先日、Founderである、スティーブジョブス亡きあと初めてアップルの決算発表が行われ、世界的にも注目のニュースでした。ふたをあければ、何と最高益であるということ、かつてのカリスマのあと、経営陣の存在がフォーカスされていましたが、そのような心配はよそに、堂々なる結果だったといえるでしょう。新製品がかなり好調であるということ。進み続ける、後継者ティム・クック氏も自信をみせていました。
年末からずっと読んでいたスティーブ・ジョブスの本がようやく読み終わり、なんともいえない脱力感にひたっった私です。 あまりメカに強くなく、そしてマックのことはさらにくわしくないのですが、この偉大な方の生き方はどんなものだったのか関心をもち、のみこまれるように読んでいきました。
・・・しかし、驚くことがあまりに多かったです。 なんとなくは聞いていましたが、「自己」表現、といいますか、自己実現への闘志はかなりのもので、まわりの人、一緒に働く人はどんなに大変だったか・・・・と思うばかりです。 まさにアーティスト的な感覚だったと思いますが、きっとそんなこだわりがある人でなければ、ここまでの偉大な作品を次々と世に送ることはなかったのではないか、とも思うばかりです。
人は、それぞれに個性があり、そして、その潜在能力をどのように表現、活かす事ができるか、とても興味深かったのは、やはりビル・ゲーツとの長い時間にわたる、互いの距離といいますか、ライバル関係かと。 きっとお互いにとってもロールモデルがあったからこそ、各会社の競争をさらに加速し、そして、次なるアイデアへの転身にもスピードがかかったかと思います。
どこまでも全く異なるこの二人の性格によって、世の中は、どんどんと進化し、そして、便利になったり・・・ととても不思議な運命すら感じました。
家族についても彼自身の育ってきた環境は大変な影響をもっており、幼少時代の経験から、後に響くものは本当に大きい、ということも感じた次第です。
純粋に、彼の業績は心から感嘆するばかりですが、まさにアーティストだった・・・・と思いました。
世の中を変えることに命をかけていた、という姿があらためて実感できました。
~~ まったく業界もなすことももちろん異なりますが、こういう人間がいる、ということをあらためて感じたとてもインパクトのある読書時間でした・・・
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