ビジネス奮闘記

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2011年11月17日木曜日

アメリカ軍がついにオーストラリア駐留へ

オバマ大統領が初めてオーストラリアへ訪問しました。 今回のトピックスの目玉は「安全保障」に関する連携をさらに強化すべく、ついにオーストラリアにアメリカ軍が駐留することが記者会見で発表されました。 繰り返し訴えていたのは「アジアパシフィックとしての連携強化」ということ・・・。 確かにアメリカは太平洋のその先にあるのですが・・・今まではきっと想定範囲内ではなかったこと、そして、アメリカ自らもこのような発言は今までほとんどなかったように感じ、個人的にはこの報道は大きくとらえています。 APECなどの連携、そして、いまはどう見ても、世界の中で最も勢いがあり、経済活発化しているのはアジア以外グローバルでもありません。どの国もこのアジアに焦点をおいてきていることは間違いありません。 

ダーウィンという場所も、地理を考慮しても明らかに対中政策であり、ここまでアジア圏内にアメリカがあえて進出してきたことも非常に大きな変化かと感じています。
もともとアジアの中に位置するオーストラリアにとっては、その地理の優位性がますます今後は大きくなるのではないか、と予測しています。 

実際、オーストラリア国民はどう感じているのでしょうか・・・。ふとそんなことも思いました。 基本的にはヨーロッパ風土が強いオーストラリア人のため、アメリカはまた別の存在でもあります。
ときに、このオーストラリアの外交は、大国でない「ミドルサイズ」のアプローチとして、時にアジア的、時に西洋的に振る舞い、良くいえば柔軟性があるといいますか、その手法は器用にも感じます。
・・・ しかし、違う意味でその存在感の大きさを感じたのは、新聞記事の大きさです。アメリカが関与すると記事もとても大きくなるか、と・・・。今後の動向もじっくり見ていきたいと思います。

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