留資格について多く考える機会もあり、またどのように発展できるか、既存のしくみをどのように効果的に活用できるか、という点については、オーストラリアが既にときにビザクラスの「プロモーション」として実施してきた多くの成功例を実務者の立場として体感しているため、これらをふまえて、もっと「具体的なビザクラスをPRする」という手法は、既存のものを応用できる点において日本には導入できる点が多くあると感じています。

少なくても、日本でこのようなワークショップが開催され、また、参加者の多くの人も多様な問題意識をもちながらかなり活発な意見が交わされ、日本政府の方も場を共有していたことは、今まで参加した中で、もっともエキサイティングなものでした。

最後には、法人からアメリカ商工会議所、リクルートエージェンシー、そして、政府からも法務省・経産省の方もプレゼンされ、それぞれの立場からの意見も非常に興味深いものでした。

終了後、法務省の方でかつて、在勤時代に参加していた東アジア会議にてお世話になった方で、嬉しい再会もあり、とても充実した1日で、久しぶりにじっくりと Migration ということについて考えた1日でした。 ぜひまたこのような機会があれば、参加したいと思います。 

2013年2月11日月曜日

オーストラリア大使館のチャンレジ

最近、日経新聞にはオーストラリア政府の試みがいくつか話題として取り上げており、関わるものとしては嬉しい限りです。 先日、グローバル人材育成についての記事が1面に大きく掲載されましたが、今日は、大使館も出張して若者に対しての講義などを積極的におこなっている、という紹介記事を掲載していました。アメリカ大使館も現在の大使であるルース大使就任以降、特に起業家支援に対しても非常に積極的で、かつて少し私も関わりいろいろとイベントをサポートさせ頂きましたが、今も、変わらず、定期的にリーダーシップ育成など、セミナーをしているようです。
一方、オーストラリア大使館は2011年よりブルース・ミラー大使が就任して以来、日本語堪能、そして多様な日本通でもいらっしゃる点を活用し、大学でも精力的に講演をしているようです。 ミラー大使は私もかつて在勤時代公使でいらっしゃったこともあり、非常になじみのある大使で、そして、その幅広い知識にはいつも圧倒されます。 学生との対話を多くもつことで、オーストラリアをもっと身近に感じていただける機会が増えたら、、、と本当に願います。

ご自身もかつて日本に留学していた留学生体験もしていることもふまえて、日豪のパートナーシップの重要性を自らの体験から語ってくださると思います。

また、別の記事で、円安による外国人観光客が増加!というニュースもあわせて興味深く拝見しました。 オーストラリア人にとって日本の冬=スキーのメッカとして、一時ブームとなったニセコをはじめ、最近は長野の白馬に冬は圧倒的にこのオーストラリア人の人口が増えるそうです。 ニュースでも「外国人が」というのではなく「オーストラリア人が・・・」といわれるほど、どこも見渡すとオージーのようです。 たしかに、白馬は何よりも東京からもアクセスがよく、便利で、リゾートと都会を両方エンジョイするにはニセコよりもよいのかもしれません。 面白い現象は、結構オージーの人たちは起業家精神旺盛で、これらの白馬にはオーストラリア人が経営するロッジやレストランなどなど、増加傾向であり、まさに国に浸透してビジネスを起こすバイタリティーある人も多いのが印象的です。 

今は、大使館も大使が大きな広告塔になるほど日本びいきですので、この機会を通じて、もっと日本政府も特に教育・そして観光エリアについては、日豪パートナーシップを強化できると感じています。

今後のミラー大使のご活躍をさらに楽しみにしております。

2013年2月5日火曜日

シンポジウム 高度外国人材に対するポイント制を活用した受入促進について

先日イミケンにご参加いただいた日本総研の方からお誘いをうけ、昨年日本の入管法にて施行された高度人材に対するポイント制についてのシンポジウムに参加してきました。

私自身はオセアニアを中心とする外国移民法を扱うスペシャリストではありますが、もちろん日本、自国におけるこれらの政策についても強く関心を日々持っています。なぜなら、日本ももう時代が変わってきており、人口や、国家の経済政策もふまえて、入管法をみなおす時期にきているということを痛感しているというのが本音です。 入管法に限らず、とにかく日本は法改正のペースがあまりにも遅い国であること、そして改正することに対する変化への対応や、社会がどうしてもまだまだ保守的である、という点はいなめないのが実情です。 しかしながら、「グローバル化」と唱えるのであれば、これらのプロセスは必須であり、本当にどのように国を強くしていけるのか、ということをもっと真剣に考える機会があってもよいと感じています。

ざっと見渡す限りほぼ80%以上が日々これらの入管法をとり扱う行政書士の皆さまだったと思います。はじめに、これらの制度を推進してきた経済産業省からこの制度の説明、そして、その後に、実際に施行後におきている現象や実際の申請者の状況など、パネリストもふくめて、現実的な状況をディスカッションされました。

「ポイント制」という響きはオーストラリアやニュージーランドでも実施されており、とてもなじみのある制度でありますが、大きな違いは日本の場合は、「永住ビザ」を前提とするものではないもの、そして、雇用主がきまっていることが前提である、また、何よりも「年収」に応じてポイントが加算される、という点でしょうか。 これらから現実的に計算し、該当する人は結局のところ、外国籍においても「欧米系」の「金融関係・IT」など「外資系」企業に勤務する人、になるということです。

また、もう1つ、日本の制度がとても異色な点は「家事使用人」または「親」の帯同が許可されること。という点です。この「家事使用人」というのはほかの国ではまずみあたらない制度であり、明らかに、この使用人を必要と考える客層が限定されてきます。

実際パネリストからでていた本音としてはこの「高度人材」の制度を利用したい大きな理由は「家事使用人」を雇いたいから、、、ということにつきる…ということでした。

これらをふまえても「日本にとってどんな外国人が高度人材なのか」ということの位置づけを政府はもっと真剣に考える必要があるということを痛感します。
いま、まわりをみわたせば、毎日のように「どうしたら海外進出を成功できるか」「どうしたらグローバル人材を輩出できるか」と企業は常にこの「グローバル」というキーワードに悩んでいます。

私個人が考える「日本にとっての高度人材」 とは 「日本語を理解し、日本の文化、特にビジネス文化や習慣を周知したうえで、海外においての交渉役としても外国へ進出する際に大いにその国との橋渡しをする人」となる人と思います。 これは年収などではなく、いかに、日本をしっているか、そして、そのスキームを海外においても応用できるか、という点です。 外国の移民法にはよく「この国にとって有益な人か、国益となるか」という表現のしかたをしますが、まさに「日本にとって有益な人となるか」という考え方を入管法に位置付けることが必要と思います。

