季節はもうホリデーシーズンも到来・・・ということで、オーストラリアからも数名ビジネス関係の方が日本へホリデーにやってきます。日本のお正月は特に格別なものですので、クリスマス&お正月をゆっくり日本で過ごされる方も多いようです。
その中で、シドニーのビジネスパートナーが日本に久しぶりにやってきました。元同僚であると同時に、今は日本とオーストラリアから双方にクライアントをサポートできる心強い方でもあります。
現状もふまえてJETROへご挨拶へお伺いしました。
今年は震災があったものの、経済面においては空前の円高、ということもあり、日本からグローバル進出が目覚しかった年でもあったようです。オーストラリア方面についても投資がぐっと50%増加し、今は、メディアでも頻繁にM&Aなどのニュースは日常茶飯事でもあります。 投資が増加→必然的に日本がかかわってビジネスしていくことも増える→日本からの派遣も増加するのでは、という認識です。 最近は飲料業界のM&Aがめざましかったですが、化粧品、そして、金融など、サービス業への進出も新しい動きといえるでしょう。
現在、ヨーロッパの経済不安からの影響をCommon Wealthとしてオセアニア国も目が離せません。来年2月くらいからはその影響を受けることも想定範囲内です。そういう意味で、日本も、投資戦略として今後の方向性を検討する必要があります。
今、飲食業についていえば、サイゼリア、大戸屋、モスバーガー、吉野家などなどアジアでの展開は成功しており、今後オセアニアも十分検討範囲になるであろうと予測されます。ただ、オーストラリア&ニュージーランドの悩みは人口の少なさでもあり、この点が、国土に比較して、サービス業を展開する上で、慎重にならざるを得ない理由となります。それでも、モスバーガーさんについては、ブリスベン1号店を展開し、順調な伸びを見せている今、今後、十分その可能性もpositive に見受けられます。やはり、こうして日本の企業、それも生活に慣れ親しんだ、これらの飲食業が進出していく姿は同じ日本人としてとてもうれしいことです。
個人的な予測としては、今後、もっと増加すると思います。端的に企業のオペレーションということで就労ビザ数は増加傾向になると思いますが、これと平行して、もっと企業が検討してほしい分野はやはり研修先としてのオーストラリアです。 具体的にはTR442 (Occupational Trainee ) ビザというものになりますが、実務研修先としてももっと活用できる範囲は大きいとみています。 まして、30歳以下の若者を研修生として派遣するのであれば、WHをどんどん活用することで、経済活動の中でもずっと活性化につながると確信しています。
人がみえるビジネス、を展開することで、両国のつながりも深まり、ジュニアスタッフであったとしても、その意義は大きな貢献へとつながると感じています。
円高、というポジション、そしてアジア、というポジションをどのように活かすか、ここで、その企業のグローバル性も異なってくると感じます。
いろいろ近況情報交換することにより、有意義なミーティングでした。 彼の滞在中、またよいキャッチアップができればと思います。
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