ビジネス奮闘記

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2011年2月6日日曜日

香港在住の日本人弁護士親友とランチ

今はちょうど中国の旧正月真っ盛り。長いお休みを皆さん海外で過ごす方も多くいらっしゃいます。もう20年以来の親友は香港在住しており、今回香港人のご主人やお子さん共にホリデーで一時帰国にきました。彼女は、ニュージーランドにて資格をとり、現在香港で、数少ない日本人弁護士として活躍しています。オーストラリアもそうですが、いわゆるCommon Wealth の国の場合、その資格はほかのCommon Wealthにおいても有効となるため、香港でも弁護士として資格が有効となるわけです。つい昨日、ニュージーランド人の結婚パーティに伺ったこともあり、法律の話をいろいろとしました。パートナー(同性同士の婚姻)については確かに、彼女がニュージーランドで勉強時代に、まさに法律が改正されたようで、そのときの状況などを話してくれました。 また、いまさらながら、香港はすでに中国は返還されているものの、現在においても法律はイギリス領地時代と同様Common Lawが利用されているということを今日実は初めて知り、そのようなわけで、彼女のような方も資格を有効的に香港において利用できるということです。 今年は資格取得後、5年経過したということで、そうすると香港の弁護士資格試験を受験できるそうです。 ほとんどの科目は免除になるのですが、不動産法だけは、受験しなければならないと教えてくれました。 ・・・いろいろ頭の中で想定できることは、確かに、不動産というのは、どこの国もその独特な土壌やカルチャーがあり、時に、面倒な事もあることは理解できます。 特に領地の狭い香港ならそうだろうなぁ・・・と思ったら、なんど、香港の土地はセントラルにあるカテドラルの横の土地を除く全てが「借地」権ということ。これにはとてもびっくりしました。あんなににょきにょきと高層ビルがたちならび、ひしめきあって・・・とおもうのですが、考えたら、一昔前まで、イギリス領地だったこと、そして、今は、中国に返還されたこと、このように国の権利がころころかわれば、確かに政府が管轄するのも無理ないか、、、と納得しました。 やはり、これは独特です。 短時間でとても勉強になった気がしました・・・。
また、よく人々が香港の法律を利用する方策として、企業にとっては税制上の優遇、また、個人においても相続税のないこと、などなど、やはりこの国(というか、領地)独特の特別法があることを十分理解できます。 

親しい友人が香港にやはり税制上の優遇が目的で、会社設立し、この会社の株100%で日本へ子会社を設立したため、香港に弁護士の友人がいることはこれもまた、有難いことと、感じました。 実際、設立したものの、実情としては、なかなか法律をフォローアップできないこともあるため、この機会に一緒に食事をすることにしました。 横で私も少しではありますが、勉強になります・・・。

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