クイーンズランド州政府事務所において現地日本人専門家による不動産投資セミナーが開催されました。 クイーンズランド州は日本人にとってはケアンズやゴールドコーストなど、とても人気のある場所でもあり、そしてロングステイなどには大変人気のある場所になります。気候のよさ、そしてライフスタイルは日本人の方は皆さん、余暇を楽しむ上でも憧れの地でもあります。
今回は、本国で活躍されていらっしゃる会計士や不動産の方、弁護士など、現実的に現地で不動産を購入したりすることを想定した場合に発生するステップや税務のことなどをレクチャー形式でしてくださいました。 かつて、クイーンズランド州は日本企業の資本も多額に投じられた時代もあり、その名残として、日本企業によって設立されたゴルフ場やコンドミニアムなどもまだ数多く残っているようです。 また、実際に滞在するとなった時に、利用できる日本語のサービス、 銀行や医療など、それらもある程度そろっていることは日本人にとって渡航しやすい理由の1つにもなります。
実際、 ビザのお手伝いをしていると、税務は特に重要なエリアであり、現実的に現地で雇用された後に発生する税務のことや企業として発生する税金、そして、不動産購入に伴う税金などなど、生活の上では重要なエリアです。そのようなところをこの機会に勉強できたことは非常に有意義でした。
今回のセミナーも会計士であるVINCENTS 渡辺様が発起人だったときいていましたので、今後、さらに日本の方がオーストラリアへ行きやすくするためにはこれらのサービスの重要性も多く語っていらっしゃいました。 なかなか複雑な数字の点を日本の方にサポートして頂ける点は安心感につながるかと思いました。
最後にはオーストラリア&ニュージーランド銀行からもいくつかの商品のご案内などもあり、日豪双方から、これらのサポートを活用することにより、より多くの皆様にご活用いただければもっと多くの方にクイーンズランド州の魅力もご理解いただけるのではないか、と思いました。
投資ビザなど、いわゆる「ビジネススキル」タイプの永住は 各州との連携が必須です。また、この州ごとに条件をもうけていることもあり、若干それぞれ、その条件が異なるのも事実です。そういう意味においてクイーンズランド州はほかの州に比較して、わりと参入しやすい州であるということを感じています。 本国側のサポーターも多く、本日レクチャーされた方々のような強力な方たちと日本から連携することにより、今後もぜひよい活性化を生みだすことができれば、と思いました。
非常に充実したセミナーでした。
オーストラリア&ニュージーランドビザ サポート&コンサルティング エキスパートとしてオーストラリアやニュージーランドにまつわるビザ情報とビジネス活動記をきままにつづっています
ビジネス奮闘記
皆さまにとってAOM Visa Consultingが身近なサービスになるようにこのブログでは少しやわらかめのトピックスもふまえて発信していきたいと思います。 オーストラリアやニュージーランド関連のほか、ふだんの活動や関心ごと含めてレポートします。 ご意見・ご感想などございましたらお気軽にメールにてお送りください。 AOM Visa Consulting Official Web site は こちらへ
2011年9月13日火曜日
2011年9月12日月曜日
イミグレーションロー実務研究会 発足 ~ アメリカEB5 ケーススタディ
業界柄、オーストラリア移民法を扱うだけではなく、日本にいる限り日本の在留資格に関する知識も大切であり、独学ではありますが、以前から勉強は継続しています。 いろいろなご縁を通じて、行政書士の中井正人先生 (Nakai Immigration Service) とは親交があり、加えて、アメリカ移民弁護士であるマーカス・カズンズ先生(Kosin's Law office) とともにアメリカ、オーストラリア、日本と各国のビザ事情については定期的にキャッチアップをしながら、双方の違いなど、話合うよき仲間であります。
そんな中、このたび、中井先生を中心として、各国のビザや移民法についての知識を高める為に「イミグレーションロー実務研究会」 =通称:イミケン が発足しました。主に対象は普段日本の在留資格関係を多く取り扱う行政書士の方としており、この中で、各国の事情をふまえて将来的には日本のビザ事情についても比較することで、よいしくみとなっていければと思います。
第一回目は、カズンズ先生によるEB-5 いわゆる投資ビザのケーススタディとなりました。
私自身もあまりこのビザクラスについては詳しくなかったのですが、失業率の高い地域やある企業に投資することにより、アメリカ国内の雇用創出につなげる、というもので、特に地域センターといわれる特定地域に対する投資については「ファンド」という形により申請者は投資することになるしくみです。 ファンドはあらかじめ、アメリカ移民省から認可をうけているものが対象となりますがざっと200近くあるために、これらの中で、どのファンドに投資するか、またどんな地域やどんな企業に投資するか、などはすべて申請者の責任により判断することになるため、それほど簡単な状況ではありません。
ただ、条件については金額が50万㌦(地域センターではなく、企業など自身で選択する場合は100万ドル)という以外は特別、大きな条件はなく、年齢制限や英語力、ビジネス経験などなど、何も規定するものはありません。 そのような意味としては、バーが低いかもしれません。
最近は、特に震災後について弊社も日本を脱出する目的で永住権や、お子様の教育のことを検討して学生ビザなど、海外における居住を念頭においたお問い合わせがとても増えております。 オーストラリア&ニュージーランドともに投資ビザカテゴリーが存在し、考え方としてはアメリカと似ていますが、英語力をはじめとるす諸条件がありますので、この点は若干アメリカとは異なるかと。