いま、在日外国人のうち、実は労働力となっている人口は年齢でいえば、実は若い人が多く20代~30代が圧倒的に多いのが現実です。それは、もちろん学生からの留学生を含めてをいいますが、今、まだ日本には 留学生から永住権へのスキームがかっちりとないのが現実です。 日本へ大きな期待をもってやってくる留学生ですが、就職難、そしてビザの問題から国に帰る人も少なくありません。 もし、本当に日本が日本にとっての高度人材をふやしたいのであれば、これら、学生からのpathwayを真剣に考えることがまず先決と感じています。

また、少し話題ははずれますが、ワーキングホリデー制度もほとんど今国は活用していません。海外から多くの若者、現在は11カ国も制度があるにも関わらず、これらの制度をもっとビジネスの環境にも活用することで、ダイバーシティを生むことができ、かつ、日本人たちもその国のビジネスをしることも可能となります。 「観光大国にしたい」といいつつも、もっと現状にあるビザの制度、そして、どうしたら、よい人材を確保できるか、ビザとからめて考える余地はあってもよいと思います。

高度人材のポイント制の話にもどせば、現行の制度はいまのまま継続しても、基本申請者となれる人の絶対数が少ない事、また、実際のことろ、この申請者となれる人=ほぼ欧米人ですが、本当に「永住」したい人が意外と少なく、これらのメリットのみを考慮して申請する、ということが予測されます。 
また、高度人材制度のみならず、基本的な点として、日本の在留資格は「就労」という大枠ではなく、文系は「人文知識」 理系は「技術」などと制限されているため、その仕事の範囲も制約があり、非常に使いづらいのも事実です。 

高度人材はうまく活用していくことができるのか、かなり難しさを感じていますが、これとは別として、「日本にとって有益となる人材」を確保するためのpathwayはもっと制度として可能なのではないかと思います。 1つの提案として

1.卒業した学生に1年間の就労ビザを与える

学生⇒卒業を満たした学生⇒1年間の就労できるビザ(就職活動用:practical training就労範囲制限なし)⇒ 就労ビザ(正式に雇用主にスポンサーしてもらう)

*これは、留学生にとって、大きなモチベーションとなり、留学生増加にもつながる。

2.ワーキングホリデー制度を活用

企業側がこれらのビザをもっている若者を「traineeやintern」として採用できる機会をふやす。現在は、実際このビザで来日してもよい仕事がないことが問題。 企業側も若者からその国の状況などを知るよい機会

特に観光業についてはワーキングホリデービザ保有者を積極的に採用できる可能性大(英語やその自国語を活用し、観光客にも対応可能なため)

3.就労ビザというもののしくみをかえる

現行は資格目的に準じるという制約がありすぎるため、端的に雇用主がスポンサーしてくれるという目的で「就労ビザ」というものにする。

今後の動向をまたじっくり観察していきたいと思います。
まずは、もっと若い人、そして、日本を勉強している人、日本語を習得している人を重視する政策が必要と思います。


2012年12月1日土曜日

2年ぶりのオーストラリア

気がつけば暦の上ではすでに師走!・・・ということでもうすぐ2012年も終わりです。今年はまさにMarketing Year であった、、という感じです。 2月にはニュージーランドにも訪問し、多くの現場をみてきました。 そして今回11月中旬から2年ぶりにオーストラリアへ訪問してきました。

短い期間ではありましたが、ブリスベン+シドニーと訪問し、多くのジャパンビジネスに関連する方にお会いしてきました。 ブリスベンは初訪問だったのですが、、なんと嵐(Storm)にも遭遇してしまい、、大変でした・・・(ミーティングする予定だった方の家の窓が全壊し、、、結局家からでられなく、ミーティングはキャンセルになった) が、翌日にはすっかり晴れて、なんとか、、、というところです。 ブリスベンはこじんまりとしたシティですが、夏も感じるさわやかな街でした。 最近クイーンズランド州はとても活発で、日本によくみなさんいらしていたので、すっかりチームとして親しいメンバーがそろいましたが、現地では、元クライアント、そしてこれから赴任予定の方、ビジネス仲間などとみなさんでネットワークかねてのディナーなどもさせていただき、とても楽しいひと時でした。

また、ブリスベン日本商工会議所訪問した際に、最近ビジネスマンのみならず、日豪ビジネスに関心ある学生向けに学生メンバーを募集始めた、ということで、ちょうど訪問した日に学生向けのプレゼンがありましたので、参加させていただきました。 ほとんど日本からの留学生でしたが、驚くほどみなさんモチベーション高く、そして優秀な人がそろっていて、本当に彼らが将来日豪ビジネスに関わるのかもしれない、、とも思ったくらいです。 そういう意味で、若いうちから商工会議所にてビジネスの空気に触れる、という機会は非常に大きいと感じました。 Arrow Dynamics というコーチングの会社により基礎的なビジネスネットワークのレクチャーがあり、これもとても有益な内容でした。とにかく、QLD州メンバーはいつも活発です。 そんな空気を感じながらシドニーへと向かいました。

シドニーは2年前に独立してまもない頃Migraton Agent Conference に参加するために訪問して以来でしたが、前回知り合った方も含めて、元クライアントで現在シドニーで活躍している方や現在のクライアント、そして日本・オーストラリア政府などなどシドニーにいるビジネスパートナー&元同僚であるジェイコブワイリーとともに日豪ビジネスに関するトピックスをメインに大変多くの方にお会いしました。 やはり、現場にいくと多くのことを知ることができる、というのが今回の率直な感想です。日本側からではみえない部分も大変多くあり、特にJETRO所長様とは大変有意義な意見交換をすることができました。 日本側からはマーケットは要は世界中にあり、その中で、いかにオーストラリアに魅力をもち、企業進出していただけるかが鍵です。 今後、明らかに世界のマーケットの中心はアジアパシフィックになると予測される中、オーストラリアの存在価値をどれだけ説得できるか重要です。 税金のこともふまえて多くのことを考えさせられました。

弊社はもちろんビザ代行がサービスになりますが、やはりほかにはない大きな点は、単に代行をすることのみではなく、ソリューションを提供できるということです。 ビザをうまく活用することにより、以下に一時滞在を効果的にするか、これは「グローバル人材育成=オーストラリア」の活動にもつながりますが、 人的交流が増えることにより ビジネス活性化につながる点は大きく、これらをふまえてコンサルテーションを日本側+オーストラリア側双方からできること、そして日本人+オーストラリア人というチームにより可能であることは大きなポイントと実感しました。

