今年で5回目となるそうですが、海外ロングステイ・移住フェアにいってきました。「ロングステイ財団」さんが主催で、主に老後を海外で過ごしたい方、また、海外に長期間滞在したい方、少し旅行とは違う目的でいかれる方向けの大きなイベントでした。
朝早くから様々な企業がセミナーを実施していましたが、そのお客様の多さにびっくり!こんなにまでロングステイに関心があるのかと驚きました。ただ、最近の大きな傾向は西洋の国よりも安近のアジア、特にマレーシアやフィリピンでのロングステイは大人気。確かに物価の安さは魅力です。
常にごった返していたマレーシア観光局・・・・ |
オーストラリアは長年ロングステイしたい国1位を維持してきたものの、2001年に退職者ビザの大きな改正後、ほとんど申請が困難な状況となり、自然と安く、そして、ビザも比較的壁が低いマレーシアへと流れてしまう傾向となってしまいました。 それでも、ブースはやはりオーストラリアは人気あり。
日本人の「ロングステイ」の感覚ですが、ロングステイ財団のアンケートによれば、なんと3か月以内!?・・・とっても短いのです。そのため、一時退職者ビザで人気であったオーストラリアとはいえ、せめて6カ月の長期観光ビザという形であれば、もっとロングステイにも皆さんオーストラリアはご関心をもってくださるのでは、と実感しました。3か月以上の観光ビザは申請が必要ですが、それほど難しいものではありません。特に日本の冬の時期に半年過ごすというのはとても魅力であり、観光ビザでもそのような形で渡航が可能であるということをもっと多くの方に知って頂きたいと痛感しました。 ロングステイ=1年や数年規模、という感覚ではなく、もし半年くらいであれば、十分観光ビザで問題ないものです・・・。そのような点から、もう少しオーストラリアもプロモーションできるのでは・・・と思う次第です。 よろしければ、観光ビザご案内ページをご覧になってみてください。
皆さまの関心の高さを肌で感じるとてもよい機会でした。