きのうに引き続き、今日はJETRO主催のシンポジウムに参加しました。昨年がたぶん1回目で今回は2回目の開催のようです。近年、日本から海外展開する産業の傾向は一昔と変化してきており、「日本独自」ともいえる、ときにカルチャーをも伝える役割になる「サービス産業」海外進出に日本政府としても、大きな期待をよせています。 昨年は、ユニクロ・一風堂(ラーメン)・良品計画・モスバーガー・・・などなど小売・飲食関係のそうそうたるメンバーがパネリスト・講演者となり、非常に興味深いものでしたので、今回も楽しみに参加しました。
会場も500名ぎっしりの大盛況ぶり。しかし圧倒的な男性色でこれもときに驚きます。まさに日本のビジネスの縮図なのか、とも思ってしまいました。 今回はイトーヨーカドーさんとカレーのココ一番さんが講演され、パネルディスカッションとしては紀伊国屋書店、ハーニーズ(婦人服)、吉野家、などなど、すでに海外展開で成功されている企業が自らの経験を中心として多様な面からのお話をしてくださいました。 ほとんどの企業がいまめざすのはやはり中国、東南アジアが圧倒的であり、そして、中国はどの人も口をそろえて「困難な」市場である、ということをふまえて、様々な苦労話もあわせて、まさに実体験した人だからこそ語れる内容はどれも興味深いものでした。
いろいろあっても、やはりお互いのコミュニケーションを発展させることはビジネスの上でも最重要のようです。 人情ある、様々なエピソードはまさに、熱い戦い、といいますか、一歩一歩、その距離が縮まっていくことも感じさせました。
また、サービス産業において最大の重要事項は皆さん、口をそろえて「人材育成」である、ということでした。 人があって初めてそのクオリティを維持でき、人がしっかりとしていなければすべてを失う、ということです。 そういう意味において、現場ニオイテ、ローカルスタッフの人材育成への苦労話も多かったですがその域を超えたときのビジネスの大いなる発展はなによりの結果である、ということも実感しました。
会場の熱気から、どの企業も海外進出へは関心度が大変高い、ただ、やはり事例をきいてみたい、HOW? というところへの関心度が多くよせられているのを肌で感じました。
シンポジウムの会場をあとに、帰宅の途へ・・・とヒルズのエスカレーターを下りていくと、反対側からアメリカに住んでいるはずの小学校時代の友人が向かってきて「!?」っとばったりとこんなところで、再会しました。 昨年9月に10年ぶりくらいの再会をした以来でしたが、、まさにこんなところで!?・・・本当にいろいろと不思議です。 出張で来日している、ということで、少しの時間ではありましたが、お茶をしながらあれこれと昨日のワークショップから本日のシンポジウム、そして近況など話題は尽きず、時間もあっという間にすぎました。 ときどき、人生って不思議、と思います。
今は互いにビジネスの話題で満載でしたが、、少しのキャッチアップを経て、次いつあえるかわからない再会まで。。。とわかれました。
いろいろ、自分の仕事も世界の距離(世界・・・というか、オセアニアに限定されていますが、、)は狭いものであり、もっと今日お話にあった海外進出を目標にしている企業のみなさまにとっても循環よい道をつくれたら、と思いました。
最後のサプライズは嬉しかったです。
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