最後にシドニーのショッピング中心街ともいえるWestfieldに来週くらいにオープンするラーメン「一風堂」さんを見学してきました。2008年のニューヨークオープンを皮切りにすでにアジアでは4カ国位に進出し、かなりの成功をされている企業で、今回初めてオーストラリア進出となります。 これは、単にこの企業のことのみならず、現在JETROでは、伝統的な製造業などとは別に、これらのようなサービス(飲食など)・小売産業の進出促進に積極的支援をしているがゆえ、大きなビジネスモデルともなる期待があります。 まだオーストラリアはモスバーガー、味千(ラーメン)くらいしか日本の飲食店は進出していないため、ぜひ今後の展開に注目したい次第です。 どうもとんこつラーメンはかなり欧米の人には人気があるようです。

とても短い滞在ではありましたが、来年の方向性を明確にした大きな機会となりました。

みなさん、数年居住する、そして永住する人もいるわけで、弊社としてはビザ代行+発行のお手伝いするのみではなく、その後のビジネス活性化、そして個々の人生において現地の素敵な仲間をよい形でご紹介していくことで、よりよいお手伝いができれば幸いと存じます。

あらためて、現地にて多くの方に歓待いただきまして、大変お世話になりました。心より御礼申し上げます。 来年はもっと頻繁に訪問したいと思います。
2012年最後に非常に有意義な旅となりました。

2012年11月1日木曜日

キャリア・デザイン~関西外国語大学で講義させていただきました

10月の神田外国語大学に引き続き、今回は関西外国語大学にて、講義の機会をいただきまして、「キャリア・デザイン」という授業においてゲストスピーカーとして学生の皆さんに2コマ講義させていただきました。 いまの時代、大学でこのような授業がある、ということ自身新鮮な私でしたが、学会で出会った先生のご厚意で、様々な社会人の実体験から得る学生の刺激も大きいということで、お引きうけさせていただきました。

何よりも、やはり若い皆さんにはどんどん海外にでてほしい、ということから、今回も前半はオーストラリアでインターンシップをする、ということについてご紹介させていただきました。朝一番の授業ということもあり、ちょっと、みなさんおとなしかったですが、耳はそれでもしっかりきいていてくださってようです。「インターンシップ」というそのことのみの体験ももちろん、貴重ですが、私個人としては、やはり今後の経済の流れをみても、この「アジアにおけるオーストラリア」の地位や存在感ということを知りつつ、アジアビジネスに自身がかかわっていくことを想定することで、この国における体験の重要性を実感してほしい次第です。 それは、いまどんな日本企業がオーストラリアに進出しているか、また、世界的にみても、なぜオーストラリアは「もっとも住みやすい都市」としてメルボルンが1位だったり、そのトップ10にオーストラリア大都市がほとんどふくまれていたり・・・・とほかの要因もぜひ知ってほしいと思います。 そして、大学ランキングにおけるオーストラリアの地位の高さ、何よりもアジアにおけるオーストラリア教育の存在感は絶大である、ということも重要なポイントです。 これらは、日本からですと、アメリカやカナダ、イギリスなどほかのdestination もあるため、なかなか実感できないかもしれませんが、これからは何よりも「アジア」がキーワードである、ということを考えれば、その意義ということが実感できると思います。

後半は、この授業のメインテーマでもある「キャリア・デザイン」についてお話させていただきました。 これは、純粋に自身が歩んできた大学からのキャリア、そして、その間にどんなことがあり、どんな選択をしてきたか、そして今はどのようにつくられたか・・・などなど、ほぼそのまま事実をもとにいろいろな角度からお話させていただきました。

私自身も結果として、こんなキャリアになった・・・ということであり、実際20代、30代には今の自分を全く想像できなかったのも事実です。 常に関心ごとは変化いていくものであり、そして、自分が予期しないことが起きることで、その道も大きく変わることもある、ということです。

そんなことから、これからのみなさんには、ショートタームの目標をまずもって、少しずつ前進していく、ということをおすすめしたいです。 また、キャリアのみが人生ではなくて、ひろく趣味をもってほしいとも思います。これらで共有できる仲間の存在は全くことなり、人生を豊かにすると感じています。 

今回2コマ目の授業ではほかの先生も聴講してくださり、最後に先生からもコメントしてくださいました。こちらの先生も、長く海外で学生、そして勤務を経て、日本に戻ってきた、というご経歴があり、かつ平和構築にかかわるお仕事もされていた、ということで、政府関連のこともかかわっていたという分野はとても親近感を感じました。 また、今回お招きいただいた先生ももともとは、メーカー勤務の方で、企業人時代に社会人入学をしてマスターを取得後、このアカデミックの世界に転身したそうです。 3者3様で、先生方のbackgroundにも大変興味を感じた次第です。こういった人たちが大学の世界にかかわることで、また、新しい風がはいるのではないか、と思いました。

学生のみならず、先生方とも今回はいろいろなお話ができたことはとても有意義な機会となりました。 ぜひ少しでもお話したことがこれからのみなさんのキャリアデザインを考える際のTipになればと思う次第です。 

関西外国語大学の皆さまには大変お世話になりましてありがとうございました。 とても素晴らしい校舎で、本当に学生はうらやましいーとおもいました。

2012年10月29日月曜日

豪、日本語などアジア言語の教育強化 「アジアの世紀」白書  発表

28日付で、オーストラリア政府が今後の国家政策の1つとして「アジアの世紀」白書を今回まとめ、特にアジアにおける人材育成の強化をしていくことを発表しました。 (オーストラリア政府公式はこちら)今、世界の中心にもなりうるほど、このアジア圏の重要性は日々高まっており、各国がこぞってベトナム、タイ、ミャンマー、インドネシアなどなど進出は絶えません。この文化圏におけるオーストラリアの地理的存在、そして歴史的にも長く、これらの国々からみれば、理想国として人材育成先として東南アジアからは多くのエリート、外国政府高官を派遣し、教育をうけてきた事例が多くあります。

これらをオーストラリアとしても最重要課題とし、今後、ますますオーストラリア国内においてもアジア言語による教育の強化、特に学校で優先的に学ぶべき言語として日本と中国、インド、インドネシアの4カ国の言葉を指定しました。 日本語はかつて80年代から90年代がピークだったかもしれまsんが、小学校でも義務教育として指導していた時代もあり、その頃、「日本語教師」としての永住も非常に人気のあったことが記憶に残っています。 その後、中国の台頭により、日本語の優位性はしばし、遠ざかっていましたが、ここで再び正式に取り上げられ、今後の日豪ビジネスにも大きな影響力があると期待します。

