ビジネス奮闘記

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2011年7月10日日曜日

東大の秋入学移行へ ~ 大学国際化について 

東大がついに秋入学を検討し始めたというニュースが大きく報道されました。 日本は今、先進国の中でも教育については実はとりのこされている状況かもしれません。おとなりの韓国や中国をみても、彼らのグローバル化に対する危機感を比較すれば、日本はある意味、なんて平和な国なのか、と個人的に常々感じています。 高度成長時代を経て、日本企業の偉業は誰しもが認めており、そして、日本人たちもこの日本企業へん自負は非常に高いと感じます。しかし、国内だけの需要ではもう今後厳しい状況がみえてきている今、いかに柔軟に世界の人とコミュニケーションをとって人間力をつけていくか、ここは大変重要と思います。 ~きっとニュースや雑誌、書面において取り上げられているこの課題は皆実感しているのですが、結局実践しなくてはいけないのは、若者本人たちであり、彼らの意志がこれからの国を左右するともいえるかもしれません。

10日の日経にこの大学国際化についての記事が大きく報道されており、各国における留学生の割合が記載されていました。 なんと!オーストラリアがダントツ1位!全国学生のうち33.4%が留学生ということです - つまり、オーストラリアは、その国で勉強する、ということは多国籍からきているこのダイバーシティの環境においての勉強が必須ということになります。 続いてイギリス(27%)、ドイツ・フランス(12%)、アメリカ(6.1%)、 そして日本(3.8%)・・・。 アメリカの6.1%という数字はかなり意外でしたが、広大な面積と人口集中を検討すれば、全般的にはこの数字になるのか、と。
その中で、やはり日本の低さは顕著です。

この秋入学を実施している学校も日本には今存在し、秋田の「国際教養大学」はその1例といえます。この最近、随分とこの大学の試みも浸透してきました。 大学に入学するまでの「ギャップイヤー」を利用して、ボランティアや留学、インターンシップを実施することへの考えや、少しずつではありますが、このような活動を経て、日本ももっと「危機感」を持ち、現実を見つめてほしいと思います。

~それにしても、オーストラリアの留学生比率はとても興味深い統計でした。これは留学生招聘に非常に熱心な国、そして産業でもあり、最後はアジアの中にある国、という重要性です。 日本の学生の皆さん、ぜひこのような現状をぜひ考えてほしいです。

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