ビジネス奮闘記

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2011年4月10日日曜日

日豪FTA について

オーストラリアに関わる人にとってこのトピックスは非常に関心高いのが現状です。当初、地震前に、ギラード首相がついにこのFTA に関して会合する目的で今月末に来日が設定されていましたが、未曾有の状況となり、結局、来日は決行することなったものの、この事態をうけて、FTAではなく、被災支援に対するLNG供給などについての、話合いという形にかわりました。 今の状況をふまえても、特に農業関係に深い東北の方が被災してしまっていること、そして、省庁関係も現在は震災支援が国家最優先事項となっており、とてもこの状況ではないことは十分理解できます。 日々事態は変化しており、まずは日本国民としても何よりも日本の復興支援について、ぜひ、オーストラリアに限らず、世界にお願いしたいと思います。 貿易交渉事項はFTA そして、TPPという課題が大きく今年、話合われる状況ではありましたが、まずは、国内、日本を戻すこと、ここからが最大の課題かと痛感します。

日本は農業については、もちろん、貿易を制御して国内生産を守る、ということも大事ですが、何かふと、その高い技術力をもって、違った形で対外向け(海外へ)に展開することももっとできるのではないかと感じます。 国の生産者を守る、という政策も重要ですが、その生産者たちの技術力を海外へ派遣などし、広大な土地のあるオーストラリアなどにもっと貢献できるのではないかと・・・・。特に、例えば今回、土地も家も仕事も失ってしまった人たちは残ったものは彼らの技術力であり、そうした雇用に困っている人たちが、新天地での開拓に指導などの形で寄与することもできるのではないか、とふと思いました。 もちろん、労働市場が大きく関わる移民政策がこの点も関わってくるシビアなトピックスではありますが、何かオーストラリアらしい移民政策支援、できないかと思いました。 

この機会に、日豪農業関係の事、ぜひ考えてほしいと思います。

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