これらをふまえて、日本企業もオーストラリアの人材教育環境をぜひ検討してほしい次第です。実際、オーストラリアのユニークなところは、多く、ベトナムやインドネシアに大学の付属英語学校が次々と進出しており、つまりそれらの国々において、オーストラリアの高水準の英語教育の受講が可能になる、というシステムを構築しています。 日本企業はもちろん、現場を体感することが今、非常に重要ではありますが、これらの中において、アジアビジネスに長く経験をもつオーストラリアの意義を考えてみてはいかがかと思います。

これらもふまえ、11月14日にHRカンファレンスという会議にてオーストラリア政府とともに企業研修の活用法などを講演させていただきます。 ぜひ多くの企業人事の皆様にお越しいただければ幸いです。

2012年10月23日火曜日

新卒海外採用の増加とAO入試

今日の日経はまさにグローバル人材」に関する記事が満載でした。大学内定は2年連続増加傾向であり、特に海外採用は企業によっては国内採用を上回る勢い、ということです。 これがまさに日本のビジネスの現実・・・というのを実感します。 昔ではありえなかったと思いますが、新卒で、現地での採用なんて、数はほぼ0だったのではないか、と思います。代表格としてパナソニック1100名(国内は350人)、ユニクロのファーストリテイリングは950名(国内500名)ということ。どちらも数だけでも多数・・・。明らかに「日本人」に特化した採用ではない、ということです。

これらが進出の勢いある企業に浸透してくれば、学生に求められるスキルもより現実的なものと浮かび上がってくる、というのが印象です。今、学生は自身の競争相手が「日本人」のみではなく、外国人留学生、または現地で採用する外国籍である、ということを念頭において、自分磨きがより必要になると感じています。

1面の半分の記事はAO入試についてでした。日本で初めてこの採用方式をとりいれた慶応湘南藤沢校(SFC)が大きく取り上げられていました。いわゆる、入試の学力のみではなく、今までの高校時代の経験やビジョン、そして面接など米国式に包括的に審査をする方式ですが、半面これらの入試方式をうちきる大学がでてきた、ということでした。 
私個人としては、ベンチャー支援のための団体MIT Enterprise Forum of Japanをお手伝いしていた際に、随分多くこのSFCの学生さんたちと交流の機会があり、皆さんの独創性や、個々のもっている能力、そして英語力も非常に高く、本当に驚いた次第です。慶応自体、非常にフレキシブルな校風を感じていますが、さらにこのSFCには日本の大学では珍しい位、自由な雰囲気やそれを受け入れる風土がある気がしています。多くの起業家が輩出されるその背景にも実際これらを後押しするようなクラブ(Keio Busineess Contest )が存在していたり、メンターの充実性、そして授業もこれらを活性化するようなものも揃っているということです。

知り合った学生たちは皆、起業に非常に情熱を注いでいましたが、いろいろな選択から今は皆さん、各自大手企業にて自身のスキルを最大限に活かして、活躍しています。長い目で起業は考えつつ、今は社会勉強もかねて頑張っていると感じています。 彼らは明らかに「人間力」があり、きっとどこの世界でも通用するくらいのタフさやバイタリティーを本当に感じました。

大学の環境だけがこれらのような学生を育てる、ということではないと思いますが、今は本当に2極化していると思います。 独自性、といいますか、自分というものを活かせる人、そして異文化でもコミュニケーション能力がある人が最終的にはグローバル人材、と言われる気がしています。

1年生の時から今は就職説明会が開催されたり、保護者のための就職説明会も活況ということを読みこれも驚きですが、基本、その人自身の自主性と行動力、そして、学生時代の経験から自然に語れることが望ましいのかと感じます。

いろいろ今は難しい時代になっている事も事実ですが、自由度の高い「学生」という最高の身分のうちにより多くの経験を積んでほしいと願います。

2012年10月12日金曜日

北海道大学でセミナーを開催しました

秋も少しずつ深まる中、北海道札幌へ行ってきました。今回は、ニューサウスウェルズ大学付属語学学校 校長 マーク・ウィードン・ニューステッド先生、留学プロフェッショナルのメルボルンエデュケーションセンター 山下様 と東京から訪問しました。 夏前に一度お伺いした際にインターンシップについてもご関心を持って下さり、この流れから、今回のセミナーが実現しました。

現在、北海道大学は今後のグローバル人材育成にもその体制に非常に強化しており、つい最近「新渡戸カレッジ」というものが創設されたということが発表になったばかりです。 これらをふまえて、今後、留学やそして、インターンシップなどの就業体験を海外で実践することにより、その後のキャリアへもつなげていただければと思う次第です。

これらをふまえて、学生の皆さんに、オーストラリア留学+インターンシップセミナーを開催させていただきました。 札幌地元からは協力なサポーターとしてオーストラリア総領事館よりその、オーストラリア留学の魅力を語って頂きました。 少し感じたことは、土地柄でしょうか、北海道は伝統的にロシアやカナダとの関係が深いようです。 そんな中で、オーストラリアの新鮮さもぜひ感じてほしいと思います。

今回、ニューサウスウェルズ大学付属語学学校により「STEP AHEAD」という語学留学+インターンシップ の新しいプログラムを構築しました。 これにより10週間英語+そして10週間インターンシッププログラムが実現できます。 ビジネスの中心であるシドニーに学校があるという地理的環境は、その後のインターンシップにも非常に有益と感じています。

~また、この日に北海学園大学、というところでも授業を利用させていただき、学生の皆さんにオーストラリア留学+インターンシップについて、ご案内させていただきました。 まだまだオーストラリアについての情報が少ないためか、多くの質疑応答が行われ、学生の皆さんの関心度の高さを感じる事ができました。 東京には多くの情報があふれているのが現状ですが、やはり、日本でも地方になると情報が少ない、ということも今回あらためて実感した次第で、私たちもよい勉強の機会となりました。

最後は美味しい海鮮料理をいっぱい頂き、マーク先生、そして山下さんとの最近の留学事情やトレンド、そして今後についてなど多くの情報交換もでき、とても充実した札幌ステイになりました。


2012年10月1日月曜日

神田外語大学で講義させていただきました

台風一過ですっかりまた夏日のようになった今日、神田外国大学の学生の皆さんの授業で、企業研究 「オーストラリア企業インターンシップ」というテーマで講演させていただきました。 まだ夏休みから戻ってきた皆さんにとっては少しウォーミングアップも含めて、視点をかえてよい機会になれば・・・と思ってお伺いしました。

