ビジネス奮闘記

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2012年11月1日木曜日

キャリア・デザイン~関西外国語大学で講義させていただきました

10月の神田外国語大学に引き続き、今回は関西外国語大学にて、講義の機会をいただきまして、「キャリア・デザイン」という授業においてゲストスピーカーとして学生の皆さんに2コマ講義させていただきました。 いまの時代、大学でこのような授業がある、ということ自身新鮮な私でしたが、学会で出会った先生のご厚意で、様々な社会人の実体験から得る学生の刺激も大きいということで、お引きうけさせていただきました。

何よりも、やはり若い皆さんにはどんどん海外にでてほしい、ということから、今回も前半はオーストラリアでインターンシップをする、ということについてご紹介させていただきました。朝一番の授業ということもあり、ちょっと、みなさんおとなしかったですが、耳はそれでもしっかりきいていてくださってようです。「インターンシップ」というそのことのみの体験ももちろん、貴重ですが、私個人としては、やはり今後の経済の流れをみても、この「アジアにおけるオーストラリア」の地位や存在感ということを知りつつ、アジアビジネスに自身がかかわっていくことを想定することで、この国における体験の重要性を実感してほしい次第です。 それは、いまどんな日本企業がオーストラリアに進出しているか、また、世界的にみても、なぜオーストラリアは「もっとも住みやすい都市」としてメルボルンが1位だったり、そのトップ10にオーストラリア大都市がほとんどふくまれていたり・・・・とほかの要因もぜひ知ってほしいと思います。 そして、大学ランキングにおけるオーストラリアの地位の高さ、何よりもアジアにおけるオーストラリア教育の存在感は絶大である、ということも重要なポイントです。 これらは、日本からですと、アメリカやカナダ、イギリスなどほかのdestination もあるため、なかなか実感できないかもしれませんが、これからは何よりも「アジア」がキーワードである、ということを考えれば、その意義ということが実感できると思います。

後半は、この授業のメインテーマでもある「キャリア・デザイン」についてお話させていただきました。 これは、純粋に自身が歩んできた大学からのキャリア、そして、その間にどんなことがあり、どんな選択をしてきたか、そして今はどのようにつくられたか・・・などなど、ほぼそのまま事実をもとにいろいろな角度からお話させていただきました。

私自身も結果として、こんなキャリアになった・・・ということであり、実際20代、30代には今の自分を全く想像できなかったのも事実です。 常に関心ごとは変化いていくものであり、そして、自分が予期しないことが起きることで、その道も大きく変わることもある、ということです。

そんなことから、これからのみなさんには、ショートタームの目標をまずもって、少しずつ前進していく、ということをおすすめしたいです。 また、キャリアのみが人生ではなくて、ひろく趣味をもってほしいとも思います。これらで共有できる仲間の存在は全くことなり、人生を豊かにすると感じています。 

今回2コマ目の授業ではほかの先生も聴講してくださり、最後に先生からもコメントしてくださいました。こちらの先生も、長く海外で学生、そして勤務を経て、日本に戻ってきた、というご経歴があり、かつ平和構築にかかわるお仕事もされていた、ということで、政府関連のこともかかわっていたという分野はとても親近感を感じました。 また、今回お招きいただいた先生ももともとは、メーカー勤務の方で、企業人時代に社会人入学をしてマスターを取得後、このアカデミックの世界に転身したそうです。 3者3様で、先生方のbackgroundにも大変興味を感じた次第です。こういった人たちが大学の世界にかかわることで、また、新しい風がはいるのではないか、と思いました。

学生のみならず、先生方とも今回はいろいろなお話ができたことはとても有意義な機会となりました。 ぜひ少しでもお話したことがこれからのみなさんのキャリアデザインを考える際のTipになればと思う次第です。 

関西外国語大学の皆さまには大変お世話になりましてありがとうございました。 とても素晴らしい校舎で、本当に学生はうらやましいーとおもいました。

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