ビジネス奮闘記

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2011年2月17日木曜日

福岡訪問 ~ パート2 オーストレードの役割

今回、福岡訪問に際し、オーストラリア総領事館の方には大変お世話になりました。現在、日本には大使館のほかに札幌・大阪・福岡と3か所に領事館が設置され、各地域において在オーストラリア人援護と、オーストラリア貿易促進庁(AUSTRADE)が各地域におけるビジネス活動を行っております。これは、オーストラリアへの投資誘致活動が主な目的になりますが、政府機関とはいえ、日本企業などが進出を検討する場合、様々なサービスを提供しております。 現在、オーストラリアは産業面においても食品・農業・資源・エネルギーなどなど多岐にわたる産業がさかんであり、日本における技術を活用し、オーストラリアへの経済効果を生むしくみをつくることも重要な役割となっております。

政府勤務時代はあまり仕事柄、関わることがなかったのですが、こうして、私もサービスを提供する立場となった今、政府とよりよい連携を行うことにより、さらに活性化を担っていくことも可能なのではないかと感じました。滞在中、長い時間を割いてくださり、九州地区のビジネスについて、オーストレードとしての役割などをお教えいただき、大変私も勉強になりました。

日本全国には、40近くも日豪協会があり、福岡にも福岡日豪協会という民間レベルの親善団体があります。 こちらにもご同行下さり、今後の日本・オーストラリア交流に関して、さらに活性化をできる方向性を見いだせないかと少し弊社のご説明などをさせていただきました。
今は、かつてに比較し、オーストラリアへの訪問数が激減しているのが現状であり、観光・学生・そしてワーキングホリデーのみなさんを増やすことも大きな課題になっています。 そのような中で、こういった民間レベルの人物交流促進をされている団体は地域地域での活動が重要であり、なかなか私も地方へくる機会がないため、よい情報交換の場となりました。

政府・・・というと、少し敷居の高いイメージがあるかもしれませんが、オーストラリア政府はそのような点で、非常に協力的であり、真剣にそのマーケットを考えてくださっていると常に感じます。私自身の小さな活動にも多くの時間を割いてくださり、本当に有難いばかりです。
弊社含め、オーストラリアの活性化を目標としていることは同じであるがゆえ、今後もよい連携を組んでいくことができれば幸いと感じています。

~~~ また、今回は別の目的もありました。
私的ではありますが、ボランティア活動に参加しており、ベンチャーやアントレプレナーシップ活動の活性化支援をしております。同じ団体で理事をされている方が九州大学の客員教授であり、この方が、毎月福岡にてベンチャー向けの講演会をしており、今回が7年越しの最終日ということで、こちらも参加してまいりました。 日本では、なかなか起業が育たない環境といわれていますが、それでも、九州大学をはじめ、この土地はとても活気があり、講演会も満員御礼で、非常によいパワーをいただきました。常に思うのは、日本は技術力、そして、アイデアはあるものの、事業化しようと思ったときに、資金調達や、小さな会社をサポートするような環境がなかなか育ってないのが現状であり、こうしたよい芽をどのようにしていくべきか、ということを考えながら小さな活動を続けています。
しかし、こういう場は、まさに男性ばかり・・・特に東京に比較して、さらに女性はいなく、全くもって偏った場でもあると感じました。

・・・お堅いお話がつづきましたが、最後に・・・やわらかめの話題を1つ。
オーケストラ仲間である方が福岡へUターンし、久しぶりの再会を素敵な懐石料理でエンジョイしました。彼女の旦那様がインテリア業の方だそうで、こちらの会社で内装されたという大丸デパート上の「草々」というお店でおいしい九州懐石料理をいただきました。こちらはもともと「柚子庵」という懐石料理やさんがあり、少しカジュアルなお店を街中に・・・ということでオープンしたようですが、とてもゆったりしており、お食事もなかなかボリュームあっておいしくいただきました。

短い時間ではありましたが、いろいろな方にお目にかかることができ、とても充実した滞在になりました。

まずは、多大なご協力をいただきましたAUSTRADEの方には心より御礼申し上げます。

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