ビジネス奮闘記

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2014年7月13日日曜日

Dufy 展 

最近まったく美術館からも足が遠のいておりましたが、どうしてもこの企画展には…と思い、ようやく時間ができひさしぶりにゆっくりとでかけました。

Bunkamuraで現在フランス画家 Dufy 展が開催されています。ちょうどマティス~シャガールの間の時期くらいに活躍した画家で、日本人にも大変人気のある画家です。なんといっても、その色彩感覚はパステルカラー調が多く、鑑賞する人にとってはなんとなく幸せを与えてくれる作品が多いと感じます。 特にDufyは音楽を大変親しんでいたこともあり、多くのオーケストラや数々の作曲家のオマージュを描いており、この点も私にとってはとても親しみやすく、かつほっとする点です。

日曜日なので、渋谷は大変な人でしたが、遅い午後からの入館はまあまあゆっくりと鑑賞できるスペースはありました。多くの展覧会がそうであるように歴史の流れに準じて作品が流れるように飾ってありました。 今回あらためてじっくりとDufyをしるよい機会となりましたが、時代時代で影響をうけたキーパーソンがおり、その出会いに準じて、作品も変化に富んでいました。

一番印象的だったのは、彼が版画に強く関心をもち、その後、デザイナーのポールポワレに出会うことにより、このモチーフからテキスタイル、その後においてはファッションデザインまでに発展したことです。ここの時代については全くしらなかった背景であり、でも版画の木彫りの流れがその後テキスタイルに通じたところはとても洗練されたものでした。 もともと個人的にテキスタイルはとても好きで、繰り返す模様はとても素敵である。 マティスにも通じるが、色彩も明るく、かつかわいらしい。彼のテキスタイルでデザインされたドレスもいくつか展示されていたが、とても洗練されていた。

1つ驚いたのは島根県にある石見美術館がこの木版画集は多く収蔵していること。日本にこんな美術館があり、これほどDufy作品を収蔵しているのか、、とびっくりした。

ふと、思い出したが、パリでも人気の柚木沙弥郎先生も民芸から影響うけつつ、版画~染物とテキスタイルのような雰囲気はやはりあるかも、、と版画とテキスタイルの流れを感じた。

その後、集大成というべき、明るい色彩による多彩な作品がバラエティ多く展示されていた。特にレガッタや競馬などの作品も青が基調で、どの絵もちょっとかわいらしく、かつ人に明るさをもたらせてくれるような作品が多い。

 
想像以上に大変充実した展覧会に大満足し、bunkamuraで開催していた「ドゥマゴパリ祭」というイベントで、なかなかかわいいピンブローチを発見し、かなり満足で展覧会を出ると…クライアントさんにばったり!? その後お茶してあっという間に時がたってしまいました。



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