ただ、アメリカも、金額のみといえども、投資=どこに投資するかに対してのリスクは高いものです。 こういう点で、安全な方法、とは言い難いでしょう。
~ざっとケーススタディを通じて、オーストラリア&ニュージーランドとはよい比較となりました。
日本にはまだこのようなタイプのビザが存在しないため、法務省も将来的に検討してもよいのではないかとも思います。
レクチャー後は皆さんと懇親会にて楽しいひと時をすごしました。行政書士の先生たちも、なんとなく同業者という気持ちで、今後もぜひよい 会を継続できればと思います。
次回は11月14日に私のほうからオーストラリア移民法についての基礎知識など、初めての方でもわかりやすくご説明できればと思います。
そんな中、このたび、中井先生を中心として、各国のビザや移民法についての知識を高める為に「イミグレーションロー実務研究会」 =通称:イミケン が発足しました。主に対象は普段日本の在留資格関係を多く取り扱う行政書士の方としており、この中で、各国の事情をふまえて将来的には日本のビザ事情についても比較することで、よいしくみとなっていければと思います。
第一回目は、カズンズ先生によるEB-5 いわゆる投資ビザのケーススタディとなりました。
私自身もあまりこのビザクラスについては詳しくなかったのですが、失業率の高い地域やある企業に投資することにより、アメリカ国内の雇用創出につなげる、というもので、特に地域センターといわれる特定地域に対する投資については「ファンド」という形により申請者は投資することになるしくみです。 ファンドはあらかじめ、アメリカ移民省から認可をうけているものが対象となりますがざっと200近くあるために、これらの中で、どのファンドに投資するか、またどんな地域やどんな企業に投資するか、などはすべて申請者の責任により判断することになるため、それほど簡単な状況ではありません。
ただ、条件については金額が50万㌦(地域センターではなく、企業など自身で選択する場合は100万ドル)という以外は特別、大きな条件はなく、年齢制限や英語力、ビジネス経験などなど、何も規定するものはありません。 そのような意味としては、バーが低いかもしれません。
最近は、特に震災後について弊社も日本を脱出する目的で永住権や、お子様の教育のことを検討して学生ビザなど、海外における居住を念頭においたお問い合わせがとても増えております。 オーストラリア&ニュージーランドともに投資ビザカテゴリーが存在し、考え方としてはアメリカと似ていますが、英語力をはじめとるす諸条件がありますので、この点は若干アメリカとは異なるかと。
ただ、アメリカも、金額のみといえども、投資=どこに投資するかに対してのリスクは高いものです。 こういう点で、安全な方法、とは言い難いでしょう。
~ざっとケーススタディを通じて、オーストラリア&ニュージーランドとはよい比較となりました。
日本にはまだこのようなタイプのビザが存在しないため、法務省も将来的に検討してもよいのではないかとも思います。
レクチャー後は皆さんと懇親会にて楽しいひと時をすごしました。行政書士の先生たちも、なんとなく同業者という気持ちで、今後もぜひよい 会を継続できればと思います。
次回は11月14日に私のほうからオーストラリア移民法についての基礎知識など、初めての方でもわかりやすくご説明できればと思います。
2011年9月4日日曜日
ウーマンズ・イニシアチブ・フォーラム in Tokyo
先日に引き続き、今日も起業についての話題です。
日曜日でしたが、ウーマンズ・イニシアチブ・フォーラム in Tokyo というフォーラムに参加してきました。これは、カルティエが毎年開催している女性起業家のためのビジネスプランコンテストがあり、そのプロモーションの一環として開催されました。ビジネスコンサルタント大手、マッキンゼー・アンド・カンパニーがサポーターとなり、このビジネスプランにおいても指導に携わる、というかなり贅沢な内容でした。 今年は5回目ということで、グローバルに地域別にその受賞が決まるようですが、日本からの参加者がまだまだ少ない、ということもあり、昨年の受賞者による講演からはじまり、今、日本社会における女性の雇用状況、そして経営陣としての地位など、現状を把握する上でも大変参考になる内容でした。
会場は、予想以上に大変多くの女性が参加しており、そして、その大半がすでに起業しているか、これから起業を考えている方という、こんなに多くの方が今、このテーマに強い関心をもっているのかととても勇気づけられました。
昨年の受賞者であるインドの女性が起業したビジネス「Travel Another India 」を紹介し、観光業でも、特に地方と観光をつなげることにより、経済活性化、そして雇用創出している社会貢献型ビジネスの奮闘記をリアルに語って下さいました。 彼女が強く主張していたのは、起業=リスクはとても大きい、しかし、それに立ち向かうことによって得られる意義、やりがい、達成感は何ものにも替えられず、リスク以上に生きる力を得られる、ということでした。 また、ネットイヤーグループ CEO石黒さんは 「起業=リスクではなく、 起業後、さらにその会社を大きくすること=これがまさにリスクである」…ということをおっしゃっていました。 起業の時点における社会的責任の大きさと、事業拡大にともなう社会的責任の大きさはまったく異なるということ・・・・確かにそうだ、と思いました。
これらの講演前にマッキンゼーディレクターや支社長から「起業」ということについて、そして「女性の社会における価値」などの分析が大変興味深い内容でした。
まず、起業するにあたって重要なことはこの3つ。
1.事業戦略の明確化されているか?
