ビジネス奮闘記

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2011年9月1日木曜日

日本の学生は本当に内向き? メンティーとの就職お祝い会

今日はいわゆる「いまどきの学生は本当に内向き?」というテーマで少しお話したいと思います。

課外活動ではありますが、昨年は随分と起業家活性化にともなう活動をMIT Enterprise Forum of Japanという団体で活動していました。これはアメリカMIT傘下になる団体で、世界中に28事務所あり、日本支部という形で、起業したい人たちへのメンタ―活動やビジネスプランコンテストを実施しています。この活動で出会ったビジネスプランを実施する学生を長く支援しており、このたび晴れて就職が決まったということでお祝い会をしました。 彼らは昨年、台湾で開催されたビジネスプランコンテストでも華々しい賞を受賞したチームであり、凝縮したメンタリングが記憶に新しいです。

卒業してすぐに起業する道もありますが、いろいろ皆さん考えた結果、就職する道を選びました。この日に集まったのは彼のビジネスプランチーム、そして就職がきっかけで同期になった人、同級生などなど総勢男女6名+ビジネスコンサルタントをしている友人メンタ―と私で、行き先はグーグルX2、リクルート、大手商社X2、来年にむけてのあらたなシュウ活など、本当に企業の名だけでも華々しく、驚くほどです。うち、1人は今年から商社に既に入社3か月経過、もう一人は誰もが憧れるトップ外資証券会社を辞退し、この商社を選択・・・・と、これもまた興味深いことでした。 それぞれに企業を選んだ理由やこれからやりたいこと、そして、今まで温めてきているビジネスプランの方向性・・・などなど、皆具体的な道があり、ひとりひとりやりたいこと、そして、今後会社にはいったあと、そしてその先にあるものなどなど志について語りました。 日本企業を選択するか、外資企業を選択するか、そして、その理由はなぜ? どんなことが日本企業では学べるか・・・ 個性にあったそれぞれの選択の理由は素直に納得しました。 

・・・それにしても、いま世間でよく言われている「日本の学生は内向き」 というキーワードは本当なのか、と時々疑問にも思います。 実際、彼らとすごした昨年から多くの事を考え、話合い、目標にむかって、実践し・・・と繰り返してきた私たちにとって、今の学生は純粋に2極化していると感じています。 向上心が旺盛な学生も実は多く、その彼らの目指す道は非常に視野も広く、そして、それこそグローバル⇒世界を視野にいれて、非常に勤勉であり、本当に優秀な人も多いと感じます。 こういう学生たちは、自分の足で、自分の道をみつけていっており、その信念の強さはとてもさわやかで、しみじみ彼らの就職活動記から実感しました。 昨年から随分と彼らを含めて学生たちと接する時間が多かった私ですが、皆本当に優秀だなぁ・・・・と思う事が多い人ばかりでした。 

学生時代にこんな仲間と出会い、切磋琢磨しているみんながとても私は羨ましく思います。 自分の歩んできた道はさすがに「音楽」の環境であったため、あまりに環境が違いすぎた・・・・事も事実なのですが(ピアノの先生や音楽関係者が圧倒的多い)、それでも、めぐりめぐって自分自身も不思議なくらい稀有なキャリアを積んできたのかもしれない、、、ともふと思いました。  

そして、今回唯一学年が1つ上であった方がいらしたので、彼が1歩先に入社した商社における奮闘記は非常に印象的でした。 まさに水事業=オーストラリアチームで活躍しているようで、ここからまたみんなで「なぜ水事業が今必要なのか?」「なぜ、オーストラリア?」「商社のビジネスモデルの変遷とは?」「商社=ニッポン株式会社ビジネスモデル?」などなど・・・・目からウロコ、な話もあり、私もとっても勉強になりました。 

オーストラリアのインフラ事業への活発な事業活動はこれから非常に楽しみでもあります。日本は重要なビジネスパートナーとして、彼を含めて、ぜひ日豪ビジネスの橋渡しになってほしいと思います。 

とても楽しいお祝い会でした。人材は非常に重要であり、年齢や国関係なく、バランス感覚をもちながら、こなしていけることが価値あることと思います。 こんな若い人たちがどんどん増えて、そして日本を支える基盤になってほしいと節に願います。

またいつかみんなでお会いする日を楽しみにしています。 

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