今日はオーストラリアとは少し異なるお話をしたいと思います。
現在、ビジネスの傍らボランティア活動に参加しており、MIT Enterprise Forum of Japan - アメリカの大学 MIT傘下団体で、ボストンを本部とし世界現在27カ国にて事務所がある日本にて活動しています。目的はアントレプレナーシップやベンチャー活性化にかかわる活動を支援であり、社会貢献の意味をふまえ、起業していく人、そして、彼らのメンターとしてのビジネスプランアドバイスなどを行っています。
その中で、最近SteLaという団体の学生たちとお会いしました。この団体は科学技術などおもに理系学生たちのリーダーシッププログラムで、世界のリーダーになっていくために、MITのリーダーシップセンターが提供するテキストをベースに日・米・仏・中国の4カ国から学生が一同に集まり1週間のリーダーシッププログラムに参加するもので、すべて運営も学生たちで行っています。2006年から始まり、日本ではすでに2度開催されています。MITネットワークの一環として、サポートしていくことができればということからお会いしました。
今の時代、日本は「内向き学生」といわれる中、彼らは180度異なる人たちで、まさに今後、社会を自身たちで変えて行きたい、そして他国の学生たちとともにとのネットワークを強化し、社会貢献していくという意識が非常に高い方たちでとても感心しました。また、このプログラムも大変魅力的なものであり、参加した人はきっと大きな刺激になるであろうということも感じました。
日本の理系学生に対する教育制度はどうしても、研究室における研究がメインとなり、日本社会において、企業などのマネジメントにかかわるかたは大半が経営・経済・法律など文系出身者に占められているのが現状です。そういう意味で、わかりやすくいえば、スタンフォードやMITなど、理系出身の彼らがどんどんベンチャーを起こし、会社をマネジメントしていく姿はもしかしたら、日本の学生時代に受ける教育事情と異なるのかもしれません。リーダーシップ教育というもの自身がまだ日本では数少ないことも現状です。そのような点からも、このような活動はサポートしていきたいと思いました。
まだまだ、これは参加国が少ないため、今後、グローバル展開していくことももちろん彼らは考えていると思います。そういう点で、オセアニア地域として、まずぜひ考えてみてほしいと思いました。
アジア・アメリカ・ヨーロッパと今はじまり、オセアニアはまだ未開拓です。そういう点、ぜひ検討してほしいと思いました。
彼らのプログラムによいサポートができることを願っております。
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