2.どこで経済価値を創出するか?(利益を生むシステムにするか)
3.起業に必要な条件を兼ね備えているか?
起業に必要な条件とは?
1.アイデア
2.人材
3.協力先
4.資金調達力
そして5Cというものがキーになるということ。
1. Compete (競争)
2. Concentrate (統合)
3. Capture (価値向上)
4. Create (創造性)
5. Cooperate (連携&企業とのアライアンス)
* どこで勝負するか?
* 競合との差別化・強みの根底=真似されないためのしかけの作り方
* 市場のタイミングや環境
これだけ挙げられるとなかなか大変にも感じますが、まずは自分のアイデアなどを客観的に人へ明確に伝えられ、そして、その価値が社会的に認められるものか、ということが大切である、ということをおっしゃっていました。 確かにアイデアだけもんもんとしていても、なかなか形にはならないものです。 そういう意味で「コンセプト」がいかに重要か、ということになります。
また、女性の社会における価値ですが、これも面白かったです。 経営陣またはリーダー的なポジションに女性が入ることにより、より企業における価値が高まるケースが圧倒的に多いこと、そして柔軟性がでて、創造力も高まる。また、何よりも利益率が高くなる、ということが数字として明確な説得性を示しているようです。 明らかに男性と違うところはその、リーダーシップスタイルやインスピレーションだそうです。 確かに、女性としての視点という意味では、リーダーシップの方法はより細やかにチームメンバーの適正をつかみ、そしてうまく人を動かすことができるのかもしれません。
マッキンゼーからはお二人女性がこれらのプレゼンをして下さいましたが、その洞察力、そして、ゲストスピーカーとのモデレータも非常にバランス取れている内容で、これも印象的でした。
最後に、石黒さんがおっしゃっていたこともなるほど、と思いましたがなんとなく、今まだ「女性らしい起業」が多いということ。「女性」ならでは、のアイデアが多く、これは私自身も時々感じます。
ターゲットを女性メインに絞るのではなく、社会全体としての存在意義、ということもふまえて、視野の広い起業もみすえていきたい、という感じです。スタンフォードで磨かれたそのサバサバ感は非常に説得力があり、彼女らしい意見でした。
これらをふまえ、今 私自身の関心事はやはり「グローバル人材育成」です。この課題への取り組みとしてオーストラリアン・インターンシップをぜひ活用してほしい、と思っている次第です。
このキーワードがすっかり日本では定着した今、ある意味和製英語でもあるのですが、要は、日本は今、この課題にかなり真剣に立ち向かわなければいけない現実が今、日本の雇用社会にあることは事実です。 その流れもあり、このようなフォーラムも活発化していることもあります。 元気なのは女性が多い・・・日本社会において、女性が牽引していくことはもちろん歓迎です。 女性に限らず、若い方がどんどん海外に関心をもち=と、いうか、危機感をもち、自分たちの今までのスタイルのみではもう他の国の若者とは対等にビジネスも難しい・・・・と思うくらいの気持ちになってほしいと思います。
今の世の中、情報はあふれ、そして、スピーディな中、なんでもインターネットやツイッター、facebookなどで、情報を手にとり、知識を高めることができます。しかし、経験というのは、ネットの世界だけではないということ、あくまでもこれらは「道具(Tool)」 であり、ここから、自分の世界をどのようにしていくかという道を決める情報箱でもあります。 経験を積む、ということはある意味行動力を自分でおこしていかなければならない次のステージであり、この点が、今の若者が大変消極的な点です。 現場を知り、体験してみる、そして若いうちはラッキーなのは、「失敗してもチャンスがある」ということです。年齢とともにリスクが高くなることは周知のことであり、この点をもっと、今、何をすることが最も価値あることか、という視点で考えてほしいです。
そんな多くのことをあらためて考えさせられた1日でした。 とても有意義なフォーラムでした。世界におけるアジア=特に新興国の強さや存在意義、あらためて実感もした日でした。
日曜日でしたが、ウーマンズ・イニシアチブ・フォーラム in Tokyo というフォーラムに参加してきました。これは、カルティエが毎年開催している女性起業家のためのビジネスプランコンテストがあり、そのプロモーションの一環として開催されました。ビジネスコンサルタント大手、マッキンゼー・アンド・カンパニーがサポーターとなり、このビジネスプランにおいても指導に携わる、というかなり贅沢な内容でした。 今年は5回目ということで、グローバルに地域別にその受賞が決まるようですが、日本からの参加者がまだまだ少ない、ということもあり、昨年の受賞者による講演からはじまり、今、日本社会における女性の雇用状況、そして経営陣としての地位など、現状を把握する上でも大変参考になる内容でした。
