ビジネス奮闘記

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2011年2月21日月曜日

医療ビザ発給第一号 ~ 日本へ

今夜のNHKで医療ビザが初めて発給され、その患者さんが来日したというニュースが報道されていました。この方は、中国からの方で、以前日本で、外科手術をうけ、治療の継続をふまえて再来日ということでした。上海でも治療を継続していたようですが、やはり日本医療技術を受けたいということもあり、今回の来日となったそうです。 日本でのこの医療ビザは最長6カ月滞在可能で、最大で3年間発給され、期間中は数次入国が可能になるものもあるようである。 この近年の緩和はめまぐるしいものかもしれません。 確かに日本の医療、特に医療機器の充実さはほかの国に比較しても非常に高度なものが多いため、特に気軽な健康診断などには最も需要が高いとみられています。そういう意味では、受け入れ側もある意味、サービスの一環として、この市場をあらたに拡大できることが大きく期待されます。

オーストラリアにもこのMedical Treatment Visa というものがあります。日本の医療ビザに比較して、もっと深刻なものかもしれませんが、特に多いケースは移植のケースです。オーストラリアは、医療の中でも、移植技術が進んでおり、特に、肝臓移植などはかつて随分このビザも発給していた経緯があります。先進国の医療といえば、やはりアメリカがトップクラスですが、その医療費もトップクラスがゆえ、なかなか経済的に受けられる人も非常に限られているのが現状です。 それに比較し、オーストラリアは若干受けやすいのかもしれず、日本からも少ないが渡航する人がいます。 

現在、ツーリズム的な意味合いはまだオーストラリアでは薄いですが、今後は需要によっては検討範囲なのかもしれません。 まずは、日本のこの新しい試みに注目したいところです。

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