ビジネス奮闘記

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2012年1月21日土曜日

海外留学6万人割れ・・・! オーストラリアは4位

先日大々的に東大の秋入学が発表となりましたが、 その後も大きくメディアには取り上げられ、さっそく慶応大学や東工大でもこの秋入学への積極的姿勢を見せています。 この動き、傍ら海外留学がついに6万人割れ、、、という激減、というニュースとともに、日本の大学の悲痛な状況はこのところ、さらに表面化している気がしています。

急激なグローバリゼーションの流れに反比例しているかのようなこのデータです・・企業はどんどん海外へ進出(せざるをえない)、 しかし、学生の海外留学生数は年々減少、というところです。
その中で、現状ふまえた苦肉の策として、秋入学への移行・・・という流れでしょうか。まず、足並みを世界基準に揃えることで、国内外へのキャリア形成を作りやすくする環境を整えはじめた、という理論は賛成です。

この海外留学生数の渡航先内訳をみれば、アメリカ(24842人)、 中国(15409人)、イギリス(3871人)、そしてオーストラリア(2701人)とオーストラリアはなんとか4位に牽引していることは嬉しいニュースでした。・・・が、この中国→イギリスの差は大きく、そしてオーストラリアはたった2000人近くしか日本からは学生として渡航していない、というのも事実です。 イギリスがあまりに少ない数字にも驚きましたが、それでも、この数字は学生が将来を見据えて、必要とする国への数字、ともいえるかもしれません。 オーストラリア留学についていえば、確かに、まだまだ社会的、特に企業の方にとって、オーストラリア大学の知名度はとても低いものでありますが、 それでも、大きな強みはその環境、そしてアジアにある地理的要件、 今後については、企業人にとっても、重要な国になる、ということです。 この点、ふまえれば、2000人という数字は確実に増加できる要素はあるかと感じてます。

何はともあれ、これが今の日本の現実です。 アジアパシフィックとという価値を今後どのように、みていくか、政府も企業も、ぜひ分析し、そして活用していってほしいと願うばかりです。

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