最近発売になった本で、話題になっている「LEAN IN 」をさっそく読みました。 著者である、シェリル・サンドバーグ女史は最近日本にも来日していたようで、日経新聞にも大きく特集されていました。 現在は、フェイスブックのCOOとして活躍しています。 彼女が今まで経てきたキャリアおよび私生活にの中で感じてきたことが実直につづられているような印象でした。
それにしても華やかなキャリアの数々・・誰もがこの方のように進める状況ではないですが、社会の上にいけばいくほど、女性における社会のハンディがとても大きい、、、ということを実体験を通じて感じているようでした。
学業をハーバードにて、、というところから既に雲の上の状況ですが、、そのあとも、政府系に進み、世界銀行、マッキンゼー、そしてグーグル、フェイスブック・・・・とこの流れだけでも、ため息がでます。 ハーバードは学生時代から既に過酷な競争社会ときいていますが、まさに社会において自分の活躍できる場を求めて、切磋琢磨してきた光景が浮かびます。
しかし彼女が感じた社会の現実は、女性ということにおけるハンディがまだまだ大きい、そしてこれを世の中にしってほしい、、というところから(公的にある)徹底したデータ分析のもとに文章はつづっていました。 アメリカは日本のビジネス社会よりはるかに、オープンかつ、受け入れられる文化がある、という印象がありましたが、本人の体験から意外とアメリカでもなかなか大変なのである、ということを実感しています。
誰もがサンドバーグ氏のようなキャリアをつづることは困難ですが、伝えたかったのは、社会における女性の評価がどうしても男性とは異なるアングルから発生し、これらを克服するために、「一歩踏み出してみましょう」 という激励だったようです。
少し話はそれますが、きのうテレビで林真理子さんが出演されていて最近執筆した「野心のすすめ」という本とご自身のご経験を語っていました。 やはり自分の夢やもっと上を目指している人は「野心家」でなければできない、、ということで、彼女も一歩一歩ほしいものを得てきた経緯がとても具体的で面白かったです。 常に現状満足ではなく、先をみている、ということでした。
キャリアも家庭も公私ともにバランスよく保ち、そして自分の存在価値を社会においてPRしていくのは簡単なことではありません。 ケースは異なりますが、このお二人ともに、それぞれに努力はまだまだ延々と続くものなのだ。。と思いました
ふと自身の環境をふりかえれば、、いまはかなり自由なワークライフを送っており、自分でプランをたて、時間を作り、そして次のビジネスプランを考える・・・と今はあまり「女性だから」不利になったり、ハンディと感じることはまだあまりありません。 もちろんこれは、企業や政府などに勤務していた時代とは大きく異なる環境です。 「一人で働く」というより今は、その時々に必要となる人たちや仲間と「チーム」を作り、プロジェクトやクライアントをサポートする、という体系に変化しています。
もちろん、ミーティングをしてまわりをみると「100%男性」も多いのが実情ですが、まだまだ、自身の触れる世界もそこまでに到達していないからかもしれません・・・。しかし、明らかにどこかで勤務していた時代に知り合う人たちとは異なる人たちに多く出会う機会が増えたことで刺激をうけることが多く、自身をもっと向上させなければならない。。。。と感じざるを得ない状況なっていることは確かです。
ワークライフバランス…は本当に重要と思います。今はちょっとワークの比重が多すぎて、これを機に今年後半はせめて「ライフ」バランスを変えたい次第です。
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