市民による追悼式 |
実は先週まで9年ぶりのニュージーランド訪問をして、オークランドから南島まで多くの方にお会いしてまいりました。このレポートは追ってさせて頂くこととして、クライストチャーチを訪問した際には、現地にお住まいの方にいろいろなお話を伺いました。この1年を振り返って、普通の生活ができない不便な中で、多くの苦難や近所の方たちとの助け合い、そして街の復興へとみんなが協力していく日々・・・など様々なドラマを体験しながら10ヵ月くらい近所の方たちも同居して、皆で力をあわせてきた、というリアルな話を伺いつつ、本当に生活を立て直すための大変な努力が語られ、あらためて、この1年間の重みを感じました。
日本からは多くのご家族が今日の追悼式に参列された模様がメディアでも報道されましたが、夢を多くもってニュージーランドの土地へ向かった彼らのご冥福を心よりお祈り申し上げたい次第です。
ニュージーランドと日本は昨年から「大震災」という同じ痛みを共有してきた同志でもあり、そしてお互いの国への復興に対する想いも人一倍強いと感じています。
今回、ニュージーランドにて長年各エリアでご活躍されている多くの日本人の方にお会いし、自国のようにニュージーランドを愛し、そしてさらなる発展のために精力的に奮闘している姿は非常に印象的でした。特に南島の方たちはこの震災の痛みを共有し、日本人としてケアできることを日々の中で実践されているようでした。 報道の中では伝わらない彼らの信念をずっしりと感じた次第です。
自身がはじめてニュージーランドを訪問してからはや15年・・・この街に対する想いも深く、そしてあらためて月日を経て現状をみた今回、大聖堂を中心とするあの華やいだガーデンシティといわれたクライストチャーチが1日も早く戻ることを祈るばかりです。
0 件のコメント:
コメントを投稿