会場は、予想以上に大変多くの女性が参加しており、そして、その大半がすでに起業しているか、これから起業を考えている方という、こんなに多くの方が今、このテーマに強い関心をもっているのかととても勇気づけられました。
昨年の受賞者であるインドの女性が起業したビジネス「Travel Another India 」を紹介し、観光業でも、特に地方と観光をつなげることにより、経済活性化、そして雇用創出している社会貢献型ビジネスの奮闘記をリアルに語って下さいました。 彼女が強く主張していたのは、起業=リスクはとても大きい、しかし、それに立ち向かうことによって得られる意義、やりがい、達成感は何ものにも替えられず、リスク以上に生きる力を得られる、ということでした。 また、ネットイヤーグループ CEO石黒さんは 「起業=リスクではなく、 起業後、さらにその会社を大きくすること=これがまさにリスクである」…ということをおっしゃっていました。 起業の時点における社会的責任の大きさと、事業拡大にともなう社会的責任の大きさはまったく異なるということ・・・・確かにそうだ、と思いました。
これらの講演前にマッキンゼーディレクターや支社長から「起業」ということについて、そして「女性の社会における価値」などの分析が大変興味深い内容でした。
まず、起業するにあたって重要なことはこの3つ。
1.事業戦略の明確化されているか?
2.どこで経済価値を創出するか?(利益を生むシステムにするか)
3.起業に必要な条件を兼ね備えているか?
起業に必要な条件とは?
1.アイデア
2.人材
3.協力先
4.資金調達力
そして5Cというものがキーになるということ。
1. Compete (競争)
2. Concentrate (統合)
3. Capture (価値向上)
4. Create (創造性)
5. Cooperate (連携&企業とのアライアンス)
* どこで勝負するか?
* 競合との差別化・強みの根底=真似されないためのしかけの作り方
* 市場のタイミングや環境
これだけ挙げられるとなかなか大変にも感じますが、まずは自分のアイデアなどを客観的に人へ明確に伝えられ、そして、その価値が社会的に認められるものか、ということが大切である、ということをおっしゃっていました。 確かにアイデアだけもんもんとしていても、なかなか形にはならないものです。 そういう意味で「コンセプト」がいかに重要か、ということになります。
また、女性の社会における価値ですが、これも面白かったです。 経営陣またはリーダー的なポジションに女性が入ることにより、より企業における価値が高まるケースが圧倒的に多いこと、そして柔軟性がでて、創造力も高まる。また、何よりも利益率が高くなる、ということが数字として明確な説得性を示しているようです。 明らかに男性と違うところはその、リーダーシップスタイルやインスピレーションだそうです。 確かに、女性としての視点という意味では、リーダーシップの方法はより細やかにチームメンバーの適正をつかみ、そしてうまく人を動かすことができるのかもしれません。
マッキンゼーからはお二人女性がこれらのプレゼンをして下さいましたが、その洞察力、そして、ゲストスピーカーとのモデレータも非常にバランス取れている内容で、これも印象的でした。
最後に、石黒さんがおっしゃっていたこともなるほど、と思いましたがなんとなく、今まだ「女性らしい起業」が多いということ。「女性」ならでは、のアイデアが多く、これは私自身も時々感じます。
ターゲットを女性メインに絞るのではなく、社会全体としての存在意義、ということもふまえて、視野の広い起業もみすえていきたい、という感じです。スタンフォードで磨かれたそのサバサバ感は非常に説得力があり、彼女らしい意見でした。
これらをふまえ、今 私自身の関心事はやはり「グローバル人材育成」です。この課題への取り組みとしてオーストラリアン・インターンシップをぜひ活用してほしい、と思っている次第です。
このキーワードがすっかり日本では定着した今、ある意味和製英語でもあるのですが、要は、日本は今、この課題にかなり真剣に立ち向かわなければいけない現実が今、日本の雇用社会にあることは事実です。 その流れもあり、このようなフォーラムも活発化していることもあります。 元気なのは女性が多い・・・日本社会において、女性が牽引していくことはもちろん歓迎です。 女性に限らず、若い方がどんどん海外に関心をもち=と、いうか、危機感をもち、自分たちの今までのスタイルのみではもう他の国の若者とは対等にビジネスも難しい・・・・と思うくらいの気持ちになってほしいと思います。