学生の皆さんは国際コミュニケーション学科の国際ビジネスキャリア専攻・・・とふだんは英語で授業をされているそうです。大学のうちからキャリア形成について語る授業があるのも新鮮でしたが、私にとってもその昔に教育実習!?以来教壇に立つ機会となり、とても楽しみでした。

学生さんはざっと男女半々くらいでしょうか。2年生が対象ということで大学時代もちょうどターニングポイントのこの時期、いろいろと方向性を考えると思います。この専攻の学生は「インターンシップ」が必修となっているようで、理想は国内で1企業、 海外で1企業ということを念頭にプログラムが実施されているようですので、少し、海外インターンシップを検討する際に、オーストラリアを知ってもらえたら、をいう思いで、いろいろな面からお話してみました。 アジアの中に位置するオーストラリアは長い歴史からもアジアとの関係は非常に強固であり、昔から大変多くの留学生がアジア諸国から来ています。 これがいまはオーストラリアの強みでもあり、アジアビジネスへの経験度の高さは欧米においても群をぬいています。日本企業は今、まったなしでアジアをはじめとする新興国への進出が目覚ましい今、こうしたビジネスセンスを磨く為にもグローバル人材育成先としてオーストラリアを活用することが有益と考えています。 また、多様なインターンシップのポジションがあるということも、大きな利点であり、皆さんにも来年以降のプランを想像しながらぜひ考えるきっかけになればと思いました。

また、先生のご要望もあり、僭越ではありますが、私自身のキャリアや今の自分に至るまでの大学からの歩みをご紹介させていただきました。 今は、就活熱があまりにも白熱している日本で、ちょっとその方向性には疑問すら感じています。 マニュアルに従ってエントリーシート書いたり、新卒入社がすべてではなく、その後にはいろんな道があり、そして多くの人との出会いや自分の経験でそのチャンスもつかんだり、方向性が変えられるということをぜひ知ってほしいと思います。 もちろん自身が就職した時代とは今は大学の数も多いため、激戦になっていることも十分認識しているつもりですが、それでも、情報は昔以上にたくさんあり、選択も非常に幅広いということが今は恵まれていると感じています。 私自身が体感してきて感じることはわりとシンプルですが、どんな人でも近い2-3年先の「目標」を設定し、その為に、やるべきことをこなしていく、ということで、時間は無駄になっていないと思います。 そして、私もそうでしたが、年齢や気持、時期によって関心のある分野は変わるものであり、常にその方向に進んでいくことで、また別の道が開かれる、ということです。 そして、ぜひどんどん海外に出かけてほしいと思います。旅行もよいですし、バックパッカー、そして、留学、インターンシップ、日本を客観的にみる事は多くの事を考えさせられます。

私に関して言えば、ほとんどの大学の友人は音楽関係の仕事をしていますので、我ながらですが。。。かなりまれな選択をしてきた、ということは事実ですが、その後も、キャリアとは別に、ルーツである音楽活動をずっと継続してきている事が非常に人生を豊かにしています。今は、課外活動としてオーケストラという場でピアノ演奏する事でリハビリ・・・となっているものの、ここでの多くのメンバーたちとの交流はまた別の形で派生していくものです。 就職ということにあまりフォーカスしすぎずに、何かプラスアルファにスポーツでも、趣味などをもってその仲間も大切にしてほしいと思います。

個人的な体験から感じている事は

20代 なんでもチャレンジする時期 そしてやりなおしもたくさん可能 道を決める上でいろいろ模索する時期

30代 ある程度したいことが決まり、このキャリアを追求する時期。社会にも慣れて、自分を磨き、次のさらにステップを考える時期

40代 人生半分にくる時期=いまは40歳定年を推奨する人もでてきていますが、この意味は、30代までに構築したキャリアなどを振り返り、残りの半分をどう生きるか、と考える時期
さらに新しいチャレンジも違う形で可能なのかと・・・


~とざっとこんな感じで、自身はすごしてきました。 トータル、仕事で出会った人、趣味で出会った人、そして大学時代の仲間や、いろんなコミュニティをもつことで、そこからの出会いで学ぶ事が非常に大きいと常に感じています。

若いうちからロールモデルを見つけることも大きいと思います。こんな人になりたい、こんな生き方したい、みたいな人をもっていると自分のことを現実的に考えられます。また、幅広い年齢の人との交流をもつこともとても重要です。一期一会がとても私にとっては重要と感じています。

少し印象的だったのは、女性の学生さんからたくさん質問をしてくださったことです。みなさん、それぞれしたいことなど考えていると思いますし、やはり同性なので距離が近いと思います。そんなところからかと思いますが、男性学生さんもぜひ、少しでも今日のお話から、こういう人もいる、という感じで受け止めて、残りの大学時代を充実したものにしてほしいと願います。

私自身大変楽しいひとときでした。先生をはじめとして大学の皆様のご協力に心より感謝申し上げます。 今月はこれからちょこちょこ大学での講義機会がありますので、また多くの学生さんにお会いするのを楽しみにしております。
 

2012年9月16日日曜日

友人の結婚式にて ~出会いと再会~

少しビジネスからは離れますが書きとめておこうと思います。

今回は、もろもろ公私ともにイベントを含めて4年ぶりにアメリカにきました。プライベートでは元同僚の結婚式に参列ということで、個人的にはとても久しぶりの参列というのもあり楽しみにやってきました。もともと大使館時代の友人でありましたが、その後国連職員となり、多くの内戦地を経て、長くアフガニスタンにて勤務、というとてもハードなお仕事を経て、その地で出会ったアメリカ外交官とまさに国際紛争のさなかに知り合い、結婚・・・というカップルでした。 ちょこちょこ日本に帰国した際にいろいろな仕事の話はきいていたものの、平和な日本では想像を絶する世界に、ただただ、いつも驚いていた私ですが、今回は友人にとってその頃の懐かしい元同僚たちも友人として集まりました。私はもちろん日本からの参加ですが、ナイジェリア、ジュネーブ、タイ、アフガニスタン・・・そしてアメリカ、日本などなど、各国からやってきた皆さんは第一線で活躍する方々で、このメンバーにも本当に驚いた次第です。新婦の友人=ということで、皆さん女性が多数いらしたわけですが、世界中でこんなに日本人女性が活躍しているのか、とこのことにもびっくりしました。 何年かアフガニスタンや隣国イランなどで勤務していた人が多かったので、後進国への援助や難民支援、復興に関わるプロジェクトに関する組織(UNICEF,  UNHCR, UNDP など)が多かったですが、メディア関係の方はアフガニスタンにもう永住状況・・・の方もおり、この現場の話は大変ショッキングであり、またかつあまりに刺激的で、日本から遠い世界、そして、こういう現場にいる人たちにとっては日本も本当に遠く感じるのではないか、と思った次第です。 私にとっては仕事柄難民支援のエリアが最も関心高く、現場の話、また今の日本側の受け入れ体制やオーストラリアに関する姿勢などなどもあわせて非常に興味深い話でした。

