毎年この時期になると、今年の流れ、、と思い返してみますが、少し記述してみたいと思います。
1.ニュージーランド政府主催投資家ビザセミナー 開催
2014年からの大きな動きとして、ニュージーランド政府が初めて、本格的に日本マーケットにおいて投資家ビザセミナーを開始したことがあげられます。 弊社も2月の初セミナーにてサポートさせていただきました。日本においてニュージーランド移民局が正式にこれらのイベントに参加するのは初めてのことであり、新しい展開という意味では大きな年だったと思います。
一般的にもニュージーランドビザというものが徐々に浸透し始めた年なのではないかと思います。
ニュージーランド大使館側も、ウェブサイトの更新や情報提供が以前よりもずっと活発になりました。
2.シドニーにてJETRO/JCCI 主催によるビザセミナー開催
弊社としては初めてオーストラリアシドニーにおいて、 3月にセミナー講演の機会を頂戴し、1月に刊行したJETRO オーストラリア就労ビザガイドブックに関する セミナー講師として登壇させていただきました。JETROさんいわく、定期的にセミナーイベントはシドニーにて日系企業向けに開催されているようですが、このビザセミナーは大変な盛況ぶりで、かつ、多くの新しい発見もあったようで、非常にpositive feedback を頂けた点においては、弊社としても有難い次第でした。
シドニー現地パートナーである、ジェイコブワイリーも日本語で全ての講演を担当し、情報内容としては今まで日系企業が利用していないビザクラス含めて、皆さんの関心度はとても高いものでした。少しでも、日系企業によるオーストラリア投資進出が促進されることを祈ります。
3.オーストラリア大使館 主催によるセミナーにて登壇
セミナーの話ばかりになってしまいますが、グローバル人材育成をみすえて、マーケティング事務所と連携し、日本の大学の皆様むけに インターンシップの活用や効果などについて、講演させていただきました。 これから、日本の大学は非常にこれらのプログラムを検討する上で、重要な時期にきています。実践した大学の学生さんの体験談をふまえての報告は、大学スタッフの皆さんに非常に大きな説得性を感じさせた内容となりました。
あらためて、グローバル人材育成の場=アジアパシフィックの中のオーストラリアとして、存在感を実感した機会でした。
4.オーストラリア クィーンズランド州政府 主催 投資家ビザセミナー
ニュージーランドと同様、オーストラリアも2012年からの投資家ビザクラスにおいて、セミナー活動が活発化した年でもありました。 本国から初めて州政府 移民審査官トップも来日し、講演を数日実施しました。 日本の市場におけるこれらの需要に伴い、 オーストラリア・ニュージーランド両政府ともに、誘致活動を積極的にしてきた年といえます。
弊社も様々な場面で、州政府と連携し、クライアントサポートに従事しました。
5.多くのクライアントさんとの出会い
年々、弊社のクライアント層も幅広くなり、特に投資家関係の方や起業して進出しようとする方など、バイタリティーある方たちとの出会いは非常に刺激的でした。 各国において、それぞれの夢にむかって行動している姿はとてもさわやかで、「ビザ」という結果のみならず、今後のビジネス活動が非常に楽しみです。
6.ビジネス側のチームや仲間たち & JNZBCに参加
オーストラリア・ニュージーランド共に徐々に共にサポートするビジネス側のよき仲間も多くなりました。弊社のビジネスは1社のみでは完結できないことが多く、弁護士や会計士、そして銀行や不動産会社など、多くの方との連携が必須です。これらのスムーズな連携が年々確立してきていることを実感しています。
また、今年は初めて、日本・ニュージーランド経済委員会(JNZBC)に参加させていただき、あらためて、日本&ニュージーランドビジネスに関わる多くの方に出会う事ができ、非常に有益な機会でした。ニュージーランドも1年半ぶりの訪問でしたが、クライストチャーチの地震現場など、2011年以来初めて訪問し、様々な現状を目の当たりにしたこと、そして、ビジネス側はそういう状況であっても、チームNZとしての連帯感も実感しました。 やはり現場に時々訪問するのはとても重要である、ということを実感した次第です。
7.事務所の移転
虎ノ門地域開発の為、11月1日に事務所移転をしました。 弊社にとっては、オーストラリアクィーンズランド州政府事務所と同じビルになったことはビジネスをさらに促進できる環境となり、とても
恵まれた環境となりました。 身近にいるビジネス仲間と共に、さらにオーストラリア&ニュージーランドビジネス促進を可能とする環境になったことは弊社にとって有難い次第です。
ビザ、という視点のみならず、今後の展開としては、その先にあるビジネスプランや、弊社の強みである現地におけるビジネスネットワークなどの構築含めて、皆さまのよりよいサポートができるようになれば、と思う次第です。
8.オーストラリア&ニュージーランドと日本
最後に全般として、今年は特にオセアニアにとって非常に大きな転換期だったと思います。4月にアボット首相が来日し、FTA/EPA交渉がぐっと進み、そして、ついに牛肉の関税交渉など、過去の長期間交渉をふまえてもオーストラリア政府の悲願だったことに大きな前進をしました。 また、安全保障についてもより緊密に進むことになり、 現状今までで、もっとも特にオーストラリアとは近い関係になったと思います。 また、安倍首相による両国訪問も大きなニュースでした。
年末になり、ついにカンタスがオーストラリア便を増便することが決定し、これから、この政策の結果、ますますビジネス循環が活発化することが期待され、この増便もビジネス側にとってまさに待ち望んでいたことが実現・・というところです。 来年からいよいよ、、やっと・・・というところでしょうか。
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毎年少しずつではありますが、、前進している気がします…。 最近は何に充実感を感じるのか、と思うと、やはり、弊社によるビザサポート完了、 という点のみならず、プランニングしているビジネスが実現することや、そのゴールにむかって、チームですすめていく過程が一番エキサイティングなのかもしれません。 それぞれの人生模様を感じつつ、時に共有して、という時間が楽しく感じるときもあります。
来年はもう少し、ビジネスブレーンの方で、微力ながら、サポートできる機会を増やすことができれば幸いです。 そしてさらなる多くの出会いを楽しみにしたいと思います。
今年も大変お世話になりまして、ありがとうございました。
どうぞ皆様もよいクリスマス&お正月をお迎えくださいませ。
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