今の世の中、情報はあふれ、そして、スピーディな中、なんでもインターネットやツイッター、facebookなどで、情報を手にとり、知識を高めることができます。しかし、経験というのは、ネットの世界だけではないということ、あくまでもこれらは「道具(Tool)」 であり、ここから、自分の世界をどのようにしていくかという道を決める情報箱でもあります。 経験を積む、ということはある意味行動力を自分でおこしていかなければならない次のステージであり、この点が、今の若者が大変消極的な点です。 現場を知り、体験してみる、そして若いうちはラッキーなのは、「失敗してもチャンスがある」ということです。年齢とともにリスクが高くなることは周知のことであり、この点をもっと、今、何をすることが最も価値あることか、という視点で考えてほしいです。
そんな多くのことをあらためて考えさせられた1日でした。 とても有意義なフォーラムでした。世界におけるアジア=特に新興国の強さや存在意義、あらためて実感もした日でした。
2011年9月1日木曜日
日本の学生は本当に内向き? メンティーとの就職お祝い会
今日はいわゆる「いまどきの学生は本当に内向き?」というテーマで少しお話したいと思います。
課外活動ではありますが、昨年は随分と起業家活性化にともなう活動をMIT Enterprise Forum of Japanという団体で活動していました。これはアメリカMIT傘下になる団体で、世界中に28事務所あり、日本支部という形で、起業したい人たちへのメンタ―活動やビジネスプランコンテストを実施しています。この活動で出会ったビジネスプランを実施する学生を長く支援しており、このたび晴れて就職が決まったということでお祝い会をしました。 彼らは昨年、台湾で開催されたビジネスプランコンテストでも華々しい賞を受賞したチームであり、凝縮したメンタリングが記憶に新しいです。
卒業してすぐに起業する道もありますが、いろいろ皆さん考えた結果、就職する道を選びました。この日に集まったのは彼のビジネスプランチーム、そして就職がきっかけで同期になった人、同級生などなど総勢男女6名+ビジネスコンサルタントをしている友人メンタ―と私で、行き先はグーグルX2、リクルート、大手商社X2、来年にむけてのあらたなシュウ活など、本当に企業の名だけでも華々しく、驚くほどです。うち、1人は今年から商社に既に入社3か月経過、もう一人は誰もが憧れるトップ外資証券会社を辞退し、この商社を選択・・・・と、これもまた興味深いことでした。 それぞれに企業を選んだ理由やこれからやりたいこと、そして、今まで温めてきているビジネスプランの方向性・・・などなど、皆具体的な道があり、ひとりひとりやりたいこと、そして、今後会社にはいったあと、そしてその先にあるものなどなど志について語りました。 日本企業を選択するか、外資企業を選択するか、そして、その理由はなぜ? どんなことが日本企業では学べるか・・・ 個性にあったそれぞれの選択の理由は素直に納得しました。
・・・それにしても、いま世間でよく言われている「日本の学生は内向き」 というキーワードは本当なのか、と時々疑問にも思います。 実際、彼らとすごした昨年から多くの事を考え、話合い、目標にむかって、実践し・・・と繰り返してきた私たちにとって、今の学生は純粋に2極化していると感じています。 向上心が旺盛な学生も実は多く、その彼らの目指す道は非常に視野も広く、そして、それこそグローバル⇒世界を視野にいれて、非常に勤勉であり、本当に優秀な人も多いと感じます。 こういう学生たちは、自分の足で、自分の道をみつけていっており、その信念の強さはとてもさわやかで、しみじみ彼らの就職活動記から実感しました。 昨年から随分と彼らを含めて学生たちと接する時間が多かった私ですが、皆本当に優秀だなぁ・・・・と思う事が多い人ばかりでした。
学生時代にこんな仲間と出会い、切磋琢磨しているみんながとても私は羨ましく思います。 自分の歩んできた道はさすがに「音楽」の環境であったため、あまりに環境が違いすぎた・・・・事も事実なのですが(ピアノの先生や音楽関係者が圧倒的多い)、それでも、めぐりめぐって自分自身も不思議なくらい稀有なキャリアを積んできたのかもしれない、、、ともふと思いました。
そして、今回唯一学年が1つ上であった方がいらしたので、彼が1歩先に入社した商社における奮闘記は非常に印象的でした。 まさに水事業=オーストラリアチームで活躍しているようで、ここからまたみんなで「なぜ水事業が今必要なのか?」「なぜ、オーストラリア?」「商社のビジネスモデルの変遷とは?」「商社=ニッポン株式会社ビジネスモデル?」などなど・・・・目からウロコ、な話もあり、私もとっても勉強になりました。
オーストラリアのインフラ事業への活発な事業活動はこれから非常に楽しみでもあります。日本は重要なビジネスパートナーとして、彼を含めて、ぜひ日豪ビジネスの橋渡しになってほしいと思います。
とても楽しいお祝い会でした。人材は非常に重要であり、年齢や国関係なく、バランス感覚をもちながら、こなしていけることが価値あることと思います。 こんな若い人たちがどんどん増えて、そして日本を支える基盤になってほしいと節に願います。
またいつかみんなでお会いする日を楽しみにしています。
