先週は日本全国がサッカーで大盛り上がりでした。・・・が、私はすっかり見過ごしてしまい、このフィーバーぶりをあまり体感できておらず、残念なのですが、決勝がオーストラリアとの対戦であったということも踏まえて、なんだか感慨深く感じました。時とともに日本選手も本当に世界に存在感を示していると思います。 選手にとってもこの大会はある意味、自身のパフォーマンスを世界中に示す絶好の機会でもあり、この試合後に、長友選手がイタリアサッカーチームからオファーをされたことも非常に嬉しい限りです。
ふと、この大会はアジアカップでしたが、しみじみ、オーストラリアも「アジア」の一員なのだと感じました。もともと国のサイズから、中小国としてそのポジションを維持してきていますが、言ってみればアジアの中での最大西洋国でもあり、時に、(西洋国としての経験も豊富、対米との関係もふまえ)このアジアのセキュリティを守るという(安全保障)観点から、リーダーシップを示したり、特に移民政策では「我々はアジアの一員であり、多文化主義をスローガンとして、差別のない国づくりをする」・・・というようなアジアとしてのアプローチもあり、時と場合によって、そのメンツは臨機応変に対応しています。ここが、オーストラリアのユニーク性と感じています。
もともと、オーストラリアもサッカー・・・・というより何よりもフットボール(オーストラリアンフットボール)やラグビーという若干違うスポーツが盛んな国であり、この純なサッカーでここまでの成績を上げること自身もかなり驚きでした。 年末から洪水にみまわれ、よいニュースがなかった国としては久しぶりに国全体が沸いた明るいニュースになりました。
よくワールドカップの時期も大使館などで、観戦していましたが、ふとオーストラリア人、日本人ご夫婦が一緒に観戦することも多く、今回の決勝もまさに、この構図であるいみ一緒になって自分の国を応援できるのも盛り上がりますね。
ザッケローニ監督の初仕事として、今後の活躍を大いに期待したいと思います。
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