日本ではいま、「グローバル人材」という運動?がさかんではありますが、今回お会いした皆さんの仕事にある環境やその状況などきいていて、日本は世界からおいていかれないように相当真剣にがんばらないといけない、と痛感した次第です。 海外にいると、日本の環境が非常に客観的に見え、かつその、「日本の世界だけで回っている事」がかなりあるのではないか、と思う次第です。

日本国内にいれば、保護されることも多く、また、海外に出ても日本マーケットのみ、日本コミュニティのみででビジネスが動かせる環境もあることも多々あります。今回お会いした方々は皆さん、どの方も国際機関の方が多かったというのもありますが、日本を客観的にみる立場の方が多く、そのものの見方や意見など非常に興味深い内容でした。 仕事柄とても特殊ではあると思いますが、それぞれの組織で、ミッションを達成することに大きなやりがいを感じているようです。

今回の皆さんから得た刺激はかなり大きく、端的にはこんなに多くの日本人女性が活躍している事にとても嬉しく思いました。 圧倒的に女性の好奇心やパワーを感じた次第です。
自身の関わっている「移民政策」という分野も人の流れをサポートする意味で、少しは力になれるものか、とアメリカ移民法分野に関わる方にも少しNYでお会いして、様々なお話を伺いとてもよい機会でした。

また、もともとのルーツである音大仲間にも、卒業後アメリカへ留学しそのままこちらにいる2人と20年ぶり位に再会することができ、それぞれに音楽面において活躍している事や近況など話す時間はとても刺激的でした。 全く異なる分野に身を置く自分にとって、音楽の仕事をしている仲間には常に敬意を表したい気持ちです。 一人の友人の御主人は今、NY州において公立校の予算が大幅カットされている事から音楽の授業もなくなりつつあるこの現状の中、なんとかこの存続をする為に奔走する為に組織団体として政府に打診して、日々活動している、という話をきいて、これら教育の現状はまるで日本と異なり、教育格差の現状を痛感しました。 アメリカは資産家にとっては、すばらしい教育や仕事、医療などいいものが手に入りますが、とにかく子供を育てる上で必須となる教育については「お金」があるかないかで非常に格差がある社会です。 様々な分野でがんばっている友人たちにもあらためて脱帽ものでした。

多くの出会いと再会があった今回の旅は非常に思い出深いものになりました。
そして、これからますます国際舞台で活躍する新婦・新郎には心からお祝い申し上げるとともに、今後のご活躍を楽しみにしています。

2012年9月8日土曜日

インターンシップ学会に参加しました

連日ではありますが、昨日の玉川大学において観光学部開設をリーディングしている教授よりこの「インターンシップ学会」についてお伺いし、勉強がてら参加してきました。

今回はすでに13回・・・つまりもう13年も前からインターンシップというキーワードでこれらの学会の存在が日本にもあったのか、と少々驚きました。まだ、日本ではようやく最近「インターンシップ」というキーワードが定着してきたのが現実であり、いまもなお、その定義はかなり多様で、1、2日でもインターンシップと名を打つところもあります。

欧米におけるインターンシップは大原則として「就職活動」の1pathwayとなっており、まずは「どこでインターンシップをするか」が1つのキーで、ホワイトハウスにおけるインターンシップなどはまさに代名詞ともいえるもので、その後の就職活動において威力を発揮します。
また、インターンシップから就職インタビュー、そして採用、 とその過程として組み込まれている事も現実です。 私自身も外資投資銀行時代に、人事部に所属していたことから、これらの新卒採用における長い長い道のりをサポート側から経験し、いかに人材確保に時間をかけているか、ということを体感した次第です。

日本はいま、「経団連」を中心として、逆にインターンシップx就職採用 というものを切り離して考える傾向であり、(これは青田買いになる、という批判から) ここの連携が大企業を中心とするところはかえってつながっていません。 これらをふまえて、基調講演として 「雇用のミスマッチをどう解消するか~インターンシップを活用しながら~」というタイトルで経済同友会の副代表幹事・専務理事 前原金一氏がご自身の体験と現状をふまえて、お話くださいました。

経済同友会は経団連とは異なり、「個人」で会員になっている点からも若干そのカルチャーが異なり、意見に対しても自由度が高い、という印象を個人的には持っていますが、前原氏のご意見はなかなか斬新であり、経済界にいらっしゃる方で、よい意味で意外な感じで、好感をもった次第です。大きな点としてご自身も若いころにドイツでインターンシップを経験したところも大きいと思います。

大学の経営にも途中かかわっていた時期もあるようで、これも民間視線で、様々な改革や実現を行った経験をもとに、日本を変えるにはとにかく民間主導でどんどんやっていくしかない、という感じでした。 ユニクロをはじめとして、いま、インターンシップをおおいに活用し採用につなげている企業も増加してきていることも現実です。雇用のミスマッチをなくし、そして学生にとっても社風や人、仕事を知る機会として短期ではなく、じっくりとインターンをすることが重要である、という意見にはおおいに賛成でした。 外資投資銀行では2-3ヵ月が日本でも当たり前です。 そんな考え方が少しでも企業の中で増えていけば、と思う次第です。

1つの課題として中小企業における採用プロセスやインターンシップの実施について、どうすべきか、ということがありました。確かに現実問題として日本の大半は「中小企業」であり、リソースや予算も大企業に比較して少ないのが現状です。そして、知名度からも学生へのアクセスに困っている会社も多々あります。そんな課題がまだまだ多い中、大学側がもっと情報提供できるような環境、そして大学→企業へのpathwayを循環よくする努力も重要である、ということをお話していました。

参加している方もやはりキャリア支援関係の方が多かったように感じます。これらの中で、「海外インターンシップ」のトピックスはそれほどありませんでしたが、たぶん海外インターンシップの意義は何よりもその「異文化経験」「その国における実務経験」 かと思います。現実的に、ダイバーシティの中で働く経験は重要であり、そんな体験はやはり海外でないとできないと思います。
海外インターンシップはその企業に採用直結型ではないものの、英語による実務研修、という価値は十分に価値あるものかと感じています。