課外活動ではありますが、昨年は随分と起業家活性化にともなう活動をMIT Enterprise Forum of Japanという団体で活動していました。これはアメリカMIT傘下になる団体で、世界中に28事務所あり、日本支部という形で、起業したい人たちへのメンタ―活動やビジネスプランコンテストを実施しています。この活動で出会ったビジネスプランを実施する学生を長く支援しており、このたび晴れて就職が決まったということでお祝い会をしました。 彼らは昨年、台湾で開催されたビジネスプランコンテストでも華々しい賞を受賞したチームであり、凝縮したメンタリングが記憶に新しいです。
卒業してすぐに起業する道もありますが、いろいろ皆さん考えた結果、就職する道を選びました。この日に集まったのは彼のビジネスプランチーム、そして就職がきっかけで同期になった人、同級生などなど総勢男女6名+ビジネスコンサルタントをしている友人メンタ―と私で、行き先はグーグルX2、リクルート、大手商社X2、来年にむけてのあらたなシュウ活など、本当に企業の名だけでも華々しく、驚くほどです。うち、1人は今年から商社に既に入社3か月経過、もう一人は誰もが憧れるトップ外資証券会社を辞退し、この商社を選択・・・・と、これもまた興味深いことでした。 それぞれに企業を選んだ理由やこれからやりたいこと、そして、今まで温めてきているビジネスプランの方向性・・・などなど、皆具体的な道があり、ひとりひとりやりたいこと、そして、今後会社にはいったあと、そしてその先にあるものなどなど志について語りました。 日本企業を選択するか、外資企業を選択するか、そして、その理由はなぜ? どんなことが日本企業では学べるか・・・ 個性にあったそれぞれの選択の理由は素直に納得しました。
・・・それにしても、いま世間でよく言われている「日本の学生は内向き」 というキーワードは本当なのか、と時々疑問にも思います。 実際、彼らとすごした昨年から多くの事を考え、話合い、目標にむかって、実践し・・・と繰り返してきた私たちにとって、今の学生は純粋に2極化していると感じています。 向上心が旺盛な学生も実は多く、その彼らの目指す道は非常に視野も広く、そして、それこそグローバル⇒世界を視野にいれて、非常に勤勉であり、本当に優秀な人も多いと感じます。 こういう学生たちは、自分の足で、自分の道をみつけていっており、その信念の強さはとてもさわやかで、しみじみ彼らの就職活動記から実感しました。 昨年から随分と彼らを含めて学生たちと接する時間が多かった私ですが、皆本当に優秀だなぁ・・・・と思う事が多い人ばかりでした。
学生時代にこんな仲間と出会い、切磋琢磨しているみんながとても私は羨ましく思います。 自分の歩んできた道はさすがに「音楽」の環境であったため、あまりに環境が違いすぎた・・・・事も事実なのですが(ピアノの先生や音楽関係者が圧倒的多い)、それでも、めぐりめぐって自分自身も不思議なくらい稀有なキャリアを積んできたのかもしれない、、、ともふと思いました。
そして、今回唯一学年が1つ上であった方がいらしたので、彼が1歩先に入社した商社における奮闘記は非常に印象的でした。 まさに水事業=オーストラリアチームで活躍しているようで、ここからまたみんなで「なぜ水事業が今必要なのか?」「なぜ、オーストラリア?」「商社のビジネスモデルの変遷とは?」「商社=ニッポン株式会社ビジネスモデル?」などなど・・・・目からウロコ、な話もあり、私もとっても勉強になりました。
オーストラリアのインフラ事業への活発な事業活動はこれから非常に楽しみでもあります。日本は重要なビジネスパートナーとして、彼を含めて、ぜひ日豪ビジネスの橋渡しになってほしいと思います。
とても楽しいお祝い会でした。人材は非常に重要であり、年齢や国関係なく、バランス感覚をもちながら、こなしていけることが価値あることと思います。 こんな若い人たちがどんどん増えて、そして日本を支える基盤になってほしいと節に願います。
またいつかみんなでお会いする日を楽しみにしています。
2011年8月23日火曜日
東北 被災地へ ~女川ほか石巻・南三陸へ
![]() |
女川町中心地 |
南三陸は地震直後に、オーストラリアの救助隊が支援にはいったことが経緯となり、4月にギラード首相も訪問した町です。 石巻・女川・南三陸 ともに、最も被害の大きかった地域であり、現場に車に入るに従い、言葉も失う状況でした。 ただ、友人はこの5カ月の経過をほぼすべて見てきていることもあり、だいぶ片付いた・・・ということを淡々と教えてくれました。
![]() |
コンクリートが横たわる。奥には入江 |
![]() |
南三陸町 |
町がどこもかしこもがれき、そして、鉄くずのような中、妙に各町でも向日葵が強く咲いていました。それでも、その向日葵もうなだれた咲き方であり、元気になるはずの花ですがさみしささえ感じさせていました。
