最近、日経新聞にはオーストラリア政府の試みがいくつか話題として取り上げており、関わるものとしては嬉しい限りです。 先日、グローバル人材育成についての記事が1面に大きく掲載されましたが、今日は、大使館も出張して若者に対しての講義などを積極的におこなっている、という紹介記事を掲載していました。アメリカ大使館も現在の大使であるルース大使就任以降、特に起業家支援に対しても非常に積極的で、かつて少し私も関わりいろいろとイベントをサポートさせ頂きましたが、今も、変わらず、定期的にリーダーシップ育成など、セミナーをしているようです。
一方、オーストラリア大使館は2011年よりブルース・ミラー大使が就任して以来、日本語堪能、そして多様な日本通でもいらっしゃる点を活用し、大学でも精力的に講演をしているようです。 ミラー大使は私もかつて在勤時代公使でいらっしゃったこともあり、非常になじみのある大使で、そして、その幅広い知識にはいつも圧倒されます。 学生との対話を多くもつことで、オーストラリアをもっと身近に感じていただける機会が増えたら、、、と本当に願います。
ご自身もかつて日本に留学していた留学生体験もしていることもふまえて、日豪のパートナーシップの重要性を自らの体験から語ってくださると思います。
また、別の記事で、円安による外国人観光客が増加!というニュースもあわせて興味深く拝見しました。 オーストラリア人にとって日本の冬=スキーのメッカとして、一時ブームとなったニセコをはじめ、最近は長野の白馬に冬は圧倒的にこのオーストラリア人の人口が増えるそうです。 ニュースでも「外国人が」というのではなく「オーストラリア人が・・・」といわれるほど、どこも見渡すとオージーのようです。 たしかに、白馬は何よりも東京からもアクセスがよく、便利で、リゾートと都会を両方エンジョイするにはニセコよりもよいのかもしれません。 面白い現象は、結構オージーの人たちは起業家精神旺盛で、これらの白馬にはオーストラリア人が経営するロッジやレストランなどなど、増加傾向であり、まさに国に浸透してビジネスを起こすバイタリティーある人も多いのが印象的です。
今は、大使館も大使が大きな広告塔になるほど日本びいきですので、この機会を通じて、もっと日本政府も特に教育・そして観光エリアについては、日豪パートナーシップを強化できると感じています。
今後のミラー大使のご活躍をさらに楽しみにしております。
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