ビジネス奮闘記

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2012年4月10日火曜日

ニュージーランド不動産事情

2月にひさしぶりにニュージーランドを訪問しましたが、この流れもあり、帰国後もニュージーランド関係の方にお会いする機会が何度かありました。日本からはオーストラリアに比較して、あらゆる情報がどうしても不足しているのが現状です。最近は日本から海外投資する人も震災を機に増加傾向であり、これらをふまえてももっと投資家たちへの的確な情報提供は必要と感じています。

オーストラリアとニュージーランドはオセアニア・・・ということで、法律の中では双方の資格を共有できるようなタスマニア協定なども含めてわりと同じように扱いが可能と考える人も多いのですが、特に税制、そして不動産などのエリアになってくるとまるで異なります。この点は双方のメリットも比較しながら、ご自身にとって最もよい場所や国を選択することが必要というのが大前提のアドバイスかと感じています。

一般的に、金額的なハードルの高さ、そして、実際居住や不動産購入後の税制を検討すると、端的にはニュージーランドのメリットが多くみえるのも事実です。

1.どんなビザ保持者でも不動産購入可能か? 
→ オーストラリア Ⅹ  ニュージーランド ◎

2.不動産購入可能な物件             
→ オーストラリア:新規物件のみ  ニュージーランド:中古~新規物件まで可能

3.価格は?
→ ニュージーランドの方が比較的安価

4.税制は?
→ ニュージーランドの方が税金も安い&居住者であればキャピタルゲイン税は存在しない

この点は意外と知られていない点、そもそもあまり日本人の方は投資=ニュージーランドというイメージも少ないこともあり、もっとこの点をわかりやすく社会に認知していけるような活動をする事で、多くの方に関心を持って頂けるのではないかとも感じています。

現時点では、ニュージーランドにはオーストラリアのように大きな日系不動産会社は存在せず、不動産ビジネスに関わる日本人の方はほとんどが現地の方発信となっており、情報も大変限られています。英語ができれば問題ないものの、やはり高価な買い物になりますので、その点からも少し日本からは遠いイメージなのかもしれません。

海外からの情報収集として一般的にインターネットなどが大きなツールになるものの、日本語での情報=的確な情報か、という点については、慎重な見極めが必要です。

先日、オークランド大手不動産会社 Barfoot & Thompson の方にお話を伺う機会があり、現地における不動産購入についての注意点やとりまく法律について、Agent としての役割などなど、あらためてこの点は十分な知識を持つ方のアドバイスが重要と実感しました。

日本からのニュージーランド投資はまだまだ多くの可能性があり、かつまだ日本人の方には知られていない点も多くあると感じつつ、これらを的確によいpathway として構築できればと思った次第です。

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