28日付で、オーストラリア政府が今後の国家政策の1つとして「アジアの世紀」白書を今回まとめ、特にアジアにおける人材育成の強化をしていくことを発表しました。 (オーストラリア政府公式はこちら)今、世界の中心にもなりうるほど、このアジア圏の重要性は日々高まっており、各国がこぞってベトナム、タイ、ミャンマー、インドネシアなどなど進出は絶えません。この文化圏におけるオーストラリアの地理的存在、そして歴史的にも長く、これらの国々からみれば、理想国として人材育成先として東南アジアからは多くのエリート、外国政府高官を派遣し、教育をうけてきた事例が多くあります。
これらをオーストラリアとしても最重要課題とし、今後、ますますオーストラリア国内においてもアジア言語による教育の強化、特に学校で優先的に学ぶべき言語として日本と中国、インド、インドネシアの4カ国の言葉を指定しました。 日本語はかつて80年代から90年代がピークだったかもしれまsんが、小学校でも義務教育として指導していた時代もあり、その頃、「日本語教師」としての永住も非常に人気のあったことが記憶に残っています。 その後、中国の台頭により、日本語の優位性はしばし、遠ざかっていましたが、ここで再び正式に取り上げられ、今後の日豪ビジネスにも大きな影響力があると期待します。
これらをふまえて、日本企業もオーストラリアの人材教育環境をぜひ検討してほしい次第です。実際、オーストラリアのユニークなところは、多く、ベトナムやインドネシアに大学の付属英語学校が次々と進出しており、つまりそれらの国々において、オーストラリアの高水準の英語教育の受講が可能になる、というシステムを構築しています。 日本企業はもちろん、現場を体感することが今、非常に重要ではありますが、これらの中において、アジアビジネスに長く経験をもつオーストラリアの意義を考えてみてはいかがかと思います。
これらもふまえ、11月14日にHRカンファレンスという会議にてオーストラリア政府とともに企業研修の活用法などを講演させていただきます。 ぜひ多くの企業人事の皆様にお越しいただければ幸いです。
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