あれこれと様々な先生方が発表する内容は、かなり新しい世界ではありましたが、結論からは「大学の皆さんは本当に大学から企業へのpathwayを重要課題としており、そして悩んでいる」ということでした。 新しい試みを受け入れるフレキシビリティをもって、大学側も多様なプログラムを学生に提供していける風土をもってほしいと思います。

経産省からも参加されていた方がおり、いろいろ共通の話題にも花咲き、有意義な機会でした。

2012年9月7日金曜日

玉川大学フォーラム「グローバル時代における観光人材の育成」に参加しました

来年4月より玉川大学に観光学部があらたに開設になるということが、先日日経新聞にも大きく報道されましたが、今回のプログラムは特に在学中に学生全員がオーストラリアに留学するプログラムも含まれているということをふまえ、オーストラリア政府やビクトリア政府、そして観光庁も深くかかわるプログラムになっています。 この開設をふまえ、大使館にてフォーラムが開催されました。

「グローバル時代における観光の振興に貢献できる人材」を養成することを目的とする上で、オーストラリアをその留学先に選定した事は非常に嬉しく感じます。もともとオーストラリアは観光大国でもあり、まさにこれから観光立国として推進していく日本にとっては貴重な「お手本」となる国であることも現実であり、かつ、アジアに隣接している地理的環境をふまえ、今後、アジアから多くの訪問客が日本にもやってくることを考慮すれば、アジアからの移民が多いオーストラリアにおいてその、観光ビジネスの最先端を学ぶことは非常に有益と感じています。

講演はオーストラリア政府・観光庁長官・そして国連から世界観光機関 アジア太平洋センター代表と豪華なスピーカーによる内容で、観光産業における取組みや、今後の意気込みを感じました。

いま、日本全国には驚くほど大学で「観光学部・観光学科」が存在するのも現実です。この中で、いかにホスト役として日本側の人材を考えるのであれば、いかに異文化に対する経験をもち、かつ、その外国人側の立場にたってホスピタリティーを提供できるかがキーと感じています。 彼らのニーズをしらなければ、日本側で活性化、そして各外国人観光客に合うサービスを提供することは難しいと思います。

オーストラリアン・インターンシップはその点において、大変幅広い観光業にもインターンシップを提供していること、かつ、非常にプログラム化されている為、実務研修という上で、向上していく過程が体感できることも大きなポイントです。 個人的なことを述べれば、外国人を一番現場で扱っていかなければならないこれからの学生には国内のインターンシップもよいのですが、海外インターンシップから学べることが直接観光客となる人たち=外国人に接する上で、もっと現実的であり、大きな収穫と感じています。

玉川大学はいろいろなお話を伺う中で、非常に多様な面から今回オーストラリア、そして各留学先を選択したと感じています。
日本の各大学 観光学部さんもこれから、海外における研修はかなり必須なのではないか、と感じています。

観光学部も「観光大国オーストラリアを活用する」ということをぜひこれを機会に考えて頂ければ幸いです。

2012年9月4日火曜日

海外インターン 安全どう守る

先日、ルーマニアで起きた海外インターン女学生殺害事件について日経に大きく掲載され、社会的インパクトの強さを痛感しています。今は、夏休みを利用して、短期留学やインターンシップに海外へ出かける学生も増加し、期間は短い傾向ではあるものの少しずつ変化を感じている状況です。 今回は、アイセックさんを利用してのインターンということでしたが、この事件から多くの事を考えさせられている状況です。 いま、日本全体がグローバル人材育成、という波にのり、積極的に海外へ派遣するしくみをつくっていることはとてもよいと思いますが、特に、今後の成長国をみすえて、新興国への派遣があるいみブームにもなっています。もちろんタフな国においての経験はその後の考え方などに大きな刺激となると思うのですが、いまの学生世代と自分たちの時代を比較して個人的な印象ではありますが、やはり、その教育や家庭のしつけにおいてはとても守られてきた世代、ということを実感しており、外的危険に対し、どうしても慣れていない、ということを感じています。 海外に行く=見知らぬ土地へ行く、ということを前提とすれば、これは欧米先進国であっても、同じ事であり、身の危険に対する準備ということを十分に認識しておくことが非常に重要と感じており、自分が20代に実体験した長期一人旅から感じることは時に「野性のカン」が働くか、という点も重要です。 

新興国はどうしても、先進国に比較して、インフラ、法整備、交通、そして、モラルなど、明らかにタフな環境になります。その中において自分自身の経験値や自信・勇気を考えて、インターンシップ先や国を検討するのもこれからは必要かと思います。

私自身もオーストラリアン・インターンシップを提供している立場として今回の事件はショッキングな状況でしたが、いま、海外インターンシップといわれるものはインターネットからも大変多く見つけられます。大学関係者の方からも多くヒアリングをしていますが、今は、まだ「インターンシップ」が授業としては認定できない部分もあるため、大半が学生が各自でプログラムをみつけて、(授業のない)夏休みや春休みを利用して参加する形の4-6週間という短期が圧倒的に占めています。この選定については、期間が短いということもあり、仕方がないのですが時に内容重視よりも期間でその選択を決定するということも現実としてあります。 まだまだこの「インターンシップ」という位置づけが日本においては欧米諸国の概念とは若干異なるため、「会社説明会」や「ボランティア」になるような媒体も多くあるのも現実です。 そのため、これら、「期間」に加えて、インターンシップ内容やどんな企業へ派遣されるか、契約事項、そして、現地でのサポートなど含めたことを十分確認できることを選定することが今後重要かと思います。

これはあくまでも私見ですが、学校全体がすべての休暇中の学生の短期留学やインターンシップを把握することはやはり困難であり、これらは自己責任の世界になることで、海外諸国の大学なども基本、大学などのプログラムではなければ自己責任になるという認識です。
そのため、自身が選択する海外インターンシップへの情報収集は慎重にする、ということが大前提であり、受入れ先となる企業との契約・与えられる任務やポジションに関しても確認できるようなプログラムが理想と思います。

今回は事件から「安全面」にかなりフォーカスされた報道となりましたが、今後、メディアの影響によって海外インターンが委縮されるのではなく、どうしたら、これらの問題回避ができるか、また、どう防ぐ事ができるか、また、もちろん主催者としての各国における連携部分の強化など、改善にむかってほしいと願います。 

余談ですが、現実として、企業が新興国へ進出するにあたり、法整備などがまだ未熟な中におけるビジネス開拓は、欧米文化における契約社会や法律による判断など、その国独自の慣習があるとはいえ、欧米からの弁護士やアドバイザーによって進められることが多々あります。(特にアジアビジネスにおいては多くのオーストラリア人弁護士が活躍しています)そういう意味では、やはり、基本、欧米ビジネスプロセスを身につけた上で、新興国において応用ができるのではないか、と解釈しています。

