今日はとても暖かい春分の日となり、久しぶりにショッピングへ銀座にいきました。先日16日はメディアが騒然としたくらいに、この日の銀座はアップルストアでiPad 4, そしてユニクロ銀座店がオープンした、ということで、長蛇の列がテレビで流れ、せっかくなので、偵察がてらいってみることに。
~まだまだ列はありました。でも意外と早くお店には入れ、さっそく各フロアをチェック。12階建というノッポのビルにはほかのお店にはないくらい、カラフルに商品が陳列されて、そして、なんだかどの階もとてもさわやかでした。 12階最上階は、「銀座スペシャル!」ということで、今週は特に雑誌社とのコラボ、ということで、ここ銀座店限定商品が多く並び、ついつい、カゴの中はすっかりいっぱいに・・・。 少し暖かくなったこのごろ、春らしいカラーのリネンシャツは心地良く数枚ご購入・・・。
上から順番に降りて、あれこれと商品を選び、なかなか充実感いっぱいに1階へと戻ってきました。
~それにしても、しみじみ、ユニクロ会長柳井氏の戦略には、さすが。。。と思ってしまいます。日本企業において、元気なこのユニクロはヨーロッパを筆頭に、アジアも今は超積極的に各国で展開、昨年10月はニューヨークで華々しく2店舗オープンしました。どの国でもそのプレゼンテーションは話題の頂点となり、その戦略は、いわゆる世界のLuxury BrandのCEOたちでさえ、注目している現状です。日本発のブランドとしていまや、世界にも通じるほどの大きさになったことは、周知のことです。 日本の伝統的な製造業などで世界進出するスタイルとはあきらかに異なる、このような産業が次々と事例を作っていくことは、「サービス産業」としてまさに日本企業にとっても新しい分野の海外進出と感じており、そして、今後日本はこの分野の海外進出がもっと可能性はある、と思う次第です。
それにしても今の銀座はあらためて「華やか」であり、まさに日本のファッションの中心地、といっても過言ではないです。確かに昔から銀座は観光客も多く、ファッションも洗練されていた場所ではありましたが、これは今のほうがさらにその存在感は増していると感じています。
ファストファッションといわれる、若い層向けの海外発ストアも大変増えた事もありますが、ふとみれば、ほとんどのブランドショップはこの銀座に集中しており、そしてこれがどこも日本での本店になっているということ。 確かに上を見上げれば、そのブランドショップが軒並み巨大なショーウィンドウを構えて並んでいる事がわかります。
昨年はしばし銀座に来ることがあり、いろいろなお話を伺いました。かつてはほとんどの銀座の一等地は銀行が所有し、そしてそれがどれも角地であったということ。そして銀行はみんな15:00で閉まるので、意外と閉店後は静かだったということ。 しかし、バブルがはじけ、銀行は多く倒産や合併をし、ほとんどが銀座から撤退してしまいました。 そのあとに登場したのがブランド群であり、日本へ進出してきた当初はデパートでのビジネスが主でしたが、このタイミングを機に多くのブランドショップが銀行の跡地へとお店を展開していったそうです・・・・確かに、どのショップも素晴らしい立地で、そして角地です。「ほ~・・・・なるほど・・・」と うなずくことは多く、そしていつの日か銀座はブランドショップが軒並み並ぶとても華やかな場所にまた生まれ変わったようです。 今となっては、特にファッション関係の人にとって、銀座出店は最高のStatusだそうです。
・・・確かに、そうかもしれません。 世界的にみても、これほどの場所に大変多くのブランドショップ、そしてファストファッション、また、日本独自のファッションが集中して、そしてどのお店もそのブランドでも最高の商品をおいているところもないかも、、と思いました。
ときに東京は本当にすごいところと思います。 ビジネスについていえば、丸の内はこれも同じで、今はニューヨークのウォールストリートの人も驚くほど日本の大手企業がこれだけ集まって、そして洗練された場所は他の街にもない、という外国人も多くいます。
日本にいるとあまり感じないのですが、 実は、超合理的で便利さを追求し、効率的な日本人は街もこのように都市計画として、そして、洗練されたスタイルで世界にも十分発信していると思います。
~これらをふまえて、日本人にはやはり独特の器用さ、といいますか慣性があり、これらを活かしてサービス産業は今後もっと世界に発信していけると感じています。
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