女川の友人に言われたことは、このような現場である、ということをぜひ東京の人にも伝えてほしい・・・ということでした。 新幹線で東京へ戻り、また何気ない大混雑の駅で、東京はやはり被災地から感覚が遠い、と感じました。 多くの事を話したことを記憶に残しつつ、今後の復興に少しでもお役にたてればと思います。
2011年8月7日日曜日
アサヒ ニュージーランド飲料企業 買収へ
最近の飲料業界の海外戦略は非常に積極的に感じています。 先日、キリンがブラジル企業の買収へ、という記事が大変大きく報道されましたが、アサヒもキリンと並ぶほど、猛勢をかけており、特に両企業によるオーストラリア・ニュージーランドマーケットへの参入は著しい状況です。今回は、アサヒによるニュージーランドの酒類大手、インディペンデント・リカーという会社の買収になりますが、国内シェアは1位、オーストラリアでも3位という巨大企業です。
この飲料業界の積極性はどんなマーケット背景があるのか、と思いますが、商品開発などの分野において、海外企業との連携についてはメリットも多そうです。もちろん、日本のブランドが海外へ認知度をあげていくためにも非常に消費者にとっては魅力的にも感じています。
個人的に感じるのは、このオセアニアに買収が集中するのは、やはり、市場規模はアメリカやヨーロッパに比較すると中的規模であること、そして、先進国+アジアマーケット開拓の先端として、これらの国からアジアへも浸透させることが有利なのか・・・とふと思います。 また、アジアでだけでなく、先日のモスバーガーによるオーストラリア進出の際に理由としてあげていましたが、オーストラリア・ニュージーランド共にヨーロッパからの移民が多い国であり、それらの移民の人たちのテストマーケティングをする市場として活用でき、ゆくゆくはヨーロッパ市場開拓へ導く、という点も大きなポイントかと思います。 移民国家はいろいろ言ってもやはり、もともとルーツのある国の文化や習慣、そして好みなどはそのまま受け継いでいるものであり、彼らが移民先に移ったとしても、それらのIdentityは根強く継続するものです。
オセアニアマーケットというのは、様々な人種が混在して、かつコンパクトな市場であるがゆえ、テストマーケティングするには有効なのではないか、と感じています。そして、比較的移民の国は新しいものを受け入れる、という点に関して、寛容な面もあることも事実です。
そういう意味で、日本企業は最近ターゲットをオーストラリア&ニュージーランドに目をむけているのか・・・と個人的には分析している次第です。
何はともあれ、このような活動が広がることは、日本人消費者にとっても刺激的であるため、日本企業はもっとpotentialを感じて、進出につながれば嬉しいです。
この飲料業界の積極性はどんなマーケット背景があるのか、と思いますが、商品開発などの分野において、海外企業との連携についてはメリットも多そうです。もちろん、日本のブランドが海外へ認知度をあげていくためにも非常に消費者にとっては魅力的にも感じています。
個人的に感じるのは、このオセアニアに買収が集中するのは、やはり、市場規模はアメリカやヨーロッパに比較すると中的規模であること、そして、先進国+アジアマーケット開拓の先端として、これらの国からアジアへも浸透させることが有利なのか・・・とふと思います。 また、アジアでだけでなく、先日のモスバーガーによるオーストラリア進出の際に理由としてあげていましたが、オーストラリア・ニュージーランド共にヨーロッパからの移民が多い国であり、それらの移民の人たちのテストマーケティングをする市場として活用でき、ゆくゆくはヨーロッパ市場開拓へ導く、という点も大きなポイントかと思います。 移民国家はいろいろ言ってもやはり、もともとルーツのある国の文化や習慣、そして好みなどはそのまま受け継いでいるものであり、彼らが移民先に移ったとしても、それらのIdentityは根強く継続するものです。
オセアニアマーケットというのは、様々な人種が混在して、かつコンパクトな市場であるがゆえ、テストマーケティングするには有効なのではないか、と感じています。そして、比較的移民の国は新しいものを受け入れる、という点に関して、寛容な面もあることも事実です。
そういう意味で、日本企業は最近ターゲットをオーストラリア&ニュージーランドに目をむけているのか・・・と個人的には分析している次第です。
何はともあれ、このような活動が広がることは、日本人消費者にとっても刺激的であるため、日本企業はもっとpotentialを感じて、進出につながれば嬉しいです。
2011年8月6日土曜日
マレーシアの移民政策~8月から不法滞在者を合法に認可
ニュースで特集していて、興味深かったので、オセアニアではないですが、ご紹介したいと思います。
