ビジネス奮闘記

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2011年3月9日水曜日

Google Lunch @ Google Cafeteria

今最先端ともいわれます企業、グーグルのシニアコンサルタントの方とランチをする機会をいただき、お目にかかりました。昨年の夏に、六本木ヒルズへ移転してきたようで、しばらくこのヒルズにて勤務していたことも思い出しながら懐かしくオフィスへとお伺いしました。

少し、テレビなどでシリコンバレー本拠地の雰囲気やその他、ベンチャー企業などは拝見したことがありますが、ここもまさにその雰囲気をそのまま再現したようなエントランスで楽しそうな感じが漂っていました。ご存知の方も多いかと思いますが、アメリカIT企業では福利厚生の一環といいますか、ランチなどフリーフードカフェテリアを提供している会社も少なくありません。グーグルももちろんこの代表格であり、今回はカフェテリア体験もふまえて、社員の方がたくさん集まるこちらでランチをしました。 

その、メニューのバラエティーにびっくりです。サラダバーをはじめ、和食、洋食、パスタ、麺、カレー、デザートなどなど・・・自動販売機もありますが、すべてフリー・・・・。朝から晩までフル回転のようです。 そのため、もちろん社員の方が常にたくさん集まる場所になり、「Let'sTalk!」というのがここのキャッチフレーズになっていました。 自然と人が集まる場所が作られ、ここにくれば誰かしらに会え、自由にコミュニケーションがとれます。ビューも最高で、奥には和室もあり・・・とこの充実さにとにかくびっくりしました。 ランチもこれなら本当に楽しいですね。

イメージ通り、社員らしい人たちはたぶん30代が大変多く、本当に活気ある場所になっていました。国籍も多様であり、みなさんカジュアルで、この明るさがとても印象的でした。

私たちは和室でゆっくりと絶景を眺めながら様々なお話に花が咲きました。
グーグルのポリシーといいますか、どんな人たちを求めているか、どんな会社で、そして、ご自身について。印象的だった話は「会社は若いので、皆、その過去の歴史などにはあまり関心ない。そして、ハーバードやスタンフォード,MBA 保持者、などは全く関係ない。どんなことをしてきた、、、というよりどんなことがこれからできる、どんな技術をもち、どんな貢献ができる、ということが重要です」ということ。私がボランティアにて関与していますMIT のメディアラボ副所長石井先生もおっしゃっていましたが、「過去のことはなんでもよい。いままでまったくやってこなかったことをしてほしい。MIT に自分が何ができるか、このことだけを考えてください」と入所する際に強くアドバイスされたそうです。 人がやってこなかったことを常に探す、これが重要なようです。

お会いした方も日本生まれではありますが、長年アメリカでのご経験が大変長く、そして、日米をこの人生をとおして多く客観的にご覧になられてきた方と感じました。お話の中で、その自身に対するIdentity といいますか、日本人&アメリカ人の狭間にあるような感覚、そして自身の向かわれている方向・・・など、とても熱く語っておられ、私の中では「・・・・人というより、どのような環境で育ち、教育を受け、そして哲学をもつか」ということがとても重要な気がしました。

移民をする人は新しい土地に行き、その土地にある文化や歴史に順応したり、また自身のもとの文化をあらためて振り返る時間や機会をつくったり。 たぶん、ふつうに自身の生まれた国にずっと長く住み、そして生活することとは全く異なる価値観が生まれると日々感じています。

そのような感覚、そして自身の経験からお話される哲学から、そのパッションはとても印象強く、久しぶりにパッションのある方にお会いしたとても刺激的なランチでした。

また、近いうちにお会いできることを楽しみにしています。

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