ビジネス奮闘記

皆さまにとってAOM Visa Consultingが身近なサービスになるようにこのブログでは少しやわらかめのトピックスもふまえて発信していきたいと思います。 オーストラリアやニュージーランド関連のほか、ふだんの活動や関心ごと含めてレポートします。 ご意見・ご感想などございましたらお気軽にメールにてお送りください。 AOM Visa Consulting Official Web site は こちらへ

2010年11月18日木曜日

ニューキャッスル大学スタッフとディナー

ビジネスパートナーとして親しくさせていただいているエージェントの方からお誘いを受けて、来日中のニューキャッスル大学スタッフとディナーにでかけました。 長年、ビザの世界は深くても、この最近になって、ようやくこの留学関係(教育)にも関わるようになり、いろいろ勉強になることが多いのも事実です。

オーストラリアにとっては外国人留学生を増やすことはとても大きな経済効果もあり、かつてはそのプロモーションも華やかなものでした・・・が、最近は、ご存じのように、勢いあるのはインド・中国が圧倒的であり、日本は年々、縮小傾向になってしまっています。それでも、交換留学や単位取得のようなプログラムを大学などに作ることによって、オーストラリアへの留学の魅力も内容によっては向上するものです・・・・ご一緒した方は、中国・韓国、そして日本とまわってきたようで、各国での留学事情などを話してくれました。

その中で、とても興味深かったのが、韓国・中国でしているケース。大学受験などで、合格できなかった学生たちのために、セカンドチャンスというか、ある一定の点数を取得した学生に別枠で入学を許可し、たとえば1年自国(韓国)、その後2年オーストラリアで就学するプログラムを継続することで、最終的には、長く就学したオーストラリアからDegreeeが取得できる、というプログラムを実施しているということだった。 一緒の仲間と「へ~~・・・・」とこの合理的なプログラムに感心。

学校も、やはり経営を考えてなくてはならないもの。こうして、プールした学生たちにも、別のオプションを与えることで、その価値を見出し、特に英語教育に重視している国の人にとっては、魅力的なプログラムだそう。 ・・・留学もやっぱりビジネスだなと実感した次第です。

日本も今、留学熱が冷めているというか、保守的になっているとよくいわれ、この原因は就職活動ともいわれます。そのため、大学側も学生を外に目をむけられるようなプログラム作りが必須な状況なようです。本当はもっと自主的に海外へ出ていってほしいとも願います。

日本もほかのアジア諸国のパワーにおされ気味なため、オーストラリアからも関心をもってもらえるようなプログラムを作っていくことが必要と痛感しました。

0 件のコメント:

コメントを投稿