8月からマレーシア政府は現在不法滞在しながら就労している外国人に対し、合法的に就労・居住を認可する方向で決めました。最近の急激な経済成長に伴い、多くの外国人が職を求めてマレーシアにやってきており、そして、不法滞在しながら、職をみつけ、滞在を継続している数が急増しているということです。 実際問題、アメリカをはじめ、先進国においては、ときに、その国の経済を支えている背景に、その国の人たちが就かないような職種をこれらの外国人が支えているケースが多々あります。 一時、アメリカもメキシコ人をはじめとする大量の不法滞在者が増加し、合法的に認める動きもありました。 そして、今回、マレーシアも、現在、外国人の数があまりに増えてしまい、彼らの人権を保護することをしなければ、将来的にもその外国人勢力の強さが国家の統制をとるにあたり、政情不安を引き起こす懸念もあり、今回このような政策に取り組んだということです。 ただし、このプログラムは今月1ヶ月という超短期期間の間に、申し出のある人に限られ、また、不法就労者たちは政府の認可する業者に登録義務があります。このことにより、政府側からも個々の状況を把握することが可能となる、ということです。 「就労」はあくまでも、一時的な期間となるため、コントロールする上でも経済状況が不景気になった際には、この外国人を出国させる、という状況にもなりそうな雰囲気です。
どこの国も経済が活性化している国には職を求めて人がやってくるものであり、これらの人口移動に伴う、移民政策問題というのは非常に繊細な問題でもあります。特に先日北欧であったテロ事件はかなりショッキングでしたが、あの理由も結局「イスラム人が増加したことにより職を奪われている・・・・」という反感感情から発展したもの、ときいて大変驚きました。 フランスなどは、長年のアフリカ植民地との関係もあり、アフリカなどから流入してくる外国人との雇用問題、移民政策問題は常に頭の痛い問題です。
マレーシア、というのは今まではきっと後進国というカテゴリーだったかもしれませんが、今後アセアンにおける国の存在感をふまえ、急激にこれらの移民政策においても、状況が変化しそうです。
日本人には身近なところで、最近は「マレーシア=リタイアメント&ロングステイの場所」として大変人気があります。 これも結局移民政策のうちの1つであり、経済活性化を生むためにも、経済的要件を満たす外国人に関しては非常に寛大に誘致している状況であり、大変成功しているのも事実です。
今後、マレーシアは、様々な意味で、この移民政策、ということに対し、積極的にとりくんでいくのではないかと感じました。
8月からマレーシア政府は現在不法滞在しながら就労している外国人に対し、合法的に就労・居住を認可する方向で決めました。最近の急激な経済成長に伴い、多くの外国人が職を求めてマレーシアにやってきており、そして、不法滞在しながら、職をみつけ、滞在を継続している数が急増しているということです。 実際問題、アメリカをはじめ、先進国においては、ときに、その国の経済を支えている背景に、その国の人たちが就かないような職種をこれらの外国人が支えているケースが多々あります。 一時、アメリカもメキシコ人をはじめとする大量の不法滞在者が増加し、合法的に認める動きもありました。 そして、今回、マレーシアも、現在、外国人の数があまりに増えてしまい、彼らの人権を保護することをしなければ、将来的にもその外国人勢力の強さが国家の統制をとるにあたり、政情不安を引き起こす懸念もあり、今回このような政策に取り組んだということです。 ただし、このプログラムは今月1ヶ月という超短期期間の間に、申し出のある人に限られ、また、不法就労者たちは政府の認可する業者に登録義務があります。このことにより、政府側からも個々の状況を把握することが可能となる、ということです。 「就労」はあくまでも、一時的な期間となるため、コントロールする上でも経済状況が不景気になった際には、この外国人を出国させる、という状況にもなりそうな雰囲気です。
どこの国も経済が活性化している国には職を求めて人がやってくるものであり、これらの人口移動に伴う、移民政策問題というのは非常に繊細な問題でもあります。特に先日北欧であったテロ事件はかなりショッキングでしたが、あの理由も結局「イスラム人が増加したことにより職を奪われている・・・・」という反感感情から発展したもの、ときいて大変驚きました。 フランスなどは、長年のアフリカ植民地との関係もあり、アフリカなどから流入してくる外国人との雇用問題、移民政策問題は常に頭の痛い問題です。
マレーシア、というのは今まではきっと後進国というカテゴリーだったかもしれませんが、今後アセアンにおける国の存在感をふまえ、急激にこれらの移民政策においても、状況が変化しそうです。
日本人には身近なところで、最近は「マレーシア=リタイアメント&ロングステイの場所」として大変人気があります。 これも結局移民政策のうちの1つであり、経済活性化を生むためにも、経済的要件を満たす外国人に関しては非常に寛大に誘致している状況であり、大変成功しているのも事実です。
今後、マレーシアは、様々な意味で、この移民政策、ということに対し、積極的にとりくんでいくのではないかと感じました。
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