ビジネス奮闘記

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2012年7月23日月曜日

海外インターンシップが注目!

23日付の日経新聞に「海外インターンシップの人気高まる」という記事が大きく掲載されました。今、日本の学生にとって、そして、企業にとっても「グローバル経験」をもつことは、将来キャリア形成していく為にも重要なステップであり、日本企業に就職することを検討しても、世界を視野にいれた環境、そしてアジアにおける日本の存在など、外から自分の国を見つめなおす事は就業体験をとおして非常に有益となります。 

企業による海外進出の勢いは「待った」なしのスピードの中、学生の皆さんもこれらの就業体験を通して、少しでも、実践力につながることはもちろん就職活動において大きなAdvantageです。

新興国にどうしてもフォーカスされがちではありますが、オーストラリアの存在も無視できません。
特に、資源業界による伝統的ビジネスはもとより、今は飲料業界、そして、化粧品、サービスなど、日本企業によるM&Aが非常に活発です。 そして、アジアにおけるオーストラリアの位置、意義はアジア諸国における西洋の国としてのビジネスカルチャー、法整備、そして事実、アジア方面へのビジネス進出においては、日本企業は多くオーストラリア法務家のアドバイスをうけていることも現状です。
2011年12月3日 日経新聞より
近隣のアジア諸国の学生にとって最も近い西洋の国として、その、留学先として非常に人気が高く、その数は実は、世界中をみても大学生在籍数に比較しての留学生の割合がダントツに高い(約30%弱)数値であり、プラス、うち60%がアジア諸国からの学生というデータがあります。つまり、すでに、外国人(ほぼアジア人)の大変多い環境が大学コミュニティには存在するということです。 これは、日本からも留学生として渡航する学生たちにも大きな刺激になります。

「海外インターンシップ」と一言でいっても、まだ日本においてはその「インターンシップ」という位置づけがかなり幅広く、1週間でもインターンシップ、とうたうところもあります。しかし、欧米における「インターンシップ」とは、実際、学生たちが就職活動をする以前に実施するものであり、夏休みや長期を費やして、企業における就業体験を真剣に実施しているもので、最低でも1-2カ月は費やします。 弊社で扱う「オーストラリアン・インターンシップ」はこれら、欧米型のインターンシップ=つまりインターンシップもその期間を通じてタスクを与えられ、企業からのフィードバックもある形のものをもっと日本の学生、そして社会人にも実施してほしいと思っております。

なぜオーストラリアでインターンシップ? という点で以下があげられます

1.アジアン・ダイバーシティ
アジアからの留学生が大半であるオーストラリアは、今後、日本が競争としていくアジア環境における経験を積むことができます。

2.欧米との共通の文化的基盤
アジア圏内においてアメリカ・ヨーロッパ同様の文化基盤があります。

3.グローバル英語
多民族国家における英語を身につけることが可能です。

4.ビジネスホスピタリティ
英語のみを学ぶのではなく、ビジネスにおけるコミュニケーション能力を高める事が可 能です。又、ほとんど時差がないため、日本とのビジネスにおいて重要な環境です。

5.安全な環境
低犯罪社会のため、安心してインターンシップに集中できます。

6.観光大国オーストラリア  
「観光立国」になるべく日本は圧倒的な実績のある、オーストラリアの観光業を体感すること、また来日観光客として多くをしめるオーストラリア人を知る上で、将来の観光人材として実務を担う人には現場を知るよい機会となります。

企業からもいくつかヒアリングして、興味深いと思った点は今、日本企業は自社の現地法人へ社員を派遣するのみではなく、全く異なる現地(ローカル)企業において、就業体験することにより、異文化におけるビジネスセンスを磨く、ということに関心が高いそうです。 
このオーストラリアン・インターンシップは学生+社会人両方に対応している為、学生のみにならないインターンシップの活用を検討できると思います。
まだまだ、このプログラムは日本人がとても少ないため、かえって世界中からやってきているインターンの人と交流できる点もまたあらたによい経験になるのではないかと感じています。

何はともあれ、これからの世界をつくっていく若い方たちに日本=アジアの中でキャリアを作っていくことも念頭に新しい世界に飛び出してほしいものですし、そのサポートができれば嬉しいです。

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