ビジネス奮闘記

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2012年5月22日火曜日

OECD  幸福度 オーストラリアは1位!

OECDにおいて昨年からBetter Life Index (BLI) - 幸福度という指標が発表なっているようで、今年も発表になりました。 今年は加盟34カ国に非加盟のロシアとブラジルも加えて指標を算出したそうで、トップは昨年に続きなんと!オーストラリアで、ノルウェー、米国が続いたようです。この指標は 以下の点において各指標がだされ、これらを総計して、ポイントを計算しています

1. Housing       住宅
2. Income         収入
3. Job               雇用
4. Community      コミュニティ
5. Education             教育
6. Environment     環境 
7.Civic Engagement  市政
8.Health         健康 
9.Life Satisfaction   生活満足度
10.Safety        安全
11.Work-Life Balance ワークライフバランス

ちなみに日本は21位ということでした。 オーストラリアは近年の資源景気にも沸き、経済が他国に比較しても、特に北半球とはまた異なるサイクルをもつのか安定していること、そして、何よりも生活をする環境としては、伝統的にゆったり感があり、これらについては、気候のせいもあるかもしれませんが、国民性、という点でも大きいかもしれません。

今、北半球をみれば、欧州の経済危機もふまえ、失業率の高さ、そして、経済不安は慢性的になっているのが現状です。 その中で、オーストラリアの平均賃金は26927USD - これはOECD諸国の平均賃金 22387USDよりも高い金額となっています。
また、雇用についても15歳~64歳のうち72%以上が有給の雇用に就いているということです。
そして、特にレートが高い指標として、コミュニティへの参加や環境の中での協力や他の人を信用する意識が非常に高く97%ということです。また、政府・政治に対する信頼感はかなり厚く、近年の選挙からの数値でいえば、95%が信頼している、という指標がでています。 これらは特に日本を比較して、非常に異なる点、そして政府側の透明性という点も大きいのではないか、と感じました。

何よりも、オーストラリア人は、自分たちの生活や環境、ライフスタイルに対する満足度が非常に高い国です。 これらの事をふまえ、トータル、「幸福度 NO.1!!」の国になるのか、と非常に感心しました。 ますます、今後もこの成長は伸びていくものと予想しています。

果たして、日本は・・・・と思うのですが、日本は安全度は非常に高い国ではあるものの、政治を含め、まだまだ混沌としている部分はとても多いと感じます。 

数値として他国と比較すると、自国においての生活が果たしてよいものなのか・・・ともふと考えてしまいました。 英文原文は各国詳細にわたるレポートが掲載されており、とても興味深い内容でした。 またOECD 日本語サイトにも概要が掲載されています。

~~ますます、今後オーストラリアの発展に期待したいものです。

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