日本が世界と競争していく時代になった今、異文化やモラルの違い、コミュニケーション、そして人間力、などなど、外国人と共存してビジネスをしていくためにはこれらのスキルは全てどれも必須なエリアです。そんな事も念頭におき、海外インターンシップの重要性を再検討する機会になればと思います。

2012年7月27日金曜日

オーストラリアで医師として研修&就労へ

皆さんに少しでもオセアニアの事情を知って頂きたく、年に4回ニュースレターを発行しています。今は海外で働く人も非常に増えて、様々な形、職業で渡航していますので、体験談ふまえて皆さまに紹介していければと考えています。

オーストラリアでは、「医師」は不足している職業の1つとして考慮されており、海外から医師を多く受け入れています。 一定要件を経て受入れ先がきまった場合は、就労ビザの場合、医師としてのポジションの場合は迅速にそのビザ手配も可能となっています。 また、海外から医師として就労したい人のために以下のサイトも設けられており、どのように受入れ先をみつけられるかなどの詳細の情報が掲載されています。


医師がオーストラリアで勤務することを念頭におくと、研修ビザ(442Occupational Trainee はまた就労ビザ(457Temporary Business が該当します。どちらも受入れ先が決まっていることが必須です。 一般に、医師として勤務する、といっても①臨床 ②研究 とあり、特に臨床をする為には各国で規定された要件を満たさなくてはなりません。今回気付いた点は、オーストラリアはアメリカ等に比較すると、臨床を実施する上でかなりハードルは低く、日本医師免許保持者にとって、臨床の機会はとても大きいと感じました。 

医学となるとアメリカが目的地となることが多いですが、日本の医師資格を活用できるという点においてオーストラリアでも多くのチャンスがあるということです。今回インタビューをしました医師の方は心臓外科医のため、手術経験を積むことが非常に重要なキャリア形成となります。 日本ではもともと症例が他国に比較して非常に少ないという環境から、若い医師が海外で経験を積むことは重要になります。  そのために、日本人医師で、このようにオーストラリアでの経験を積むという選択があるということを多くの方にしっていただくよい機会になればと思います。

また、看護士の方も、オーストラリアでは大変不足している職業の為、研修や勤務するチャンスは十分にあります。
詳しい体験記はホームページにて特集していますのでよろしければご覧ください。

2012年7月23日月曜日

海外インターンシップが注目!

23日付の日経新聞に「海外インターンシップの人気高まる」という記事が大きく掲載されました。今、日本の学生にとって、そして、企業にとっても「グローバル経験」をもつことは、将来キャリア形成していく為にも重要なステップであり、日本企業に就職することを検討しても、世界を視野にいれた環境、そしてアジアにおける日本の存在など、外から自分の国を見つめなおす事は就業体験をとおして非常に有益となります。 

企業による海外進出の勢いは「待った」なしのスピードの中、学生の皆さんもこれらの就業体験を通して、少しでも、実践力につながることはもちろん就職活動において大きなAdvantageです。

新興国にどうしてもフォーカスされがちではありますが、オーストラリアの存在も無視できません。
特に、資源業界による伝統的ビジネスはもとより、今は飲料業界、そして、化粧品、サービスなど、日本企業によるM&Aが非常に活発です。 そして、アジアにおけるオーストラリアの位置、意義はアジア諸国における西洋の国としてのビジネスカルチャー、法整備、そして事実、アジア方面へのビジネス進出においては、日本企業は多くオーストラリア法務家のアドバイスをうけていることも現状です。
2011年12月3日 日経新聞より
近隣のアジア諸国の学生にとって最も近い西洋の国として、その、留学先として非常に人気が高く、その数は実は、世界中をみても大学生在籍数に比較しての留学生の割合がダントツに高い(約30%弱)数値であり、プラス、うち60%がアジア諸国からの学生というデータがあります。つまり、すでに、外国人(ほぼアジア人)の大変多い環境が大学コミュニティには存在するということです。 これは、日本からも留学生として渡航する学生たちにも大きな刺激になります。

「海外インターンシップ」と一言でいっても、まだ日本においてはその「インターンシップ」という位置づけがかなり幅広く、1週間でもインターンシップ、とうたうところもあります。しかし、欧米における「インターンシップ」とは、実際、学生たちが就職活動をする以前に実施するものであり、夏休みや長期を費やして、企業における就業体験を真剣に実施しているもので、最低でも1-2カ月は費やします。 弊社で扱う「オーストラリアン・インターンシップ」はこれら、欧米型のインターンシップ=つまりインターンシップもその期間を通じてタスクを与えられ、企業からのフィードバックもある形のものをもっと日本の学生、そして社会人にも実施してほしいと思っております。

なぜオーストラリアでインターンシップ? という点で以下があげられます

1.アジアン・ダイバーシティ
アジアからの留学生が大半であるオーストラリアは、今後、日本が競争としていくアジア環境における経験を積むことができます。

2.欧米との共通の文化的基盤
アジア圏内においてアメリカ・ヨーロッパ同様の文化基盤があります。

3.グローバル英語
多民族国家における英語を身につけることが可能です。

4.ビジネスホスピタリティ
英語のみを学ぶのではなく、ビジネスにおけるコミュニケーション能力を高める事が可 能です。又、ほとんど時差がないため、日本とのビジネスにおいて重要な環境です。

5.安全な環境
低犯罪社会のため、安心してインターンシップに集中できます。

6.観光大国オーストラリア  
「観光立国」になるべく日本は圧倒的な実績のある、オーストラリアの観光業を体感すること、また来日観光客として多くをしめるオーストラリア人を知る上で、将来の観光人材として実務を担う人には現場を知るよい機会となります。

企業からもいくつかヒアリングして、興味深いと思った点は今、日本企業は自社の現地法人へ社員を派遣するのみではなく、全く異なる現地(ローカル)企業において、就業体験することにより、異文化におけるビジネスセンスを磨く、ということに関心が高いそうです。 
このオーストラリアン・インターンシップは学生+社会人両方に対応している為、学生のみにならないインターンシップの活用を検討できると思います。
まだまだ、このプログラムは日本人がとても少ないため、かえって世界中からやってきているインターンの人と交流できる点もまたあらたによい経験になるのではないかと感じています。

何はともあれ、これからの世界をつくっていく若い方たちに日本=アジアの中でキャリアを作っていくことも念頭に新しい世界に飛び出してほしいものですし、そのサポートができれば嬉しいです。