ビジネス奮闘記

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2011年11月15日火曜日

タイからの訪問者 ~洪水による特別措置

今年は本当に世界各地で天災が多い・・・と実感せざるを得ません。 タイで洪水が起きてからもうだいぶ時間が経過している気がしますが、いまだ、バンコク都市部はマヒ状態のようです。 そんな中、多く進出している日系企業もその被害者であり、特に自動車産業の部品製造や、メーカー関係が大変多く集中している国でもあります。

~そんな中、今回日本政府が就労がほぼ停止状態となった国から日本へシフトし、ビジネスを継続する、ということで日系企業で勤務しているタイ人労働者を大量に引き受けることになりました。 要は、一時的ではありますが、日本に滞在し、就労させることになります。その数、驚くほど多く、最後には数千人にはなるだろう・・・ということで、日本の入国管理の一面からみれば、かなりの特別措置であることのみならず、過去にこのような世界情勢によるビザ対応はこの最近あったのか、と思うほど、スピーディに実践されました。 

先日のイミケンでこの話も少しみなさんとしましたが、今回のビザは日本では「特定活動」という在留資格で入国しているようです。 これはワーキングホリデーや、外国人ヘルパー(家事) などが利用する同じタイプの在留資格です。

・・・なるほど・・・。と思いつつ、少しこのタイ人の皆さんはラッキーかも・・・とも思いました。 日本にこれだけ長期に滞在する機会もきっといままでなかったと思いますし、これを機会に大いにぜひよい経験もしてほしいと思います。

少し、今回のような一例ができると、今後の入国管理体制にもビジネスや経済的理由などを考慮して柔軟になっていくのかもしれない、と感じた一記事でした。

どう考えても、今のグローバル化に入国管理はさらに日本は遅れをとっている状況と感じます。
現状を検討しなおすよい機会かもしれません・・・。

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